« (25.9.11) ロドリゴ 北アルプス縦断記 その7 槍ヶ岳から南岳へ | トップページ | (25.9.13) ロドリゴ 北アルプス縦断記 その8 キレット越え »

(25.9.12) 中国経済の失速とオーストラリア政治への影響  中国離れが始まった

Dscf50571
(ネパールのシバ神 日本の仁王様)

 オーストラリア政変が起こっている。最近行われた総選挙で与党労働党が大敗し、野党連合の自由党・国民党が過半数の議席を確保した。
もっとも日本人はオーストラリアの政治について普段注意を払わないから、このことが何を意味するか分からないだろうが、日本人が分かりやすい例でいうと、民主党が破れて自民党と公明党の地滑り的勝利と同じだと言えばイメージがわくだろう。

 労働党は中国に対し親中政策をとり、反対に日本に対しては捕鯨問題等で非常に厳しい態度をとってきた。
また環境保護には熱心で企業に炭素税を課して、アンチ企業のイメージを強く打ち出していたが、内部では政争が絶えずラッド氏ギラード氏が交互に党首を交代し、足の引っ張り合いをしていた。
親中国、環境保護、内部抗争と言えば日本の民主党とそっくりだと分かるだろう。

注)鳩山元首相は二酸化炭素25%削減を公約したし、小沢訪中団は民主党議員143名を引き連れ胡錦濤主席に拝謁した。

 労働党が政権に着いたのは2007年で、その後約6年間にわたって政権を維持できたのは(日本の民主党は約3年半)、もっぱら中国経済の好調に引っ張られて石炭と鉄鉱石の輸出が好調だったからだ。

注)オーストラリア経済の実態については「オーストラリア経済の曲がり角」という記事を記載してある。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-45ae.html

 だが、所詮はオーストラリア経済は中国経済の影であり中国経済の失速に伴いオーストラリア経済に黄色信号がともり始めた。
鉄鉱石も石炭もその主要な輸出先である中国が購入してくれなくてはどうにもならない。
鉱物資源の輸出が不調になるにつれ企業から不満が噴出しだした。
企業経営が追い込まれているのに炭素税まで支払っていては企業が持たない
労働党のギラード政権は国民からすっかり嫌われ、総選挙で敗れて下野した。

 オーストラリアの貿易額の約20%は対中国で、これはどこの国に対する貿易額より大きい。
しばらく前まではオーストラリアにとって最高のお得意先は日本だったが、最近は中国で日本との差は開くばかりだった。
そのためオーストラリアはすっかり中国経済に取り込まれ、口を開けば「最大の友好国は中国」で、一方日本などはどのように取り扱っても怖くないと思うようになっていた。
日本はクジラを食べる野蛮国だ!!!」
労働党政権はシー・シェパードを実質的に応援し、日本を提訴している。

 しかしここにきて経済情勢は大幅に転換されつつある。
中国経済の停滞、日本経済の復活が明確になるにつれ、労働党政権の対中国シフトに疑問が投げかけられるようになったからだ。
もしかしたら中国は非民主主義国家ではなかったかしら・・・・・・・・・・」

 今世界各国で中国の影響力の後退が始まっている。
親中国政権だった日本の民主党も下野し、同じくオーストラリアの労働党も下野した。
インド洋の島国モルディブでは親中国政府が親インド政府に変わってインド洋の覇権争いでインドが巻き返している。
ミャンマーはすっかり中国離れをしたし、今中国と一蓮托生の運命をかけているのは韓国のパク・クネ政権ぐらいだ。
憎い日本をたたくために一緒に頑張りましょう」

注)パク・クネ政権は日本のオリンピック招致を妨害するため、意図的に日本からの海産物の輸入禁止措置をとって福島原発の汚染水問題をアピールしたが、安倍首相の反撃にあって失敗した。

 こうして中国経済の失速に伴い、金の切れ目は縁の切れ目になりつつある。オーストラリア自由党は日本、アセアンとの友好関係の再構築に乗り出し、中国一辺倒の政治姿勢を転換しようとしている。
リーマンショック時に中国との結びつきを強化して不況を乗り切ったオーストラリアは、今度はその中国経済の停滞を見て、「次は日本とアセアンだ」と巧みな国際政治の遊泳術を発揮している。
人口2500万人の資源と農産物と観光以外に何もない国では、そうした遊泳術以外に生き残るすべがないのだろう。

なお、オーストラリア経済についての記事は以下にまとめて入っております。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat44300846/index.html


(別件)ちはら台・おゆみ野ハーフ・フルマラソン開催のお知らせ。

以下の日程でハーフ・フルマラソンを開催します。

・日程 10月6日(日) 10時スタート
・集合場所 ちはら台かずさの道 ちはら台走友会集合場所(地図添付)
・コース  ちはら台のかずさの道とおゆみ野の四季の道を使用(地図参照)

https://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&tab=wl

・参加費用 300円(ゼッケン代と飲み物代)
・参加資格 高校生以上ならだれでも可
・ルール 1か所信号があります。交通規則を守って赤信号では停止(この間の時間はネットタイムに含めませんので、各自時計を止めて調整)
・結果はこのブログに掲載します。
・その他 雨天決行ですので走る人は各自雨具等を用意して走ってください。

 

*人数確認のため参加予定者はこのブログのメールかコメントを使用して、氏名、年齢、住所を連絡していただけると幸いです(ちはら台走友会のメンバーはその必要はありません)

 

主催 ちはら台走友会 担当 山崎次郎

 

 

|

« (25.9.11) ロドリゴ 北アルプス縦断記 その7 槍ヶ岳から南岳へ | トップページ | (25.9.13) ロドリゴ 北アルプス縦断記 その8 キレット越え »

評論 世界経済 オーストラリア経済」カテゴリの記事

コメント

人間の性(さが)でしょうね。
弱いとみれば、ばかにする、強いとみれば卑屈になる。
わたしもそうです、その心に負けている時の方が多い。
人も国も負ける、抵抗しているのですが負ける。
ところで、韓国と中国は人も国もこの畜生の心に抵抗
していないと思ええますが。否、畜生そのもので、犬や
猫達のほうでさえ、いっしょにいていただきたくないと~
言っているような気がするのはわたしだけでしょうか?
言いすぎでしょうか?厭になります。

投稿: アブラコ | 2013年9月12日 (木) 09時07分

朝鮮排華事件の首を切断された中国人の写真を見た。韓国と仲良くする選択をしいている中国が少し気の毒。戦前は、朝鮮半島が排華運動の中心だった。日本は、朝鮮民族の暴挙のために、満州政策に悪影響を受けた。蒋介石の政策にも影響した。

投稿: S | 2014年1月12日 (日) 13時02分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« (25.9.11) ロドリゴ 北アルプス縦断記 その7 槍ヶ岳から南岳へ | トップページ | (25.9.13) ロドリゴ 北アルプス縦断記 その8 キレット越え »