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2013年3月

(25.3.31) 韓国経済の急停車 成長限界に達した韓国経済

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 信じられないような急ブレーキ韓国経済を襲っている。ここ7か月にわたってGDPの成長率は0%台であり、日本では別に驚くことではないが韓国経済にとっては驚天動地の出来事だ。
パク・クネ大統領経済非常事態宣言を出して国民の奮起を促したが、ことは宣言だけで済みそうにない。 

 ここにきて韓国経済が持つ弱みが表面化しつつある。もっとも問題なのは韓国が完全な貿易立国で輸出と輸入の合計額はGDPを凌駕して100(GDPに対する貿易額の割合を超えているが、これは中国の50、日本の30に比較しても異常に高い値だ。
このため世界経済の動向をもろに受けることになり、昨今のヨーロッパ経済の停滞中国経済の急停止が韓国経済を直撃した。

 特につらいのが中国経済の急停止で、中国の12年のGDPは公表で7.8%増だったが、これはほとんど粉飾数字で本当の中国経済は惨憺たる状況になっており、日本のバブル崩壊時と同様に不動産は全く売れず、次々に大手国有企業が倒産している

 そしてさらに韓国経済の命運を左右するような事態が発生した。日本がアベノミクスによる円安政策で、あれよあれよという間に78円程度だった円が95円前後に20%以上も円安になってしまった。
韓国と日本は輸出産業で競合しており、日本の輸出産業の復活は韓国の輸出産業の衰退につながる。

 サムスンのように独自技術を確立した企業はいいが、単なるウォン安だけで勝負してきた企業は一斉に経営が悪化し、12年第4四半期の上場企業の収益は約3割が赤字に陥った。
株価は長く低迷し韓国総合株価指数2000に張り付いたままで、これは日本の株価が急激に回復している姿と好対照になっている。

 こうした状況になると海外の投資家の目も厳しくなり韓国投資を控えるようになる。韓国は日本と異なり資本の蓄積が少なくもっぱら海外の投資資金、それも短期資金の取り込みを行って成長してきた。
業績が好調で高配当をできる間はいいが、いったん業績が低迷し始めるとこうした短期資金は容易に流失してしまう。
実際1997年のアジア危機2008年のリーマンショック時もこの資金流出が起き、アジア危機の時は韓国は倒産した。

 こうした韓国経済停滞の影響をもろに受けているのが就職状況で、大学生の就職率は日本の氷河期以上に厳しくたとえば最高学府と言われているソウル大学でも3分の1は就職ができない。
学生は大学を休学して就職専門学校に通ったり語学学校に通ったりしてスキルを身に着けているものの、TOEIC 900点の学生でも大手のSKエナジーの採用で不可になっていた。
このため韓国の学生は海外企業に就職先を求め、日本企業の採用にも積極的に応募しておりIHIは毎年10名程度の韓国人学生を採用している。

 大学生ならばまだ何とかなるが、学歴のない女性は悲惨で全く就職ができず、こうした女性は売春業になだれ込んでいる。もともと韓国は売春天国でかつては日本人も喜んで妓生観光をしていたものだ。
ソウル大学の調査では売春関係の売上高は約6300億円規模でこれは国家予算の5%程度に相当するのだという。
韓国政府はあまりに恥ずかしいのでこの調査結果を秘密文書にしたがマスコミに流れて大騒ぎになってしまった。

 長らく隆盛を誇った韓国経済も世界経済の停滞と日本の円安政策によって息の根を止められつつある。日本、ヨーロッパに続いて韓国も成長の止まった世界に突入し、いわゆる21世紀の中世グループの仲間入りをすることになった。

なお、韓国経済についての記事は以下にまとめてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat44234699/index.html



別件)現在おゆみ野クリーンクラブに対するカンパをお願いしております。

昨年に引き続き一人当たり3000円のカンパをお願いできないでしょうか。カンパは塗料、ガソリン代、その他備品に使用いたします。

① カンパは一人3000円(ペンキ1.8L 一缶の値段)
年間のペンキは約10缶程度です。ほかにガソリン代や備品に充当いたします。

② カンパの件数、金額はこのブログで報告します。また決算報告は年1回行います。

③ 賛同していただける方は以下の口座に送金いただければ幸いです。なお送金していただいた場合は同時にこのブログのメール機能を使ってその旨連絡いただけると幸いです(お礼のメールを出したいため)。


・千葉銀行 鎌取支店(092)
・おゆみ野クリーンクラブ 普通預金口座(3743511)

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なお、おゆみ野クリーンクラブの活動状況については以下にまとめてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat45485858/index.html

 

 

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(25.3.30) BS歴史館 天明の飢饉 災害復興が日本を変えた

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 知らないほうが花とはこのことだ。厚生労働省が発表した30年後の日本の姿は、一言でいえば老人ばかりの国になるという。現在65歳以上約23%だが、30年後には約36%で、特に過疎県では50%近くになり、二人に一人は老人だ。
人口は逓減し老人ばかりが増えるからGDPは当然低下していき、日本は世界のメインプレーヤーから滑り落ちている。

 なんとも暗い気持ちになるが、しかし子育て支援に成功すれば人口増加に転じて経済も発展するかもしれない。だがそんなことはありえないと思っていたがそうした歴史が過去に一度あったと聞いて身を乗り出してしまった。

 BS歴史館が放送した「天明の飢饉 災害復興が日本を変えた」で、信じられないことにこの飢饉克服後日本の人口は増加したという。
その切り札が子育て支援策だというのでさらに驚いた。

 天明の飢饉とは1782年から6年間にわたって日本を苦しめた大飢饉で、特に東北地方のダメージが大きかった。
東北の八戸藩では約6万人の人口のうち3万人が死亡しており、八戸藩の飢饉日誌によれば犬、猫、鶏、馬を食べつくし最後は死人の肉を食べていたという。
また全国レベルでの集計では総人口3000万人の時代に約100万人が餓死や疾病で死亡したという。

 東北地方でなぜこれほどの飢饉が発生したかというと、東北の農業が換金食物コメに特化した農業になっていたからで、コメ作に適さない地で無理にコメ作を行っていたからだという。
この天明の飢饉が発生していた時期の幕府の老中は田沼意次で、意次は商品経済の導入に熱心だった。
「コメを作って大阪と江戸で販売すれば景気が拡大して幕府も藩も裕福になる」との政策だったが、実際に裕福になったのは商人で農民と諸藩は困窮した。

 意次の政策は重商主義政策であり商業を保護して市場の活性化を図り、町人から税金(運上金)を徴収して幕府財政を立て直そうとしたものだった。
そしてそのためには換金作物であるコメの生産を奨励し、江戸と大坂にコメを集めて諸藩には通貨での支払いをし、日本全体を商業圏として市場の拡大を図っていた。

注)この政策で幕府の財政は好転したが重商主義政策に乗り遅れた諸藩の財政はひっ迫した。

 だが、田沼意次にとって運が彼を見離した。天明2年から始まった冷夏でコメ生産に特化していた東北が壊滅的打撃を受けてしまったからだ(これでソフトランディングができなくった)。
コメは南方系の作物だから冷夏に弱い。もし東北の各藩であわひえを作っていたらこれほどまでにひどい飢饉にはならなかったが、藩は農民に換金作物のコメを作ることだけを奨励した(各藩はコメだけを作ることで田沼意次の重商主義政策に適応しようとしていた

 この大飢饉の中でただ一つ東北の白川藩が全く餓死者を出さなかったので日本中から注目された。白川藩の藩主は松平定信、8代将軍吉宗の孫で幼少期より利発といわれ徳川幕府のサラブレッドである。
あまりに利発ゆえ田沼意次にけむたがれ、ていよく白川藩という東北の僻地の小大名の養子にだされていた。

注)定信はすぐさまコメを買い集め、さらに豪商や豪農からカンパを募ってこれを元手に貧窮対策を行った。こうしたことを強権的にできたのもサラブレッドの権威があったからだという。なお田沼意次と松平定信は終世のライバルだが、理由は田沼が定信を島流し同然の措置をしたから。

 田沼意次の政治は商人だけを重要視し農民政策をおろそかにしていたので飢饉に弱かった。
農村の危機対策で適切な手が打てなかったため一揆や暴動が頻発して徳川幕府の屋台骨を揺るがした(幕府を重商主義国家に変える前に農業が全滅する危機に襲われた)。
結局田沼は失脚したが田沼の後を襲ったのが重農主義者松平定信で1787年老中に就任した(実際は松平定信が謀略で追い落とした)。

 松平定信の政策は徹頭徹尾田沼意次の政策の否定であり、重商主義から重農主義に舵を切り農民保護を最大の特色としている。
当時は日本人のほとんどが農民といってよく、したがって定信の政策は絶対多数の絶対幸福という民政重視政策となった。

