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(25.8.3) ためしてガッテン 緑内障は静かに忍び寄る

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(トシムネさん撮影 左のこんもりした山が妙高山。傾斜は相当きつい)

 今回のためしてガッテンは緑内障を取り扱っていた。
緑内障などと聞くと進行性の病気で最後は失明に至る怖い病気だと思っているが、意外なことに本人はほとんど気が付かないのだという。
推定患者数360万人のうち気が付いて治療を受けているのは約1割であり、あとの9割は自身が緑内障であることを知らない。

 緑内障とはスクリーンにあたる網膜の視神経が死んでしまって像が消えてしまう病気で、ほっておくと視神経がどんどん死滅して最後は失明する。
なぜ視神経が死滅するかというと、異常に高い眼圧がかかると網膜の視神経の出口に負荷がかかって、そこの視神経が圧力に耐えかねて死滅するからだ。
眼圧が高くなる理由は目の中に余分な水分がたまって排出できないためで、一旦死滅した神経は復活しない。
もちろんそうなる過程で見えない部分が拡大していくのだが、特に初期のうちは全く気が付くことはない。

 それは二つ理由があって、真ん中のスクリーン部分の神経が死滅するのは、もっとも後になるため、相手を凝視している限り見える。
また欠落した部分についても脳がその欠落部分を補って見せてくれるので、ほとんどの人は昔と変わらずに映像を見ていると錯覚する。
この脳が像を補ってくれるという機能については私は前から気が付いていた。

 というのも私の目は0.08程度で通常ならば眼鏡をかけないと何も見えないような視力なのだが実際に普段の生活をしている限り、まったく支障はなくメガネは必要ない。
たとえば前から自動車が来ると自動車の映像がすぐに頭に浮かぶし自転車が来ても同じだ。
風景を見てもいつも見慣れた風景の場合はほとんど細部まで見ることができる。
人の顔などはどう考えても見えないはずだが、知り合いで仕種等で相手がだれか分かった途端に、相手の顔が見えてしまう。

 ところが一旦外国などに行った場合は今まで見えていたものが全く見えなくなって、標識や注意書きを傍まで行って確実に読まない限り、それが何だかわからない。
仕方ないので海外に行く場合や、初めての土地の場合には眼鏡持参になる。
これは私の頭の中にすでに知悉した内容の映像が入っていて、最低限の情報で相手(または場所)を認識したとたん、記憶に残っている映像を脳が見せてくれているとしか言いようがない。

注)私は人の顔を覚えるのが非常に苦手だ。もともと見えていないので近くでかなり長く接触して映像を頭に記憶しないと二度目にあっても分からない。目で見ているわけでなく脳の中にしまってある映像で見ているため記憶の固定のために時間がかかるのだ。

 以前は緑内障は手の施しようのない病気と思われていた。私の母方のおばあちゃんはこの緑内障にかかったのだが、最後は台所で料理をすることができなくなった。
調味料を入れているのだが見えないためいつまでも調味料を入れ続けたからだ。
「ばあちゃん、いくらなんでもこのラーメンは胡椒だらけだよ・・・・・」なんて言われていた。

 だが今では一旦死んだ神経を復活させることはできないが進行を遅らすことは容易にできるという。
病気の原因は眼圧が高くなり、視神経の出口にあたる盲点を押し続けてそこの神経の束を破壊してしまうのだから、ならば眼圧を高くしなければいいのでそれを抑えるとても有効な目薬が開発されているのだという。
これは一生使用しなければならないが、使っている限り眼圧を抑えられるのでそれ以上の視神経の死滅は防ぐことができる。

 だから緑内障は早期に発見して目薬をさしている限り、その後の人生を左右するような重篤な病気でなくなった。一方で緑内障患者でも普段の生活には全く支障がないので発見が非常に難しい(ただし検査をすればすぐにわかる)病気だとも言えそうだ。

なお「ためしてガッテン」のシリーズは以下にまとめて入っております。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/nhk/index.html

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