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2013年7月

(25.7.31) 金融危機の責任者はどこだ。 サブプライムローンの実に簡単なトリック


(トシムネさん撮影 妙高山)

 どんなに複雑に見えるトリックでも種を明かせばいたって簡単なものだったことが分かるが、サブプライムローンのトリックもそうした類の一つだ。
そのことをアメリカのWGBHという放送局が放映していた。

 当時サブプライムローンを証券化した商品に最上位の格付がついて安全で高利回りが歌われ、世界中の投資家がこぞってこの証券化商品を購入した。
一般に高利回りならば高リスクなのだが、なぜこのようなトリックができたかを、「金融危機の責任者はどこだ」という番組で当事者にインタビューしていた。

 アメリカでは2008年まで住宅価格は上昇の一途をたどっていたので、住宅金融会社は誰にでも住宅ローンを販売することにした。
これは本当に「人間であれば誰にでも」であり、それが可能なのは住宅資金申込書に意図的に事実を記載させないようにしたからだ

 たとえば4500万円の住宅資金借入のために、所得が毎月100万円必要という要件があったとする。そうなるとすべての借入人が100万円以上の収入があることになった。
たとえば学校教師もウェイトレスもコンビニのパート従業員も書類上は100万円以上の所得があることにする。

注)住宅金融会社は借入人に融資条件に合う記載をするように求め、その証拠書類は要請しなかった。

 住宅金融会社はこうしておいて住宅融資をするのだが、なぜこれで住宅金融会社が損失を被らないかというと、すぐに融資を大手金融機関やヘッジファンドに販売するからである
そしてここからが本当のトリックになる。
大手金融機関はこの融資が適切かどうかを判断して購入するのだが(当然評価基準がある)、その評価員にこの不適切な記載を見逃すように指導した。

注)金融機関には融資審査部という組織があるが、住宅金融のような小口のローンの評価は部外の評価会社に評価させている。

 なぜ大手金融機関が正確な記述がされていない書類の記載に目をつぶるように指導したかというと、これをディリバティブと称する証券化商品に変えて世界中の投資家に販売するためで、当時は商品を組成しさえすればどこにでもすぐに完売できた。
なんでもいいから早く評価してOKにしろ。あとは俺たちがお化粧を施して世界中に売りまくっておお儲けだ!!」

 実際この証券化商品をもっとも多く購入したのは欧州だったが、そのためにリーマン・ショック後欧州経済は全く立ち直れない状態になってしまった(アメリカのベア・スターンズやリーマン・ブラザーズは売りそこなった証券化商品を大量に持っていたため倒産した)。

 当時と言ってもリーマン・ショックの直後だが、なぜディリバティブ商品が高格付になったのか世界中で問題になった。
当時の説明では優良な債権とサブプライムローンのような不良債権を混ぜて、確率統計学を駆使すると倒産確率は低下し、優良債権になると説明されていた。
本当かい? 確率統計では不良物件が一躍優良物件になって高格付になるのかい?」
とても不思議だった。
数学は純粋論理の学問で意図的に不良債権を優良債権にする学問ではないからだ。

 実際はサブプライムローンが評価員の評価ですべて優良物件になっていたので(何しろ全員が高所得者ということになっていた)、それを集めて統計処理すればできた証券化商品が優良物件になるに決まっている。
バカバカしいほどのトリックで、オール5の生徒を集めて平均すればオール5になると言っているに等しい。
これは高等数学の問題ではなく、四則演算の世界の問題であり、高等数学を使ったのは投資家をだますためのお化粧だったというわけだ。

 住宅金融会社はすぐさま融資債権を金融機関に販売し、金融機関はこれを証券化商品に変えて投資家に販売し、その投資家はさらに他の投資家に販売を繰り返す。
なぜそうするかというと、この商品が毒まんじゅうであることをみんなしっており、したがってババ抜きのババのように早く売り抜けた者が勝というゲームを行っていたからだ。

注)最終的にこの商品を保持していた金融機関や投資家はこれがババ抜きのババであったことをしらなかったか、ゲームに負けたことになる。

 こんなひどい詐欺が行われていいのだろうか。まるでマルチ商法だ。
サブプライムローンは評価員によってすべて優良物件として評価されており、その評価を示唆したのが大手金融機関やヘッジファンドだったということだ。
この番組ではそのようにな示唆を行った大手金融機関幹部が訴追されないのはおかしいと追及していたが、実際司法省は刑事事件にするには決定的な証拠がないとして訴追をしていない。

注)正確にいうとこれはアメリカが世界に仕掛けた毒餃子で、アメリカ政府もそうした事実を知っていて目をつぶっていたといえる。何しろウォール街はアメリカの心臓の一つだからだ。
なお、アメリカ経済がたどったその後の措置については以下に記載してある。
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/22124-d7d9.html

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-6dbb.html

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(25.7.30) ちはら台走友会の夏山登山  妙高連山は美しい

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 今年のちはら台走友会の夏山登山は新潟県の妙高山火打山の登山だった。最近はマラソンと登山の性格を併せ持ったトレッキングレースが日本でも広く行われるようになったので走友会が登山をするのは珍しくはないが、ちはら台走友会が登山を始めた7年ぐらい前はまだ珍しいほうだった。

 走友会の登山は北アルプスや南アルプスに行くことが多いが、妙高連山2500m程度の山塊が連なっている山でこの近くでは奥秩父と同程度の高さだ。
しかし積雪の多い新潟県に位置するこの連山は夏でも雪渓が残り、高山植物は豊富池塘がいたるところにあり実際は尾瀬に近い。
湿原や池塘には水芭蕉が咲き誇っている実に美しい山だ。

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 私はまだ若かったころ妙高山には登ったことがあったが、火打山に行ったことがなかった。
妙高山から火打山、焼岳に連なる妙高連山はとても魅力あふれた場所で一度は行ってみたいと思っていたが、時期を失していた。
今回走友会で火打山から妙高に登ると聞いてうれしくなって参加した。

 ちはら台走友会には30名以上の会員がおり、私のような老人から若者まで実に多くの年齢層の人がいるが、登山の参加率も高く今回は18名の参加だった(一部会員外の参加もある)。
バスをチャーターして夜中に出発し早朝ふもとに着いて登山をするので、慣れていないと寝不足になるが私は今回で5回目の参加ですっかりこのパターンになれてしまった(最初は驚いたものだ)。

 火打山には笹ヶ峰という場所から登頂を始めたが、このあたりは日本のスキーの発祥の地だそうで戦前の学生や金持ち階級はこの場所でスキーを覚えたのだそうだ。
今でもスキー場が整備されているが、それよりもゴルフ場が多い。

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 初日は火打山に登って火打山と妙高山の中間にある黒沢池ヒュッテで一泊し、翌日は妙高山に登って燕温泉に下る計画だった。
初日は約8時間、翌日は約6時間半程度の行程だから、登山としてはそれほどきつくない。
私は昔妙高山に登った経験から何ということもなく登山できると思っていたが、実際はかなりタフな登山になった(昔は若かったことを忘れていた)。

 妙高連山は妙高山を除いてあまり多くの登山客が入り込んでいないため、岩がむき出しの場所が多い。
特に妙高山を裏側(火打山方面から)から登るとひどく荒々しい登山道になっている。
妙高山活火山で周りに2000m程度の外輪山を持った実に立派な風格をしている。この外輪山を超えてドーナツ状に存在する湿原地帯に降り、そこから一気に溶岩ドームの妙高山にとりつくのだが、登山道は信じられないことに直登だった。

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 通常アルプスなどではジグザグに登攀することが多いので、この直登にはびっくりした。
高度差はおそらく500m程度と思われたが、休ませてくれないのがきつい(休む場所がほとんどない)。
ひたすら我慢して登ると、頂上近くには修験者がこもって修行をした洞窟があってしめ縄が貼ってあった。
私はかつて修験者にあこがれ山で修行しようと思ったことがあったから感慨深かった(明治以降修験道という山岳宗教が禁止されたが、江戸時代までは非常に多くの修験者がいた)。

 荒い山道だったので帰宅後身体全体に疲労感が漂っている。かつてはこの程度の登山で疲れることはなかったのだが、寄る年波には勝てない。
それでも美しい山並みと植物を楽しんだので満足だ。

なお走友会の昨年の白馬登山の記事は以下参照。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-0e87.html

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なお、今回の登山に参加したA さんが詳細な報告をしていたので、一部修正して転載します。

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夏山登山参加の皆さま、おつかれさまでした。

幹事のMさん、Oさんには、 企画、計画、バスや宿の手配他、詳細な準備をしていただきまして、ありがとう ございました。
S会長には、チームの指揮をしていただき、ありがとうございました。

X隊長先導のもと、今年も何とか火打山、妙高山と、二つの山を登頂する事が出来ました。
今年は、火打山登頂直後に、雨が降り出し、しだいに雷まで鳴るザーザー振りの中、山の雨道を下って降りるという、貴重な体験をしました。
こんなに雨天で、合羽を着た年は、今までなかったので、ずるずるとぬかるみを滑りながらも宿に到着するまで、慎重に慎重に歩きました。

妙高山は、雨は降られずに順調に登頂。
でも、燕温泉までの下りは、苔の生えた石、粘土質の土、ぬかるみと滑りやい急 坂が多くて、 怖がりで、脚力に自信がない私は、ほとんど、腰を落として置く足の場所を決めるという、不格好な姿。
最後まで、息の抜けない登山でした。


二日目の朝の出発から約6時間、河原の湯、黄金の湯の看板が見えると、「お~い!」と、先着隊のKさんの声!ほっとしました。
燕温泉に続く平地に着くと、左に壮大な惣滝を眺めながら涼しい風が吹いて迎え てくれました。
燕温泉でサッパリ気持ちよかった!

たくさんの高山植物も楽しみました。十二曲で、キヌガサソウ、ワカガミ、 マイズルソウ、他、名前が解らなかったり、わすれてしまいましたが・・・高谷 池ヒュッテから火打山に向かう高谷池付近の湿原には、 白い大きなコバイケイソウや、鮮やかなピンクで薄紫のハクサンコザクラが、群生していました。天狗の庭も雪がまだ解けずに残っていました。

妙高山下山途中の長助池では、ワタスゲが揺れて疲れた体を慰めてくれました。
燕新道では、湿原で巨大になった、ミズバショウの葉の群生やクルマユリが、クルンとカールして、オレンジ色鮮やかに花を咲かせていたのが、象に 残りま した。

今年は、高山病にもならずに黒沢池ヒュッテでも十分に眠れて元気に登山を楽し むことが出来ました。


 

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(25.7.29) 夏休みシリーズ その1 庭の心理学

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(南アルプス稜線から見た富士山)

 妙高に登山に出かけたためブログの記載ができません。いつもの夏休みシリーズにいたします。

(19.12.23)庭の心理学

おゆみ野四季の道」のテーマソング。以下のファイルをダウンロードすると曲が始まります。
「guitar.mid」をダウンロード 

 庭の状態を見るとその家に住む人の心理状態がわかると教えてくれたのは、おゆみ野の女流作家Aさんである。

 Aさんによると、時間がたつにつれ、庭がどんどん荒れ始めたら問題なのだそうだ。
彼女のあげた事例ではとても立派な新築家屋の庭が、あるときを境に急に荒れ始めたという。それはちょうどその家庭の子供が問題児になった時期と一致しているのだそうだ。

 実は私も実に不思議な体験をしている。
四季の道に面する鉄筋コンクリート2階建てのすてきな家があるのだが、その人の四季の道側の道路上にしばしば食べ物のかすが散乱している。
大根やなすの切れ端や、とうもろこしの食べた残りや、うりの食べ残しだったりするのだが、半端な量ではない。

なんでこんなものが四季の道に散乱するのだろう」いつも不思議に思いながら片付けていた。
夏場はまったく気がつかなかったが、冬になり垣根を覆っていたススキやつる草が枯れて、初めてその人の庭がみえたのだが、庭が食べ物のかすで埋まっていることが分かった。

 それをカラスがえさにして、回りの四季の道に食べ散らかしているのだ。
それにしても、このような立派な家の人がなぜ庭をごみためにしているのだろう。それに雑草だらけだ」合点がいかなかった。

 ある日いつものように四季の道の清掃をしていると、急に二階の窓が開き、おばあちゃんが体を乗り出し、そこから30cm程度のアルミボールいっぱいの食べかすが庭に捨てられる現場に出くわしてしまった。
どさー」というびっくりするような音だ。

 昔は、ゴミはすべて川に投げ込んでいたが、それとイメージがそっくりだった。
自分の庭だから何をしてもいいだろう」という雰囲気だ。

おもわず「そのゴミをカラスが四季の道に撒き散らし、それを私がいつも片付けているのです」と言おうとして止めた。
そんなことはカラスに言え」と言われそうだし、女流作家のAさんから、庭の状態と心理状態はパラレルだと教えられたばかりだ。

 何か私が理解しえない苦悩があり、庭をゴミだらけにしているのかもしれない。
それに掃除をするのはたいしたことはないのだから、我慢して清掃をしてやろう」あきらめた。

 以来私は庭の観察を意識的にするようにしている。庭を見るとその家庭の心理状態がわかるはずだからだ。
そのうちに「庭の心理学」という本をものにできるかもしれない

注)その後この家の家族が変わったようで、以前のようなごみを庭に捨てるおばーちゃんはいなくなった。

今回の写真のテーマは空ですが、空はとても難しいテーマだと分かりました。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/191223?authkey=DkjpxremYhA

別件)ブログ仲間の「バイオマスおやじ」さんが「リピート山中」さんのコンサートで奔走しているので、私も及ばずながらブログで紹介することにした。

「リピート山中コンサート in ちば」
出演 リピート山中OYAKO (リピート山中、さくら、Maguma)
日時 平成25年8月6日(火曜日) 18:30開場、19:00開演
場所 千葉市美浜文化ホール 2F 音楽ホール

告知サイト⇒リピート山中コンサート in ちば 特設ページ 

# by yokuya2006 | 2013-08-05 23:49 | 趣味の音楽 | Trackback | Comments(4)

 

2013年 07月 28日

7/28 招待券を印刷しまくる

今日は、そう暑くない日だ。30℃に届いたかどうか。しかし、自転車で走って戻る都度に、汗が止まらずシャワーのお世話になる、そんな夏の休日であった。

朝は家の掃除をして、降圧剤が切れるのでクリニックに行き処方箋を入手したのは良いが、薬局が休みなのは勘弁してほしい。
それでも、稲浜ショップの掲示板にコンサートの掲示を許してもらい、いそいそと掲示に出かけた。有難うございます。
集客名簿を作りつつ、2時からは8月下旬の高浜北団地夏祭りにNPOとして出店するので、自治会の説明会に参加した。今年もやります、キュウリの丸かじり50円。

そのまま検見川の知人を訪ねるが、どうにも行き合わなくて、名刺とコンサート案内を置いてきた。戻れば、明日から会社で配る招待券をせっせと印刷していた。

何とか80名弱の集客まで辿り着いたようだが、会場は150名収容である。もう少し積み増しせねば演者に申し訳ない。来週は仕事はそっちのけで、コンサートの集客に専念いたしたい。

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(25.7.28) 中国と韓国はなぜ反日なのか? アブラコさんへの回答

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(おゆみ野のおうど池のかも。ひどく人になれている)

 ブログの読者のアブラコさんから以下のような質問を受けた。
中国と韓国のお国事情は違うにしても、内政の問題から自国の民の目をそらしたいがために日本を悪国、敵国として喧伝しているのだと、一部の世論は言っていますが、山崎さんの見解を教えてください

 この種の質問に答えるのはかなり難しい。それは一般論具体論があるからで、両方に答えないと回答にならないからだ。
とてもコメントの回答というわけにいかないので記事にしてみることにした。

 中国と韓国が日本を目の敵にしているのは一般論としては領土問題があるからである。
隣国というのは厄介で歴史をたどれば何回も領土紛争をしている
たとえば韓国とは古くは唐・新羅の連合軍大和・百済の連合軍が戦っているし(白村江の戦い)、元寇の役では高麗が元の先兵になって日本に攻め込んでいる。
また豊臣秀吉の朝鮮征伐では日本は明と朝鮮の連合軍に敗北した。

注)2回にわたった元寇では元の正規部隊は司令官クラスだけで兵士は主として高麗と南宋の敗残兵から編成されていた。
なお元寇の詳細については以下の記事にまとめてある。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-b89e.html


 近くは日本が朝鮮を植民地にしたが、これは中国を日清戦争で破りロシアを日露戦争で駆逐した結果で、当時の帝国主義時代は強いものが勝つ時代だったから日本が朝鮮を植民地にしたのは実力があった証拠だ。
また中国とは日中戦争を戦い、この戦争そのものはイーブンだったが日本が太平洋戦争でアメリカに負けたために日中戦争で日本が敗北したことになっている。

 戦争が起これば通常の常識は全く通用せず相手国の市民も巻き添えにして殺戮を繰り返すから、憎しみは増幅し数世代にわたって残っていく。
だから日本と中国・朝鮮韓国)との間には互いに積年の恨みがあるのは致し方ない。
これはどこにでもある一般現象でヨーロッパではフランスとドイツの反目が特に有名だ。

 しかしことが一般論だけで済まないのは中国と韓国にはそれぞれ特殊な事情があるからで、特に中国が日本を目の敵にするのはそうしないと中国共産党が存立しえないからだ。
1989年に中国で発生した天安門事件を記憶されているだろうか。
この時中国では初めて学生を中心とする民主化要求が出され、政府は公正な選挙で選ぶべきだと主張された。

 しかしこれは共産党政権にとって悪夢以外の何物でもない。もし公正な選挙が行われれば共産党が日本の民主党さながらに凋落するのは目に見えていたので、武力で学生を弾圧しそのほとんどを裁判なしに殺害した。
しかしそれでも問題が残ったのは「なぜ共産党が中国人民を永遠に支配する正当性があるか」ということで、これに対処したのが江沢民の反日教育である。
共産党があの残虐極まりない日本軍を駆逐したからこそ、今の中国人民の幸せが保証された」という論法で、このため日本は徹底的に悪役に仕立て上げられた。

  たとえば南京大虐殺という虚構をこしらえ、当時の南京の人口以上の南京市民が殺害されたことになっている。
しかし歴史的に見れば日本軍と戦っていたのは蒋介石率いる国民党軍で、共産党は延安の山奥に逃げてゲリラ戦以上の戦いができていなかった。
中国の歴史ではこうした事実を隠蔽し、ひたすら共産党が英雄的な戦いをしたことになっており、嘘を固めるために日本はひたすら悪役に仕立て上げられている。

注)江沢民の反日教育の実態については以下の記事で述べておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/241231-d09b.html

 韓国の場合は中国と事情が異なる。韓国は35年間にわたって日本の植民地だったし、太平洋戦争では日本軍として従軍している。韓国の恨みは日本に植民地にされたことだが、20世紀初めの帝国主義時代は弱者は強者の植民地にされたのが普通なのでそれ自体は不思議なことではない。

 ただし朝鮮人(韓国人)知識人(ヤンパンという)の世界観から見たらこれは許しがたい順位の逆転で、朝鮮は中国の第一のしもべであり、その下の禽獣のような日本に支配されるとは思ってもいなかった。
朝鮮は常に日本に戦争でも文化でも優れていたことになっていたのだが、実際は戦争はからっきし弱く白村江の戦いでも、また秀吉の朝鮮征伐でも中国の増援を得てかろうじて日本を駆逐している。

 韓国は主観的に日本より上位と思っていたが、その自尊心が唯一崩れるのがこの植民地支配の期間で、この屈辱で韓国人の知識人は胸をかきむしられる思いをしており、これを晴らすためにことさら日本に対し罵詈雑言を浴びせていると言える。
朝鮮が植民地になったのは帝国主義時代においては朝鮮が弱かったからだが、そうではなく日本が特別に邪悪だったからと考えており、その証拠が従軍慰安婦問題だという。
それは特にパク・クネ大統領の言動を見れば理解できるだろう。

注)パク・クネ氏の歴史認識については皮肉を込めて以下の記事を書いておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-d57a.html

 このように中国は共産党そのものの存立基盤をまもるため、そして韓国は自分が上位であるはずの歴史で唯一日本の下に立った屈辱のトラウマを晴らすために反日なので、どのように日本が対応しても両国との間には友好関係は結べないと言える。
 