注)田沼意次の政策で商業都市の江戸と大坂はにぎわったが、農村地帯は疲弊し農民は困窮化した。今の中国と同じで目端の利く商人だけが裕福になり多くの農民は農奴のような生活に追い落とされていた。

 定信が行った政策は白川藩で行った政策の全国版であり、商人を脅して米価を強制的に引き下げ、災害の備えのためのコメの備蓄を奨励し、間引きを禁止して赤子養育手当の支給を行っている。
そして意次の通貨膨張政策リフレ政策)を否定してデフレ政策を採用した。

 定信は自給自足的な強靭な農業社会の再構築を目指していたため、そのための最大の方策が農村地帯の再生で特に人口増大策だった。
この先兵になったのが代官で、有能な代官を全国に配置し代官に絶対的な権限を与えてその地方にあった政策をとらせている(60人いた代官の44人を新規に任命した)。
いわば完全な地方分権といってよく地方の力を引き出すことで日本全体を立て直そうとしたものだ。

 定信にとって農業こそが徳川幕府の基礎であり、農村地帯が疲弊し人口が減少しては幕府の存立基盤が崩壊するとの認識があった。
それまで代官とは天領の農民から年貢を取り立てるだけの役人だったが、この時から代官は農業の振興と農村の発展維持を図る民政官に変わっていったという。

 松平定信田沼意次の相反する政策を評価することは難しい。
もし田沼意次の政策が成功すれば日本はヨーロッパ各国のような重商主義国家になり当然鎖国も廃止され、黒船が来る前に植民地獲得に乗り出していた可能性が高い。
しかし実際は松平定信によって一国農業主義国家に再編され、人口も増大し国内的には安定した農業国家にはなったが、世界の潮流からは遅れてしまった。

 個人的には松平定信に共感を覚えるが、農業だけで国政を運営できなかったのはその後の歴史が教えている。しかしそれでも農村地帯の立て直しに成功した定信の手腕は評価していいと思う。

なお日本の歴史については以下にまとめてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat47308511/index.html


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(25.3.29) マラソンの替え玉優勝 二宮尊徳翁の名誉を汚してしまった!!

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  私は思わず笑ってしまったが、二宮尊徳翁が聞けば「人道は一日怠れば、たちまちすたれるといいそうだ。
先日小田原市で行われた小田原尊徳マラソン10km替え玉優勝が発覚してとり消されたのだが、替え玉で走った走者が市の職員であり、また替え玉を依頼した大学生はこの4月から市の職員に内定していたものだったので大騒ぎになってしまった。
尊徳翁をたたえるマラソン大会で、公務員たるものが尊徳翁の面を汚して・・・・・・・

 このマラソンは二宮尊徳を記念して毎年行われており、出場者数は1900名程度のこじんまりとしたローカルなマラソン大会である。
1万2万を超すマンモス大会と異なり顔見知りが多く、替え玉を依頼した大学生は地方ではよく名の知れたランナーだった。

 ことの次第は以下の通りだそうだ。
大学生は当然優勝狙いで参加していたのだが、アップ中に足に違和感を感じて急遽出場を取りやめることにした。ここまではよくあることだが、その時応援に来ていた人の中に高校陸上部で1年先輩だった小田原市の職員がいたのだが、「なら俺が代わりに走ろう」ということになった。

先輩は早いから優勝なんかしないで下さいよ。優勝したら替え玉だということがばれますから
大丈夫だ、手加減して走るから入賞はしないよ
しかしランナーのさがでいったん走り出したら速度を落とすのは非常に難しい。
特に年齢別に優勝者が決まる場合は、相手の年齢など分からないから競ってしまって、この先輩は高校生から29歳以下の部で優勝してしまった。

 こうした場合そっと会場を後にするのが常道なのだが(優勝授与式に出なければばれないことが多い)、この先輩は「いいからお前が行って優勝トロフィーをもらってこい」と後輩に指示したので、先輩の指示に逆らえずこの大学生はトロフィーをもらいに出た。
これを見ておさまらないのは一緒に走った2位以下のランナーだ。
おかしいじゃないか、俺が抜かされたのはこの大学生ではなくほかのやつだった。なぜこいつが優勝者なんだ
恐れながらと大会本部に訴え出たので、替え玉走者が露見してしまった。

 マラソン大会に出場した経験のない方は知らないだろうが、こうした替え玉走者は実はかなり多い
これには構造的な問題があり、応募締切は最低3か月前、場合によっては半年前になっているが、実際は半年後などどうなっているか分からず、当日仕事が入ったり冠婚葬祭に出なければならなくなったり、また体調不良で出場できなくなることが多い。
どの大会でも平均して1割の人は何らかの理由で出場をキャンセルしている。

 通常はそれで終わりだが、キャンセルする人が今回のように高校の陸上部やクラブメンバーだと簡単に代走を仲間に頼めるし、受けるほうも日ごろからトレーニングしているので簡単に引き受ける。
5000円(ハーフや10㎞の場合の参加費用)無駄にするのが惜しいから先輩、代わりに走ってくれませんか
ああ、いいよ、じゃ記念品のTシャツをもらってこよう」なんて感じだ。

注)マラソンの参加費用はかなり高くフルだと6000円から1万円、100㎞程度になると1万5000円が相場。

 もちろん主催者側は替え玉は一切認めないし、発覚した場合は記録を取り消すと規約に明示しているが、実際は本人確認などしないからいくらでも替え玉はできる(ただしゼッケンを交付するときに名前を呼ばれる)。
そしてほとんどのランナーは入賞などしないから、こうした替え玉走者は表に出ない。

 今回の大学生は深く反省し、二宮尊徳翁の「誠実にして、はじめて禍を福に変えることができる。術策は役に立たない」という言葉を肝に銘じてボランティアをすることで市に採用されるようで、一方替え玉走者の市の職員は内規に従って処罰されるのだそうだ。
通常のレベルのランナーならば決して露見しないが、トップランナーはよっぽど注意しないと思わぬ落とし穴に落ちてしまうという教訓のようだ。


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(25.3.28) おゆみ野クリーンクラブの実績とカンパの依頼

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(購入した自走式草刈機と刈払機

 おゆみ野クリーンクラブの活動については日ごろから地区の皆様の支援を得て、24年度24年4月から25年3月)も順調に活動を実施することができました。
ありがとうございます。
今回24年度の活動実績報告24年度カンパおよび使用状況、および25年度の活動方針について報告をさせてもらいたいと思います。


(1) 活動実施報告

① 清掃活動(四季の道6kmおよびその周辺の公園7か所)  年間250日実施

   雨天の日や旅行等で実施できなかった日を除いて毎日実施いたしました。

② 塗装活動(四季の道および公園のベンチ およそ150か所) 20回程度
  防腐剤の塗布を上記のベンチに塗布いたしました。また今回から中の道とおゆみ野道のベンチの防腐剤の塗布も行っています。

③ 草刈り活動(四季の道の夏の道と秋の道)  20回程度
  今年から刈払機を用いた草刈りを主として夏の道と秋の道で実施しました。春の道と冬の道は相対的に遠方にあるため草刈りは行っていません(道具が重いために移動が困難)。

④ 落書き消し(四季の道の落書き消し)     1回
  今年は落書きは少なく、一回で済みました。

⑤ 夏の道の欅の下枝の剪定    5回
  下枝が伸びて交通の邪魔になったため、下枝の剪定を行っております。

(2) カンパ状況および使用状況

① このブログでカンパを依頼したところ217、000円のカンパを支援者からいただきました。厚くお礼をもうしあげます。このカンパを利用して以下の作業用機械および燃料等を購入しております(内容については監事監査を受けております

・収入総額 211,215円(18円は利息)

・支出総額 212、755円
        内訳  :自走式草刈機    135、000
         :刈払機         17、800
         :塗料           27、398
         :ガソリン          6、810
         :作業服           4、960
                    :その他          19,247(はけ、たわし、ナイロンコード、竹ぼうき等)

・次期繰り越し  5、703円


今年の3月21日に念願の自走式草刈機の購入ができました。今までは刈払機で行っていたため、対象範囲が狭かったのですがこれで四季の道全体をカバーする体制が整いました。

(3) 25年度活動計画
24年度と基本的には同じですが草刈りの範囲は拡大いたします。

① 清掃活動(四季の道、おゆみ野道、中の道、およびその周辺の公園) 250回
  駅周辺が汚れている場合は駅周辺も清掃活動の範囲に含めます。

② 塗装活動(四季の道、おゆみ野道、中の道、およびその周辺の公園) 20回程度
  毎年防腐剤を塗布しないとはがれてしまうので今年も実施したします。

③ 草刈り活動(四季の道全体)  20回程度
  24年度は実施できなかった冬の道と春の道の草刈りも実施いたします。

④ 落書き消し 発見次第都度実施いたします。

⑤ 夏の道の欅の剪定
  市および周辺住民の合意形成のもとに剪定範囲等の決定をいたします。

(4) カンパの依頼

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(25.3.27) これ以上違憲状態をほっておけない! 裁判所の怒り!

