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(25.3.19) NHKスペシャル 「ロボット革命」人間を超えられるか?

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  ついに人間型ロボットヒューマノイド革命が始まった。今まではどちらかというと遊びの延長のようなロボット開発だったが、そうはいっていられない状況が発生した。
福島原発事故で実際に人間に代わって原子炉建屋内に入って事故調査をしたり復旧作業をするロボットの開発が急務となっているからだ。
もはや役に立たないロボットはロボットではないという認識が一般化したようだ。

 福島原発事故現場は放射能の値が極端に高いから人間が近づいたり作業することは不可能といっていい。
日本にはホンダアシモという人間型ロボット、ヒューマノイドが存在していたが実際に福島原発に投入されたのはアメリカの軍事用ロボットだった(ロボット大国日本のロボットがまったく役に立たなかった)。

 なぜアシモが投入できなかったかというと、平坦な場所以外で歩いたり走ったりすることができなかったからだ
事故現場は爆発であらゆるものが散乱しているからまともに歩くことなどできない。そうした場所をもろともせず歩き回ることのできるロボットでないと事故現場には投入できないが、当時その能力があったのは戦場を駆け回ることを想定したアメリカの軍事ロボットだけだった。

 事故以来日本、アメリカ、韓国で人間型ロボットの開発が急ピッチで進み始めている。
人間型ロボットの最大の特色は人工知能を搭載していることで、自分で周りの環境を認識して最適な方法で前進したりバルブを閉めたりすることができる能力を持っている。
いわば単純作業ではなく、人間のように多くの作業を一台でこなすことができる。

 アメリカ国防総省の科学者が「もし24時間以内に福島原発の原子炉建屋にヒューマノイドを投入できたら、爆発事故は起こらなかっただろう」といっていたが、確かにその可能性は高い。
あの時はすべての電源が失われて内部の状況把握がまったくできなかった。
もしヒューマノイドが人間に代わって内部の状況を把握して報告を上げてきていたら、東京電力の対策本部はより有効な措置がとれて、メルトダウンは発生しなかったかもしれない。

 ホンダのアシモ研究チームは福島第一原発の反省として災害用ロボットの開発に今全エネルギーを集中している。
扉を開け、階段の上り下りをし、瓦礫を避け、バブルを開閉して、故障を直すロボットが最終目標になっている。

 一方アメリカでは世界の英知を集めて災害用ロボットの研究に取り組むことにし、ロボティクス・チャレンジというプログラムを国防総省が立ち上げた。
ペンタゴンが有効な研究ごとに最大4億円の補助を出してヒューマノイド型ロボット開発を支援するもので、アメリカ、韓国の企業や研究所が参加している。
日本でも一部の参加はあるが、どちらかというと自分たちで作ってしまおうという機運のほうが強くホンダも参加を拒否していた。

注)軍事予算からの補助を日本の大学や研究所は受け入れない取り決めがある。

 まだ現実に福島原発で使用されたヒューマノイドは存在しないが、これが投入されるようになれば福島の廃炉に向けた作業が一気に進む可能性が高い。
また一般の製造業でもヒューマノイドの投入が始まっており、人間に代わって流れ作業の一環をロボットが担っていた
笑ったのは人間と同じに朝の体操をしていたことで、「これじゃ、人間とまったくおなじじゃないか・・・」と感心してしまった。

 20世紀がコンピュータの世紀だとすると21世紀はロボットの世紀、それもヒューマノイドの世紀になるという。
日本はこのヒューマノイドの分野で世界の最先端に位置するのだから、再び日本の世紀がきてもおかしくなさそうな雰囲気になってきた。

なお経済成長に関する記事は以下に纏めてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat43696146/index.html


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なお出版の経緯については以下に詳述してあります。

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat53203102/index.html

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