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(25.7.27) 四季の道の芝生を完全に回復させる作戦を実施中 

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今もっともよく手を入れている秋の道公園の横。芝が成長したのでこの後芝刈りを行った)

 世の中の人は私の趣味が街の清掃作業だと思っているかもしれないが、それは違う。
確かに引退してからほぼ7年間、毎日約6kmの遊歩道を清掃し続けているからそう思われるのは致し方ないが、私の本当の趣味は草刈りである。

 私は公園や遊歩道といった本来は芝生模様を意図している場所が雑草でおおわれて芝生が死に絶えそうになっている場所を見ると気もそぞろになってしまう。
いくらなんでも芝生ちゃんがかわいそうだ。何とかしてここを元の芝生模様にできないものだろうか・・・・・・・・」
長い間悶々としていたが、数年前から近所のおゆみ野の森で「草刈り隊長」を引き受けてから、すっかりこの本能に目覚めてしまった。

 おゆみ野の森では毎月1回のペースで園内の草刈りを実施しており、その作業を通して草刈機自走式草刈機の取り扱いや作業方法になれてきた。
特に草刈機はスタータが難しく、これを一発で決められるようになったら一人前なのだが、ようやくどんな草刈機のスタータも動かせるようになってきた。

注)森林組合が実施する草刈機の研修会も履修した。

 昨年からこの四季の道6kmの草刈りを始めている。
この遊歩道には真ん中に5m程度のアスファルトの道があり、その両脇にこれも5m程度の芝生が植えられている。
ここを千葉市が管理しているのだが、予算制限があって年間3回程度しか草刈りをしない
当然のことに雑草に覆われて芝生などはほとんど死滅してしまい、なんとも鬱蒼とした遊歩道になってしまっていた。

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(昨年から芝刈りをしているNASの横の道。ここは雑草がほとんど生えない)

 ここを私が定期的に草刈りをして千葉市のお手伝いをすることにした。
夏の雑草の成長は早く2週間もすると20cmぐらいにはすぐになってしまう。何とも忙しく毎日草刈り作業をしているが、6kmの遊歩道すべてを芝生の状態に保っておくのは至難の業だ。
私は一人で作業しているので、市が行うような交通整備係がいないので、事故が起こらないように細心の注意をしている。

 まず草刈機の歯は旋盤を使用せず、ビニールひもを使用しているが旋盤ではよく人の手足を切る事故につながる。一方ビニールひもの場合は最悪でもあざで済む。
また作業時間が問題で、もっとも人通りの少ない時間帯を選ぶために、真昼の最高に暑い時間を選んでいる。この時間帯に遊歩道を歩いたり走ったりしている人は夏場はほとんどいない。
最初私はフラフラになったがよくしたもので真夏の暑さにすっかり慣れてしまった。
さらに「作業中」の看板を用意し、人が来たら作業を止めている。また人が来ることが分かるように人が通るアスファルトに向いて作業をしており、見過ごすことはない。

注)旋盤を使用した草刈機は、時にキックバックという草刈機が背後に飛んでしまうことが起こる。この時後ろにいる人の肉体を切ってしまって事故になる。
私は旋盤を使用していないのでキックバックは起こらない。


 こうして毎日1時間から2時間程度草刈り作業をしているが、草刈りはやればやるほど芝生模様が復活し、そしていったん芝生模様になればそれからは雑草がほとんど生えない。
芝が雑草の種を防ぐ役目をするからで、そうなると草刈りも頻度を減らすことができる。

 ほとんどの人は知らないがここ四季の道の芝模様が復活している。最初は雑草だらけだった場所が次第に芝に変わっていく姿を見るのは本当にうれしいものだ。
やれやれここもようやく芝生が戻ったか。できればサッカー場や野球場のように芝生になってもらいたいものだ・・・・・・」なんて感慨にふけっている。

 
 実はここ四季の道の遊歩道は当初UR都市機構がすべてアスファルト部分を除いてすべて芝を引きつめたのだが、手入れが十分でなかったために多くの場所で土が露出したり、反対に雑草ばかりになっていた。
この街ができたばかりのあの遊歩道の景観を取り戻すのが私の目標で、毎日の草刈りにも熱が入ってしまうのだ。

注)今年から自走式の草刈機も導入したのだが、これは完全に芝模様になっていないと機能しないことを知った。今は芝模様にする作業なので完了したら、自走式芝刈り機を使う。
ちょうど昨年のこの時期に記載した芝かりのブログがあるので参照してください。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-2734.html

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(25.7.26) 中国は資本輸出国か? 日本経済に酷似し始めた中国経済

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(北海道東部の海岸線。伊能忠敬が測量した海岸線をたどってみた)

  中国が海外からの直接投資で経済成長を図っていた時代は終わっている。今は中国は資本輸入国から資本輸出国になろうとしており、資金の流れは完全に変わってきた
 
  中国への直接投資額が飛躍的に伸びていたのは2008年のリーマンショック時までで、2000年段階で400億ドルだった投資額が2008年には1100億円約3倍にまでに膨れ上がっていた。
単純平均で年に40%ずつ増加していたのだから、中国経済の大飛躍がこうした海外からの直接投資で賄われていたことが分かる。

 それがリーマンショックを境に増加は止まりその後は一進一退を繰り返し、2011年に1160億ドルだった投資額が、2012年に1117億ドル▲3.7%減少した後、13年に入り上半期ベースで619億ドル4.9%増加になっている。
かつて中国のGDPを牽引していた海外直接投資も、その後は中国のGDPをはるかに下回る推移になっているので、直接投資が中国経済を引っ張る時代は終わった

 それは当然で中国国内の人件費はうなぎのぼりに上昇し4年間で2倍の速度でアップしていくので、低賃金をあてにして進出した企業はコストアップで経営がなりたたない。
そのため製造業の中国進出時代は終わり、今はドリームワークスのようなエンターテイメント企業の進出の時代に移った。
一言でいえば付加価値の低い企業は中国への進出をあきらめ、特に製造業は中国での生産を縮小している。

注)自分たちが使用しているスポーツ用品や衣料品がメイドイン・チャイナ一辺倒から、メイドイン・ベトナムやメイドイン・インドネシアに移っていることで確認できる。

 一方で中国からの海外直接投資は飛躍的に増加しており13年上期は456億ドル29%の増加になっている。年間ベースで900億ドルペースだから中国の対外投資は中国への対外投資の8割程度にまでなり、近い将来は資本輸出国になるのは確実だ。

注)2000年の段階では中国からの直接投資はほぼゼロだった。

 最近中国商務省は資本輸出の説明に熱心で、こうした動きを「13年上期は海外への直接投資は全体で29%増加したものの、先進国の中で日本への投資は唯一減少した」と皮肉を込めて述べていた。
日本のこの間の中国への投資額は47億ドル14.4%の増加だったから、「日本はいまだに中国を必要としているが中国は日本を必要としていない」とのメッセージである。

 日本の中国に対する投資は12年末までの円高と東日本大震災に伴うサプライチェーンの崩壊で加速しており、12年度は香港を除けばもっとも多額の73億ドルだった。
13年上期になっても伸び率は低下したものの相変わらず増加が続いている。
しかしこのあたりが限界で、日本経済が円安に転じ、中国が特に製造業の拠点としては適さなくなってきている以上、今後直接投資は縮小していくだろう。

注)直接投資をおこなうためには事前調査や中国当局との打ち合わせを長い間行っており、状況が変わったとしてもすぐに従来方針を変更できない。

 一方、中国の日本に対する直接投資は、不動産関連が多く、値上がり期待のマンション投資や北海道での水資源確保のための森林投資が主体だ。
中国国内での不動産投資に限界が見えているため、海外の安い物件を買いあさっているというのが実態であり、投資をされたからと言って日本の経済振興にはほとんど役に立たない。

注)中国による水資源確保の実態は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/24222-d79e.html

 また
アメリカへの直接投資で問題になっていたのは経営不振会社の乗っ取りで、この会社が上場している場合は中国企業は即アメリカでの上場を果たせることになる。
こうしておいて投資家から多くの資金を集めて会社をすぐに倒産させて資金を持ち逃げするのが常套手段なので、SEC(
米証券取引委員会)が怒り心頭になっていた。

注)SECと中国企業との戦いは以下に詳述しておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-6117.html

 一般的には中国の海外投資の増大は、国内経済の成熟で国内に投資機会がなくなりつつあるため海外に進出しているということだが、主体が不動産投資や上場企業としての資格を得るためのM&Aであるところが、日本の工場建設主体の直接投資と異なる。
かつて日本がバブル最盛期の頃、日本企業がマンハッタンを買い占めていた時代があったが、中国の直接投資とはそれにそっくりだ。

 この中国による不動産の買いあさりは、日本のマンハッタンの不動産投資がそうであったようにしばらくしたらすべての不動産を手放さなければならなくなるだろう。
なぜそうなるかというと中国経済が急減速しており、GDPこそ7.5%程度を維持しているが、この数字は加工された数字で実態ははるかに景気は減速している
中国国内の経営不振企業や自治体の資金需要はひっ迫しており、香港経由の貿易取引を偽装した資金調達にも限界がきているので、いずれ海外物件を売却して引き上げざる得ないだろう。

 中国経済は確実に日本のバブル崩壊の後を追っており、不動産バブルも崩壊した以上日本の失われた20年に追随するのは時間の問題だ。


注)中国経済の実態については以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-f658.html

 

 

 

 

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(25.7.25) スノーデン爆弾の第4弾が炸裂した。アメリカが悲鳴を上げている!!

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(甲斐駒ヶ岳。ふもとから登るとほぼ直線の岩登りになって非常にきつい)

 スノーデン容疑者がイギリスのガーディアン紙を通して暴露しているNSAの盗聴の実態の第4弾がさく裂した。
第一弾はアメリカ市民への盗聴、第二弾が世界市民への盗聴、第3弾がアメリカ在住の大使館への盗聴だったが、今回はオバマ政権のサイバー戦争戦略の全貌を明らかにした文書が公開された。

注)ガーディアン紙はイギリスの左派系新聞で発行部数は20万部。

 アメリカは中国のサイバー攻撃に業を煮やし、昨年10月主要閣僚と情報機関を集めオバマ大統領指令20なるものが発せられた。
この内容をスノーデン容疑者は入手しガーディアン紙にスクープしたのだが、トップシークレットの大統領指令がNSAの嘱託職員に過ぎなかったスノーデン容疑者に漏れるのではNSAのセキュリティーシステムは相当甘いと言わざる得ない。

注)第3弾までの経緯については以下にまとめてある。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-a332.html

 この指令の中でオバマ大統領は従来の情報収集と防御から、中国を想定したサイバー攻撃に移るように指令している。
中国からはいいようにアップルグーグルといったIT 産業や国防総省へのハッキング攻撃がなされていたので、これに対しアメリカが中国に対しサイバー戦争の宣戦を布告したことになる。

 その一環としてオバマ大統領は今年の6月に習近平主席を呼びつけて直談判をしたのだが、中国もそれを想定してスノーデン容疑者という隠し爆弾を用意していた。
さすが孫子の国中国と思ったほど手際のいい対応だったが、現在の最前線の攻防はスノーデン容疑者をアメリカが逮捕できるか、それとも中国の思惑の通り南米のアンチアメリカ政権エクアドルに逃亡できるかがこの戦争の帰趨にかかっている。

注)中国がスノーデン容疑者を隠し爆弾にした経緯は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-cad6.html

 アメリカとしては現在ロシアのシェレメチェボ空港トランジットルームに足止めされているスノーデン容疑者の即時引き渡しをロシアに求めているが、プーチン大統領は「トランジットルームはロシア国内でないので逮捕などできない」と形式論理で対抗している。

注)ロシアはその気になれば外国だろうとどこだろうと敵対する人物(イギリスに亡命していたロシアスパイ)を殺害するのだから、トランジットルーム程度でおたおたするはずがない。

 アメリカとしては気が気ではないはずだ。
今回暴露された大統領指令20に従ってNSA内部では攻撃部隊が組織され、現在1500名のハッカー要因がいるが、近い将来はこれを5000名規模に拡大してサイバー攻撃を常時実施することになっている。

注)そのためNSAやその他情報部門は世界中からホワイトハッカーというハッキング専門者をリクルートしている。

 だが本当のところを言えば、アメリカがいくらサイバー攻撃を行おうとしても相手国のシステムがロウテクでは効果が発揮できない。
たとえばオサマ・ビンラディンは通信手段に携帯電話は一切使用せずすべて頭(または手紙)による通信手段をとっていたのでNSAもなかなかオサマ・ビンラディンを拘束することができなかった。

 中国とアメリカを比較すれば知的財産権は圧倒的にアメリカにあり、中国の軍事情報など全く二流だし、ハイテク企業と言ってももっぱらアップルやグーグルやフェイスブックのパクリだから、IT企業の情報を集めても何の価値もない
だから中国要人の通話や電子メールをチェックしていたのだが、ここにきてアメリカにも反転攻撃できる手段が整備された。

 それはスタックスネットと呼ばれるインフラに対する攻撃で、中国の原子力設備や交通網や水道ガスといった生活インフラに侵入し、誤操作や破壊を可能とするプログラムを仕掛けることで、すでにイランの原子力施設を誤作動させている実績がある。

注)スタックスネットについては以下に詳述しておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/231120.html
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/2471-de66.html

 アメリカと中国はサイバー空間で戦争状態に入っており、現状は中国がスノーデン容疑者を籠絡することでやや優位に立っているが、アメリカがスノーデン容疑者の逮捕に成功すれば再び戦いはイーブンになるだろう。
そのためシェレメチェボ空港を舞台に今アメリカとロシアの間で猛烈な駆け引きが行われており、その帰趨の予想をたてるのは困難な状況だ。

注)その後ロシアは1年間の期限を切ってスノーデン容疑者の亡命を受け入れた。これによってアメリカとロシアの関係は非常に悪化している。

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(25.7.24) パク・ケネ大統領の天敵 キム・ジョンウン氏 「あたしゃ、もうやってられないよ!!」

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(北海道大雪山系 トムラウシに向かう稜線の途中)

 どこの世界にも天敵はいて、たとえば相撲の世界では白鵬の天敵は稀勢の里で何回も連勝記録をストップさせられている。
また日本の天敵は韓国のパク・クネ大統領で、従軍慰安婦問題ではアメリカ議会で日本非難の演説を行ったり(通常は戦争状態にない限り、関係のないアメリカで第三国を非難する演説はしない)、また裁判所とつるんで元徴用工に対する賠償を新日鉄住金に命じたり、日本からの仏像の窃盗団を信じられないことに愛国者(ただし裁判では有罪に祭り上げたりしている。

注1)徴用工問題の詳細ついては以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-7a3e.html
注2)仏像窃盗団の問題の詳細は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/2531-8e12.html

 日本人にとってパク・クネ氏はまさに天敵だが、愉快なことにパク・クネ氏にもどうにもならない天敵がいた。北朝鮮のドン、キム・ジョンウン氏である。
韓国は北朝鮮から全く理不尽な取り扱いを受けており、大統領がラングーンで暗殺されそうになったり、大韓航空機を爆破されたり、軍艦を撃沈されたり、北朝鮮に隣接する島を一方的に砲撃されたりしているのだが、ただひたすら耐えている。
日本が韓国に理不尽な非難をされても耐えているのにうり二つだが、今問題になっているのは北朝鮮内にある韓国と北朝鮮の共同で運営している開成工業団地の再開問題だ。

注)軍艦撃沈事件の詳細は以下参照
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/22526-0bad.html

 ここには韓国の中小企業123社が進出し、北朝鮮の従業員5万3千人が働いており、年間の給与は約86億円に上っている。
北朝鮮当局は北朝鮮従業員にはすずめの涙ほどの賃金を渡して、あとはキム・ジョンウン氏の懐に入っているのだが、この工業団地を一方的に閉鎖してしまった(4月3日)。

 この理由がふるっていて、韓国がアメリカとの共同軍事演習を行っているのが北朝鮮に対する戦争行為だというのである。
韓国とアメリカが毎年演習を行うのは、かつてキム・イルソンがソビエトと中共の同意を得て38度線を突破して攻めてきて朝鮮戦争が始まったが、韓国としたら2度と不意打ちを食らわないための演習である。それを北朝鮮は戦争行為だと主張してやまない。

 一方北朝鮮と言えば12年12月には大陸間弾道弾の実験を成功させ、13年2月には核実験まで行っているのだから、韓国やアメリカが北朝鮮の暴発を防ごうとするのは当然だ。
しかし北朝鮮はワガママし放題の国で、韓国に対しては何をしてもまた何を言っても許されると思っている。
ちょうど韓国と日本の関係が相似形で北朝鮮と韓国の間に成立しており、開成団地の件についても「北朝鮮との戦争を恐れて韓国は軍事演習を止めたので、それなら開成工業団地を再開を許してやる」と実に恩着せがましい。

 パク・クネ大統領としては、北朝鮮が勝手に閉鎖しておきながら許すも何もあったものではないので、それより2度と工業団地を閉鎖しないとの確約がほしいのだが、北朝鮮がそんな確約をするはずがない。
「韓国が常に北朝鮮に頭を下げてお願いするなら考えてもいい」と強硬姿勢だ。

 すでに5回も会談を重ねているが埒があかない。
パク・クネ氏にとって北朝鮮は全くの鬼門で「常識と国際的規範に沿った合意を必ず守ってこそ信頼を積み上げ、南北関係を発展させることができる」と涙が出そうなくらい非常にまともなことを言っているが、「南北関係」という言葉を「日韓関係と置き換えれば日本の主張そのものだ。

 パク・クネ氏は日本に対しては常識と国際的規範を無視しているから自業自得というものだが、おそらく本人は気が付いていないだろう。
しかしどこにでも天敵はいるものだとつくづく思う。
パク・クネ氏の北朝鮮対応はまさに日本の韓国に対する対応とうり二つだから、本当は日本の立場をパク・クネ氏に分かってもらいたいものだが、それは猿に微積分を教えるのと同じくらい難しそうだ。

なお韓国との問題については以下に記事をまとめてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat53336094/index.html
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat52363416/index.html

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(25.7.23) 自治体が倒産する。デトロイト、ストックトン、そして夕張

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(鬼怒川上流。岩が大きく削られている)

 最近アメリカを代表する自動車産業の街デトロイト市が財政破綻し、連邦破産法第9条を申請したのにはびっくりした。
GMやフォードやクライスラーの工場があり、最盛時には人口180万人を擁した町が、GMやクライスラーの実質倒産で現在は人口70万負債額は1兆8千億円まで膨れ上がり、どのようにしても返済は不能なのだという。
デトロイトの場合はアメリカ自動車産業の衰退とたもとを一にしており、旧産業だけに頼るとどうしても町が衰退することが分かる。

 一方ドキュメンタリーWAVE「破産都市は甦るかで放送したカリフォルニア州ストックトン市の財政破綻はバブルにまみれて不動産投資に走った町が、リーマンショック後の不動産の暴落で立ち上がれなくなった例だった。
ストックトンはサンフランシスコのベットタウンで人口30万人の町だ。郊外には瀟洒な住宅が建設されているが、3万人がすでに家を手放し、しかも買い手が全くつかないのだという。
家を失った家族はさりとて行く場所もなく、ストックトンに次々に作られていくスラムに住んでいるという。

 もちろん職場もほとんどなく失業率は15%全米平均の2倍、特に若者の職場がないため家を追い出された若者はギャングとなってコンビニや商店を襲っては生活していた。
なぜ商店を襲っても平気かというと、市は破産申請をする前から公務員の削減を実施してきており、削減率は一般職員6割、教職員6割、消防署員3割、そして警察官2,5割になっていた。

 犯罪者が増加しているのに警察官は削減されているので、犯罪が起こっても警察官がかけつけるのは1時間程度かかり、その間強盗は悠々と商品を持ち去ってしまう。
町はギャングだらけになってしかも重武装して互いに抗争をしているので、うっかり警察官も近づけない。
給与は30%カット、人員は25%カット、そしてギャングは重武装なのだから、まともに警察官なんてやってられない」というのが本音で、通報があってもできるだけ現場には遅く駆けつけるようにしているようだ。