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  とうとう裁判所が怒ってしまった。いくら違憲判決違憲状態の判決を出しても国会は知らぬ顔の半兵衛で「どうせ裁判所は事情判決にして、選挙そのものを無効にすることなどできるはずはない」とたかをくくっていたら、広島高裁筏津順子裁判長が選挙そのものが無効との判決を25日に出した。

注)「事情判決」とは選挙そのものは違憲だがもしその選挙結果を無効とするとあまりに影響が大きいので選挙結果は有効という判決

 私はさすがは「女性裁判長だ」と感心したが、男性の裁判長だとこうまで明確な憲法違反判決は出せない。日本は基本的に男性社会だから男性は前例踏襲で静かにしているのが出世の近道になる。
なまじ最高裁と明確に異なるような判決を出していると一生地裁の判事どまりだ。

 その点女性はそうしたしがらみから解放されているので、自己の憲法解釈に対して忠実な判断ができる。女性のほうが革新的なのはそのせいで、私の個人的な経験でも女性の管理職のほうが積極的だった。

注)私は近くの小学校の評議委員をしているが、外部の力を借りて教育改革に熱心だったのは女性の校長だけで、男性の校長はひたすら波風が立たないことだけを願っていた。

 今回広島高裁で違憲が指摘されたのは広島1区と2区であり、判決が確定すれば議員は失職になる。判決では「将来効判決」という内容になっており、今年の11月26日までに是正がされなければ選挙が無効になるとの判決だ。
この「将来効判決」は最高裁の少数意見として過去に述べられたことはあったが、実際にその判決を出したのは筏津裁判長が初めてだ。

注)将来効判決とは、昨年11月の緊急是正法(0増5減案)の通過から1年以内に区割りが確定してなければ選挙結果は無効というもので、その期限が11月26日。

 議員も人の子だ。「こんなに苦労してやっと当選したのに、その職場が削減されてはおまんまの食い上げだ」ということだから、グダグダ制度改革に反対して骨抜きにしようとするのは当然だ。
しかし日本全体の問題としてこれを考えてみると、最大2.43倍の格差とは農村部の有権者は都市部の有権者の最大2.43倍の政治力を持つということで、実際日本では農村出身議員の力は侮れない。

注)TPP反対闘争で農村議員の力が遺憾なく発揮されている。

 日本はすでに都市型社会になっているが、選挙制度は農村型社会だから日本の政治は驚くほど農村型だ。
さらに問題なのは日本の経済が失速して税収入が漸減しているときに従来と同数の国会議員に歳費を払い続けることができなくなっていることだ。
いくらなんでも国会議員が多すぎやしませんか」ということだが、国会議員が積極的に歳費削減に協力することはしない。

 だから裁判所が違憲審査権を発動して外部から是正すること以外に、国会の意図的サボタージュを是正する方法はない。
この選挙無効の判決をだした筏津順子裁判長は実に勇気ある本物の裁判長だ。
日本は女性によって変わっていくことを如実に示した一例と言える。

注)26日には広島に続いて岡山でも選挙結果無効の判決が出された。

なお、安倍内閣に関する記事は以下にまとめてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat52551955/index.html


PR記事

 私は過去に書いてきたブログを纏めて本にする作業を始めました。月に2冊程度の割合で出版いたします。KindleのKDP(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)を利用していますので、電子書籍の端末を持っている方はアマゾンで購入できます(
iPhoneやiPad・iPodでもソフトを入れれば見れます。またアンドロイド系のスマホやタブレットにもソフト対応していますがパソコンは不可)。
なお、蝦夷地探訪記等の値段が200円になりましたが、ボリュームが多いとキンドルの最低価格が上がるので、私の意図的な値上げではありません。


出版済み

・ぼくが生きたとき(山崎書店 NO5)  定価 99円(いじめにどう立ち向かうかを自分の経験から書いてみました)
・ロドリゴ巡礼日誌(
山崎新書 NO1)  定価 200円(サンチャゴ巡礼フランス道の記事です)
・ロドリゴ 失敗記(
山崎新書 NO2)  定価 99円(若者が人生に失敗しないための指南書)
・ロドリゴ蝦夷地探訪記(山崎新書 NO3) 定価200円(北海道東部の過疎地帯を放浪したときの記録)
・ロドリゴネパール日誌(山崎新書 NO4) 定価200円(ネパールの明治時代を思わす山村での教育実習の記録)


なお出版の経緯については以下に詳述してあります。

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat53203102/index.html

 

 

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(25.3.26) NHKスペシャル アイスマンはゴルゴ13に殺害された

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  いや驚いた。アイスマンゴルゴ13によって殺害されたのだという。
アイスマンとは約20年ほど前にイタリアとオーストリアの国境近くのアルプスの山中3200mの地点で発見された氷づけのミイラで、約5300年前に死亡している。

注)ゴルゴ13は私の冗談だからNHKがそう放送したと判断して「不謹慎だ」なんて抗議しない事

 当初これが発見されたときは大騒ぎで、私もミイラが3200mの高地で死亡していることにびっくりした。
すごい、ヨーロッパ人は太古の昔から登山家だったのか!!」
当時考えられていた死亡原因はアルプスの山中奥深くアイベックス等のをしていたときに、急激に天候が悪化して凍死したものだと思われていた。

 しかしこのたびイタリアの学会が中心になりこの冷凍ミイラを解凍して胃の内容物や脳の一部を取り出して調査したら驚くべき事実が判明した。
アイスマンは後ろから矢で射られ、さらに確実に殺害するために側頭部を石のような鈍器で殴られて死亡したのだという。
5300年前の殺害現場が再現されてしまった。

 どうしてこれが殺人事件だと分かったかというと胸にやじりが突き刺さっていたことと後頭部に大量の出血が見られ、これが致死量に達していたことが確認されたからだ。

注)矢は引き抜かれていたが、当時矢には誰の所有者かの印(狩で誰がしとめたかを明白にする印)があったため、証拠隠滅のために矢の柄は引き抜かれた。

 さらにアイスマンが殺害されたとの状況証拠は腸の内部に存在していた花粉で、時間を追って腸内に存在していた花粉を調査すると、アイスマンは高地と低地の間を走り回っていたことが分かるという。
これは明白に何かからアイスマンは逃げていたのです」と分析した植物学者が言っていた。

 アイスマンは身長160cm、体重50kg、推定年齢46歳男性だが、腰に腰痛すべり症という持病を持ち、今で言う針灸の治療を受けていたという(身体に記されたタトゥーの位置から、これが針灸の位置と一致した)。
5300年前
といえば日本では縄文時代であり、メソポタミア文明の曙の時期に相当する。そんな時代にこのアルプス周辺では針灸の治療が行われていた。

 この時代の46歳はかなり高齢で私とほど同年代(66歳)のイメージに近いはずだ。腰に腰椎すべり症の症状を持っており(だから針灸の治療を受けていた)、私も脊椎間狭窄症といわれて右足にいつも痺れがあるからアイスマンの苦痛がよく分かる。
そんな足腰の痛みに耐えながらアイスマンはアルプス山中を追っ手を逃れるように逃げていたらしい。

 しかしゴルゴ13に追われては生き残るすべはない。この3200mの高地で追いつかれ、背後から弓で撃たれ頭部を殴打されてアイスマンは死亡した。
しかしそれにつけても不思議なものだ。なぜアイスマンは逃げ惑わなくてはいけない運命になり、それを確実にしとめるためにヒットマンが派遣されたのだろうか。
この文明のはてと思われていたイタリアとオーストリアの山中に実にどろどろした人間関係が存在し、どうしてもアイスマンを殺害しなければその社会が安定しない理由があったのだろう。

 一般に私たちは古代文明や古代人が私たちよりはるかに遅れた文明度にあり、同時に精神世界も幼稚なものだと考えるがそれは誤解だ。
たとえば古代ローマの文明は産業革命前のいかなる物質文明よりも高度だったし、ギリシャ哲学などは現在の哲学にそん色ない。

注)アイスマンの胃を調べてみると多くの動物の肉と、パンまで出てきた。
そしてハーブまで使用していたのだから、なかなかの食事の内容だ。
また持っていた青銅器の純度は99.7%という信じられないような高純度だった。当時のアルプス周辺の文明度は4大文明に匹敵する水準だった。

