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(25.3.7) クローズアップ現代 転機の警察捜査 防犯カメラと通信傍受

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 私はNHKクローズアップ現代の国谷キャスターはとても好きなのだが、先日の「転機の警察捜査」という番組には違和感を持った。
現在警察の検挙率は低下の一途をたどり、60年代に60%程度あった検挙率が今では約半分の31.7%に落ちている。

 原因は複合的なのだが、捜査の透明性が要求され取調室状況をビデオに残す等警察にとっては今までの脅し,すかしの手法で自白を強要する手段が取れなくなってきたのが大きい(番組では明白にそうは述べていない)。
捜査の透明性自体は冤罪を防ぐ意味で重要な方策と私は思っているが、それに代わる方法として今防犯カメラの映像が重視され始めた。

注)最近の事例ではなりましウイルスの容疑者を防犯カメラで追い詰めている

 国谷キャスターはこの防犯カメラによる捜査手法は個人のプライバシーを侵害するのではないかとの意見を述べ、明らかにこうした手法に否定的だった。
だが私はこのブログで何回も述べているように防犯カメラの設置とその捜査への利用については常に賛成である。

 このあたりでも隣接するちはら台ではかずさの道周辺に防犯カメラが設置されていて、一方おゆみ野では駅の周辺以外には設置されていない。
私の悩みは四季の道の照明灯やベンチ等が夜間に悪がき等によって破壊されていたことで、最近では四季の道の一部の夏の道で引ったくりが横行していた。

 一方ちはら台ではそうした事件が非常に少なく、特に防犯カメラが設置されている場所では皆無といっていい。
おゆみ野ちはら台並みに安全な町にしようと提案しているが、残念ながら大勢の意見になっていない。

 反対意見は国谷さんと同じでプライバシーの侵害だが、四季の道のような公共的な場所でプライバシーを主張することがどうかしている。
みんなの目があるところでは人は物を盗んだり、公共物を破壊したり、犬のウンチを放棄したり、また大人が小用をしたりはしないものだ。
当たり前のことだが公的場所には公的場所のマナーがあって、それを守っている限りなんら問題はなく、それに違反する人だけが問題になる。
犯罪者にプライバシーはない」が私の立場だ。

 アメリカやヨーロッパでは犯罪検挙率が日本より低いこともあって、防犯カメラだけでなくさらに電話の盗聴が警察によって行われている。
盗聴には裁判所の許可が必要で、許可が下りれば通信会社から特定の電話回線を引いて警察内部の一室で盗聴が行われていた。
記録はすべてコンピュータ管理がされていて特に麻薬犯の検挙に役立っていた(携帯電話の場合は場所を特定するとすぐにパトカーで出向いていって現行犯逮捕をしていた)。

 日本でも電話の盗聴が限定的には認められているが非常に運用が難しく一般的な捜査方法になっていない(通信会社に出向いていって立会いのもとに盗聴を行う等)。
今日本でこの電話の盗聴の本格的な導入を審議会で検討されている。
対象は麻薬を扱う広域暴力団振り込めサギ団で、こうした組織は上部組織のボスと下っ端が通信手段だけで結ばれているため、いくら下っ端を逮捕してもボスの逮捕に結びつかない

 そのため通信記録を傍受することで客観的な証拠を得ようとしているのだが、これについても国谷さんは憲法で保障されている通信の秘密が犯されるのではないかとの危惧を述べていた。
しかしもう一度言うが「犯罪者には通信の秘密は保障されない」ので、裁判所の許可を得て、警察がこうした麻薬犯やオレオレ詐欺師を検挙する手段として電話の盗聴をすることに私は賛成である。

 通常に暮らしている市民にとっては防犯カメラはまったく気になる存在でなく、通信の秘密については限定的に捜査手段とするのは当然だと私は思っている。

なおクローズアップ現代に関する記事は以下に纏めてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/nhk_2/index.html

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なお出版の経緯については以下に詳述してあります。

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat53203102/index.html

 

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