注)手柄を立てても何のメリットもないので、けがをしないようにうまく立ち回らないとストックトンで生きながらえない。

 ストックトンの財政破たんの理由は、バブルの最盛時にヨットハーバー展示ホールといった箱モノをさんざん建設し、資金は借入や市債を発行して賄っていたことによる。
人口はどんどん増えるから市民税はバンバン入ってくる。いくら箱モノを作っても必ずペイする」と思っていたが、リーマンショックですべて裏目に出てしまった。
人口は増えるどころか減少に転じ、しかも住宅を持たない浮浪者ばかりが増加するようになり、まったく目算が立たない。

注)このあたりは住宅バブル崩壊後の日本とそっくりだ。当時自治体は宅地開発とテーマパークと乗る人のいないモノレールなどを作りまくっていた。
千葉県の上総アカデミアパークの事例を参照してもらえば当時の雰囲気が分かる。
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/22128-d1af.html


 負債総額は900億円だからデトロイト市の20分の1とかわいいものだが、借り入れの担保として市庁舎、消防署、警察署、学校、公園と市の保有財産すべてを金融機関に差し入れていることが裏目に出ている。
債権者から「返済をしていただけないなら警察署と消防署を競売にかけます」なんて脅されている。

 いくらなんでも消防署や警察署を担保に入れるのはどうかと思うが、市の財政は火の車で致し方なく担保に入れたらしい。しかし債権者が本当に消防署や警察署を担保処分してしまうと、ストックトンの街から消防と警察というもっとも重要な公的サービスが消えてしまうのだそうだ。

 現在全米では主としてバブルで舞い上がってしまった町の倒産予備軍がほぼ100都市程度あると聞いて驚いたが、日本にも夕張市というれっきとした倒産都市がある。夕張市の場合は主産業の石炭が衰退したためだから、デトロイト市の倒産と似ている。

 都市が倒産するとアメリカでは裁判所の管理下に置かれ、一方日本は国の管理下に置かれるがすることはほとんど同じだ。
まず債権者に債権放棄を依頼し残った債権は長期弁済方法で細々と返済するようにする。
一方公務員を削減し、残った公務員の給与は大幅にカットする。退職者に対する年金も同時に減額対象になる。
一方市民税やその他の税金は大幅にアップするから住民は国内有数の税負担を強いられ、一方でゴミ処理等の住民サービスは低下の一途をたどる。

 こうなるとその都市の運命はほぼ決まったも同然だ。住民は税金の高負担と少ない住民サービスに嫌気をきたして都市から離れていくので、人口が激減し不動産価格はさらに低下する。
金融機関は相手にしてくれないから借り入れなどは金輪際不可能になって、財政は縮小均衡のスパイラルをたどり、最終的には町は消滅する

 夕張市の場合は最盛時12万人の人口が現在は1万人になり、さらに毎年人口が減少し町そのものの存立が不可能になりつつある。
信じられないかもしれないが自治体の倒産とはそういうもので、アメリカでも日本でもそして中国でもすべて破産した都市の運命は同じだ。
そして問題なのは今世界中で都市の倒産が始まっていることだ。

注)現在もっともバブルっている都市は中国の都市で、たとえばオルドスでは100万人都市を建設したが住む人がいない。
中国の都市のバブルの状況は以下参照。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat43974941/index.html

なお私の住んでいる千葉市でも来年からゴミ収集費用が大幅にアップされる。千葉市の実情については以下参照。
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/2284-0be0.html

 
 

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(25.7.22) 安倍首相、参院選勝利おめでとう。自民党の圧勝と民主党の凋落

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(北海道東部 えりも岬から広尾に向かう黄金道路 江戸時代伊能忠敬がここを測量した)

 今回の参議院選挙は自民党が圧勝し、民主党が凋落した。自公政権は参議院でも過半数を超えてこれで安倍政権は安定政権となった。
思えば2007年の参議院選挙で自民党は敗北し、ねじれ国会になってから6年、日本政治のダッチロールが続いてきたがようやくこれで政治が安定する。

 通常国家の力を評価するのに、政治、経済、軍事、文化がありこれがバランスが取れていることが望ましい。5段階評価でオール5であれば申し分ないのだが日本は残念なことに政治の評価が極端に低かった。
私が評価すれば政治2、経済4、軍事3、文化4である。
日本が政治力を喪失していた間に極東の国家バランスに異変が生じている。

注)なお中国と韓国の私の評価は以下の通り。
中国: 政治5、経済4、軍事4、文化1
韓国: 政治3、経済3、軍事2、文化3


 その間世界政治で躍進したのは中国と韓国で、おかげで日本はこの二国からいいようにあしらわれ、日本は世界で唯一歴史を反省しない非道の国のように扱われてきた。
イ・ミョンバク前韓国大統領は「日本は弱くなったので何を言ってもいいんだ」とうそぶくし、パク・クネ大統領はアメリカの議会で日本非難の演説を行っている。
そして中国は尖閣諸島を日本から掠め取ろうとし、また沖縄独立派を後ろから操って沖縄を中国領にする準備に着手し始めた。

注)中国が沖縄独立派を支援していることは以下に述べておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-8809.html

 あれもこれも日本の政治力が衰えた結果であり、首相が1年も持たない国の元首はどこの国からも相手にしてもらえない。
そしてなぜ1年で崩壊するかというと自民党政権でいえば衆参のねじれで重要法案を通過させられず、衆参の同意人事で日銀総裁もまともに選べないからだ。

 オバマ大統領は8年、胡錦濤主席は10年イ・ミョンバク大統領の任期は5年だったのに、日本の首相は1年で、サミットの記念写真でいつも端に立ったのは、任期の短い元首は端という原則があるからだ。

 しかしようやくそうした政治のダッチロールが終わった。
自公政権は自公合わせて76名が当選し、過半数の121名を大幅に超える135名の参議院議員となり、参議院も晴れて自公で過半数を確保することができた。

 日本の憲政史上民主党が政権をとっていた3年間は、暗黒の時代と記載されるだろう。
鳩山政権はあり得ない辺野古以外の米軍基地の移設を約束して自爆し、菅政権は福島第一原発の処理を誤り、炉心をメルトダウンさせて、世界中に放射能をばらまいてしまった。
わずかに野田政権になってまともになったが、これは野田氏が自民党の手法をまねたからだ。

 かつて極東の経済は日本が突出していたが、中国や韓国の躍進で極東での経済力はいづれもどっこいどっこいになり、突出した国はなくなった。
経済に差がなければ政治力が物を言う。
私は安倍首相の政治スタンスは好きだ。安倍氏は明らかに右派政治家だが日本では長い間左派政治家が良心派だと誤認されてきた。

 中国や韓国に常にへりくだって戦後の反省をするのが左派政治家の常で、村山談話河野談話はその延長線上にある。
だがいくら反省をしてもそれを中国と韓国は受け入れず、「一生反省を繰り返せ」と言う。
もし中国や韓国がまともな国家であれば日本が反省をする意味があるが、中国は21世紀にまれな帝国主義国家で、内部にチベットやウィグルや内蒙古の植民地を持ち、国内の人権団体を圧殺し、ベトナムやフィリピンや日本の領土を掠め取ろうとしている。
そして韓国はその中国の手先となって歴史を歪曲している。

 左派であることはこうした帝国主義国家に加担することだが、幸い中国に親近感を抱いてきた民主党が凋落した。
安倍政権は衆参両院で安定政権になったのだから、政治力を回復し極東での政治バランスを取り戻してもらいたいものだと思う。

注)なお安倍首相の外交政策についてはその手際の良さが光っており、それは以下に述べておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-81f2.html

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(25.7.21) 中国最後の虚勢 「経済は崩壊してもGDPは高成長だ」

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北海道東部 キトウシの海岸線。海岸線の道路はほとんど人の気配がなかった

 笑ってしまった。NHKクローズアップ現代国谷キャスターが「新興国の経済に異変」という番組で当惑していたからだ。
国谷キャスターは「なぜ中国のシャドウバンキングが問題なのですか」と専門家と言われる人にさかんに質問していたが、回答が「それは規制外の金融だからです」という答えだった。
ならば規制を排除すれば問題が解決するではないですか」とくいさがっていたが、実は規制が問題なのではない。この回答では国谷キャスターならずとも「わけが分からん」と思うのは当然だ。

 今中国経済の一番のアキレス腱はシャドー・バンキングからの融資がいくらになっているか誰もわからないことで、しかもこのシャドウバンキングには大手や中小の国立銀行が関与している。
はっきり言えば簿外の融資で、アメリカのリーマンショック前に膨れ上がったサブプライムローンと言われたディリバティブと何ら変わりがない。

注)シャドーバンキングとは中国版ヘッジファンドや中国国有銀行が行う簿外の融資の総称で中国中央銀行が把握していない融資額のことを言う。

 リーマンショック後中国は65兆円規模の景気刺激策を行い、地方政府に積極的に公共投資と不動産投資住宅投資)を行うよう奨励した。
これを受けて地方政府は競争して公共投資住宅投資を行ったが、問題は住宅投資をして次々に建設したマンションがさっぱり売れなくなってしまったからだ。

注)もっとも象徴的な例はオルドスに地方政府が100万人都市を建設したが、そこに住む人はほとんどおらず、幽霊都市になっている。
購入者は共産党幹部のような資産家だが、転売目的の投資物件なので実際に住むことはない。


 日本でもバブルが崩壊した後は住宅公団や地方の住宅公社が建設したマンションが全く売れなくなり、最終的に当初の値段の3割程度まで引き下げて販売したのを覚えておられるだろう。
中国で今発生している現象は日本のバブル崩壊の再現である。

 しかし中国は一筋縄でくたばるようなやわな国ではない。
地方政府はマンションが売れなくなり金融機関からの借り入れの返済ができなくなってきたので、この売れ残っているマンション群(実際はほとんど売れていない)を担保にしたり信託財産にしたりして、一般大衆から資金を調達する方法を思いついた。
投資会社や金融機関に依頼して小口の投資物件にし、高金利(定期預金の利率が3%なので、ほぼその倍から10%程度の利回りにする)で大衆から資金調達を始めた。

注)この方法の詳細は以下の記事で述べておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-b399.html

 これが理財商品と言われるものだが、サブプライムローン債権が返済不能の住宅融資の寄せ集めだったのに対し、理財商品は売れるあてのない地方政府のマンション群の寄せ集めだ
どちらも最終的に返済が不可能なことが同じだが、とりあえずは利回りがよく地方政府のお墨付きがあるので人々は競ってこの理財商品を購入した。

 そしてこの金額が一体どのくらいあるのか誰にも分からなくなって、最低でも130兆円、いや本当は350兆円規模だと疑心暗鬼になっている。
こうなった時の政府や中央銀行が行うことはどこも同じで、「簿外だった理財商品の残高を正確に報告せよ」と通達を出すことだ。
しかし金融機関もどれが理財商品かさっぱり分からないから(グレーゾーンの融資がいくらでもある)、実際の報告はかなり怪しげなものになる。

注)日本ではバブル最盛期のころ日銀から不動産融資の残高報告を求められ、この残高が増えないように指導された。金融機関はグレーなもの(表面的に不動産融資となっていないもの)は正常融資として分類し、できるだけ不動産融資の報告残高を圧縮したものだ。

なお理財商品は実際は中国の腐敗と色濃く結びついており。これは以下の記事で詳述しておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-9d6f.html

 国谷キャスターへの回答としては、「シャドウバンキングとは、理財商品という中国版サブプライムローンを扱っている金融機関です。この理財商品の返済がされなくなるのが問題です」というのがもっともわかりやすい説明だったはずだが、専門家も本当のところをつかんでいないため「規制外融資」だとわけの分からない回答でごまかしていた。

 今中国では不動産投資住宅投資)が完全に焦げ付いているので、これ以上の住宅投資は自分で自分の首を絞めることになる。
輸出は世界各国の経済失速で増加するあてはなく(香港への架空輸出で金額をかさ上げしていたが)、国内にはもはや住宅投資を拡大できる余地はない。
消費は共産党の幹部や一部の資産家を除けば貧乏人ばかりだから、もともとあてにできない。
かくして自慢のGDPは完全に失速しているのだが、4月から6月までのGDPの伸び率は7.5%と発表された。

 今この数字が世界の笑いものになっている。
「輸出も国内投資も消費もさっぱりだ。それなのにGDPが7.5%に増える理由はなにか。その答えは中央政府の本年度の目標が7.5%だからだ」これ以外の理由はない。

注)中国のGDPは地方の共産党幹部の出世のバロメーターで、その報告者はやはり地方幹部なので常に数値に加工が施されている。詳細は以下参照http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/21910-f18a.html

 現在首相をしている李克強氏が2007年にアメリカの中国大使に話した内容が知られている。
私はGDPの数値は信用していない。中国経済を知るには電力消費と鉄道貨物量、それに銀行融資の金額で判断している

 この三つのデータを過去と現在で比較すると以下のようになる(対前年同期比伸び率)。
       11年上半期     13年上半期

・GDP       9.6%         7.6%
・電力消費   12,2%         5,1%
・鉄道貨物    8.0%        ▲2.8%
・銀行融資  125兆円        167兆円


 
 何とも不思議な数字だ。貨物輸送などはマイナスになっているが景気は依然として好調ということのようだ。
銀行融資などは思いっきりバブルっており、日本と同じで懸命に通貨元を印刷して下支えをしているのが分かる(なお理財商品の金額が銀行融資金と同じかそれよりはるかに多いことに注意)。

 上記の数字の読み方は一つしかない。中国の景気は完全に失速しており、それを金融緩和で懸命に支えているという構造だ。
経済や金融などというものはアメリカでも日本でもそして中国でも同じで、中国だけがバブルから逃れられるわけでない。

 1990年代に日本が、そして2008年に西欧とアメリカが陥ったバブル崩壊に今中国が遭遇している。
中国の高度成長の時代は終わり、住宅バブルが崩壊したが、不思議なことにGDPだけは虚勢を張って高度成長をしている。(だから中国のGDP数値を信用するのは愚かだ)
これを「虚勢の経済」という。

注)中国経済については以下にまとめて記載されています。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat43974941/index.html

 

 

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(25.7.20) 文學入門 「クローディアの秘密」 カニグスバーグ作

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(北海道東部 霧多布湿原 北海道にはいたるところに湿原があって昔の景色をとどめている)
 
  私のように普段小説を読むことが少なく、ましてや児童文学など見たことも読んだこともない人間にとって今回の読書会のテーマ本「クローディアの秘密」、カニグスバーグ作は読むのにかなり骨折り作業だった。
私はテーマ本は必ず読むことにし、どのような内容でも書評を書くことにしているが時にはひどい試練だ。

 この小説は1967年に作成されているから私が大学生だった頃のアメリカが舞台だ。
主人公のクローディアという少女は小学校の上級生、ジェイミーという少年は小学校の下級生で姉弟である。
クローディアは計画を立てるのがとても上手な少女で、家の生活にうんざりして家出を計画する。
その相棒に選んだのが弟のジェイミーで、ジェイミーは非常な倹約家でおこずかいをたっぷり溜めていたのでこの資金をあてにしたからだ。

 姉弟はニューヨークの郊外の町に住んでいたので、家出先はニューヨークのセントラルパークにあるメトロポリタン美術館にした。
ここは無料で入れてしかも時間になれば守衛以外に人がいなくなるので、トイレに隠れて守衛が去るのを待って展示されていたベットの部屋で寝泊まりし、庭の噴水で水浴びし、投げ込まれていた小銭を拾っては生活の足しにしていた。
食事は外食だがジェイミーが厳しく管理していたので粗食に耐えていた。

 
 そうしてメトロポリタン美術館で生活をしていたある日、美術館で催し物がありミケランジェロ作と思われる天使の彫像が展示されることになった。
この彫像はある収集家から安価に入手したもので、もしこれが本当にミケランジェロ作だと決定されると莫大な価値になると新聞に報道されていた。

 クローディアは何とかしてこの彫刻がミケランジェロの作であることを証明して、自分が今までの自分と違った人間になるのを証明したいと考えていたが、思った通りの証拠が得られなかった。
そこでこの彫像を競売に出したフランクワイラーという金持ちの収集家のおばあちゃんを訪ね、そこでミケランジェロの彫刻のスケッチを発見する(だから本物だ)というストーリーだ。

 この本は児童文学だから当然のことに小学校上級生を対象に書かれている。
文章は易しく漢字にはほとんどフリガナを振ってあるので読むのは全く簡単だ。
だが、正直言えば私のように66歳になり、人生の酸いも甘いも経験した者には、「まあ、この程度の話は昔聞いたこともあるし、また自身で同じような経験をしたことがある」という感じで、目新しさが全くないのだ。
とても老人向きとは言えない。
あえて言えば私が児童文学を執筆するならばとても参考になることと、子供たちに読み聞かせる対象の本としてはふさわしい。

 家出先がメトロポリタン美術館であること。および少女がミケランジェロの秘密を解くという設定は確かに面白いが、ダビンチコードインディー・ジョーンズような映画を見慣れているものからすると、「まあ、これは子供に読ませておくのが適切で、大人の読み物じゃないな」というのが読後感だ。

なお、文學入門の記事は以下にまとめて入っております。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat43898465/index.html

http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/cat31264874/index.html

 

 

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(25.7.19) クローズアップ現代 「世界を監視するアメリカ スノーデン氏告発の衝撃」

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フランス南部の古都ル・ピュイの大聖堂 ここからサンチャゴ巡礼の旅が始まる

 私のようなゴルゴ13の愛読者はアメリカ政府が以前からインターネットの情報収集をしており、そのシステム名をエシュロンと言っていたのを知っていた。これはアメリカだけでなくイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドが参加しており、アングロサクソン同盟と言われている(実際の運用はアメリカとイギリスであり他は刺身のつま)。

 今問題になっている元NSAの嘱託職員だったスノーデン氏が暴露しているシステムはプリズムと言って、主としてアメリカ経由のインターネット通信会社Google,Yahoo,AOL等)から情報を入手して分析するシステムだという(ただしエシュロンとの関係はよくわからない)。

 私はこうした通信傍受は中身の傍受だと思っていたが、それは違っていてプリズムが集めているのはメタデータだという。
メタデータとは電話であれば誰がいつどこからどこにかけたかの情報であり、電子メールであればどのIP アドレスがいつどこのIPアドレスにメールしたかであり、ATMであればだれが何時、どこでATMを使用したかである(はATM情報にはいくらの金額を出金した、または送金したという情報もあるのではないかと思っているが番組では明らかにされていなかった

注)メタデータとは「データのデータ」という意味で、たとえば私のメタデータは、名前、現住所、生年月日、男、職業のようなもので、私自身がどのような生活をしているかは含まれない。

 考えてみれば電話や電子メールの中身を分析するとなると膨大な人手と時間がかかるから、まずプリズムでメタデータを利用しテロや犯罪の可能性を絞り込んで、次にそうした人物のデータの中身を覗くのがもっとも合理的だ。
このためメタデータの収集は基本としてアメリカ人すべてと、アメリカを経由するインターネット回線を使用している外国人約世界の通信の8割相当)のすべてが対象になっている。

注)反対に日本国内だけのネットを使用したり、外国への通信が直接その国とつながっているネット(アメリカを経由しないネット)を使用するとプリズムに引っかからない。

 アメリカでなぜNSAのような通信傍受システムが発展したのかというと、1941年の真珠湾攻撃を事前に知ることができなかったのを理由にしており、1952年にトルーマン大統領が設置を許可している。
そしてさらに現在のようにすべてのメタデータを収集するようになったのは2001年の同時多発テロを防げなかったことから、それまでの特定者の通信傍受からメタデータの収集に舵を切ったのだそうだ。

 スノーデン氏が告発した内容は、中身の通信傍受が裁判所の許可なく行なわれているということで、メタデータだけなら2008年の法改正で令状なしでおこなわれることを議会が承認している。
だから議会としたら「議会が認めたのはメタデータの情報収集だけなのに、中身まで令状なしで覗いていたなんて約束違反ではないか」ということになる。