 私たちは進歩史観にとらわれていて社会は一方的に進歩しGDPは無限に拡大すると考えるが、実際はトインビーが言っていたように文明は発生し、成長し、そしてピークを迎えた後は衰退して死滅する
この5300年前のアルプス文明がそれで、アイスマンという証人の出現で古代史の見直しが始まろうとしている。

注)なお古代ローマ文明がGDPを追い求めて崩壊したことは皇帝ハドリアヌスの生涯を見ると分かる。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/23720nhk-c973.html


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 私は過去に書いてきたブログを纏めて本にする作業を始めました。月に2冊程度の割合で出版いたします。KindleのKDP(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)を利用していますので、電子書籍の端末を持っている方はアマゾンで購入できます(
iPhoneやiPad・iPodでもソフトを入れれば見れます。またアンドロイド系のスマホやタブレットにもソフト対応していますがパソコンは不可)。
なお、蝦夷地探訪記等の値段が200円になりましたが、ボリュームが多いとキンドルの最低価格が上がるので、私の意図的な値上げではありません。


出版済み

・ぼくが生きたとき(山崎書店 NO5)  定価 99円(いじめにどう立ち向かうかを自分の経験から書いてみました)
・ロドリゴ巡礼日誌(
山崎新書 NO1)  定価 200円(サンチャゴ巡礼フランス道の記事です)
・ロドリゴ 失敗記(
山崎新書 NO2)  定価 99円(若者が人生に失敗しないための指南書)
・ロドリゴ蝦夷地探訪記(山崎新書 NO3) 定価200円(北海道東部の過疎地帯を放浪したときの記録)
・ロドリゴネパール日誌(山崎新書 NO4) 定価200円(ネパールの明治時代を思わす山村での教育実習の記録)


なお出版の経緯については以下に詳述してあります。

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat53203102/index.html

 

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(25.3.25) クローズアップ現代 免疫寛容の医学が始まった

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  最近の医学の発達には眼を見張るものがある。
今度は免疫寛容という医学が臓器移植アレルギーの現場で用いられ非常な効果をあげているのだとクローズアップ現代で報じていた。

 免疫寛容など初めて聴く言葉だから何のことか分からなかったが、免疫に寛容になってもらうのだそうだ。
ますます分からないだろうから具体的な例で示すと、たとえば臓器移植を行うと他人の臓器が体内に移植されるため、免疫細胞がこれを異物として攻撃する

 せっかく移植したのに免疫細胞の攻撃で臓器が死滅してしまうので、従来はそれを抑えるために免疫抑制剤を投与することで免疫細胞の活動を抑えてきた。
これで臓器は攻撃されなくなるが、一方細菌等の本当の異物が体内に入ってきても免疫作用は低下し、またがん細胞に対しても攻撃を仕掛けないので、感染症にかかったり新たな癌が発生したりして合併症に悩むのが普通だった(臓器移植をした10人に2人の割合でこの合併症が発生している)。

 そこで免疫力を低下させずに、一方で他人の臓器を異物と認識させない技術の開発が必要になり、それが免疫寛容だという。
患者移植をしてくれた人の免疫細胞を取り出し、それを同じシャーレ内で混ぜて特殊な薬品を配合して培養すると免疫細胞同士が仲良くなり友達だと認識するのだそうだ。

 その友達同士になった免疫細胞を患者に返してやると、教育効果が現れて友情で結ばれ、移植された臓器は異物ではないと認識して攻撃しなくなるのだという。
この治験は北海道大学病院で実施されていてすでに10人の患者免疫寛容の措置を取ったところ、4人は完全に免疫抑制剤の投与をしないで済むようになり、残り6人についても有望だと説明していた。

 これは臓器移植の例だが、さらに花粉食物アレルギーの分野でもこの免疫寛容という技術が応用されているという。
もともとアレルギー反応とは異常な免疫細胞の活動で、通常の人であれば卵を食べてもそれが異物とは認識されないが、卵アレルギーの人はそれが異物と認識されて免疫細胞の総攻撃が始まるのだという。

 また国民病のような花粉症も同じで私などいくら花粉を吸っても平気だが、花粉アレルギーの人は異物と認識され体内から放出する作用の一環としてくしゃみや鼻水が出るのだそうだ(これが免疫の一種だとは知らなかった)。

 したがってこれも花粉や卵が異物でないと認識させればいいのだが、その役割を果たす物質がアルファ・ギャルセルだという。
これもまったく聞いたことがない物質だが、卵とアルファ・ギャルセルを混ぜて食べると、アルファ・ギャルセルが免疫細胞に「卵は異物でない」と教えるのだそうだ。
どうやら免疫細胞に対する教育係とはこのアルファ・ギャルセルらしく、この物質の投与で食物アレルギーも花粉症も治療ができそうだという。

 この研究は理化学研究所で行っていたが、画期的な研究といえる。
花粉の場合は混ぜて食べるというわけには行かないから別途花粉とアルファ・ギャルセルを混ぜたものを調合して薬のような形式で飲むようだ。

 私は自分の免疫作用で病気を治すことに大賛成で、薬などはできる限り飲まないようにしているが、このように免疫力をある対象に対してだけ抑えたり、反対に強化させたりする技術開発が医療の分野で進んでいるという。
免疫だけで癌や他の感染症に打ち勝てるならそれにこしたことがなく、無理に副作用のある薬を飲まなくて済むのだからいい時代が来たといえる。

なおクローズアップ現代のシリーズは以下に纏めてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/nhk_2/index.html

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(25.3.24) うなぎの蒲焼はもう食べられない シラスウナギの激減

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四季の道の桜が咲き出した

 私のように食べ物であれば出されたものは何でも食べてしまう人間からすると、シラスウナギが不漁でうなぎの蒲焼がたべられなければ「なら食べなければいいじゃないか」と思ってしまうが、この業界の人にとっては大問題のようだ。

 現在なぎ養殖の生産量が激減している。10年前までは国内・国外あわせて16万トンあったにほんうなぎの生産量が今や6万トンに減少してしまった。
うなぎは完全養殖がどうしてもできない魚で、稚魚のシラスウナギが川を遡ってくるところを捕獲し、これを養殖業者が育ててうなぎ専門店に卸している。
だからこの業界はシラスウナギの捕獲量がすべてなのだが、そのシラスウナギがまったく取れなくなってしまった。

 昭和30年代というから半世紀前のことだが当時シラスウナギの捕獲量国内で年に200トンはあったがここ数年は10トンを下回り、今年はさらに7トン近くに減少しそうだという。
ほとんど存在しないといってもいい状況だ。

 おかげでシラスウナギの相場は天井知らずで10年ほど前まではキロ30万円弱だったのに今ではキロ250万円から300万円と10倍も値上がりしている。
なにかダイヤモンドと同じようになってしまい、ここ千葉の利根川河口でも壮烈なシラスウナギの捕獲競争がされているようだ。

注)この辺の事情は利根川の河口に住宅をかまえて住んでいる「ちば公園のベンチから」のブログの著者がよく報告している。
http://midorinochiba.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-f6c3.html


 これでは養殖業者が稚魚を確保できず、養殖したカツマンうなぎ専門店に卸す生きうなぎ)の価格はキロ6000円程度に高騰した。

 うなぎ専門店の損益分岐点はキロ3000円程度だからとても採算が合わず、思い余ってうな重の値段を上げると(2000円レベルから3000円レベルへ)、今度は消費者が根を上げてうな重を食べなくなってしまった。
毎年消費量は3割から5割程度減少しており、「もううなぎなど食べたのは昔のことで味を忘れた」というような人が続出している。

 うなぎの種は日本種、アメリカ種、アフリカ種等があり、日本人が食べているのがこの日本種で、これは中国や台湾の川にも遡っているのでそこで捕獲し養殖して日本に輸出していた。
しかし海外でも日本種のシラスウナギは激減しており、中国や台湾の業者も死活問題に陥っている。

 今この業界では日本種と異なるアメリカ種アフリカ種の輸入を検討したり、インドネシアタスマニアのうなぎ(日本種に近いあじがする)の輸入を検討しているそうだ。
なぜうなぎの稚魚がこれほど激減したかは明確でない。
乱獲が一番の原因といわれているがそればかりではない要因もありそうだ。

 このままいくとうなぎは絶滅し、当然のことにうなぎの蒲焼は食べられなくなる。私などは「だからなんなの」という立場だが漁業者や養殖業者、うなぎ専門店と言った業界の人にとっては一つの産業が消滅することになる。

 だが客観的に考えてみればこれほどまでにうなぎが少なくなれば捕獲するより資源庇護に徹して種の保存を図るのが妥当で、無理して蒲焼にして食べてしまえば永遠にうなぎはこの世界からいなくなる。

