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(25.3.10) 日本長寿社会の崩壊  沖縄から崩れ始めた

2010_014  

 どうやら日本の長寿社会も限界が見えてきたようだ。
このたび発表された2010年の都道府県別平均寿命の調査で長らく長寿を誇った沖縄県が凋落したからだ(この調査は5年ごとに実施されている)。

 なぜ沖縄県の凋落が将来の日本の姿なのかというと、将来の日本の姿を先取りしたという証拠があるからだという。
2000年ごろまでは沖縄といえば長寿県で実際男性も女性も長寿日本一に輝いてきたが、男性は2000年を境に短命県となって今回は30位、女性は長野県、島根県に続いて今回3位になってしまった。

 理由は食生活の変化が寿命に影響しているという。
沖縄では1960年代にアメリカから大量の肉類が輸入されそれまでの野菜と穀物中心の食事が肉と油の食事に激変した。

 この60年代に成長期を迎えていた若者やその後生まれた者は食生活が欧米化し、それ以前の日本人とまったく違っている。
それから約50年たち、欧米化した若者が壮年に達すると循環器系の病気(心疾患や脳梗塞)が急激に増大し、65歳を境に若者は短命、老人は長命の県に様変わりしている

注)65歳以上が野菜と穀物派、65歳以下は肉食派である。

 男性が2000年に、そして女性が2010年と10年のタイムラグで長寿県から滑り落ちたのは女性と男性のホルモン分泌の差だそうだ。
女性ホルモンは肥満、特に内臓肥満を抑制する効果があって男性のようにすぐには内臓に脂肪が溜まることがないのだという(更年期を迎えると急激に内臓脂肪が溜まる)。

 この内臓肥満型疾患欧米風の食事のもたらす結果だが、沖縄に遅れること約10年、高度成長期のなかで日本全体の食事も欧米化しており、今後沖縄と同様な循環器系の疾患が多発し始めるという。

 また一旦太った人はなぜやせられないのかは最近解明されて、脳の働きに原因があり、ちょうど麻薬依存症やアルコール中毒症やタバコ依存症とまったく同様の脂肪依存症に陥っているからだという。

 そのメカニズムは食事をすると脳内物質のドーパミンが放出されて、通常は食事中枢に働きかけてある限度が来ると満腹感が出る。
それで食事をストップするのだが、脂肪を取りすぎるとドーパミンが出すぎて興奮しやくなるため受け手側のD2受容体の数を減らして調整するのだそうだ。、
これが続くとD2受容体の数が常に少なくなるので大量のドーパミンを放出しないと食事の満足感が得られなくなり、無茶食いをすることになる。

 まったく麻薬中毒患者やアルコール依存症と同じで、ドンドンエスカレートして肥満は加速度的に拡大し、その結果循環器系の疾患で短命死してしまうという。

 対応策は日本古来の野菜と穀類中心の生活に戻るということで、幸いに私などはもう食欲はほとんどないので長命になる可能性が高いが、マクドナルドばかり食べている若者の未来は相当暗そうだ。

なお、日本の人口問題については以下に纏めてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat53575720/index.html

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