注)ただしオバマ大統領は「NSAの活動は完全に合法的であり、メタデータの収集しかしていない」と言っていたが、これはスノーデン氏のいうように嘘だろう。

 アメリカ人の意見は分かれており、プリズムを合法・違法と考えている人の割合はほぼイーブンだ。
今回スノーデン氏の告発によってNSAの存在とその任務が明確になったのだが、こうした事実は日本ではゴルゴ13で何度もえがかれており、またアメリカではミッション・インポッシブルのようなスパイ映画で何度となく扱っているので、今更驚くほうがどうかしている。

 現在は世界各国の諜報機関がそのIT 技術を駆使して互いに情報を盗み合っているのであり、アメリカや中国だけでなく、イギリスもドイツもロシアもイスラエルも同じことを行っている(ただしレベルはかなり差がある)。
日本では正式な情報機関がなく、また諜報活動も行っていないのでどうしても世界政治では準プレーヤーになっていて、私などはとても残念に思っている(主要な情報はアメリカから通知されるが、アメリカのバイアスがかかっている)。

注)なおスノーデン氏の告発は中国にそそのかされて行っているもので、その経緯は以下に述べておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-a332.html





 

 

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(25.7.18) クローズアップ現代 「潜入 違法ハウス 住宅弱者をどう支えるか」 

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(フランス南部 巡礼のスタート地点ル・ピュイの近郊) 

 私がまだ現役で働いていたころ浮浪者がうらやましくて仕方がなかった。
当時京葉線を使用して東京に出ていたのだが、京葉線の東京駅地下コンコースは夕暮れ時になるとどこからか浮浪者が集まり、新聞紙一枚を引いて寝込んでいた。
この場所は雨風は防げ、夏は冷房・冬は暖房の効いた最適な環境で「こんなところで一日中寝転んでいられるなんてなんて幸せな人々だろう」そう思って見ていたものだ。

 しかしどうやらことはそれほど単純でないらしい。
このたびクローズアップ現代で「潜入 違法ハウス 住宅弱者をどう支えるか」という番組を放映していたが、社会人として認めてもらうパスポートが住所のあること、さらにいうと住民票を提出できることだと聞いて、「確かにそれはそうだ」と納得した。

 私たちの生活はすべてこの住民票を中心に回っている。運転免許証やパスポートを取るにも必要だし、住民税は住民票を基礎に課せられている。また選挙権は住民票のある場所に送付されてきているし、郵便物も基本的に住民票のある場所に送られてくる。

 私は日本人は住居を持ち、また持たなくとも賃貸住宅に暮らしており、住所があるのが当たり前だと思っていたが、それは日本が高度成長を遂げていた時代の話で、停滞の20年間に様相が変わってきたようだ。
この間のもっとも大きな変化は非正規労働者が激増したことで、20代の若者の二人に一人、全労働者の3人に一人は非正規労働者で、こうした人々の所得は相対的に低く、今や年収200万円以下の労働者が1000万人にも達しているという。

注)私が働き始めたころは労働者を囲い込むほうが大変で、ほとんどの人が正規労働者だった。なお雇用の実態については以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-5b4f.html

 低所得者にとって最も問題なのは住居で、敷金礼金を払ってさらに高額の家賃を支払うことができなくなっている(さらに保証人を見つけるのが難しい)。
そうした人々を対象に今違法ハウスと称する一人当たり1.5畳程度の空間しかない賃貸住宅が爆発的に増加しているらしい。

注)オフィスや一軒家をべニアで間仕切りして1.5畳程度の空間に区分する。ちょうどインターネットカフェの個室のような感じ。

 正確な統計はないが都内だけで100棟、2000人以上がこうした違法ハウスで暮らしているという。
番組に出てきた男性はこの1.5畳程度の空間を2万8千円で賃貸しており、敷金・礼金なし、保証人なしなので、ここにしか住めないと言っていた。
確かに通常のアパートを借りるとなると5万から10万程度の家賃は支払わなければならず、この男性の給与は月収10万以下だったので他に住むところはないのだろう。

 一方でこうしたハウスは消防法窓がない)や自治体の条例(4.5畳以上なければならない)や建築基準法住居をオフィスや倉庫と言って登録している)に違反しているので当然行政指導の対象になるが、問題はこうした場所でしか生きられない人々の扱い方になる。

 番組に出てきた男性は、住んでいたハウスが行政から違法だと指摘されて閉鎖されることになり、区役所に相談していたが、「それなら仕事を止めて、生活保護を申請したらいかがですか」と言われた言葉を失っていた。
自立して生きようとしているものから住居を追い出し、その後は生活保護で生きろというのはひどい矛盾だ。

 なぜこんなひどい話になるかというと、自治体が住居をあっせんする相手は生活保護者だけで、職を持っているものは対象にならないからだ。
だが実際は生活保護費より低い給与で働かざる得ない人々もおり、そうした人を職場を奪って生活保護者にするのは何としてもひどい。

注)かつては給与のほうが生活保護費より高いのが普通だったが、今は生活保護費のほうが高くなっている事例が多い。
こうした場合多くの人は働かないで生活保護費で暮らそうとするが、中には自立して生きていこうとする人もいる。
なお生活保護の実態は以下参照。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/231214.html


 違法ハウスはただ違法だというだけで閉鎖するだけでは何も解決しそうにない。安価で快適な住居を自治体が提供できれば解決するのだが、自治体の財政も失われた20年間に火の車になっている。
結局違法ハウスは行政の谷間に咲いたあだ花で人助けになっており、取り締まりだけではどうにもならない状況下にある。

クローズアップ現代の記事は以下にまとめてあります。http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/nhk_2/index.html

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(25.7.17) バーナンキ議長の一言で世界中が低成長に入った

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フランス南部の高原に咲いていた花の群落。私は名前を知らない

 驚いてしまった。FRBのバーナンキ議長の一言で世界中の資金の流れが変わってしまった。
それまではアメリカから新興国(インド、ブラジル、ロシア、インドネシア)に流れていた資金が今激流となってアメリカに回帰している。
しばらく前まではブラジル大統領は「先進国が金融緩和を行っているため新興国はひどいインフレだ。何とかせよ!!」と言っていたが、FRBが何とかしたとたんに新興国の通貨と株式が暴落し、GDPの成長率が止まってしまった。

注)ここにきて新興国で暴動が続いているがすべては経済が失速したため。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-c921.html

 新興国の経済成長は所詮は先進国の金融緩和頼みだったのだが、すべて自国の経済政策がうまく機能していると錯覚するものだ。
今は「早急な金融緩和の縮小は世界経済に悪影響を及ぼす」と泣きを入れている。

 特に新興国にとってつらいのは通貨が下落すると輸入物価が上昇してインフレになるため、通貨の防衛に乗り出さなくてはならないからだ。そのためには蓄えた虎の子の外貨準備を取り崩すことになるが、バーナンキ議長が金融緩和策の縮小を言った5月からの新興国の通貨下落率と外貨準備の下落率は以下の通りになっている。

           外貨準備下落率    通貨下落率     株価減少率
・インドネシア        ▲8.5%     ▲2.1%      ▲14.0%
・インド            ▲4.0%     ▲10.9%     ▲3.8%
・ブラジル          ▲2.4%     ▲11.5%    約▲15%
・ロシア           ▲3.6%     ▲5.3%       約▲6%


注)いずれも自国通貨の買い入れ介入をしているが、介入の大きなインドネシアの通貨下落率は相対的に低く、一方介入に積極的でないブラジルの通貨下落率が大きい。

 問題はそれだけにとどまらず株式市場も総崩れになっている。日本などは円安になると輸出産業が息を吹き返すと思われ株高になるのだが、資源頼みの国ロシア、インドネシア、ブラジル)は資源価格が低下し、経常収支が赤字の国インド)などでは輸入物価が上昇するので株価は低下する。
世界経済は中国もインドもブラジルもインドネシアも急ブレーキがかかり、今ではアベノミクスの日本に「世界経済の牽引をぜひとも」と言われているのだから驚く。

 ここにきてアジア開銀が13年度のGDP成長率を引き下げている。日本を除くアジアの成長率を6.6%から6.3%に引き下げたが、おそらく更なる引き下げが必要だろう。
何しろ中国もインドもインドネシアもほとんど成長できなくなっているのだから、6.3%など夢のまた夢だ。

 リーマンショック後はアメリカ、EU、日本がそろい踏みで金融緩和を行っていたので、世界中のヘッジファンドが心置きなく新興国の株式や資源に資金を投入してきた。
しかしアメリカが金融緩和の縮小に転ずれば、他人のふんどしで相撲を取っていた新興国の経済は一気にしぼむ
株も通貨も安くなれば早めに新興国から資金を還流させないと、ヘッジファンドの経営があぶない。
新興国投資の時代は終わった。これからはアメリカと日本に金を集めろ!!!」

 私はつくづく思うのだが経済を金融だけで引っ張るには限界がある
先進国は懸命にインフレを起こして経済成長を図っているが、それでバブルを起こしてはも元も子もない。
だからFRBも日銀もECBもバブル直前で金融緩和を止めなければならないが、バーナンキ議長はそれがこの9月だという。
そしてそこで新興国の経済成長はストップする。

注)先進国経済はインフレだけが経済成長の手段になっていることは先に述べておいた。http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-e932.html

 バブル資金がなくなれば新興国は実力に見合った適度な中成長にするのが経済政策としてベストで、中国の李 克強首相などは明らかにその方向で国政を運営しようとしている。
だから13年度は新興国の経済は失速して、世界中で低成長になると私は思っている。

注)最近李 克強首相の経済運営をリコノミクスと呼ぶようになったが、一言でいえば「高度成長よさらば」ということだ。
なお中国経済の実態については以下を参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-8540.html

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(25.7.16) 森ビルの苦闘 「どうしたら上海に高層ビルを建てられるのだ!!」

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サンチャゴ巡礼フランス道。 こうした何気ない道が延々と続いている

 従来なぜ中国の公共工事宅地開発、道路、橋梁、高速鉄道、ダム等)が日本などと比較してスピーディーに行われてきたかの最大の要因は、土地の収用が実に楽にできたからだ。
中国では土地は国家の物で住民はその使用権を持っているにすぎない。
そして土地の実質的な所有者である地方政府は、その使用権を安価な補償金と警察力や暴力団を動員して簡単に取り上げることができていた。
住民は追い出され不満を持っていても泣き寝入りをするだけだった。
こうして多くの経済特区や北京や上海周辺の土地が地方政府の手で取り上げられ、そのあとに高層ビルが乱立している。

注)最近になり地上げが困難になってきた実態はNHKがレポートしており、その内容は以下に記載しておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-1cbe.html

 本日取り上げる森ビルの事例は、青木直人氏の「誰も書かない中国進出企業の非常なる現実」が基データになっている。

 森ビルが地上げされた上海の金融地区にアジアで最も高い460mの高層ビルを建てようとしたのは1995年のことである。
実際の工事が始まったのは1997年からだが、これを請け負ったのは清水建設だった。
しかしこの場所は地盤が弱く一年で6cm程度地盤沈下するため、この地盤強化のために予算が膨らみ始めた。

注)なお建設予算が当初計画に比較して増加するのはどこでもあることで、予定しなかったトラブルはどうしても発生する。問題はそのトラブルをどこが引き受けるかということで、この高層ビル建設はすべて森ビルの持ち出しになった。

 森ビルは膨らむ予算に対し資金調達を強化しようとしたが、直後に起こったアジア金融危機でメインバンクのみずほが消極的になり、資金調達のめどが立たなくなってしまった。
こうして工事が思ったより難工事であることが判明し、一方資金調達が行き詰ったためにこの工事は中断され、工事が再開されたのは2004年である(この間清水建設は降りてしまった)。
森ビルとしては費用がかかるばかりで採算性に疑問が出てきたこの工事を中止したかったが、この時も日本の外務省日本大使館)はそれを許さなかった。
これは日中友好のシンボル的建設物なのだから、何としても建設せよ

注)日本大使館は日中間の揉め事が起こることを極度に警戒して、中国の意向を日本企業に押し付ける傾向がある。アメリカのように中国政府や地方政府と渡り合ってくれない。
日本の大使がどのようにふるまうかは以下に詳述してある。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-04f4.html


 
 工事が中断していた間にアジア各地で高層ビルの計画が次々に発表され、台湾508mの高層ビルが建てられていたため、森ビルは地方政府より当初予定の460mでなく、台湾に負けない高さのビルを建設するように追加要請を受けた。
さらに2001年のアメリカで起きた同時多発テロを見た地方政府は耐久性の強化を森ビルに求めた。
なんでもいいから台湾に負けず、また耐久性を強化しなければ許可しない
こうして工事再開後も次々に難題も持ちかけられ、工事費用は当初の700億円が最終的には1100億円かかって2008年にようやく完成した。

注)なお高さは460mから492mにかさ上げされ、さらにその上に電波塔をたてて台北の508mを凌ぐ高層建築ということになった。
だがこんなに苦労して建設した高層ビルの入居率は2013年現在で70%程度だが、これは中国各地(上海も同じ)で一斉に始まった建設バブルの影響でビルが余ってしまい、テナントを募集するのが難しくなったためだ。


 中国のビジネスでは日本企業の場合は問題が多い。それは外務省や大使館が中国政府や地方政府の言いなりで、さらに悪いことに圧力団体になるため商業ペースでのビジネスができない。
森ビルの苦闘はそうした事例の典型で、日中友好という幻想のはざまに落ちてしまい、収益が度外視される。
昨日記載した王子製紙の事例とともに中国ビジネスが完全に行き詰っていることを示す事例と言えそうだ。

注)なお王子製紙の苦闘については以下の記事を参照。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-910d.html

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(25.7.15) 中国進出企業 王子製紙の苦悩 「なぜ排水溝の建設ができないのだ!!」 

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(フランス南部高原地帯の農家にいたシェパード、とてもおとなしく少女と遊んでいた

 私は今青木直人氏の「誰も書かない中国進出企業の非常なる現実」という本を読んでいるのだが、今までバラ色のイメージで語られてきた進出企業の実態が実はその対極にあることが分かってきた。王子製紙の苦悩はその一つである。

 王子製紙製紙業界で日本トップの売上高を誇り、世界でも5位2011年)だが中国進出で大誤算に陥っている。
王子製紙は中国江蘇省南通市揚子江の下流域)に約2000億円の投資(単独企業としては最大規模)で近代的な工場建設し、高級紙40万トン、一般紙70万トンの生産を目指したが、計画は遅延に次ぐ遅延で一般紙の工場の稼働のめどが立たない。

 もともとこの南通プロジェクト2003年に開始し、2006年の操業を目指して立ち上げたものだが、当初王子製紙が合弁でなく単独資本での進出を目指したため、南通市からサボタージュ(特に水の排水溝であれこれ条件を付けたに合い、南通市の資本10%を入れることを条件にようやく2010年に高級紙の生産工場が稼働した。

 実は中国進出で最も問題になるのは「合弁か単独か」ということで、方政府は必ず合弁を条件にしてくる。
中国にとって合弁のメリットは大きく、主要な役員や従業員を縁故で採用させることができるし、日本の技術を盗むこともでき、さらに経営が軌道に乗らなくなって撤退する段になった時に日本の株式を買い叩いて、ただのような値段で最新の工場を手に入れることができる(だから意図的に倒産させるように仕向けることもある)。

 一方海外の進出企業としては合弁をできるだけ避けるようにし、許認可で嫌がらせを受けると本国政府が折衝に乗り出して、中国の地方政府の横暴を抑えるのだが、日本の場合は外務省や通産省が弱気で全く交渉してくれない。
外務省などはさらに問題があり、中国側の意向を受けて「外交問題になるから撤退はしないように」と圧力さえかけてくる。
かくして中国市場はバラ色だと判断して進出すると、地方政府の餌食になってしまい全く無駄な職員を抱え、さらに自由な経営ができずいつまでたっても赤字を垂れ流し続けることになる(王子製紙の中国工場は現在そうなっている)。

 王子製紙の場合はさらに問題が複雑で排水溝建設でニッチもサッチもいかなくなってしまった。一般紙70万トンの工場は2013年稼働を目指して建設されたのだが、排水溝の付け替え工事を南通市が住民の反対で中止してしまったため、王子製紙は工場があっても排水溝がないため生産できない状態になっている。

 
注)このあたりの経緯は外から見ていると何が何だかさっぱりわからない。40万トンの工場の排水溝は直接揚子江に流しているのだが、70万トンの一般紙の生産に合わせて排水溝のパイプラインを揚子江ではなく直接黄海に流すように南通市から指令された。
揚子江の水を飲み水につかっている上海市等からクレームがついたからだと思われる。


 王子製紙は本当は目の前の揚子江に処理後の排水を流したかったがわざわざ100㎞程度離れた黄海に直接流すべく、南通市と共同でパイプラインの建設をしていた。
ところが黄海の出口に位置する啓東市の住民が環境汚染が始まると大反対のデモが起こり、2012年7月に南通市はこのパイプラインの建設を凍結してしまった。
住民運動の結果排水溝の建設が不可能になり70万トンの工場は操業ができなくなってしまったわけだ。

 住民運動自体は「中国の民衆もようやく環境問題に目覚めたのか」と前向きな評価もできるが、本当はそれほど単純でない。
王子製紙の工場ができたことでメリットを得られるのは南通市だけで、一方啓東市のほうは何のメリットもない。
だから分け前を求めて啓東市は住民をあおって反対運動を起こしたのだが、金を出すのが日本企業の王子製紙とあらばいくらたかってもおとがめはない(中国国有企業の場合は治安部隊が出てくる)。

 しかし王子製紙としては啓東市を懐柔するためさらに資金を出して生産しても、中国国内の成長は頭打ちになり海外市場もヨーロッパなどはマイナス成長なのだから、なんのメリットもなくなっている。
しかたがない。無理にわいろを出して啓東市にパイプラインを通しても、実際は販売先がないのだから、しばらくほっておこう」という状況になっている。

 当初は2006年には全面稼働していた計画が2013年になっても半分の生産施設しか稼働できず、投資資金2000億のうち1000億は無駄に打ち捨てられているままだ。
中国が企業の進出先としての夢のような場所と思われていた時代は過ぎ、今はどうやって損失を最低限にしながら撤退できるかという時代に入ってきている。
王子製紙の苦悩はその典型だ。

なお中国経済の実態については以下にまとめて記載してあります。未だ中国経済に対して幻想をお持ちの方は是非読まれることを勧めます。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat43974941/index.html

 

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(25.7.14) 日本を中国の属国にしようとした男 前中国大使 丹羽宇一郎氏

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フランス南部の高原地帯は牛の放牧場になっており、巡礼者以外の人はいなかった

 私が長い間不思議でしょうがなかったのは、元伊藤忠商事の社長と会長を足かけ13年あまり歴任した丹羽宇一郎氏2010年6月菅総理当時)の意向を受けて中国大使になったことである。
民主党政権は徹底的に官僚を嫌っていたし、また当時は「それまでの慣例を破った実に斬新な大使起用で、外務省出身者にあるような中国にただへくだるだけの外交から、民間人のバイタリティーを感じさせる外交」に変わると思われていた。

 だがそれでも私はとても不思議に思ったものだ。
なぜ伊藤忠商事の会長が中国大使になるんだろう。商社だったら三菱商事や住友商事や三井物産といくらでもあるのに・・・・・・」
私は当時伊藤忠がもっとも中国進出に熱心で、かつ中国要人との太いパイプを持っていた商社だとは知らなかった。
中国要人に取り入り、伊藤忠を中国ビジネスのトップ企業に押し上げ、セブン・イレブンイトウ・ヨーカドーの中国進出を実質的に仕切っていたのが伊藤忠で、そのトップが丹羽宇一郎氏だったことを最近知った。

注)青木直人氏の「誰も書かない中国進出企業の非情なる現実」という本に詳しく載っている。

 丹羽氏が中国ビジネスを展開した方法は常に決まっていて、中国要人で最も政治力のある鄧小平李鵬江沢民ファミリー企業たいていの場合は子供が社長になっている)に取り入り、そこに多額の政治献金実質的にはワイロ)をすることで、鄧小平等の政治力で商取引を展開していくという方法だった。
その手口があまりにあこぎだったため李鵬首相の息子に対する献金数十億円はわいろではないかと大阪国税局の摘発を受けている。