あんた、うなぎという魚が昔いたのは知ってるかい?」
博物館で標本にされたのを見たことがあるよ。何とも蛇のようなグロテスクな奴だ
おじいさんの話では昔はこのうなぎを日本人が食べていたのだそうだ
うそだろう、蛇食い鷲じゃあるまいし、食べれずはずがないじゃないか
なんて時代が来そうだ。

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(25.3.23) おゆみ野クリーンクラブがNHKのクローズアップ現代でとり上げられるという

 

  人間長く生きていると本当に何が起こるか分からないものだ。私が立ち上げたおゆみ野クリーンクラブが世の中で注目され、信じられないことにNHKのクローズアップ現代でとり上げられるという。

 事の経緯は以下の通りだ。
定年退職してから7年がたち、その間おゆみ野クリーンクラブを立ち上げて、主として四季の道とその周辺の公園清掃活動を毎日行ってきた。
当初は清掃活動だけだったが、街路灯や壁に落書きがされるとその都度落書きを消し去り、また遊歩道や公園のベンチが腐りかけていたので防腐剤を塗布するようにし、さらに最近は四季の道の遊歩道の草刈を行ってきた。

 すべてボランティアだから自己資金だけで行い、途中でUR都市機構の助成金を得たりしていたが、都市機構の助成金制度がなくなったためここ3年は再び自己資金で行ってきている。
だが、防腐剤や最近始めた草刈は燃料費が嵩む
昨年からおゆみ野に住んでいる方のカンパを依頼したらなんと20万円強のカンパが集まり、ありがたいことにこの活動を市民が支えてくれている。

 クローズアップ現代の番組の趣旨は、ヨーロッパでは市民報告制度というものがあり道路に穴があいてあったり、崖が崩れたり、樹木が倒れていたりするとそれを携帯カメラ等で撮影してすぐに当局に報告し、それによって街の美化が守られているのだという。

 日本においても千葉市がスマートフォンを使用した報告制度のソフト開発に乗り出しているが、問題になったのは報告を受けるまではいいがそれにすぐに対処できる体制を整備できるかだった

 たまたまここおゆみ野では市民と行政がタイアップして円卓会議が開催されており、その円卓会議の趣旨は「おゆみ野の緑を守るために市民が積極的に行動しよう」ということだったので、この千葉市の報告制度との融和性がとても高かった。

 NHKからこの千葉市宛にヨーロッパの報告制度の日本版としてこの葉市の報告制度が取り上げられないかとの打診があり、おゆみ野地区の円卓会議が実行部隊として最もふさわしいのではなかろうかということになった。

注)円卓会議については以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-566f.html


 先日この会議を積極的に後押ししてくれている市議の福谷さんがコーディネートしてくれて円卓会議の模様をNHKで撮影したのだが、さらに会議だけでなく実際に活動している現場の映像がほしいということになった。
そこで福谷さんから「山崎さん、おたくのおゆみ野クリーンクラブの活動が市民ボランティアの積極活動という意味で最もふさわしいので撮影に協力してもらえないだろうか」との打診をいただいた。

 これがおゆみ野クリーンクラブがクローズアップ現代で放映される経緯である。
クリーンクラブはただひたすらボランティア精神だけでここおゆみ野の美化運動を行ってきたが、いつの間にかそうした活動が世界の最先端のナウな活動になっていたことになる。

注)地方自治体は財政難で苦しんでおり、市民が自らの手でできることは市民に任せようと志向しているが、どのような組織に任せたらいいのか悩んできた。

 先日撮影が行われクリーンクラブのメンバー4名が撮影に協力した。
1時間あまり撮影していたが、番組は25分だから大幅に編集されるので、実際にクリーンクラブの活動が放映されるかどうかは分からない。
しかしこうしたボランティア精神だけでもっている活動が日本の全国放送で取り上げられる時代になったことはやはり時代が変わりつつあることを実感させられた。

なお、おゆみ野クリーンクラブについては以下に纏めてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat45485858/index.html

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なお出版の経緯については以下に詳述してあります。

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat53203102/index.html

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(25.3.22) アベノミクスと経常収支の崖 この崖を登りきることができるだろうか

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 私は安倍首相の政治姿勢は好きで、特に独裁国家中国に対する断固とした対応は民主党ヘナチョコ外交を見てきた後だけにすがすがしさを感じる。
だが、全面的に安倍首相支持というわけには行かないのはその金融政策についてどう考えても賛成しかねるからだ。

 安倍首相の経済政策はアベノミクスといわれ、特にその金融政策についてはリフレ派の経済学者がブレインになっている。
リフレ派とは簡単に言えば「日銀券を印刷してばら撒けば景気は回復する」と主張する学者や政治家や経済人のグループで、今や日本はリフレ派に席巻されている。

 実は日本だけでなくアメリカのFRBバーナンキ議長やEUのECBバラギ議長もこのリフレ派であり、中国も人民元を刷りまくって国内投融資資金に投入している。
日本では白川元日銀総裁がこのリフレ派の経済学に否定的だったため、世界の通貨の信任はスイスフランここもリフレ派に否定的)に集中していたが、昨年の11月以降安倍首相の円安発言に伴って円は急激に円安に振れ出した。

注)リフレ派の経済学は1930年頃の大恐慌時に各国が為替の切り下げ競争を行って出血輸出で乗り切ろうとしたが、その現代版といえる。

 現在日本では株価が急上昇し輸出産業の業績も好転してきているのでアベノミクスを大成功と賞する言説がかまびすしくなっているが、実際は日本経済は急速に悪化している。
これを端的に示すのが貿易収支で財務省が発表した2月の貿易収支の赤字額は約8000億円で、8ヶ月連続の赤字が続いている。

注)経常収支=貿易収支+所得収支+サービス収支で従来は貿易収支と所得収支が黒字だったが、今は黒字は所得収支のみ。
なお経常収支とは対外的に日本が儲かっているか否かの指標。

 円安になったからといって急に輸出は伸びないが一方で燃料費を中心に輸入が急拡大し、さらに円安が追い討ちをかけているため貿易収支の赤字は拡大している。
一般に円安効果が現れて輸出が増加するのは半年から1年のタイムラグがあり(J カーブ効果という)、その効果はこれから現れることになっているが、私はそうはならないと見ている。

 確かに国内にある輸出産業の輸出環境は好転するが、実際はほとんどの輸出産業が国外生産に移っていて自動車などではタイの方が日本車生産の中心地になっている。
ニッサンのゴーン社長などは「円安と言っても100円程度が定着しなければ、日本に生産を移すことは考えていない」と明言しており、輸出の増加と言っても限界がありそうだ。

 一方で日本の最大の懸念は原子力発電所がほぼ全面的に停止している中で燃料費の拡大がとまらないことだ。
日本のLNG価格は世界的に見ても最高値で、これは福島原発事故で急遽LNGの確保に走ったためカタール等に足元を見られて吹っかけられたからだ。

注)LNGの価格が世界最高価格であることは以下の記事に詳述してある。http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-50a1.html

 この燃料費の圧縮が図れない限り、貿易収支の赤字基調は続き、所得収支の黒字で経常収支を黒字化することができない。
すでに1月まで3ヶ月間に及んで日本の経常収支は赤字2月以降も赤字になりそう)が続いており、12年度全体で日本から失われた富の全体は約19兆円に達している。

 円安とは国家の安売だから富は国外に流失して国民の生活は苦しくなる(直接的には輸入品の物価が上昇して電力料金や食料品価格が上がる)。
株価の上昇は日本が安くなった分の調整という側面が強く、確かに株所有者にとってはウハウハだが、日本全体としては貧困化しているのだ。

 リフレの経済学の最大の欠点は、成長産業を育成する視点を持たず、ただ単に日銀券を印刷してインフレを起こし(株も価格と考えればインフレが起こっていることになる)、あたかも景気が回復している錯覚を起こさせる経済学だからだ。
しかし錯覚である以上経常収支は着実に悪化し、日本は貧窮化するとともに輸入物価の高騰に国民は悩まされることになる。
これを「経常収支の崖」というが安倍首相はこの崖を登りきることができるのだろうか。

なお、安倍首相の金融政策については以下に纏めてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat54030854/index.html

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(25.3.21) 瀬又のこいのぼりとトーテンポール

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 私の家から南方に自転車を走らせると5km程度で村田川という川にぶつかる。2級河川で御世辞にも水がきれいだとは言いがたいが、この川に沿って東京湾まで遊歩道が整備されており、格好のJOGや自転車のサイクリングコースになっている。

 この川の上流地区に瀬又という場所があるが、その瀬又清流会ができたのは平成8年で、それ以来この清流会は村田川の土手の草刈を行い、5月には村田川にこいのぼり川渡しを行ってきた。
このあたりではとても有名で私もこいのぼりの時期になると川渡しを楽しみにしてきた。

