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(25.6.1) 最後のフロンティア アフリカ 日本の成長のためにアフリカのエネルギーを取り込め "The Last Frontier, Africa," "for the growth of Japan, to capture the energy of Africa"

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 TICADアフリカ開発会議)などと言われても普段は聞いたこともないが、日本政府主催で1993年以降5年ごとに日本で開催されている国際会議である。
もともとは日本が国連の常任理事国入りを果たす目的で、アフリカの首脳を集めてODAを大盤振る舞いしてきた会議だ。

 しかし常任理事国入りは中国の激しい反対にあって達成できず、単に日本がアフリカ諸国に資金援助するための会議になっていた。
ところがここにきて様相が一変した。
2000年以降アフリカが経済的にテイクオフしたからで、アフリカ平均で毎年の成長率は5%を超えている。

 これは平均だからナイジェリアと言った石油資源が豊富な国は急成長を遂げ、とても援助を与えるというような場所でなく、日本企業が進出してともに成長を遂げるパートナーになってきた。
今回のTICADはそうした意味で日本が官民挙げてアフリカの経済成長にキャッチアップする戦略的な会議になっている。

 従来日本とアフリカの関係はなかったも同然で、50か国以上も国家があるのに平均的な日本人は国名もその地理的場所も正確に答えられない。
私なども正確にイメージできるのはサハラ以北の国で、最近アラブの春が吹き荒れたエジプトやリビアやチュニジアと言った地中海沿岸の諸国とエチオピア)だけだ。

注)なおNHKからアフリカンドリームという先駆的な放送がなされていたが、その記事は以下参照
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/cat39564086/index.html

 サハラ以南となるとアパルトヘイトで有名だった南アフリカとマラソン王国ケニアぐらいはイメージできるが、あとはアフリカという言葉でひとくくりになってしまう。
いわば遠くて知らない国ばかりだ。

 だがここアフリカに積極的に食い込んでいた国がある。
それは中国で、中国は資源外交がメインで人権は二の次だから、欧米諸国が付き合いを遠慮しているスーダンのような独裁国家にも利権を求めて積極的に進出している。
アフリカ全土との貿易額などは日本の6倍はあり、アフリカでの中国の存在感は際立って大きい。

注)他にかつての宗主国との関係も深いが、独立時に宗主国の資産を没収したりした国が多いのでかなりギクシャクした関係になっている。

 日本は遅ればせながらアフリカ進出を開始し始めたが、インフラや資源は中国に抑えられているため、主としてソフト面での支援が主体なっている。
たとえばホンダはナイジェリアでバイクタクシー用のオートバイの生産を始めたが、品質管理のノウハウをナイジェリア人に教え込むことに全力を注いでいた。
アフリカ諸国はもともと工業生産を行うことがなかったため、品質向上と言った製造業の基本的なセンスがない。

 
 アフリカ諸国は今でもほとんどが農業国なので、農業の生産性向上が必要で、モザンピークでは日本向け大豆の生産方式を農家に伝授していた。
映像に出ていた農家は「農地の一部なら生産をしてもよい」と答えていたので、今のところ半信半疑というような状況のようだ。

注)ほとんどの農家が自給自足的な農業をおこなっており、大規模農業は白人の農場を接収して分割したため少ない。

 アジアがテイクオフした後はアフリカだが、問題はここはいまだに独裁国家やテロの温床になっているので、すぐには期待した通りの成果は上げられないだろう。
しかし少し長いスパンで見て見ると、現在の人口が21世紀の半ばまでに20億人と倍増が予想され、最後のフロンティアであることは間違いない。
このフロンティアを取り込むために、日本もようやくアフリカに目を向け始めた。

なお、アフリカ経済に関する記事は以下にまとめてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat55384608/index.html


"The Last Frontier, Africa," "for the growth of Japan, to capture the energy of Africa"

It also is said to such as (Conference on African Development) TICAD, I've never heard usually. This is an international conference in Japan organized by the Government, has been held in Japan every five years since 1993.
Originally a meeting for the purpose of Japan to play a permanent member of the Security Council the UN, by collecting a summit of Africa, Japan has been a big treat ODA.

But purpose to become permanent member of the Security Council could not be achieved with fierce opposition of China Japan. Therefore, this meeting had been in a meeting for Japan's financial assistance to African countries simply.
However aspect was completely changed.
Africa will take off economically since 2000, the growth rate of each year is more than 5% in Africa average.

This is an average, country oil resources-rich, fast-growing more. Rather than places such as giving aid so, it has become a partner to achieve growth both Japanese companies to advance.
For the public and private sectors, the TICAD of this time, Japan is in a strategic meeting to catch up to the economic growth of Africa.

However, there are some countries that had bite aggressively here Africa.
It's China. , China is the main resource diplomacy, human rights in the secondary, even dictatorships like Sudan that Western countries are not allowed in the relationship, China has been expanding aggressively in search of interest.
The trade with Africa and China is 6 times that of Japan, Chinese presence in Africa is larger stand out.

Belatedly, Japan began to start the Africa advance. For resources and infrastructure is kept in China, in support of software is subject mainly Japan.
For example, Honda began production of motorcycle bike taxis in Nigeria. There, Honda has included teaching in Nigeria people the know-how of quality control. .
African countries did not have to carry out the industrial production originally. African people, there is no sense of basic manufacturing of quality improvement.

After Asia has takeoff, Africa take off the next. However, the hotbed of terrorism and dictatorship still exists in Africa. It will not be increased achievements of as expected immediately.
However, looking to see with a little long span, the current population is expected to double to 20 billion people by the middle of the 21st century, there is no doubt that it is the final frontier.
In order to capture the last frontier of the 21st century, Japan started to look to Africa finally.

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