注)中国では法はあっても形式的なものですべて権力者の意向(人治主義いうがワイロ政治といったほうが早い)ですべて決まるので、誰に取り入るのかが最大のポイントになる。丹羽氏はそれが特別にたけていた商社マンだった。

 こうした丹羽氏のビジネス展開(わいろ献金)で伊藤忠は日本を代表する大商社になったが、昔からそうだったわけではない。
私がまだ融資担当だった40年ほど前は、商社の中で伊藤忠三菱商事住友商事より一段低い商社とみなされており、実際長い間不良債権に苦しんでいた。
その伊藤忠が21世紀に入り劇的に収益が改善したのは、丹羽氏が進めた中国シフトが効を奏したからで、中国の大発展とまさに袂を一にしている。
丹羽氏は伊藤忠の中興の祖だ。

 
 丹羽氏の中国傾斜はひときは抜きんでており、伊藤忠の役員時代に「将来は大中華圏の時代が到来し、日本は中国の属国として生きていけばいいのです。それが日本が幸福かつ安全に生きる道です」と深田祐介氏との対談で述べている。
いわば確信的な中国シンパを菅首相は中国大使にしたのだが、このためその後の日中関係に問題が発生するたびに丹羽氏は中国側に立って日本をいさめることになった。

 まず2010年9月に起こった尖閣諸島中国漁船当て逃げ事件では、中国に対する抗議は一切しないでもっぱら中国の言い分を日本に伝えるメッセンジャーの役目だけをした。
さらに石原東京都知事当時)が尖閣諸島を都が購入するという案を出すと、石原氏と土地購入を支持する世論を「日本の国民感情はおかしい。日本は変わった国なんですよ」と習近平副主席当時)に釈明している。

注)中国漁船当て逃げ事件については以下の記事を参照
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/22922-5c33.html

 また中国に対するODAの継続と増額を外務省に進言したが、すでにGDPで日本を凌駕して押しも押されもしない経済大国に対し開発援助の継続を続ける理論的根拠はなかった
しかし本当のところを言えばこのODAは中国から見たら日本からの戦後賠償(すでに7兆円規模のODAを提供しているという位置づけであり、他国に対するODAがすべてひも付きで日本の企業が鉄道や道路や橋梁の建設を請け負うのに、中国に対してはお金の分配方法は中国に任せられている。
だから丹羽氏は「まだ中国に対する賠償が十分でないから、もっとODAを続けろ」と言っていたのだ。

注)このようなODAの方式をアンタイドローンというのだが、アンタイドローンになったのは上記のように賠償だとの位置づけと、さらにアメリカがアメリカ企業の参画を図るために、アンタイドローンにするように日本政府に圧力をかけたから。

 
こうして丹羽氏は日本の大使というよりは中国の意向を日本政府に伝える役目だけを果たしていた中国のメッセンジャーだったが、さすがに尖閣諸島問題で、「領土問題がないなんて言ったら世界中の笑いものになる。外国から見たら日本はおちんちん丸出しで騒いでいるようなものだ」とまでかなり下品な表現で述べたのが命取りになった(名古屋大学での講演)。

 何しろ日本政府は「尖閣諸島は日本固有の領土で領土問題は存在しない」と再三にわたって表明して来たのに、それを「おちんちん丸出し」とまで揶揄されれば日本の大使としてほっておくわけにはいかない。
丹羽氏がなぜこれほどまで中国のために尽くすかというと、「日本を中国の属国にしよう」としていたからで、丹羽氏の考えでは「現在日本はアメリカの属国になっているが、それより中国の属国になるほうが幸せだ」という世界観からきているとしか言いようがない。

 だがそれは日本人の大多数の意見とは異なっており、中国は21世紀には珍しい帝国主義国家で、内部にチベット、ウィグル、内蒙古といった植民地を持ち、さらにベトナムやフィリピンから島を掠め取り、日本から尖閣諸島をとろうとしている帝国主義国家だ。その属国になるには、日本はあまりに民主主義が根付きすぎている。

 結局丹羽氏の日本を中国の属国にするプランは安倍内閣から嫌われ、全権大使を解任されたが、このような人物を中国大使に任命した菅首相の任命責任も当然問われてしかるべきだと私は思う。

注)丹羽氏は第一次安保闘争の時の全学連の活動家だったが、この時代の学生は社会主義にシンパシーを感じており、中国やソビエトを地上の楽園と思う傾向がある。
結局丹羽氏は中国を理想郷と誤って判断し、伊藤忠の中国シフトを強引に推し進めた。

なお尖閣諸島問題の記事は以下にまとめてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat51088450/index.html

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(25.7.13) ためしてガッテン 胃がんも胃潰瘍もこれが原因だ ピロり菌

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フランス南部のロット川流域にあるエスティングという町。この中央の教会に宿泊した
 
  今回のためしてガッテンは「目からうろこの」番組だった。
私は長い間胃の病気に悩まされており、特に強いストレスが加わると瞬く間に胃が荒れて食べるものも食べられなくなる。
胃酸がどくどく出て胃の内壁を溶かしている感覚が伝わってきて、こうなると2週間程度は胃の不調に悩まされる。
だから胃の不調はすべてストレスが原因だと思っていた。

注)私がいかに精神性胃炎になるかは以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/23715-6c56.html

 しかし今回のためしてガッテンではそれはトリガーではあっても根本的な原因ではなく、本質的な原因は胃にピロリ菌が繁殖して胃壁を常時傷つけ、胃壁が薄くなって少しのストレスや刺激に耐えられないからだという。

 番組ではトランプで塔を作ることに30時間挑戦したNHKのスタッフの事例があったが、この人は30時間もストレスにさらされていながら胃には特別な症状は出ていなかった。
要はストレスはトリガーではあるが、もともと内壁が弱っている人が胃に胃潰瘍ができたり胃がんになるのだというこのスタッフはもともと胃壁が丈夫だったようだ)。

 今回の知見で最も興味があったのは「胃は年をとらない臓器」だそうで、再生機能が強く少々傷がついても数日後には元の状態に戻るのだという。
ところがピロリ菌が胃に常駐していると、突起から毒を出して内壁の細胞を溶かしてしまうので胃の内壁は薄くなり、そこにストレスやお酒のような刺激物が入ってくるとたちまちのうちに胃が荒れてしまうのだという。

 現在胃にピロり菌を持っている人は3500万人相当と推定され日本人の3人に一人はピロり菌患者ということになる。
さらに60歳以上だと7割から8割の人が感染しており、私もそのうちの一人のようだ。
ピロリ菌の感染は4歳ごろまでの幼児期に起こり大人になってからは感染しないので一度胃の中のピロリ菌を退治してしまうと、再び胃壁が丈夫になり胃潰瘍にも胃がんにもならないという

注)従来からピロリ菌が胃を痛めることは知っていたが、これが胃潰瘍や胃がんの本当の原因だとは知らなかった。

 しばらく前まではピロり菌の検査とその対処方法は保険対象外だったが、この2月から保険対象になったので胃がん予防のためにはピロリ菌対策がもっとも効果が大きいという。
そうか、私のようにいつもストレスで胃が荒れるのはピロり菌のせいだったのか・・・・・」

 私の家庭医はかない内科かない先生だが、さっそくピロり菌の検査と、もしあった場合はすぐに除去対策をしてもらおうと気持ちがはやってしまった。
検査はいたって簡単な呼気検査という方法があり、尿素を口から飲んでピロり菌にそれをたべさせ、その時ピロり菌が二酸化炭素が発生するのでその含有量をチェックするのだそうだ(内視鏡で見なくてもわかる)。

注)ピロり菌は胃酸から身を守るために窒素分を食べてアンモニアを作りそれを身にまとって酸を中和している。

 もしピロり菌の退治に成功すれば胃潰瘍は18分の1に、胃がんは100分の1の割合まで発生率が低下するという
何とも素晴らしい情報で、これで日本から胃がん患者が劇的に少なくなるだろう。
是非この夏休み中に何とか対処しておきたいものだ。

なお、ためしてガッテンのシリーズは以下にまとめて入っています。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/nhk/index.html

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(25.7.12) 再び始まった韓国の難癖 日本製鉄は戦後補償金を払え

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フランス南部の高原地帯の農家の少年。トラクターの上に座っていた

 たとえどんなに努力しても絶対に友好関係を築くことができない国家というものがあるのだとつくづく思ってしまった。韓国のことである。
今回韓国のソウル高裁が戦後補償の判決で、日本製鉄現・新日鉄住金)に対し元徴用工4人に各自1億ウォン、計4億ウォン3500万円)の支払いを命じる判決を出した。

ソウル高裁の判断は「日本が植民地支配の不当性を認めず、徴用被害の賠償に否定的だったため」懲罰的に戦後補償を命じたというものである。
これに対し菅官房長官が「日韓の財産請求権問題は完全に最終的に解決済み」なので、このソウル高裁の判決を認めるわけにいかないとコメントした。

注)韓国の裁判所が日本に対しては法を全く無視してきたことは以下に詳述しておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-55ec.html(靖国神社の放火犯)
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/2531-8e12.html(韓国の窃盗団)

 
 実際韓国に対する賠償はすでに1965年日韓基本条約で「韓国は日本に対し賠償請求権を放棄し、一方日本は韓国に1080億円の経済協力金を支払うことで解決済み」であり、国家間で締結した条約を無視するというのは法治国家としてはあり得ないことだ。
国家間の約束(条約)は国内の約束(国内法)に優先するというのが国際社会の常識で、日本ではこの常識を無視して普天間基地の辺野古以外の移転を図ろうとした鳩山元総理が世界の笑いものになったのを見てもわかる。

注)そうした意味で鳩山総理の対応は日本の総理大臣としての基本的資質を欠いていた。

 だが韓国はそうした国際的な約束事を守らない国であり、特に日本に対しては何でもありといった対応をとる。
すでに従軍慰安婦問題でも韓国の大法院最高裁判所)が「元従軍慰安婦の賠償請求に関し韓国政府が具体的な措置をとっていないのは憲法違反」との判決を出しており、韓国政府は大法院の判決を受けて日本との賠償交渉を開始しようとしている。

注)正確にいうと大法院と韓国政府の出来レースで、韓国政府は外交的に解決済みの請求権を蒸し返すために大法院を使用している。

 最も韓国での裁判の及ぶ範囲は韓国国内に限られ、日本国内には及ばないためソウル高裁は韓国国内の新日鉄住金の財産を仮差押えることが可能なように「仮執行宣言」を付けた。
最高裁の判決が出る前でも新日鉄住金の財産を差し押さえるというもので、何かトヨタバッシングの時のアメリカの裁判所と同じような状況になってきた。
新日鉄住金は韓国の大手製鉄会社ポコスの株式の5%を保有しているので、これが仮差押えの対象になるか韓国の弁護士が検討しているという。

注) 昔のように株券があればそれを差し押さえることになるが、現在は電子書類上の株券だから、差し押さえるといってもかなり難しいかもしれない。またすぐにポコスの株式を新日鉄住金が売却すれば差し押さえようがなくなる。

 今回の問題が重要なのは朝鮮人の徴用工は14万人相当はいたはずで(ただし当時の国籍は日本人)、その内生存者でも3万人程度はいるので次々に戦後補償の裁判を起こされては収拾がつかなくなることだ。
したがってそうした問題を一括して解決するために1965年に日韓基本条約を締結したのに「日本が植民地支配の不当性を認めず」という韓国側から見た心象問題を持ち出しこれを根拠に戦後補償を請求するというのだから法治国家とはいいがたい。

注)日本は村山談話や河野談話によって何度もおわびをしているのだが、これでは不十分でいつでも日本人は韓国人の前にひれ伏さないといけないと主張する。何か永遠に続く地獄の炎みたいだ。

 そんなことを言えば植民地時代に日本は多くのインフラ投資を行い道路建設や水力発電所の建設、鉄道網の整備等を行ってきたが、すべて韓国(北朝鮮)政府に一銭の対価なく接収されており、また多くの日本人が家屋や田畑を残したが、すべて韓国人の物になっている。
もし、戦後賠償問題が片付いていないとなるとこうした日本人の資産を無償で強奪した行為も取り上げられるべきで、日本は韓国に対して請求権を持っていることになる。

 だから国家間の取り決めではいったん平和条約を締結して以前の請求権を互いに放棄し、適切な賠償額を支払えばそれですべて終わりとする取り決めにするのが世界の常識だ。
だが韓国は相も変わらず駄々っ子のような態度で「日本が反省していないから」と称して戦後補償を請求しているのだが、この態度は世界の常識に反する。
こうした国家とは最低限の付き合いだけで、まともな国際関係など築こうと思わないのが最善の態度だ。
現在毎年開催されていた日韓首脳会談の開催がされてないが、実に喜ばしいことだと思う。

注)互いに貿易は行うが直接投資など行わず(接収されるから)また相互の経済協力もしないでほっておくのがベストだ。

 

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(25.7.11) 福島第一原発吉田元所長のご冥福を祈りたい 吉田氏のおかげで日本は更なる災害から救われた

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フランス南部を流れるセレ川渓谷の住居。岸壁によりそって住宅が建てられていた

  福島第一原発事故対応に陣頭指揮を執っておられた東京電力の吉田昌郎元所長がなくなられた。
享年58歳で死因は食道がんだそうだ。
人間は心労が重なり極度のストレスにさらされると免疫機能が低下してがんが発生することが多い。
吉田元所長のストレスは人類史上でも一二を争うほどのもので、とても肉体が耐えられなかったのだと思う。
まだ若く、こうした事故がなければ長生きされただろうと思うととても残念だ。
ご冥福を祈りたい。

 私はこの吉田元所長を非常に高く評価している。現場責任者としての責任感や事故対応の指導など断固としており、特に上司やただわけもわからず騒ぎまわった菅直人首相当時)の意向を無視して海水を注入し続けたのは特に立派だ。

 当時もっとも問題になっていたことの一つに2号機の使用済み核燃料プールに対する海水注入問題があった。
一般的には冷却水は真水を使うから海水を使用したのは異例だったが、当時十分な淡水を確保できていなかったため海水の注入を続けていたものだ。

注)このあたりの吉田所長と東電本部のやり取りについては以下に記しておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/23120-3d49.html

 この状況下で菅首相は真水注入にこだわり、東電の副社長を官邸本部で怒鳴り散らしていた。
なぜ海水を使うのだ。マニュアルでは淡水だろう
東電は辟易して吉田所長に海水を止めて淡水に切り替えるよう指示を出したが、淡水が確保できない状況下では海水は次善の策で已むおえないものだった。
もし海水の注入を止めて淡水が確保するまで待っていたら、二号機の廃棄済み燃料棒が爆発を起こして更なる大災害が発生するところだった。

 吉田元所長は部下に淡水への切り替えを命じ、東電本部とのテレビ電話会議でその指示が映し出されていたが、実際は部下との打ち合わせをした芝居で、海水注入が続けられていた。
後でこのことが明白になった段階で東電本部は「菅首相の指示を無視して嘘の報告をしたのはけしからぬ」と処分することにしたが、当の菅首相が「俺がそんな指示を出すわけがない」と否定したので、処分は沙汰やみになった。
実際は菅首相はヒステリー状態が嵩じて怒鳴り散らしていただけで、本当は自分でも何を言ったのか覚えていないのだろう。

注)事故調査委員会の中間報告でもこのあたりの経緯はうやむやなままだった。報告書の内容の分析は以下参照。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/231229.html


 私は長い間、あるシステムの責任者をしていたが、いわゆるトラブルというものは常に発生するものでその時の対処が重要だ。
夜中の間にそのトラブルを解決して、朝には何事もなかったかのようにシステムを稼働させるのがシステムの責任者の役割だったが、そうするためには一つのコツがあった。

 それはもっとも信頼できる技術者に全権を委任して自分は何も口出ししないことで(二流の人間がとやかく言って現場を混乱させないこと)、判断を求められたときだけ決断を下せばいい。
もう一度トライすれば回復可能ですが、時間がかかって朝間に合わないかもしれません。どうしましょうか
間に合わなかったら私が責任をとるから、しなさい」という具合だった。

 菅首相を見ていると、その対極にいるような対応で、いちいち細かく指示をしてわめきまわっていた。しかし菅氏が原子炉の詳細について知悉しているわけはないのだから、これはひどい迷惑で時間の無駄だ。
吉田所長に全権を委任して、菅氏としては最悪を想定して住民の安全対策にだけ考慮していればよかったのだと思う。

 現場は菅首相のヒステリーに引っ掻き回され吉田所長が十分に対応するための時間を失わせ(報告ばかり求めていた)、結果的に1号機から3号機までがメルトダウンして世界でもチェルノブイリに並ぶ大惨事になってしまったが現場力を信頼しなかった菅首相の失敗だと思っている。

 私は菅首相を見ていると新田次郎氏が書いた「八甲田山死の彷徨」に出ている青森第五連隊の司令官山田少佐を思い出す。
1902年の厳冬の雪中行軍で、青森第5連隊の210名の将兵のうち199名が死亡したのだが、山田少佐が雪中行軍の責任者だった神田大尉から指揮権を取り上げて、無理難題の指示を出したために結果的に大惨事になったというのが新田氏の主張だった。

 私は吉田氏のおかげで更なる大事故(使用済み燃料棒の爆発)にならなかったと思っているが、現在吉田氏に対する評価は分かれている。
私に時間と情熱があれば吉田氏の無念をはらしてあげたいと思っているが、吉田氏は多くを語らず鬼籍に入られてしまった。
今はただただご冥福を祈るばかりだ。

なお、東日本大震災に関する記事は以下にまとめて入っております。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat43206851/index.html

 

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(25.7.10) エジプトの反革命 軍事国家と宗教国家のせめぎあいはどちらが勝利するか?

