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(25.4.18) 資産バブルの乗り切り方 アベノミクスでしぶとく生き残るために

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 私のブログには多くの経済記事金融記事を掲載しているが、だからと言って金儲けを意図したものではない。株や外貨預金や債券投資で儲けたい人が私のブログを読んでも無駄で、そうした方面の本は枚挙にいとまがないのでそちらの方面の記事を参照するのがよい。

 だが安倍内閣が推し進めているアベノミクスは明らかにインフレ政策で、かつバブルを誘発して経済成長を行おうとしている経済学的には危険な政策だ。
こうしたアベノミクスの潮流にすぐに乗れる人(金融機関や証券のディーラーや個人投資家等)はいいが、多くの年金生活者や生活がぎりぎりで余裕資産を持たない人にとっては、ただ物価上昇だけが襲ってくることになり、毎年2%づつ生活が困窮する。

 円安が急激に進み、その分株式は急上昇し、最近は都市部のマンション価格が上昇し始めた。
これは当然で財の量が一定の時に(実質経済成長がなくても)、通貨量を倍増すれば物価は2倍に上昇する。
ただし上昇速度は財の性質によって異なり、株式のように自由市場で売り買いされるものがもっとも早く反応し、一方公共料金のような政府や自治体が干渉する価格の上昇は遅い。当然年金の反応も遅い。

 だから今は自由市場に近い人だけがウハウハの状態で株式投資をしている人は天にも登った感じだし、不動産売買がその次のような状況だ。
こうした状況下では収益をあげられる人と落ちこぼれる人に二分化され、富の偏在が始まる。
私のブログは財産を増加させるためのブログではないが、経済弱者がただ餌食にされるのを見過ごすことはできない。

注)アベノミクスとは全体の富は増加しないが、価格弾性値が高い商品(株式等)を扱う人にそうでない人から所得が移転する現象ともいえる。麻雀の点棒は全体として変わらないが、マージャンがうまい人に点棒が集まるのと同じ。

 昨年の12月1日の記事で、円安の進行が始まるので資産の半分は外貨預金(外債投資)にするようにサジェスチョンしたが、私のサジェスチョンに従った人はその後の円安で外貨預金が大きく膨らみ、全体の資産(円資産と外貨資産)がバランスして損失を免れたはずだ。

注)12月1日のブログは以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/24121-707b.html

 このインフレ政策がいつまで続くかはすべて日銀の黒田総裁の胸一つにかかっている。
1980年代に日本がバブルにまみれ不動産価格が高騰した時に、日銀は慌てて公定歩合の引き上げを行ってバブル退治に乗り出した。
そして瞬く間にバブルは崩壊し、その後の長期停滞に陥った。

 現在日銀は毎月7兆円規模の国債を市場から購入して資金をばらまいている。
この政策が継続する限り円安は定着し、株価は上昇する。
日銀の政策は一見いいことづくめで特に株式所有者ははしゃいでいるが、やはり好事魔多しだ国債の価格が乱高下し始めた

 日銀の目論見では国債を日銀が買いまくるので国債価格は上昇し(金利は低下し)、たとえ物価上昇が毎年2%でも国債金利は1%程度(だから実質金利は▲1%)程度に抑えられると強気だった。
国債の利回りは上昇させない。だから政府は安心して国債を発行しなさい

 国債金利の上昇は政府にとって利払いの上昇になるので致命的になる。すでに1000兆円規模の国債が発行されているが1%上がるということは10兆円支払利息が増えるということになる(ただし新発債から上昇するのですぐに利払いが増えるわけではない)。
当初4月5日黒田日銀総裁のサプライズの日の翌日)10年物の国債金利は0.315%に低下し鼻高々だったが、4月10日には0.635%に急上昇してしまった。

 今国債金利と物価上昇率の鬼ごっこが始まっている。
ソロス氏をはじめとする国際ヘッジファンドは日銀の金融緩和が国債価格の低下金利の上昇)になるとみて、先物で勝負を仕掛けている。
絶対日本国債は暴落するから売りだ!!!!」

 アベノミクスの金融政策の弱点はこの国債金利の上昇にあって、これが2%を超えるようだと金融緩和はその段階で終了になる。
だが、それまでは黒田日銀は金融緩和を進めるから、株式は上昇し円は円安に振れ続けるだろう。
こうした状況下では前にも記したように預金の半分は外貨預金(外債)にし、国内の円資金はその半分を国内株式に投資しているのが安全だ(インフレ時は円預金をしていると資産が目減りする)。

 ただしバブルは必ずはじけるから、日銀の金融政策が転換しそうになれば国内株式はすぐに売り払い、円高になる分だけ外貨を減らす戦略をとらなければならない(不動産は売却に時間がかかるから手出しをしてはならない)。
だからアベノミクスに対する庶民レベルの対処策(金儲けではなく資産の目減りを最小化する方法)はこのアベノミクスの転換点を見極めることが最大のポイントになる。

注)日銀の金融政策の転換は新聞等を見ていればすぐにわかるが、そうした記事を見ることが苦手な方は私のブログのカテゴリー「安倍内閣 金融政策」http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat54030854/index.htmlを時々覗くのが一番だろう。

別件)現在「おゆみ野・ちはら台ハーフマラソンの参加者を募集しています。

詳細は以下参照。

ハーフマラソン試走会の内容は以下の通り。

 ・ 日程 4月27日(土) 午前10時スタート.。9時半受付開始雨天の場合も小雨であれば決行、大雨の場合は中止。連絡はこのブログで行います

・申込方法 このブログのメール送信機能を使用して、名前と住所を報告してください。

・集合場所 四季の道のさくら公園(
昨年までの四季の道駅伝のスタート場所と同じ

・参加費用200円(
当日徴収) ゼッケン代と荷物の管理並びに受付等の費用

・本件は試走会で道路を占有しているわけでないので、一般のランナーと同様のマナーを守って走る。

・赤信号では交通規則を守る。なおロス時間を認めるので信号待ち時間は引いてください。

・その他
:さくら公園に青いシートを引いて荷物を置いてもらいます。なお貴重品は置かないでください。荷物の管理者を置きます。
:3時間を制限時間とします。
:時間は集計して後ほどこのブログに掲載します。


最後にとても重要な注意

本試走会はレースではなくまた道路の占有もしないので、すべて自己責任で走ってもらいます。交通事故等は各自で気をつけて(信号無視をしない限り安全なコースです)、事故の起こらないようにしてください。
このメール機能を使用して申し込まれた方は自己責任であることを了承されたものとみなします。

多くのランナーが参加されることを希望します。申し込みはこのブログのメール機能を使って、氏名と住所を記載してくだされば登録になります。

地図は以下参照
http://goo.gl/maps/CB1ZO

 

 

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コメント

山崎様のブログは、以前より毎日拝読させていただいております。
私は株で儲けたい、いわゆる個人投資家でありますが、山崎様のブログは多くのニュースサイトやアナリストのサイトよりも偏りのない、大変頼りになる私の知恵袋です。
更新楽しみにしております。

投稿: タナカ | 2013年4月18日 (木) 10時55分

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