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 先日村田川をサイクリングしていたら瀬又で実に興味ある作業をしている人に出会った。10m程度の巨大な2本の丸太をくり抜いて、そこにの彫刻を施し色を塗っていたのだ。
これは鯉と熊のトーテンポールですか、どこに立てるのですか?」
こいのぼりの季節に合わせてあの橋のたもとに立てるんだ」  

 橋のたもとにはベンチが設置されており、昔から熊の親子の彫刻が設置されていたが、初めてその製作者にであった。
すべて、お一人で作られているのですか?」
まあ、そうだ。色塗りはこの地区のお母さんがたがしてくれたのだが、一部色の塗りなおしをしているんだ。しかしあまりやるとお母さんがたに申し訳ないので手直し程度だよ

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 鯉と熊のトーテンポールがそれぞれ一本ずつ出来上がりつつあり、熊はこの人のテーマのようなものらしい。
なにか地方で活躍する芸術家というような方で、すべてボランティアでトーテンポールを立ててしまおうとしていた。

 実は1ヶ月ほど前からここに丸太が運び込まれたのを知っていた。一人で黙々と丸太の皮剥ぎを行っていたので、すっかりここにログハウスを建てるのだと思っていら、勘違いだった。
来月の第一土曜日にこのポールを立てるから、見にいらっしゃい
時間をとって見に行きたいと思っている。

__   

 瀬又
はこのあたりではとても文化の香りがする地区となっている。それはこうした必ずしも有名ではないが(私が知らないだけかもしれないが)、地区の文化を支えている縁の下の力持ちのような人がいるからだとしみじみ思った。

 この近在の人ならばこの瀬又のこいのぼりとトーテンポールは是非見られることを勧める。遊歩道を散策しても最高だ。

なお、瀬又のこいのぼりについては以下にまとめてある。
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/cat35269360/index.html

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(25.3.20) 預金者からは課徴金を取れ キプロス問題が火を噴いた!

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 ヨーロッパ経済
はほとんどモグラたたきだ。ギリシャだ、スペインだ、イタリアだといっていたがその都度ECB欧州中央銀行)が何とか押さえていたが、今度はキプロスが火を吹いた。

 キプロスなんていわれても一般の日本人はこの国をイメージしにくい。人口は100万以下面積はオキナワ程度の小さな国で、地中海の東の端にある国だから、本来ヨーロッパ経済に与える影響など皆無のはずだった。
ところがキプロスは観光業の他に金融業がメイン産業であり、はっきり言えばカリブ海のケイマンのようなタックスヘイブンの国だ。

 ここにロシヤ東欧の金持ちの資金が流れ込み、その資金を高利回りのギリシャ国債に投資をして金融機関は高収益を上げていた。
ユーロの一員のギリシャへの投資ですから絶対安全です」がうたい文句だったが、そのギリシャで不正経理が発覚して、ついにギリシャ国債の約5割の債権放棄が実施され、キプロスの金融機関が倒産の瀬戸際に追い込まれている。

 現在キプロスの全金融機関の預金は700億ユーロ約9兆円)だが、キプロス国民の預金はその半分で、残りはロシアや東欧やイギリスの金持ちの預金だ。

 今回キプロスの金融機関支援にECB100億ユーロ1.3兆円)の資金援助を決めたが、その見返りに銀行預金者に約10%の課徴金を科すことにしたので大騒ぎになってしまった。
銀行預金は利息をもらえると思っていたら、反対に罰則金か!!!」
キプロス国民が一斉にATMに押しかけたのでATMの現金が底をついた(19日から課徴金が科せられることになっていたのでその前に降ろそうとした)。

 キプロス国民も納まらないが、ロシア人も腰を抜かさんばかりに驚いた。
せっかくためた金をキプロスに隠していたのに、これでは金の逃げ場所がないではないか!!」

 プーチン大統領は「不公平で専門的な規範に反していて危険」(専門的な規範という意味がよく分からないが)と牽制したが、メドベージェフ首相はもっと正直に「これでは昔のソビエト時代と同じだ」とコメントしたので笑ってしまった。
独裁国家では何時預金が凍結されるか分からないので、国内に預金をおいておくのはアホのすることで、あらゆる手段で預金を国外に持ち出している(中国の共産党幹部や北朝鮮の幹部はすべて国外に資産を移している)。

 なぜ、ECBがキプロスに対して預金者に課徴金を求めたかというと、預金者の半分が外国人のマネーロンダリング資金だからだ。
ドイツのメルケル首相が「ヨーロッパ人以外のマネロン資金の保護をするためにドイツ国民の税金を使用するわけには行かない」といきまいた。

 メルケル首相の言葉は正論だが、実際は世界中にマネロン資金が徘徊しており、ことはキプロスだけではない。
この論理でスペインやポルトガルやイタリアの預金者にも課徴金が科せられるようになったら大変なので、市場は大パニックになって、世界中の株価が大幅に値下がりし、ユーロは売られた。

 ヨーロッパの不良債権問題はまったく解決されておらず、ECBが資金供給をして何とか支えているのが実態だ(いわゆるリフレの経済学でユーロを印刷しまくっている)。
だがユーロ経済の経済成長は止まり、成長資金で不良債権を吸収することができない。ECBがどんなにユーロを支えても、第2のキプロスが火を噴くのは時間の問題だ。

なお、ヨーロッパ経済については以下に纏めてあります。
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なお出版の経緯については以下に詳述してあります。

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat53203102/index.html

 

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(25.3.19) NHKスペシャル 「ロボット革命」人間を超えられるか?

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  ついに人間型ロボットヒューマノイド革命が始まった。今まではどちらかというと遊びの延長のようなロボット開発だったが、そうはいっていられない状況が発生した。
福島原発事故で実際に人間に代わって原子炉建屋内に入って事故調査をしたり復旧作業をするロボットの開発が急務となっているからだ。
もはや役に立たないロボットはロボットではないという認識が一般化したようだ。

 福島原発事故現場は放射能の値が極端に高いから人間が近づいたり作業することは不可能といっていい。
日本にはホンダアシモという人間型ロボット、ヒューマノイドが存在していたが実際に福島原発に投入されたのはアメリカの軍事用ロボットだった(ロボット大国日本のロボットがまったく役に立たなかった)。

 なぜアシモが投入できなかったかというと、平坦な場所以外で歩いたり走ったりすることができなかったからだ
事故現場は爆発であらゆるものが散乱しているからまともに歩くことなどできない。そうした場所をもろともせず歩き回ることのできるロボットでないと事故現場には投入できないが、当時その能力があったのは戦場を駆け回ることを想定したアメリカの軍事ロボットだけだった。

 事故以来日本、アメリカ、韓国で人間型ロボットの開発が急ピッチで進み始めている。
人間型ロボットの最大の特色は人工知能を搭載していることで、自分で周りの環境を認識して最適な方法で前進したりバルブを閉めたりすることができる能力を持っている。
いわば単純作業ではなく、人間のように多くの作業を一台でこなすことができる。

 アメリカ国防総省の科学者が「もし24時間以内に福島原発の原子炉建屋にヒューマノイドを投入できたら、爆発事故は起こらなかっただろう」といっていたが、確かにその可能性は高い。
あの時はすべての電源が失われて内部の状況把握がまったくできなかった。
もしヒューマノイドが人間に代わって内部の状況を把握して報告を上げてきていたら、東京電力の対策本部はより有効な措置がとれて、メルトダウンは発生しなかったかもしれない。

 ホンダのアシモ研究チームは福島第一原発の反省として災害用ロボットの開発に今全エネルギーを集中している。
扉を開け、階段の上り下りをし、瓦礫を避け、バブルを開閉して、故障を直すロボットが最終目標になっている。

 一方アメリカでは世界の英知を集めて災害用ロボットの研究に取り組むことにし、ロボティクス・チャレンジというプログラムを国防総省が立ち上げた。
ペンタゴンが有効な研究ごとに最大4億円の補助を出してヒューマノイド型ロボット開発を支援するもので、アメリカ、韓国の企業や研究所が参加している。
日本でも一部の参加はあるが、どちらかというと自分たちで作ってしまおうという機運のほうが強くホンダも参加を拒否していた。

注)軍事予算からの補助を日本の大学や研究所は受け入れない取り決めがある。

 まだ現実に福島原発で使用されたヒューマノイドは存在しないが、これが投入されるようになれば福島の廃炉に向けた作業が一気に進む可能性が高い。
また一般の製造業でもヒューマノイドの投入が始まっており、人間に代わって流れ作業の一環をロボットが担っていた
笑ったのは人間と同じに朝の体操をしていたことで、「これじゃ、人間とまったくおなじじゃないか・・・」と感心してしまった。

 20世紀がコンピュータの世紀だとすると21世紀はロボットの世紀、それもヒューマノイドの世紀になるという。
日本はこのヒューマノイドの分野で世界の最先端に位置するのだから、再び日本の世紀がきてもおかしくなさそうな雰囲気になってきた。

なお経済成長に関する記事は以下に纏めてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat43696146/index.html


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(25.3.18) リフレ派の経済学はどこまで成功するだろうか?