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フランス南部の古代都市カオールにかかる中世時代に建設された橋。今でもりっぱに使用されている

  エジプトが内戦の様相を示し始めた。それはそうだろう、公正と認められた選挙で選ばれた大統領を軍が解任したのだから、これは誰が見てもクーデターで、モルシ大統領を支持してきたイスラム同胞団が黙って引き下がるわけはない。

注)ただしアメリカはこれをクーデターとは認めていない。実際はアメリカとエジプト軍の出来レースだから当然で、その間の事情は以下に記載しておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-5b76.html

 軍とイスラム同胞団との小競り合いはいたるところで発生していて、大統領支持派の民衆が軍の発砲で51人の死傷者が出たと報じられている。
現在までのところモルシ派の若者が手製の火炎瓶を軍に投げつけ、それに対して軍が発砲しているという構図だ。

 エジプトの軍は先進国の軍隊と異なり、非常に特異な構造をしている。陸海空の正規軍のほかに治安部隊を要するまでは普通だが、さらに軍人の給与を確保するために建設業や運送業、スーパーや保険業等まで備えたいわば自己完結型の組織なのだ。
国家の中に軍という国家が存在しており、日本の戦前の陸軍と似ているが、経済行為まで行っているところが違う。
こうした商売のウェイトが国家のGDPの約30%相当になる

 政府から必ずしも給与が支払われるわけでなく、自分たちで商売を行い(そういえば中国の人民解放軍も同じだった)、そこで稼いだ金で軍人の生活を保証している。
だから兵士は軍のトップの意向には従うが、国家の意向には従わない(司令官が大統領を逮捕せよと命じれば、兵士は素直にその命令に従う)。
こうした軍の体質を変えようとモルシ氏は軍と激しく対立し、職権で前の軍司令官を解任したので軍とモルシ氏の間には決定的な亀裂ができていた。

注)モルシ氏と軍がムバラク大統領を追放した時期から激しく対立していた様子は以下に述べておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-7f00.html

 エジプトのアラブの春は2年間でまた軍事政権に逆戻りしてしまったのだが(形式的には民政を装うが大統領が軍の意向を無視するとすぐにクーデターで追い出される)、この先はどうなるのだろうか。
世界経済はまた一つ見通しが難しくなり、オイルの価格が100ドルを越し始めた
エジプトの内戦は続き、中東各国にこの内戦が拡大する可能性があるので、石油は買いだ」と市場は判断している。

 エジプトの未来を予測するうえで参考になるのは、今回と全く同様のクーデターが1992年にアルジェリアで起こっていることだ。
アルジェリアでは1991年の民主的な選挙イスラム原理主義勢力が勝利し、エジプトと同様なイスラム原理主義政党出身者が大統領になったのだが、これに反発した軍部が翌年クーデターを起こして大統領を追放してしまった。

 怒ったイスラム原理主義勢力は武力闘争を開始し、それから約10年に及ぶ内戦が勃発した。この戦いは2002年にイスラム武装勢力が降伏して終結したがその間10万人とも20万人ともいわれる死者が出ている。
だが降伏を潔しとしない一派は北部のマリとの国境線に近い無法地帯に退却し、アルカイダと提携して今年に入ってイナメナスの天然ガス関連施設を襲い、日本人10名を含む39名を殺害している

注)このアルジェリア天然ガス施設襲撃事件の内容は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/nhk-a679.html

 エジプトの未来はこのアルジェリアの歴史のコピーになりそうだ
軍部が最終的に勝利するとしても相当長い年月がかかり、その間エジプト経済は内戦で疲弊してしまうだろう。
シリアの内戦も収まらないのに、今度はエジプトで内戦が始まれば、再びイスラム原理勢力は息を吹き返し、アラブは混とんとしてしまいそうだ。
アラブの春とは一体何だったのだろうか。

 一時イスラム原理勢力が政権を握り、それを軍部(アメリカが裏で支援している)が追い出すという反革命で終わってしまうのだろうか。

 



 

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(25.7.9) NHKスペシャル 運命の遺伝子 あなたの将来が予測できる Gene of destiny. We can predict the future of us

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(フランス南部の小さな町 川の欄干を花で飾っていた)

  私のように普段科学に対してそれほど興味を持っていない者は、「ヒトゲノム計画」と聞いても、「そういえばそんな計画があったなあ」ぐらいの反応しかできないが、実際は人間の遺伝子情報が完全に解読され、さらに多くの人の遺伝子情報を比較対象して、病気にかかりやすい遺伝子の発見が今急速に進んでいる。

 ヒトゲノム計画とは1991年に始まった遺伝子解読の国際プロジェクトで、当時は解析技術のレベルが低くとても数人の科学者の手に負えなかったので、6か国日本も含まれる3000人の研究者が参加した地球規模のプロジェクトだった。
人間の遺伝子は4個の塩基が連続して配列されている構造をしており、約30億個の人の塩基の配列を知るのがヒトゲノム計画だった。

 このプロジェクトは2003年に完了して、人間の遺伝子の配列が完全に分かったのだが、その後この配列を知る方法が飛躍的に向上し、かつては12年の歳月と3000人の研究者を擁した作業が今ではコンピュータによる1日の解読で可能になってしまった。
自分の遺伝子の配列をアメリカの研究機関に解析を依頼すればたちどころに分かってしまうというのだから恐ろしい。
やはり山崎さん、あなたの遺伝子の配列は特殊で、人間としては珍しくゴリラにちかいですな」なんて言われそうだ。

注)当時は一度に96個の塩基の配列しか解読できなかったが、現在は29万個の塩基の配列が一度の検査で判明できる。

 最近アメリカの映画女優アンジェリーナ・ジェリーさんが乳がんのリスクが高いので乳房を切開して人工のシリコンに代替したと聞いて驚いたが、彼女の乳がんのリスクは87%で、手術によりリスクは5%に低下したという。
リスク87%という解釈は、この番組にゲストで参加していた学者によると、「遺伝子要因が87%で環境要因が13%ということになる」とのことだった。
遺伝子要因が87%の人が、たとえば極度のストレスにさらされるとたちまちのうちに乳がんになるということのようだ。

 遺伝子検査がもっとも進んでいるのはアメリカで、1万円程度の費用で120種類の病気のリスクが診断されるという。番組の進行役として登場していた俳優の平さんはこのテストを受けて、アルツハイマー病のリスクがやや高いということを知ってショックを受けていた。
アルツハイマー病のような現在有効な治療法がない病気のリスクを知っても、対処方法が分からないので何か一生気にして生きなければならなくなりそうだ。

 私もこうした検査を受けてみたい希望があるが、一方で今更知ったとしてもどうしようもない年代に達している。
山崎さん、あなたの遺伝子は役者向きで、渥美清さんとよく似た遺伝子の構造です」なんて言われても、明日は神様のお迎えが来るような人間にとっては何の意味もない。

 それに私は検査に対して過剰反応してしまうのだ。
昨年いつもの健康診断を受けたのだが、「左の肺に影があって肺がんの可能性があるので3か月に一度の割合で肺のMRIを撮るように」と言われてから、すっかり左の肺が痛むようになってしまった。
さらに少し運動すると肺が苦しくなり、「そうか私もついに肺がんになったのか」なんて毎日くよくよして過ごしていた。

 MRIは都合3回受けたのだが、3回目に「何回見ても肺の影は大きくなった様子はないので、次の健康診断で再確認してください」と言われたのだが、言われたとたんに左の肺の痛みはすっかり忘れ、またいつものようなマラソンのトレーニングを再開した。

注)肺がんで大騒ぎをした経緯は以下に記しておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-bb82.html

 考えてみれば私のような年寄りになればどこかここか故障があり、胸もいたいと思えば痛く、痛くないと思えば痛くないような状態が続いている。
だから検査なんか受けて「肺がんの可能性が高い」なんて言われると、毎日肺のことが気になり、当然何らかの故障があるのだから、ストレスですっかり病気になってしまう。

 ヒトゲノム検査についても同様で、「アルツハイマー病の可能性が70%です」なんて言われたとたんに私などすっかり物忘れが激しくなり、ぼけ老人になってしまいそうだ。
若者ならばともかく、老人にとっては長い経験から自分の能力がどの程度で、運動は持久力系の運動しか才能がなく、歌は演歌しか歌えず、記憶力はさっぱりだということぐらいは分かっている。

 だがしかし驚くべき時代になったものだ。自分の将来を遺伝子要因と環境要因でそれぞれ何%になるかわかるというのだから、自分の将来の約半分は予測可能ということになりそうだ。

注)これも前にNHKが放送した番組で、サーチュイン遺伝子という長生き遺伝子が発見され、これをオンにすれば長生きができるというとても面白い番組があった。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/23614.html

Gene of destiny. We can predict the future of us

Like me, one who is not interested so much to science , but also hear the "Human Genome Project",the reaction may be to hear that.

In practice, however, the genetic information of human are decrypted completely, and compared the genetic information of more people, the discovery of genes susceptible to disease is progressing rapidly now.

The Human Genome Project was an international project of gene decoding, which started in 1991. Analysis technology did not get out of hand of a few scientists because the level was low at the time, it became a project of global scale (Japan is also included) six countries and researchers of 3000 people participated.
Human gene has a structure that is arranged bases four consecutive, it was the Human Genome Project to know the sequence of nucleotide of about 30 billion.

It was completed in 2003, this project was found to the sequence of the gene of human. and now the work of knowing this array  improves dramatically, it once required the researchers 3,000 and took 12 years , but now it has become possible by decoding of the day by computer .
If you ask the analysis to research institutions in the United States the sequence of the gene of their own, it can be seen immediately.

I was surprised to hear that the movie actress Angelina Jerry's in the United States was replaced by silicon artificial through an incision the breast because her risk of breast cancer was high , the risk of breast cancer was 87% of her, and the risk  was reduced to 5% by surgery.
The interpretation was 87% risk, a scholar who participated in the guest in this program said,"And thus gene factor is 87%, environmental factors is 13%".
It seems that it is to become a breast cancer among the people immediately, for example 87%, when exposed to extreme stress factor genes.

The Genetic testing advanced in the United Stateso the most , the risk of disease 120 different  is diagnosed at a cost of about 10,000 yen. Mr.TAIRA,the actor who has appeared as a facilitator of the program was shocked to know that the response to this test that  the risk of Alzheimer's disease is .slightly higher.
When you know the risk of the disease there is no effective treatment currently, such as Alzheimer's disease, it does not know what to do, it's likely would have to live to mind life.

There is hope that I also want to receive such a test, but on the other hand, it has reached the age helpless to even know at this late hour, .
Even I was said, "Mr. Yamazaki, your genes have in the direction an actor, it is the structure of the genes similar to Atsumi Kiyoshi", there is no meaning for my human life expectancy is short.

As soon as I received the human genome inspection, it was said, "the possibility of Alzheimer's disease is 70%,"  my forgetfulness becomes quite violently, it is likely to become blurred old man.
Anyway, I know my ability  from my long experience . There is no talent only exercise of endurance exercise, the song is not only  Enka,a and  my memory is that it is no good .

But, however, it  became the era that be surprised. In environmental factors and gene factors, the future can be know what percentage of each factor.
That means, it can look that predictable about half of my future.

 

 

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(25.7.8) ようやく反撃体制が整う従軍慰安婦問題 自民党の圧勝でアメリカ世論に対するロビー活動が復活する!! Finally, the comfort women issue counterattack system is ready. Lobbying for American public opinion is overwhelming victory in the revival of the Liberal Democratic Party! !

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 毎日新聞がアメリカにおける従軍慰安婦問題の特集を組んでいた。執筆したのはソウル支局の澤田記者で、一面と二面にわたってアメリカがなぜ従軍慰安婦問題を取り上げるか詳細にレポートしていた。

 私などはアメリカ下院が従軍慰安婦問題で日本に謝罪を要求する決議を採択したり、ニュージャージー州の人口2万のちっぽけな街、パリセーズパーク市で従軍慰安婦の像が設置されたりするのを、実に不思議な気持ちで見ていた。
韓国が韓国国内に設置するなら分かるが、なぜアメリカのこのちっぽけな小都市に慰安婦の像を建立する必要があるのだ。全く関係ないではないか・・・・・・・・

 本質的には日本と韓国(と北朝鮮)の問題にアメリカがわざわざ口を出すのは、これが人権問題であるとの位置づけだからだという。
ナチスドイツのホロコーストや、オスマントルコのアルメニア人大虐殺や、黒人奴隷と同様の人権問題だから、人権問題の裁判官として当然アメリカでとり上げる価値があるのだという。

注)トルコのアルメニア人大虐殺についてはフランスでしばしばとり上げられているが、これはフランスのアルメニアロビーの活動による。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/231226-3752.html

 それにしてもなぜパリセーズパーク市に2012年10月に従軍慰安婦の像ができたかというと、この町の韓国系市民の比率が52%で、圧倒的に多数だからだ。
その像の碑に「大日本帝国政府の軍によって誘拐された20万人以上の女性と少女のために人道に対する罪を忘れずにいよう」と刻まれている。
だがこれには二つの問題があり、20万人以上というのはいかにも誇張だというのと、日本軍が誘拐した事実はないという問題が含まれている。

 確かに旧日本軍に慰安所が併設されていたことは事実で、五味川純平氏の「人間の条件」にも慰安所の場面が出てくるし、漫画家の水木しげる氏が実体験として韓国人慰安婦(当時は日本人)の慰安行為の激務を漫画で描いていた。
だがこうした慰安所は軍隊のあるところどこにでもあり、アメリカの韓国駐留米軍のためにパク・クネ大統領の父親だった朴正熙氏がウォーカー・ヒルに米軍専用の従軍慰安婦施設を作っている(これなども人権問題だ)。

注)韓国にはもともと人権などという観念はなく、韓国が歴史的に売春天国であることは以下の記事にまとめて置いた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-d57a.html

 何度も言うが韓国人売春婦がいたのは事実だが、これは別に日本軍が強要したわけではなく、戦前は買春禁止法などなく単なる商行為として買春が成立していただけだ(れっきとした商売)。
韓国人女性にとって今も昔も最大の職業は買春で、韓国政府が行った調査でも買春業に従事する女性は2003年段階で27万人に及んでいる。
あまりのひどさに韓国自体が反省して2004年韓国版買春禁止法(買春特別法という)を制定したのだが、日本で買春禁止法が制定されたのが1956年だから、日本に遅れること半世紀で、本当はこちらのほうが人権問題だといえる。
韓国ではつい最近まで売春は公的な商売だったことは記憶されていい。

注)この買春特別法の制定によって韓国では売春が禁止されたため、多くの売春婦(約10万人規模と言われている)がアメリカ、オーストラリア、日本に出稼ぎに出ることになった。アメリカの売春婦の4人に一人、オーストラリアの売春婦の5人に一人は韓国人なので、あまりの多さに環境が悪化し現地住民とのトラブルが発生している。

 こうした実態を無視して韓国は日本の従軍慰安婦問題を政治的イシューとしてアメリカに働きかけている。
人権問題として取り上げろ」と韓国系アメリカ人の政治団体KAPACが、票と政治献金を餌にアメリカ議会をたらし込んでいるのだが、一方で日本はこうした活動をおこなっていない。
日本は1980年代日米摩擦の最中マンスフィールド駐日大使を中心に菊グループと称する日本支援団体が非公式に結成されていたが、今ではそうした日本シンパはいなくなってしまった(失われた20年の間に貿易摩擦はすっかりなくなり、日本はロビー活動をする動機がなくなった)。

 現在アメリカでもっとも活発にロビー活動をしているのは貿易や政治や人権問題で常にアメリカと対立することが多い中国である。
韓国はこの中国とタイアップして近年活発にロビー活動を実施しているが、サムスンがアップルとライバル関係にあり、サムスンがアップルの技術を窃盗しているからだ。

注)サムスンとアップルの訴訟合戦は以下に記載しておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/23101-f108.html

 現在韓国は日本を貶めるキャンペーンを実施しているが、それはアメリカにおける韓国のロビー活動が相当熱心におこなわれていることの反映だ。
一方日本の状況は、アメリカにおけるロビー活動などそっちのけで国内紛争に明け暮れた結果、トヨタがオバマ政権で血祭りにあげられていた時も適切な対応が取れなかった。

 結局ロビー活動も政治の反映であり、日本にしっかりした政権が誕生しない限り中国と韓国の連合軍に対処可能なロビー活動は不可能だ。
幸いにこの参議院選挙で自民党が圧勝しそうな勢いだから、ようやく日本もアメリカに対し適切な外交を展開できる基盤が整う。
韓国(と中国)に押されっぱなしだった外交ロビー活動も外交の一環)にようやく光明が射しこんできたと言えそうだ。

なお、従軍慰安婦問題については以下にまとめて記事が入っております。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat52363416/index.html


Finally, the comfort women issue counterattack system is ready. Lobbying for American public opinion is overwhelming victory in the revival of the Liberal Democratic Party! !

Mainichi Shimbun had formed a special feature of the comfort women issue in the United States. Sawada in Seoul bureau reporter reports in detail, why the United States picks up the comfort women issue over two pages.

I was watching a really strange feeling,that the U.S. House of Representatives adopted a resolution to request an apology of the comfort women issue to Japanese , and a tiny town of 20,000 population of New Jersey, bronze statue of comfort women was placed in Palisades Park City .
"It can be seen that South Korea If it was setting up in South Korea. But why they should built a bronze statue of comfort women in this tiny small city in the United States. It should not matter at all ...... ..."

In essence, the United States says the issue of  Japan and South Korea (North Korea), this is that because it is positioned a human rights issue.
As well as  Holocaust of Nazi Germany, and the Armenian genocide of Ottoman Turkey and Black slaves ,it is human rights issues , so it's worth picking in the United States as a judge of human rights issues.

But it also means that in October 2012, why the first of the bronze statue of the comfort women was crafted in Palisades Park City, the ratio of Korean citizens here is 52%, it's  many overwhelmingly.
It is carved in the monument of bronze statue of the image"for women and girls of more than 200,000 that have been kidnapped by the military of the Empire of Japan government, no matter not forget the crimes against humanity".
However, there are two problems with this, that's exaggerated more than 200,000 indeed, that there is no fact that the Japanese military kidnapped .

And still now,the largest occupation is prostitution for Korean women. A survey by the Korean government in the 2003 stage has said, "the women engaged in prostitution industry are extended to 270 000 people ".
Korea itself reflected the devastation of this, so Korea version prostitution law (referred to prostitution special method) was enacted in 2004, but in Japan i, the prostitution law have been established in 1956 . It can be said that in half a century late for Japan, more of this is really a human rights issue.

I say many times, that It is true that htere were many Korean prostitu
the Japanese military was not necessarily to compell this, because the prostitution has been established as a mere commercial transaction without such as prostitution law before the war.

And still now,the largest occupation is prostitution for Korean women. Women to engage in prostitution industry were extended to 270 000 people in the 2003 stage in the investigation the Korean government .
Korea itself is reflection on this severity, Korea version prostitution law (referred to prostitution special law) was enacted in 2004. On the other hand,in Japan it have been established in 1956 prostitution law  , by half a century late for Japan, more of this is really a human rights issue.

Ignoring these realities, Korea is lobbying at the United States as a political issue ,the comfort women issue .
Political organization KAPAC Korean-American has acquired the U.S. Congress to feed on political contributions and votes as "It should be adopted as a human rights issue". But Japan has not done even table hand these activities on the other hand.

Currently,  China has a lobby most active in the United States because China  conflicts with America always in human rights and political and trade often.
South Korea has conducted lobbying actively in recent years to tie-up with China , Apple and Samsung are in the rivalry , because Samsung was stealing Apple technology.

After all, these lobbying is also a reflection of politics, as long as the government was firm in Japan, actionable lobbying is impossible to allied forces of Korea and China.
Fortunately, because there is a momentum that Liberal Democratic Party will be likely to landslide victory in the House of Councillors election , the foundation that Japan can expand the appropriate diplomacy for America is finally ready.
It can be said that in diplomacy Japan have lost the (China) and Korea,but finally, Guangming has been shining.

 

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(25.7.7) ためしてガッテン 炭酸パワーの真実 意外に健康に効果的だ!!

