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(25.8.10) 大変だ、ネットバンキングのIDとパスワードが盗まれている!!

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(北海道の東部の海岸で見たハマナス)

 大変だ。大騒ぎになっている。
インターネットバンキングIDパスワードが盗まれ、不正送金が激増しているからだ。
特に6月以降急速に不正送金が増えており、それまで月に20件程度だった被害が、6月108件、約1億円、7月 180件 1.5億円の被害になってきた。
ほっておくとさらに被害が激増しそうなので警視庁が慌てて注意を喚起している。

 私もインターネットバンキングの利用者の一人だから、すぐさま使用しているネットバンキングを開けて不正送金の有無をチェックして見たが幸いなことに被害にはあっていなかった。
やれやれ、俺のパソコンはウィルスに感染していないらしい・・・」ほっとしている。

 今回の不正送金の被害が分かっている金融機関は12金融機関で公表されている金融機関名は、楽天、ゆうちょ、みずほ、三菱東京UFJ、りそな、シティバンク、ジャパンネット、セブン、北洋、十六、大垣共立だそうだ(これらの金融機関を使用している約1万5千台のパソコンにウィルスが感染している)。
どうやらこの金融機関の順に被害が大きそうだから、これら金融機関とネットバンキングの契約を締結している人は自分の口座の送金記録をチェックすることを勧める特に楽天との契約者は要チェックだ)。

 今回のウィルス感染経路は信じられないような経路で、日本で特に著名な会社トヨタ自動車等)や公官庁のサーバーがウィルス感染して書き換えられ、そこにアクセスしたパソコンにウィルスが送り込まれている。
ネット利用者が次にインターネットバンキングの画面を開くと偽のIDとパスワードを入力する画面が現れ、入力したIDとパスワードがぬすまれる仕組みだという

 私たちは普段著名な企業や公官庁のホームページは信頼して見ているので、ここにウィルスを仕組まれたらアウトだ。
一方インターネットバンキングの画面は普段から見慣れているので、変な画面が出たら気づきそうなものだが、たとえば楽天ならば、楽天のネットバンキングにほとんど似た画面が出るのだろう(確認はしていない)。

 だが通常銀行の送金の場合はIDとパスワードだけでは駄目で、さらに確認番号というランダムな数字の入力が必要になっており、この確認番号も盗まれてしまったのだろうか。
どうもこのあたりになるとよくわからない。

注)私が利用している金融機関の場合は確認番号を要求されるが、ほかにその都度使用するパスワードが送られてくる形式のものもある。

 
 しかしネットバンキングが狙われるようになったら本当に危険だ。
持っている預金が知らないうちにゼロになってしまうなんてことになりそうだが、一般的にはこうした場合は金融機関が補填してくれる。だがそうなると金融機関が今度は被害甚大だ。

注)反対に少額の金額を送金させてウィルスにかかっていることを気づかせない方法もある。ウィルス感染が蔓延している場合はこちらの方を犯人は選択する。

 この種の犯人はネットに精通しており、ウィルスを巧みに仕掛けてくるのだが、一方送金先は自身の口座でないと役に立たないからどうするのだろうか。
他国のわけの分からない口座に送金するのだろうか。それでも送金先は特定されるし、追っていけば現金を引き出す人間がいるはずだから、犯人逮捕ができそうなものだが、何とも不思議だ。
警視庁のネット犯罪特捜班の腕の見せ所だが、早く犯人像を特定し逮捕してもらいたいものだと思う。

注)ネット社会の問題については以下にまとめてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat51499187/index.html

 

 

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