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  リフレ派の経済学
とは一体なんだろうと考え込んでしまった。
安倍首相が提唱し、日銀の総裁や副総裁がこのリフレ派の経済学者や実務家で固められたが、リフレとは簡単に言えば「札を印刷してばらまくこと」に過ぎない。

注)黒田新総裁は物価上昇2%が達成するまで金融緩和を続けると主張しており、副総裁の岩田学習院大教授はリフレ経済学の急先鋒。

 かつてFRBのバーナンキ議長も「ヘリコプターベン」といわれて、「景気を良くするのは簡単だ。札を刷ってヘリコプターからばら撒けばいい」と言い放っていた。
実際リーマン・ショック以降のアメリカ、EU、中国の経済政策はこのリフレ派の経済学一色になり、最後に残っていた日銀も白川総裁が切腹しリフレ派に城を落とされた。

 日本におけるリフレ経済学の成果は確かに現れて、株式が急上昇している。当初は円安になった分だけ安くなった日本の株式を海外のヘッジファンド等が購入していたが、ここに来て日本人投資家も参入し始めて株価がリーマン・ショック前に戻ってきた。

 株式市場は景気や政策の先読みをして動いていくから、毎年2%のインフレを目指すと日銀総裁が公言すれば、円を持っていても価値がなくなりインフレに強い株式に資金が投入される理由は分かる。
日銀がインフレを起こそうと資金をジャブジャブに供給している。この資金で株式を購入すれば絶対にもうかる。株は買いだ!!」市場は大はしゃぎだ。

 最も株が単に上がっただけではGDPに何も貢献せず、所有者が株を売却してその資金で自動車や貴金属や家を購入して初めてGDPにカウントされる。
そうした消費の好循環を期待しているのだが、こうした期待は日本のように成長を遂げた社会ではあまり期待できない。
自動車は今のままでも十分だし、家も手当て積みだから金の使い道がないじゃないか

 致し方なく株式の再投資海外投資を行い、金は儲かるがただ積みあがるのは預金だけということになりそうだ。
当然のことだが経済規模が一定のときに紙幣を印刷して投入しても、単に価格だけが上がるにすぎない。
株価も価格と認識すれば日本では株価がインフレになっているといえそうだ。

注)かつてロシアのエリツィンが地方遊説に行くときは刷ったばかりのルーブル札を飛行機に積み込み地方でばら撒いたが、物価が上昇しただけだった。

 この現象は世界中共通でアメリカでは株価住宅価格が上昇し始めたが経済実態はほとんど動かない。中国では不動産投資に活況が見えるが、単に投資物件として購入しているだけだから住んでいる人がおらず、夜は真っ暗なアパート群が林立している。
ヨーロッパでは何とか金融機関が倒産せず持っているがこれはECBが金をばら撒いたおかげで経済は低迷したままだ。

 リフレ派の経済学は成長限界に達した経済をインフレを起こすことで成長していると錯覚させる経済学といえそうだ。
確かに株価が上がれば株を持っている人は金持ちになったような錯覚に陥るし、不動産価格が上がれば所有者はほくほくだ。

 だが、もう一度言うが日本や西欧やアメリカのように成長限界に達し、ほしいものを十分に手に入れた国民は金があっても新たな消費財を購入する意欲が沸かない。
仕方がないから預金として保持し、GDPの拡大にはほとんど役立たないというのが実態ではなかろうか。

注)私は成長には限界があると常に考えているが、それは以下の記事に記載してある。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-58c7.html

なお安倍内閣の金融政策に関する記事は以下にまとめて入っております。http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat54030854/index.html

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(25.3.17) 安倍首相のTPP参加表明 経済開放に鍵を切った

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 私は安倍首相の政治姿勢はとても好きで、15日のTPP参加表明にあたってもその断固とした対応に好感が持てた。
日本は工業国であり農業国でないので農業重視政策は基本として無理がある。
実際農家の戸数は加速度的に減少しており、GDPに占める農業の割合は1%程度に過ぎない。

注)農家戸数は1960年には606万戸だったが2005年には285万戸に半減し、農業従事者は1196万人から252万人に4分の1に減少している。

 しかし日本では農業関連団体の力は信じられないほど強力で、全中を中心にTPP反対運動が盛り上がっており、農村出身議員はこの農業団体の意向に左右される。
日本の農業を守れ、食の安全を守れ」がスローガンだが、実際は日本の農業の担い手はほぼ崩壊しているといっていい。

 私の住んでいるおゆみ野周辺でも農地は広がっているが、実際は耕作者がいなくなって放置されている農地が散見される。
私の娘の嫁ぎ先は農家だが誰も農業を継ぐ人がおらず、私に「あんた、暇ならば農業をしないか」といつも言われている。

 必要があれば農業実習が受けられ必要な資金が貸与されるという話だが、66歳になってとても農業従事者にはなれない。確かに日曜菜園程度の規模の農地を耕作するのはとても楽しいが、数haの農地を大規模機械を操作して耕作するなんてほとんど不可能だ。

 またこれはほかの例だが、耕作者がいなくなった畑の草刈りを最近頼まれた。
ほっておくと周りの耕作者に迷惑がかかるので、せめて草刈りをしたいのだが山崎さんしてくれないだろうか
この畑は2アール程度だったから気安く引き受けることにしたが、その傍に1ha程度の昨年まで耕作されていた畑があって、「今年から耕作者がいなくなったので山崎さんこちらを耕してもらえないだろうか」と言われた時は絶句した。

注)農業従事者の高齢化は加速度的であり、現在の平均年齢は66歳で私とまったく同じ年齢になっている。

 本来こうした農地は農協に依頼して規模拡大を希望している農家に貸与したり、日曜農園に開放したりするのがいいのだが、所有者はそうしたことは嫌がる。
それは相続問題が発生した時に問題が起こるからで、誰にも貸さずほっておくほうがいいとの判断になる。
それでも草刈り程度はしなければならないので私のような草刈りを趣味としている人間に草刈りが依頼されるのだ。

 「日本の農業を守れ」と言っても実態は守るべき人材が存在しせず、本音は農業ではなく農家を守れということだ。
ほとんどの農家は兼業農家で、農業は自分が食べる野菜やコメを細々と作っているのが実態だが、そうした人は農協の組合員であり農協共済や農協貯金の重要な顧客だ。

 農協は農家がいなくなったら存立基盤がなくなるから、農業そのものの振興よりは農家であってくれることが重要で、そうした意味では規模の小さな農家ほど兼業収入が多いから農協組合員としてふさわしい。
農業なんてどうでもいいから農家であってくれればいい」これが農業団体の本音だ。

注)民主党が実施した農業者戸別所得補償制度は明確に農家を守ろうとした制度。
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/21129-d798.html

 こうした状況下で日本の農業が諸外国の生産性の高い農業と対抗できると思うほうがどうかしている。農業団体の既得権をはく奪して農地の流動化を促進し、企業農業を導入すれば農業も世界と対抗できるが、これは農業団体も農水省もそして農村出身の政治家ももっとも嫌がる方法だ。
そんなことをしたら農業生産性が上がって輸出産業にはなるが、農家がなくなってしまうじゃないか

 安倍首相は農業もやり方によって成長産業になると盛んに言っているが、実際は既得権益者が大反対するから企業経営の農業など夢のまた夢だ
TPPに参加した後、仕方がないのでいつものように補助金を農業団体に出して、静かに安楽死させること以外に農業政策はないのだろう。

なお、安倍内閣に関する記事は以下にまとめてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat52551955/index.html

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なお出版の経緯については以下に詳述してあります。

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(25.3.16) ワールド・ウェーブ・トゥナイト ミャンマーは日本のフロンティア

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 私は普段ミャンマーの国境線をまじまじと見たことがなかったが、意外なことにインド中国との国境線は同じぐらいの長さで、タイとの国境線が一番長く、後はラオスバングラディシュに少し接していた。

 長い間ミャンマーは軍事政権が支配していたためアメリカの経済制裁にあい、その間仕方なしにミャンマー中国からの経済・軍事援助を受けることで細々と生きながらえてきた。
中国はこのミャンマーを中国の実質的植民地にして(北朝鮮と同じ)、中国・ミャンマー間の高速道路や発電所、銅鉱山の開発を行い、インド洋を押さえてかつ天然資源を一元的に中国に輸出させる政策をとってきた。