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 今回のためしてガッテンは、私のようなコカコーラの愛飲者にとっては非常に楽しい番組だった。
従来炭酸飲料骨を溶かすのであまり飲まないほうがいいと言われてきたが、私はそうした言葉を全く無視してコーラを飲み続けてきた。

 特にマラソンをして水分補給が必要な時はまずコーラを飲むことにしており、「山崎さんのように健康志向の人がよくそんなに平気でコーラを飲みますね」とよく言われたものだ。
経験的に私の身体にもっともよくあっているからだが、なぜそうなのかは知らなかった。

 今回の番組では最初に胃の中にあるカルシウムの結石をコカコーラを振りかけて分解して取り出す治療が紹介されており、確かに炭酸水はカルシウムを溶かす効果があるようだ。
考えてみれば鍾乳洞などは水の中に含まれる二酸化炭素によって長い間に削られてできたのだから、同じカルシウムでできている骨が解けるのもうなずける。

 ただしこの治療法はかなり長時間(映像の治療では2日間)カルシウムに炭酸を吹きかけた結果であって、通常私たちがコーラを飲むのは一瞬であり、さらに骨に直接触れるのは歯以外はないのだから、骨が解けると心配する必要はないという(骨を溶かすというのは都市伝説にすぎない)。

 かえって炭酸には意外な治療効果があることが分かっているのだそうだ。
大分県由布市で天然の炭酸水が出る場所があって、そこの住民はこの炭酸水を飲んでいるので健康になったと証言していた。
そのメカニズムは、体を炭酸水につけたり、飲んだりすると二酸化炭素が血管に吸収されて、酸素と二酸化炭素の比率が二酸化炭素側に傾く。
すると身体は酸欠になったものと誤解して血管を膨張させ、血流を促進させるのだそうだ

 この結果血のめぐりがよくなり、壊疽のような重篤の病気や簡単な傷が治るのだという。また同じく血流効果で胃腸の働きが促進されたり、その結果便秘予防にもなるという。
何とも素晴らしい効果だ。
ただしこれにも限界があって、だいたい炭酸水一日150ml程度で十分であり、500mlを超えると胃の消化液を薄めてかえって胃の調子が悪くなるという。

 私は夏に北海道で毎日80㎞程度2週間にわたって走るレースに参加したことがあるが、夏の北海道は内陸部になるととてつもなく熱い。
こうした時は店や自販機を見つけるとコーラをがぶ飲みしていたが2〜3日で完全に胃腸は崩壊しひどい下痢に悩まされたものだ。
過ぎたるは及ばざるがごとしというのだろう。

 さらに今回の番組の白眉は、コーラをいくら降っても泡が噴出さない方法があるという実演だった。
実際私はコーラを片手に持って走りながら飲んでいるが、常に泡の吹き出しには往生している。
「何とかならないものか・・・・」と思っていたら、信じられない方法で対処できることを実演してくれた。

 吹き出しのメカニズムは振ると小さな泡がいっぱいできるのだが、ふたを開けるとこれが一斉に上昇して周りの水分まで引き連れて噴出するのだという。
だからその小さな泡を弱い振動で再び消しておけば、ふたを開ければ少しの泡(二酸化炭素)だけが出て、水分の噴出を抑えられるという。
その方法がふるっていて、コーラをあごと鎖骨の間に挟んで30秒程度歌を歌えばいいのだという
番組の出演者がその方法で泡の噴出を抑えていたので私はすっかり感心してしまった。

よっしゃ、俺もやってみよう
毎日清掃活動の途中でよってコーラを飲んでいるジャスコで試すことにした。思いっきり振って次にあごの間に挟んで振動を与え、いさ蓋を開けたら思いっきり泡が噴出して体中がコーラびたしになってしまった。
どうやら弱い振動を与える時間が十分でなかったらしい(歌でなくウゥーと唸っているだけでもいいのだが、ジャスコで長時間そんなことをしていたら警備員が飛んできそうだった
このように失敗もあるがうまくやれば噴出はふせげそうだ。
今回は大好きな炭酸飲料(コカ・コーラ)の思わぬ健康効果と対処方法だったので実に楽しく見せてもらった。

なおためしてガッテンシリーズは以下にまとめて入っています。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/nhk/index.html

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(25.7.6) 今度はポルトガルが火を噴いた。EUの失われた5年 Portugal was blowing the fire this time. 5 lost Year of EU

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  日本のようにすでに20年間にわたって「失われた20年」を経験しているものから見ると、ヨーロッパはリーマンショック後から約5年なのだからまだまだひよっこのようなものだ。
ヨーロッパの弱い環が常にほころび、やれギリシャ危機だ、キプロス危機だ、いや違う本命はスペインイタリアだと言っている間に、今度はポルトガルが火を噴いた。

 ポルトガルはEU,ECB(欧州中央銀行)、IMFから780億ユーロ(約10兆円)支援を受け、2011年より財政再建に取り組んできたが、非常にまじめに対応しすぎてそのあおりでポルトガル経済は冷えあがってしまった。
国内に職場がなくなり、失業率は18%で若者や技術者はかつてのポルトガルの植民地、ブラジルアンゴラに出稼ぎに行き、「もうポルトガルには帰りたくない」と言い始めている。

注)ポルトガルの実情についてはNHKが特集しており、それを記載しておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-5703.html

 あまりの惨状に連立与党を組んでいる民衆党の閣僚が辞任をし、財政再建策は無理だと言い始めた。民衆党が閣外に去れば与党は過半数割れになり、財政再建策にイエローランプがつくので、市場はびっくりして10年物国債の利回りが8%を超えた。
EUには財政再建の原則があり、財政赤字をGDPの3%以内にしなければならない。このためには緊縮財政が必要だが、緊縮財政は経済を冷え込ませ分母のGDPの値が小さくなるので、さらに財政赤字額を縮小しなければならなくなる。
何かやればやるほど経済は縮小し、更なる緊縮財政に追い込まれている。

注)ポルトガルの財政健全化の目標年次は2013年だったが、これを2014年に延長を認められた。なお12年度の財政赤字比率はGDPの6.4%。

 私は前に資本主義体制は常に通貨の価値を引き下げることでインフレを引き起こし延命する体制だと述べたことがあるが、ことユーロ加盟国はこの手段が取れない。
通貨はECBが管理しているので、赤字財政のファイナンスに通貨の印刷という手段が取れないのだ。
このため財政緊縮が唯一の手段になり、これは当然のことに経済の縮小をもたらす。
ギリシャもこの負のスパイラルに落ち込んで、「メルケルが緊縮を叫ぶので俺たちの職場がなくなった」とドイツを目の敵にしている。

注)資本主義体制の本質については以下の記事で記載しておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-e932.html

 日本は通貨円を日銀が管理しているので、黒田総裁のように「いくらでも印刷するぞ」と言えば、たちまちのうちに株や不動産価格は上がるが、この絶対の切り札がないユーロ加盟国はドイツの意向に従うよりほかに手はない。
緊縮財政の見返りはEU,ECB、IMFによる資金援助というわけだ。

 何度も同じことを言うが成長限界に達している経済をさらに成長させることはかなり難しい。
規制緩和を行って新たな産業を創出する手段はあるが、日本やヨーロッパのように既成勢力が強い政治権力を持っている場合はほとんど改革は骨抜きになる(アメリカは共和党が規制反対勢力で、なんでも規制に反対しているので新しい産業が生まれている)。

注)日本が規制緩和如何に抵抗するかは、日本の農業政策の中で述べておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-5e30.html

 残された手段は通貨を印刷してインフレを起こし、株や不動産価格を上げて景気が回復したように見せ、企業家や国民をその気にさせる方法だけだが、ユーロ加盟国はそれもできない。
だからヨーロッパ経済は成長が完全にストップし、日本と同様「失われた20年」に入っていくのは必然と言える。

注)先進資本主義国は成長限界に達し、その後は静かな成長をもとめない世界に入ると思っているが、それを新しい中世という。新しい中世は以下参照。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-4a0a.html

Portugal was blowing the fire this time. 5 lost Year of  EU


From the point of view of those who are experiencing the "20 lost years" for over 20 years as Japan, Europe now are experiencing about five lost years after the Lehman shock, it's like a fledgling still.
The weak Ring of Europe is always open seam, while saying Greece's crisis, Cyprus crisisit's certs that's Spain and Italy, Portugal was blowing the fire this time.

Portugal received the support of 78 billion euros (about 10 trillion yen) from EU, ECB (European Central Bank), the IMF. Portugal has been working to fiscal consolidation from 2011, but Portugal economy is frozen becouse it is too respond seriously 

There is no longer Workplace in the country, the unemployment rate is 18%, technicians and young people go to the colony of Portugal in the past as migrant, to Angola and Brazil, and they are beginning to say that "I do not want to go back to Portugal again".

To the devastation of so much, Ministers ofeople party that formed a ruling coalition began to resign, and began to say fiscal consolidation plan was impossible. IF People party becomes the opposition, the ruling party can not maintain a majority.
Market was in amazement, yield of 10-year government bonds has gone more than 8%.

In the EU, there is a principle of fiscal consolidation, it must be within 3% of GDP the budget deficit. To do this, austerity is necessary, but austerity will undermine the economy, the value of GDP in the denominator is reduced, it is necessary to reduce the fiscal deficit further.

I have ever said that the capitalist system is a system that survival cause inflation by lowering the value of the currency at all times. However, Euro member countries do not get this means.
Because ECB maneges of the currency,tfor finance the deficit, Euro member countries  not take the means of printing of currency.

For this reason, the fiscal austerity becomes the only way, which leads to economic contraction in a matter of course.
Greece also fell into a spiral of this negative, and they have sworn enemy to the German and said ,"Merkel is reason of shout austerity, my workplace is no longer" .

Bank of Japan is managing the currency yen, so if President Kuroda

Speaks of "Going to print any number of"  , real estate prices and stocks go up to almost immediately, but for eurozone countries there is no trump card of the absolute , there is no other way to follow the wishes of Germany.
Return for fiscal austerity is funding of EU, ECB and IMF.

I say the same thing many times, but for the economy has reached limit of groeth, it is very difficult to grow  further.
There are the some
way to create a new industry by performing deregulation, the reform will be watered down by the ready-made power that have as strong aspolitical power forces in Europe and Japan。

Means that are left, there is a way to cause inflation by printing the currency, showing the economy as recovered by increasing the real estate prices and stock, to motivate the public and entrepreneurs, but eurozone even it can not.
So the growth will stop completely, Europe economy go into the "20 lost years" as well as Japan.

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(25.7.5) 誰がモルシ政権を崩壊させたのか? イスラム急進主義国家の崩壊

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 エジプトの世俗派の市民が一緒になって、ムスリム同胞団出身のモルシ大統領を引きづり下ろしてしまった。
軍はこれはクーデターではなく市民革命だ」と言っているが、正当な選挙で選ばれた大統領を装甲車を動員し、大統領を拘束して新たに大統領を擁立したのだから、これがクーデターでなければ世の中からクーデターという言葉がなくなってしまう。

 しかし2年前アラブの春の嵐の中で強権で鳴らしたムバラク大統領を引き摺り下ろし、昨年6月の選挙でモルシ大統領が選ばれたが、一年でまたクーデターとはどうしたことだろう。
世俗派の市民は「大統領が約束したことを何一つ守らないからだ」と非難していたが、約束とはエジプト市民の生活向上のことである。

注)もともとモルシ氏と軍は対立しており、それは1年前から始まっていた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-7f00.html

 モルシ氏が大統領になって1年、エジプト市民の生活は何ら改善されていない。
モルシ氏は海外から4年間で20兆円の外資を導入し、一気にトルコや中国並の新興国を目指すといったが、海外の投資家はこの声明を全く信用していなかった。
イスラム原理主義政党の政府ではイランと変わりがないじゃないか。そんなところに投資などできるはずがない

 海外投資は全くと言っていいほどなされず、さらにエジプトの一大産業だった観光業も閑古鳥が鳴いている。
観光などしていて、イスラム原理主義者に拘束されて身代金を要求されたら大変だ

注)イスラム同胞団とアルカイダのような原理主義戦闘団を一緒にするのはやりすぎだが、海外から見るとその違いが分からない。

 エジプトの貧困階層は約3割と言われており、ムバラク政権の昔からこうした人々に対しパンやガソリンといった生活物質を政府の補助金で極端に安く購入できるようにしてきた(パンはただみたいなものだし、ガソリンは世界で二番目に安い)。
今そうした補助金による財政赤字が3兆円規模になり、GDPに対する割合が12%程度まで膨れ上がった。

注)なぜこうした貧しい人々に対してムバラク政権はムバラクプレゼントをしてきたかというと、国内でイスラム原理主義勢力が拡大するのを防ぐため。このムバラクプレゼントをモルシ政権も引き継いでいる。

 実はエジプト経済存立には一つのトリックがあってそのトリックがなくなったために経済が疲弊している。
エジプトは海外から小麦粉やガソリン等の生活物資を毎月50億ドル(5000億円)相当輸入しければならない。
これをムバラク政権時代はアメリカの資金援助(と観光業収入等)でファイナンスしてきた。
アメリカはムバラク政権の安定のために軍事・経済援助を続けてきが、この金がムバラクプレゼントの原資だった。

 エジプト経済は、スエズ運河通行料、出稼ぎの仕送り、観光業、海外からの投資、アメリカの軍事・経済援助から成り立ってきたが、観光客はいなくなりアメリカは一時軍事・経済援助を停止した。

 泣く泣くモルシ氏はIMFに対して50億ドル相当の融資を依頼したが、IMFの代わりの条件は国民に対する補助金の削減と増税で、これではモルシ氏の立場はない。
我々に対する約束とは増税とインフレか!!!!」世俗派の若者がタハリール広場を占拠して気勢を上げ、2年前以上の動員力でモルシ政権を脅し上げた。

注)モルシ政権は所得税と固定資産税を上げ、さらにタバコ、アルコール、携帯電話にまで税金をかけようとしたが国民の反対でたばこ、アルコール、携帯電話に対する課税は取りやめた。

 軍がモルシ氏を拘束したので、オバマ大統領は「エジプト軍がモルシ大統領の権限を剥奪し、憲法の停止を決めたことを深く懸念する」とコメントしたが、もちろん本音ではない。
アメリカはモルシ政権を締め上げて、もう一度軍事政権を復活させエジプトをアラブの盟主に復活させるのが戦略だから、今回のクーデターはエジプト軍とアメリカの出来レースのようなものだ。

 こうして1年に及んだイスラム原理主義政党の政権は経済的基盤を失ったまま崩壊した。

なおアラブの春の記事は以下にまとめて入っております。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat45123956/index.html

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(25.7.4) ようやく目が覚めたマスメディア。 なぜ中国の経済報道は間違いだらけだったのか? Mass media woke up finally. Why economic news in China was a mistake?

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  最近になってようやく中国経済の実態が知られるようになってきた。特に中国に金融危機が発生しそうになって、従来のような楽観的な記事が消えた。
それまでの日本のマスメディアは産経新聞を除いて中国のふりまく幻影に踊らされていたといっていい。

注)中国の金融危機の実態は以下にまとめて置いた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-9d6f.html

 特に頻繁に取り上げられるGDPは早くから研究者の間では疑問の声が上がっていたが(何しろやたらに発表が早く統計の専門家の作業常識を超えていた)、マスメディアは発表数字を垂れ流していた。
その数字が間違いだという根拠がない以上信用するとの態度で、おかげで中国は昨年は7.8%の高成長で、本年も7.5%の成長を維持していることになっていた。

注)中国がGDPの数字をどのように作成するかについては以下にその手法を記載しておいた。
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/21910-f18a.html

 私がかつて金融機関で融資を担当していた時、決算分析と資金繰り分析をさせられたが、「いくら決算数字が良くても、理由の不明確な資金需要がある会社は怪しい」と教えられたものだ。
中国を会社に例えれば、実に立派な決算数字だが、何か得体のしれない資金需要が発生していてその理由が判明しない、というところだ。

 倒産間際の会社は必ず決算数字を操作し表面は安定している企業を装う。しかしそれでも資金繰りはひっ迫し、「あの会社は高利の金に手を出している」という噂が流れると、誰も融資をするものがなくなって、結果的に倒産する。
日本の最近の事例では安具楽牧場がそうで、決まった時期に配当が出なくなればどんな理由を聞かされてもアウトだ。

 最近中国がこの資金繰り倒産に陥りそうだという記事が、マスメディアに頻繁に登場するようになった。
私が主としてトレースしている新聞は毎日と日経だが、最近毎日新聞が中国金融危機の特集を組むようになり、地方政府の不良債権が雪だるま式に積み上がり、それを支えていたシャドー・バンキングが資金繰り倒産に見舞われそうだと報道している。

 一方日経は上海の株式の下落や短期市場での金利上昇を頻繁に報道するが、一方で中国経済のファンダメンタルは確かだとの姿勢で一貫しており、調整があってもわずかだと述べている(ただし海外の投資家の記事が掲載されるが、その評価は中国の終わりというものだ)。
今マスメディアは産経や毎日のように「中国危うし」派と日経(や朝日)のように「中国まだまだ」派に分かれているが、時間が経つにしたがって「中国まだまだ」派の立場が劣勢になるだろう。

 何度も言って恐縮だが、会社でも国家でも資金繰りに支障が出てくると、たとえ決算数字がいかに立派でも本当は不良債権の山が積みあがっているのだ。
中国では民間資本形成(具体的には地方政府によるマンション建設)が盛んで、これをGDPに計上しているが、実際は最終需要者に売れていない。
それを書類操作で販売できたことにしてGDPに計上しているものの、販売していない以上回収金はないのでどうしても資金手当てが必要になる。

 中国国内のこうした不良債権は350兆円規模に上っているとみられ、サブプライムローンと何ら変わりがないが、幸いにこの不良債権を小口化して販売している先は中国人なので、世界経済に対する影響が限定的だ(もちろん一部は投資信託として海外に向けて販売されているので購入している人はアウトだ)。

 いまだ日本では「中国まだまだ」派の新聞(日経や朝日)が中国の幻想にとりつかれているので、一般市民はこうしたメディアをうのみにしてはいけない。
決算数字はいかようにも加工できるが資金繰りはどうしょうもないので、特に中国の金融機関の資金繰り報道に注意すべきだ(海外のメディアの報道のほうが参考になる)。
そうすれば資金の流れから中国経済の実情を把握できるので、一部マスメディアの判断に迷わされることがなくなる。

注)中国経済がデッドロックに乗り上げていることは以下の記事で記載しておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-d9d9.html

Mass media woke up finally. Why economic news in China was a mistake?

More recently, the actual situation of the Chinese economy has come to be known. In particular, the financial crisis is likely to occur in China, optimistic article have disappeared from the mass media.
Japanese mass media had been danced Ghost China except  the Sankei Shimbun.

Especially GDP is taken up frequently in particular, the voice of doubt had turned up among researchers, but the mass media had been pouring away announcement number.
Mass media was an attitude of trust because there is no evidence that the number is wrong, China was supposed to be a high growth of 7.8 percent last year, and has maintained a growth of 7.5 percent this year .

When I was in charge of the loan at a financial institution once, were made to the cash flow analysis and financial analysis, but was tought "the balance sheet figures at best , but the company needs uncertain funding of the reasons, it is suspicious" .
I place if the company analogy, China, It's a really fine balance sheet numbers, but demand for funds is  something nondescript and the reason is also not known.

Article recently that China is likely to fall into this financing bankruptcy, began to appear frequently in the mass media.
And "daily" newspaper that I traced primarily, is "Nikkei". Mainichi Shimbun began to form a feature of Chinese financial crisis recently.
It is reported non-performing loans of local government build-up to snowball, shadow banking supported it , and likely suffered a cash flow bankruptcy.

On the other hand Nikkei has reported frequently rising interest rates in the short-term market and decline of the shares of Shanghai. But the fundamentals of the Chinese economy has said that's for sure. And it's attitude with a slightly if there is adjustment.

And mass media is divided into group as Sankei or Mainichi "Watch Out, China", or group as Nikkei or(Asahi) "still China" now, but as time passes, group "still China" position is going to be outnumbered.

It comes out many troubles  on state's funding and company's funding, (haw closing number is a fine ), really, mountain of bad debt is built up.
It was very active private capital formation(Specifically, apartment construction by local government), which are recorded in GDP  in China, but do not sell to end-user actually.
It is recorded in the GDP by that they have sold in the document operate . However, there is no money recovered because it does not sell, inevitably, it becomes necessary financing.

We found these non-performing loans in China are up to 350 trillion yen. It's no different in any way sub-prime loan. But fortunately, Only Chinese are buying this bad loans . So, the effect on the global economy is limited.

In Japan, (Asahi and Nikkei) newspaper of the group "still China" is obsessed with fantasy of China yet. So the general public do not believe in these media.
It can be processed closing numbers in any way, but  we should pay attention to cash flow coverage of China's financial institutions (especially media reports overseas would be helpful).
That way, it is possible to understand the actual situation of the Chinese economy from the flow of funds, we never to be misled on the judgment of some mass media.

