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(25.4.27) 日本とロシアにとって共通の敵、中国といかに対処するか?

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 「敵の敵は味方」というのは古来からの兵法の基本である。
目の前の強敵に対抗するためには悪魔とも手を結ぶということだが、現在日本の最大の仮想敵は中国で、そしてロシアも中国こそが最大の仮想敵になっている。

 21世紀に入ってから中国は海洋国家としての権益確保に乗り出し、尖閣諸島や南沙諸島、西沙諸島を日本、ベトナム、フィリピンからかすめ取ろうと、特に海軍力を増強してきた。
中国がなぜ海洋進出を始めたのかの最大の理由は北方に脅威がなくなったからで、ロシアの退潮がその最大の原因だ。

注)中国が過去海洋進出したのは明の永楽帝の時代。鄭和がアフリカまで行っているがこのころは北方の脅威がほとんどなくなっていた。

 ロシアは1990年前後のソビエト崩壊で、かつての強国ではなく並の中流国家になってしまった。3億以上あった人口は日本と同規模の1億4千万まで縮小し、日本と同様の少子化に悩まされている(高齢化ではないのは特に男性が高齢になる前にウォッカを飲みすぎて死んでしまうから)。

)ロシアの人口問題は以下にまとめて置いた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-2928.html

 シベリア・極東地区の一番の問題は人口で、ここの自然条件の厳しさと経済の停滞で若者はほとんどがモスクワ周辺に移住し、もともと少なかった人口がさらに少なくなっている。
隣接する中国の人口が約1億、一方シベリア・極東のロシア人は約6百万人だから全く競争にならない。

 実際にシベリア地区の農業は中国人の請負耕作によって成り立っており、かつてのコルホーズは崩壊し、ロシアの農民はほとんどいなくなってしまった。
このままいけばシベリア・極東は実質的に中国の領土になってしまうが、そのことにプーチン大統領が危機感を持っている。
まずい、何とかこの地区の産業を活性化してロシアの若者の職場を確保しなければロシアが内部から崩壊する。中国と手を組むのは最悪で、最善は日本と手を組むことだ

注)ロシアのシベリア・極東の農業が中国人によって行われていることはNHKが特集をしている。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-fe78.html

 一方日本側もロシアと手を組みたい積極的な理由がある。東日本大震災後の原子力発電所の稼働停止で、エネルギーはもっぱら天然ガスになってきた。
だが日本が中東のカタール等から輸入する天然ガスLNG)は世界で最も高く、貿易赤字の元凶になっている。
天然ガスの価格がこう高止まりでは日本経済は崩壊する。安い資源の輸入先は資源大国ロシアとシェールガス革命のアメリカしかない

注)12年度の貿易赤字は約7兆円だが、赤字増加原因の太宗はLNGの輸入。

 
 プーチン大統領が日本に好意を持っていることは前から知られていた。何しろプーチン大統領の趣味は柔道で、特にロンドンオリンピックでは柔道で最高の金メダルを獲得し、柔道ロシアの名を世界に知らしめた。
あの柔道を愛する日本と手を組むのが、中国に対抗する唯一の手段だ
このところプーチン政権から平和条約締結のシグナルがしばしば送られてきている。

 日本とロシアが戦後70年近くもたつのに平和条約が締結されていないのは、領土問題がかたずかないからだ。
北方4島と言われているハボマイ、色丹、国後、択捉のことである。
この4島は日本が戦争に敗北した8月に突如ロシア軍が襲ってかすめ取られた島だから、日本としてはおいそれと返還要求をひっこめることができない。

 この北方領土は日本・ロシア間ののどに刺さったとげであり、このため日本・ロシア間には真の友好関係を結べなかった。
しかしここにきて安倍首相は森喜朗元総理を特使としてロシア関係の改善策を探っている。
両国が互いに妥協できる接点は何かを探っているわけだ。

 今日本は中国の脅威があまりに大きくなりすぎて、このままでは中国との戦争状態になることも想定される。
敵の敵は味方」だから、ロシア経済が復活し北方から中国をうかがう体制がとれるようになれば、中国の海洋進出にストップがかけられる。
だからロシア経済を支援することは日本にとって安全保障上のかなめになるといえるのだ。


(別件)  本日「第一回おゆみ野・ちはら台ハーフマラソン」が開催されます。
当日受付も可ですので積極的に参加をしてください。


詳細は以下参照。

ハーフマラソン試走会の内容は以下の通り。

・日程 4月27日(土) 午前10時スタート.。9時半受付開始

・集合場所 四季の道のさくら公園下の遊歩道(
昨年までの四季の道駅伝のスタート場所と同じ。ジャスコから有吉中学方面に坂を下った道路をくぐった先の公園

・参加費用200円(
当日徴収) ゼッケン代と荷物の管理並びに受付等の費用

・本件は試走会で道路を占有しているわけでないので、一般のランナーと同様のマナーを守って走る。

・赤信号では交通規則を守る。なおロス時間を認めるので信号待ち時間は引いてください。

・その他
:さくら公園に青いシートを引いて荷物を置いてもらいます。なお貴重品は置かないでください。荷物の管理者を置きます。
:3時間を制限時間とします。
:時間は集計して後ほどこのブログに掲載します。


最後にとても重要な注意

本試走会はレースではなくまた道路の占有もしないので、すべて自己責任で走ってもらいます。交通事故等は各自で気をつけて(信号無視をしない限り安全なコースです)、事故の起こらないようにしてください。
このメール機能を使用して申し込まれた方は自己責任であることを了承されたものとみなします。

多くのランナーが参加されることを希望します。申し込みはこのブログのメール機能を使って、氏名と住所を記載してくだされば登録になります。

地図は以下参照
http://goo.gl/maps/CB1ZO

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