 

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(25.7.3) シェレメチェボ空港の仁義なき戦い 緊急指令スノーデンを確保せよ  War without a code of Sheremetyevo Airport. Emergency directive, Ensure Snowden

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 私が中国という国を快く思っていないのは、内部にチベット、ウィグル、内蒙古と言った植民地を持ち、さらにベトナムフィリピンから領土を強奪し、ついでに日本の尖閣諸島を奪おうとするなど、19世紀の帝国主義国家と何ら変わらない国家だからだ。

 だが一方で中国の戦略性には舌を巻くほど驚き、高く評価している。
今回のアメリカと中国のサイバー戦争でアメリカに対し一歩も引けを足らず、かえって有利に戦略を進めているのだから、さすが孫子の国と思う。

 アメリカが6月の初めに中国の習近平主席を呼びつけ、政府機関や防衛産業、およびアップルなどのIT産業に対するハッキング行為を証拠を示して追求したが、中国はその程度でひるむような国ではなかった。
さっそくたらし込んでいた元CIA職員NSA(国家安全保障局)嘱託職員だったスノーデン氏を操ってNSAがアメリカ市民や世界の市民の電話やメールを非合法で収集していることを暴露させた。

注)このあたりの経緯については以下の記事で詳述しておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-cad6.html

 これでアメリカは全くメンツを失い、中国に盗聴を止めさす根拠を失ったが、今回アメリカ市民、世界市民の盗聴に続く第三弾がさく裂した。
今度はアメリカ在住の外国大使館やEUの代表部や国連本部38か所がNSAの盗聴対象だったことが暴露されて、世界各国からアメリカが非難される立場に追いやられた。

我が国大使館をテロの対象国として盗聴しているのはなぜか!!」
フランスのオランド大統領やドイツのメルケル首相から、怒りの電話がかかり即刻こうした盗聴行為を止めるように迫られてアメリカは全く立場をなくしている。
中国はしてやったりと得意満面のはずだ。

注)実際はアメリカが盗聴していることはどこの大使館でも承知の事実で、秘密会議は盗聴防止のある特別会議室で行う等、対応策をとっている。今回はその事実が白日の下にさらされたということ。

 
 アメリカは中国のカウンターパンチに押されぱなしだが、それでもこのアメリカと中国のサイバー戦争の決着はまだついていない。
アメリカがスノーデン容疑者を逮捕し、中国が金と女を使って国家秘密を暴露させた事実を公表すれば、世論は一気にオバマ政権支持に傾く。
だからアメリカはメンツをかけてスノーデン容疑者を逮捕しようと躍起となっている。

 一方で中国は何とかスノーデン容疑者をかくまっておきたかったが、香港中国本土ではいかにもスノーデン容疑者をたらし込んだのが中国だとばれるので、何とかエクアドル(ウィキリークスのアサジン容疑者もかくまわれている)と話をつけて、モスクワ経由で逃そうとした。
アメリカは必死だからそんなことをされては大変なので、すぐにスノーデン容疑者のパスポートを無効にして、モスクワからエクアドルへの航空券を購入できなくさせた。

 困ったのがロシア政府で、さっさとエクアドルに旅立ってほしかったのが、形式的にではあれ航空券などを販売すればスノーデン容疑者の仲間になってしまう。
仕方がないのでスノーデン容疑者をモスクワ・シェレメチェボ空港のトランジットルームに隔離して形式論理で対抗している。
スノーデンはまだ我が国には入国していないので、逮捕などできない」

 まさに映画ターミナルトム・ハンクスが演じた主人公になってしまった。
私はシェレメチェボ空港をよく知っているが、大国と言われる国の空港としては最悪の部類で、薄暗くて狭い何とも陰惨な場所である。
かつてロシアがソビエトと言っていた時代、できるだけ外国から人が来ないようにあるったけの知恵を動員し、監獄のような印象にした空港である。

 今このシェレメチェボ空港でアメリカ、ロシア、中国がパワーゲームを繰り広げている。
何とかスノーデン氏をエクアドルに逃したい中国・ロシアとそれを絶対に阻止したいアメリカとの戦いはどうなるだろうか。
アメリカがここでスノーデン氏を逃すと、次なる暴露でほとんどアメリカの正義は失墜し、中国は思いのままアメリカや日本の防衛産業や先端技術を盗みまくれることになる。
悔しかったら、お前も盗んでみろ!!!」という具合だ。

 一方アメリカがスノーデン氏を逮捕できれば、中国の孫子の兵法金と女でたらしこむ)が公になり、スノーデン氏の評判は地に落ち、オバマ政権は再び中国に攻勢をかけられる。
この勝負どちらが勝つだろうか。私はアメリカに勝ってもらいたいが、今のところ勝負はイーブンだ。

なおサイバー戦争の過去からの記事は以下にまとめて入っています。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat46749968/index.html

War without a code of Sheremetyevo Airport. Emergency directive, Ensure  Snowden

I have hated the country of China.  Because China has a inside colony , Tibetan, Uygur, China and Inner Mongolia , and snatch territory from the Philippines and Vietnamsteal the Senkaku Islands in Japan. China is a nation which does not change any state of imperialism of the 19th century.

But on the other hand, I astonished about the strategy of China,and I have a high opinion.
In the cyber war between the United States and China , China is fighting neck and neck with the United States, and China is promoting a strategy to advantage , I think China is a country of Sun Tzu.

America has summoned the President Xi Jinping of China at the beginning of June. So , USA sought to show the evidence the hacking for the defense industry and government agencies、 IT industry such as Apple, but China was not a country like flinch at that degree.

A former CIA officer and Temporary Employee of NSA (National Security Agency) , Snowden that has been acquired by China, exposed that NSA is collecting illegal to telephone and e-mail of citizens of the world and U.S. citizens .

America loses face at all ,and Ameriga lost the reason to put an end to the eavesdropping China.
In addition, this time,third bullet was exploding  following the wiretapping American citizens, citizens of the world .
This time was exposed that office of the United Nations and 38 representatives of the EU and foreign embassies of the United States resident was subject to NSA eavesdropping , the United States is condemned from all over the world.

"NSA's eavesdropping as countries of terrorism our country embassy is unforgivable!"
President Hollande of FranceGerman Chancellor Angela Merkel, angry phone call takes, America has lost its position at all under pressure to stop these eavesdropping act immediately.
China should puffed-up.

America has been pushed to counter punch of China, but still, end of cyber war between China and America is not on yet.
If the United States arrested a suspect Snowden and publish the fact that , China has exposed the state secret with a woman and money, public opinion tilts Obama administration support at a stretch.
So America has become a desperate attempt to arrest the suspect Snowden.

China wished to keep harboring Snowden suspect in mainland China and Hong Kong somehow. On the other hand, it is come to light that it is China's acquired Snowden suspect indeed . So China put the story  somehow, it tried to exile in Moscow

via to Ecuador  (Asajin suspects wiki lease network is also sheltered)

America is desperate, it's very such a thing.So America can disable the passport of Snowden suspect immediately, he was impossible to buy a flight to Ecuador from Moscow.

The Russian government was in trouble, Russia wanted traveled to Ecuador quickly him,But if Russia sell the ticket in formally it becomes a friend of Snowden suspect .
Since there is no way, Russia is countered by formal logic to isolate the transit room of Moscow Sheremetyevo airport Snowden suspect.
"Because he do not enter my country,so he is still in overseas, we can not be arrested him"

America, Russia, China is engaged in a power game in this Sheremetyevo Airport now.
What would come to a conclusion of the battle with China and Russia and America, China and Russia want to miss in Ecuador Snowden somehow, On the other hand the United States that want to absolutely prevent it,

If America  miss Mr. Snowden here, justice in the United States whould fall almost the next exposure. On the other hand China will be able to ride up stealing the advanced technology and defense industry in the United States and Japan l.
And said "if chagrin, you too! Dare steal"

.On the other hand if  the United Statescan arrest Mr. Snowden , could do publicly (debauch and woman in gold) Art of War of China, reputation of Snowden's fell to the ground, the Obama administration is subjected to offensive to China again.
This game which one will win?. I want to win the United States, but game is even so far.

 

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(25.7.2) 失敗記 またしてもつくばマラソンの登録に失敗した。2連敗だ。Failure report Failed to register Tsukuba Marathon once again. Two-game losing streak.

Photo 

 元はと言えば自分に問題があるのだが、それでも憤懣やるかたない。
つくばマラソンの応募登録のことである。昨日(6月30日)の午後8時からランネットでのネット登録が受付になったのだが、昨年に引き続き今年も登録に失敗した
つくばマラソンは都心に近く、またフラットなコースなので記録が出やすい人気のコースだ。
だがそれにしても昨今のマラソンブームは限界を超えていて、こんなに登録で消耗するのは異常だ。

注)昨年の登録失敗の模様は以下参照(ただし私自身の登録はしまちゃんに頼んでいたので参加はできた)
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/24627-19eb.html

 私は20年以上も前からマラソン競技に参加しているが、東京マラソンが開催されるまではどの競技もすぐに応募がいっぱいになることはなく、締め切りになっても主催者が予定した人数に足らないほうが多かった。
それが東京マラソンが始まった7年前から、フルマラソンは誰にでも走れることが広く知られるようになり、一気にフィーバーした。
(それまではフルマラソンは一部の訓練したレーサーにしか走れないものと思われていた)

 そんな訳で今年もつくばマラソンの登録はテンヤワンヤの大騒ぎになってしまった。
前日にランネットの画面で確認すると、事前にランネットを立ち上げて待っているように指示があった。
最初の画面から立ち上げると時間がかかりますので登録画面にしてお待ちください」というわけだ。

 とても親切な指示なので、半日前から画面を立ち上げて待っていた。
しかしここからが私の欠点なのだが、パソコンの画面がいつまでも変化がないと不安感に駆られて、画面操作をしてしまう。
黙って待っていることができないのだ。
今回も15分前からじりじりしながらパソコンの前で待っていたのだが、一旦画面を閉じて他の作業をして(他の作業で時間を紛らわせようとして)再び画面を開こうとしたら、登録画面が消えてしまっていた
あっ、しまった、登録画面を消してしまった!!!!」

注)この辺のメカニズムはよくわからない。数時間前まではいったん閉じても登録画面は残っていたのに5分前になると消えてしまった。

 慌てて最初から立ち上げたが後の祭りだ。今度はウンともスンともいわず、ランネットの中に入れなくなってしまった。
私は早寝早起きで8時にはいつも寝ているのに我慢して画面を見ていたが、どうにも我慢ができなくなった。
しばらく寝て待ってみよう。そのうち画面が開くだろう・・・・」

 だがこれはむなしい期待だった。2時間ほど寝てパソコンに戻ってみると、ランネットにははいれたが、「録は予定人員到達しましたので終了します」なんて無残なメッセージに変わっていた。
本当はただひたすら登録画面をあけたまま待っていれば順番が回ってきたのだろうけど、私にはこの黙って待つという行為がどうしてもできない。

(来年のための重要な教訓)
一度画面を立ち上げたらそのままじっとまって、画面入力ができるようになるまで待つ。
絶対に画面を閉じてはいけない(開始時間が来ても入力が許可されるまでひたすら待つ)。


 こうして今年も昨年同様登録に失敗してしまった。私の性格が登録失敗の原因だが、それにしてもこの登録の狂騒曲は限界を超えている
毎回人気のマラソンの登録をするたびにこうした緊張感と努力を強いられることに嫌になってきた。
もういい、マラソン競技は自分で計画して自分で走るからいい」居直ってしまった。

注)今年から私は自分が住んでいるおゆみ野とちはら台の遊歩道を利用した私設のハーフマラソンを開催している。フルマラソンもできるので(ハーフを二回走ればいい)大会は自分で作ることにした。なお今年のハーフ大会の模様は以下参照。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-e6df.html

Failure report.  Failed to register Tsukuba Marathon once again. Two-game losing streak.

I have a problem in my original source, but still I'm not satisfied.
It is that of registration of Tsukuba Marathon. Net registration in the run net he was accepted from 8:00 pm (June 30) yesterday, but I failed to registered same this year as last year.
Tsukuba Marathon close to the city center. It is also a popular course easier to get the record because it is a flat course.
But even so, marathon boom of recent years have exceeded the limit.

I have participated in the marathon for more than 20 years, but Before the Tokyo Marathon will be heldany competition did not apply to become full quickly. In fact, by the deadline,it should not reach the number of people who organizers scheduled there .
The Tokyo marathon began seven years ago,and anyone can run a full marathon, came to be widely known it.
Until then, it was considered full marathon from that can not run only racer that you have some training.

Because of this, registration of Tsukuba Marathon has become a fuss this year.
When I check the screen of the net run the day before, there was instructed to waiting to launch the run net in advance.
"Please wait in the registration screen time it takesa lot
of time if you launch from the first screen"
Because it is very kind instruction, I was waiting to launch the screen from half a day before.
But this's the drawback of me, if there is no change forever the screen of a personal computer, and I feel a fit to a sense of insecurity, I would use the screen operation.
I can not be waiting in silence.

I was waiting in front of the computer 15 minutes before this time, but to the work of other I closed once the registration screen, and I try to open the screen again, the registration screen has disappeared I.
"Oh, it's hard. I was erasing the registration screen!!"
It was launched from the beginning in a hurry, but it's too late. Now, without moving the screen and can no longer placed in the "run-Net."
In the early to bed and early to rise, I'm always sleeping 8:00. I was looking at the screen and yet to be patient, but it is no longer able to put up any way.
"Screen will open to them. Let's wait to sleep for a while, ..."

However, this was a snare and a delusion. When I returned to the computer after I slept about two hours, was placed in the "run net", but it had changed miserably message "Registration Now that we've planned personnel arrive, and exit" he said.
Actually, the order would came around and if I wait just left open the registration screen intently, but I just can not be the act of waiting in silence .

Thus like last year, I was unable to register this year. My character is the cause of registration failure, but even so this roaring song is over the limit.
I have come to hate that every time register a marathon of popular every time, be strong and effort these tensions.

Thus like last year, I was unable to register this year. My character is the cause of registration failure, but even so this roaring song is over the limit.
I have come to hate that every time when I register a popular marathon race of every time, be strong and effort these tensions.

"Plan on my own good anymore. Marathon, run on their own," I decided.
As opposed to compete in the competition again, I am planning the half marathon a full marathon on their own, and run on their own.

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(25.7.1) パク・クネ大統領の歴史的誤算 中国との経済的心中が始まった Historic miscalculation of Park Kune president. Economic suicide pact with China began

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 韓国のパク・クネ大統領が6月27日から30日の4日間にわたって中国を訪問し、習近平主席の厚遇を受け、さらに習近平氏の母校の清華大学で講演し、中国語で5分間以上のスピーチを行った。
このスピーチは好評でなかなかの才媛だということを示したわけだが、それだけでなく中国にたいし日本軍に抵抗した朝鮮部隊や伊藤博文を暗殺した安重根の記念碑を中国内に建立するように要請した。
敵は日本だ」と中韓両国で確認しあおうとのメッセージだ。

 パク・クネ大統領はアメリカ議会で日本の従軍慰安婦問題を取り上げたが、今度は中国と共同歩調をとって日本と対抗しようということだが、残念ながらこの戦略は失敗するだろう。
中国は韓国と組んで日本バッシングをするほどの経済的・政治的余裕がなくなってきているからだ。

 長らく中国経済を、その加工された統計数字に騙されて欧米のエコノミストは好調と判断してきたが、さすがに投資家の目は騙されない。
主要な投資家が中国市場から資金を引き揚げたため、資金不足に落ちいった不動産会社や地方政府はがむしゃらに短期市場で資金をかき集めていた

 この資金の出どころが振るっていて輸出産業が架空の輸出を香港にして、そこで2%程度の低金利のドル資金を入手し、それを通貨元に替えてコール市場で4%程度で運用していた。
香港経由で投資資金が中国に入っていたといわれた実態がこれだが、北京政府が架空の輸出をチェックし始めたためこのコール資金が枯渇してしまった。
このためレートが13%にも上昇して上海の短期市場がパニックに陥ったわけだ
今は中央銀行が資金手当てをしたので7%程度まで下がったが、中国に入っていた投資資金とは輸出産業の利ざや稼ぎに過ぎない

注)この辺の事情は「中国金融機関のクレジット・クランチ」という記事で書いておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-9d6f.html

 なぜ中国企業が本業でなく利ざや稼ぎに狂奔するかというと本業は赤字続きだからだ。鉄鋼生産も銅の生産も太陽光パネルの生産も供給過剰でどうにもならない
中央政府が無駄な鉄道や道路や橋を建設しているが、これはかつての日本とそっくりでただ維持費だけがかかって生産性向上には全く役立たない。

 経済は完全にデッドロックに乗り上げ、日本の中成長時期と同様の3%前後の成長しか望めなくなった。現在のGDPの加工数字は7.5%前後だが、これは地方政府が建設した売れない不動産を計上しているからで、すでに中国経済の減速は明らかだ。

 さらに問題なのは成長率が落ちるとパイの分け前を貧困階級や実質的な植民地であるウィグルやチベットに分け与えられなくなる。
チベットでは数百人規模の僧侶が焼身自殺をしているし、ウィグルでは暴動が起こり警察署が焼き討ちにあってすでに35名の死者が出ている。
何かアラブの春が始まったような状況だが、そこにパク・クネ大統領は出かけて行って中国との相思相愛を訴えた。

 韓国は輸出依存度がやたらと高く輸出入合わせるとGDPの112%になり、これは日本の25%の4倍以上だ。
さらに貿易相手国の中で中国の占める割合はダントツの約25%だから、中国経済の減速は即韓国経済の減速につながる。
最近まで世界のスマートフォン市場でアップルと覇権を争っていたサムスンの株価が6月に入り20%も急落したのは、このところのウォン高と中国経済の失速でさすがのサムスンもこれ以上の成長は見込めないと投資家から判断されたからだ。

注1)韓国経済の成長が財閥だけの利益になって国民が貧しいままの実態は以下の記事にまとめて置いた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-958e.html

注2)また昨今の韓国経済の実態は以下にまとめて置いた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-03c8.html

 パク・クネ大統領にとって今回の中国シフトは既定の方針だが、ミスジャッジになる可能性が高い。中国経済が黄昏を迎え失われた10年に突入するちょうどその時に、「韓国は昔から中国の属領だった」と媚びを売りに行ってもそのかいはないだろう。

注)パク・クネ大統領は正確には「韓国と中国は数千年の歴史をともにしながら多様な文物と思想の交流をしてきた」と述べたが、数千年の歴史をともにしたのは事実で、韓国は中国の属国だった。

 唐突だが杉良太郎が歌う「すきま風」という歌をご存じだろうか。
いつか必ずパク・クネ大統領はこの歌を口ずさむはずだ。

 華を愛して 韓は心をひらき
 傷ついて すきま風 知るだろう
 
 いいさそれでも 属国でさえいれば
 
 いつか 華のやさしさに めぐりあえる
 その時 私は 小鳥のように
 華に抱かれて 眠ればいい

Historic miscalculation of Park Kune president. Economic suicide pact with China began


Park Ohakune Korean president visited China for four days of 30 to 27 June, she received the hospitality of President Xi Jinping.
In addition, Park Ohakune President speech at Tsinghua University in the alma mater of Mr. Xi Jinping, but she made ​​a speech of more than 5 minutes in Chinese.
This speech is well received, It shows that she is quite a talented woman.
In addition, she requested to be built the monument of Ahn who assassinated Ito Hirobumi and Korean troops resisted the Japanese military in China.
It is a message with each other to check in between China  and South Korea, "Japan is the Enemy".

Park Ohakune President took up the comfort women issue of Japan in the United States Congress, but that's trying to compete with Japan taking a joint step with China now, but this strategy will fail unfortunately.
Now, in China, there is no economic and political margin enough to the Japan bashing in partnership with South Korea.

The Western economist has determined strong the Chinese economy that fooled by the statistical figure that has been processed long, but the eyes of investors are not fooled though.
For major investors withdrew funds from the China market, and local government and real estate company that went fell to lack of funds, was raking the money in short-term market.

This fund, the export industry is set to Hong Kong exports fictitious, where they get the dollar funding of low interest rates of around 2%, it was operating in about 4% in the call market, instead of the original currency .
Actual situation that was said investment funds had entered China via Hong Kong 's is this, but this call money had been exhausted because the Beijing government began to check the export of fictitious.
Rate rises to 13% for this short-term market in Shanghai was panicked.
Central bank have funded, and rate is
about 7% up down now. The investment funds was in China, only to earn profit margins of the export industry.

Why Chinese companies  make frantic efforts to earn profit margins rather than core business, their core business is in the red . Production of copper and steel production and production of solar panels also are in oversupply.
Central government is to build a useless roads and bridges and railwayslike with Japan in the past, it only upkeep costs, not helped them at all to improve productivity .

Economy rides on the deadlock completely, it is no longer only hope growth of around 3% similar to Japan. Processing number of current GDP is around 7.5%, but this is because they recorded unsalable real estates that the local government constructed, the slowdown in China's economy is already clear.

Growth rate falls, it's a further problem not be imparted the share of the pie to Tibet and wiggle that are
colony, .
Monks of several hundred human scale is a self-burning in Tibet, and  the riot occurs,there is the burning police station, dead 35 people have already left in the wiggle.
It is a situation something, the Arab Spring  begun, Park Ohakune president went out there and complained of mutual affection with China  .

Export dependence is high in South Korea, it would result in a 112-percent of GDP Combined import and export, It's four times more than 25% of Japan.
In addition, about 25 percent by far of the proportion of China in the trading partner, the slowdown in China's economy will lead to the reduction of immediate Korean economy


Share price of Samsung has been fighting for supremacy with Apple in the smartphone market in the world until recently, has plummeted 20 percent in June.
The reason, because it is determined by investors in the Chinese economy stall and won high place , Samsung also not expected growth ahead of any more.

China shift this is the default policy for the Park Ohakune president.
However, it is going to be a misjudgment. China's economy is lost ,and marks the twilight, precise moment rush in 10 years, will not avail she go to sell flatter "Korea was a dependent territory of China since ancient times" .

 

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