 この情勢が急展開したのは11年12月の軍事政権による民主化宣言である。この民主化宣言はアメリカと軍事政権とアウンサンスーチーさんとのできレースだったが、以来アメリカによる中国の追い落とし作戦が続いている。

注)詳しい経緯は以下の記事に詳述してある。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/24424-1325.html


 日本はアメリカの経済的先兵として、最大都市ヤンゴンの上下水道事業や、経済特区ティラワの開発に積極的に参加している。
従来は中国一辺倒で、この2年に限っても中国の投資額がダントツに多いが、今急速に日本、韓国、アメリカが投資を増やそうとしている。

注)ここ2年の投資額は日本は中国の100分の1以下

 アメリカの目的は経済的なものより軍事的な側面が強く、ミャンマーを中国に抑えられるとインド洋が中国の内海になってしまう(海軍基地をミャンマーに建設されるとインドが危機に陥りそれをアメリカが支援しなければならない)。
ミャンマーの軍事政権も中国が好きで経済・軍事援助を得ているわけでなく、致し方なしにそうしているので、アメリカの経済制裁解除は願ったりかなったりだった。

 何しろ中国人は世界の嫌われ者で、それはミャンマー人を奴隷のごとく扱うからだが、これは国内での農民工に対する共産党幹部の取り扱いとまったく同じだ
中国は未だに国内に植民地を持っている帝国主義国家で、対外進出も19世紀のヨーロッパの植民地支配と同じ暴力的支配だから、金の縁さえ切れれば中国とは付き合いたくない国が目白押しだ。

注)なぜ中国人がミャンマーに嫌われているかの理由は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/231227-92a7.html


 日本にとってミャンマーは最後のフロンティアという側面が強い。人口約6000万人天然資源天然ガスや銅)も多く、また日本企業が大挙進出しているタイに国境を接している。
賃金は中国の5分の1程度といわれており、何より日本人排斥運動がない(日本人は世界で最も紳士的な国民だから、中国と韓国以外からは常に進出が喜ばれる)。

 消費市場としてはまだまだだが(ダイソーが進出すると声明しているので100円ショップレベル)、生産拠点としては特区の整備が進めばこれほど魅力的な場所はない。
最も問題がすべてないわけではなく、ティラワ特区を追い出された農民が経済補償を求めて住民運動を行っていた。

注)ミャンマーの土地はすべて国家のものなので住民は使用権を持っているにすぎず、従来は軍事政権によって武力的に追い出されていた。

 問題がないわけではないが、中国人などと比較すると正常な道理が分かる国民だから、日本人とは馬が合いちょうどタイと日本のような関係を築くことが可能だ。
日本にとってミャンマーは実に有望なパートナーと言えそうだ。

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(25.3.15) クローズアップ現代 「3Dプリンター革命」 物つくりが変る

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 私はいつも流行に一歩遅れるから、3Dプリンター革命といわれても何のことか分からなかった。
最初イメージしたのは3D映画で、「きっと紙の上に視差の分だけ微妙にずらして印刷し、それを3D眼鏡で見て立体図形を認識するのだろうと思ったが、とんだ勘違いだった。

 NHKのクローズアップ現代で「3Dプリンター革命 変るものづくり」という番組を放送したが、本当に立体模型をプリンターで直接に作っているのに眼を見張った。
パソコン3次元の設計図を描き、それを電子レンジを大型化したような3Dプリンターで自動車のボディーやバンパーや、ストラディバリウスのバイオリンのコピー作っていた。
また東大病院では失われたあごの骨をCTでスキャンしぴったり合う顎骨を再生していた。

へー、こんなことができる時代になっていたのか
私はびっくりしたが、アメリカではこの3Dプリンター革命が進んでいて、オバマ大統領が「アメリカ製造業の切り札は3Dプリンターだ」と演説していた。

 最もどのような素材でもできるわけでなく、現在はプラスチック金属が主要な素材で形が壊れてしまうものは適さない。
だから3Dプリンターさえあれば何でもできるというわけではないが、プラスチックでできるものならばほとんどが代替できそうだった。

 このメリットは途方もなく大きいという。
たとえば自動車部品の製造では金型を作ってそこにプラスチックや金属を流し込みそれを組み合わせているが、そうした組み合わせの作業が不要になることと、金型を作らない分だけ生産性が上がるのだという。

 現在この3Dプリンターに注目している人は個人や中小企業の経営者で、多品種少量生産を行おうとしている人たちである。
大企業は少品種大量生産を行っているから、3Dプリンターより金型の方がよっぽど効率がいいが、一つや二つの商品開発には絶対的に3Dプリンターが有理だ。

 なにしろ工場を持たなくても、設計だけで後は3Dプリンターが作ってくれるのだから、こんなすばらしいことはない。
従来はこの3Dプリンターは非常に高価で、1000万円単位だったが今では十数万円、場合によったら10万円を切る3Dプリンターさえ販売されているという。

 私自身は3次元の設計などしたことがないのでこのプリンターを使いこなすのは難しそうだが、若者でそうした能力のある人は夢のような道具といえそうだ。
世の中の進歩には眼を見張る。パソコン、タブレット、スマートフォンと何とも便利な道具が出てきたと思ったら、今度は3Dプリンターだ。

 私自身が無資本の出版社を経営できるようになったのも、すべてパソコンとインターネットという現代文明のおかげだが、さらに3Dプリンターが現れ、これがどのように利用されていくか注目することにした。

注)クローズアップ現代の記事は以下に纏めて入っております。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/nhk_2/index.html

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(25.3.14) 山崎書店の再建がなった。新刊「ぼくが生きたとき」

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 ようやく山崎書店を再建することができた。
KDP(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)との何回かの書簡の交換で、私が正式な本の著作権者であることが認めてもらえた。
一時は「著作権者であることの証明ができないので出版を差し止める」と通知され、実際に出版ができなかったのだが、これでようやく山崎書店を再建だ。

注)山崎書店が倒産した経緯は以下参照。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-e03d.html

 事業を起こすと信じられないようなトラブルが発生し、それを一つ一つ解決していかないと軌道に乗らない。
昨今は私のようにシニアが少ない資本で企業を起こしているが、私などは典型的にそれで山崎書店の資本金はゼロである。

 KDPのシステムを使用させてもらい、著者は私で編集者も私だから必要なのは情熱だけでがんばっており、少々のトラブルにめげていては経営は成り立たない。
がんばれ、君も経営者の端くれだ!!!」叱咤激励している。

 今回ようやく山崎書店の5作目の本を上梓することができた。
題名は「ぼくが生きたとき」で、自叙伝のシナリオである。
このシナリオは私が40歳代の半ばの頃、シナリオ教室で勉強をしていたときの作品だ。

 東京の六本木にシナリオ教室があり、当時の第一線のシナリオ作家が指導をし、生徒は300人程度で年に1回コンテストが行われていた。
私は前年(1989年)で最優秀賞をとったので、今回の「ぼくが生きたとき」も入選すると自信満々だったが、意外に評判が悪かった。

注)シナリオライターの訓練をしていたときの記事は以下参照
http://yamazakijirou1.cocolog-nifty.com/oyuminoshikinomichi/2011/02/1948-8609.html

 私の作品を一次審査したシナリオ作家の評価は「あまりに母親が厳しく、このように子供を虐待するはずはない」というものだったが、悲しいことに虐待は事実だった。
このシナリオは私の小学生時代をかなり正確に再現したもので、一部シナリオとしての作りこみはあるがほぼ8割は事実である。

 私は当時いじめられっ子でそれは家庭内では母親に、そして学校ではクラスの男子生徒から常にいじめの対象になっていた。
母親は自分のイメージで子供が育たないとすぐに癇癪を起こし、平気で平手打ちをしていたが、私は母親が期待する子供として程遠かったようだ。
はっきり言えば愚図ですぐに判断できず、そして母親の歓心を引くようなことはまったくしなかった。

 さらに母親の暴力がエスカレートしたのは、父親が他人にだまされて商売上で保証人になり債権者が我が家に押しかけて来たが、そうしたことが母親には耐えられなかったのだろう。
その精神の不安定さを私にぶつけていたといってよい。

 私が学校でいじめられっ子になっていたのは、母親の暴力ですっかり心が萎縮してしまい、人と交わることが極端に下手になっていたからだと思う。
子供の世界は意外と動物的でありボスと子分の関係は厳格で、さらに子分の中でもヒエラルキーが存在する。

 いわば清水一家の順番みたいなもので「一の子分は大政で、二番は小政で・・・・・・」なんて感じだが、私はその最下位にあった。
遊びではこの最下位のものをいじめるのが普通で、そうすることによってこうした集団の団結が図られるのだ。

 毎日泣かされていたのだから今思えばよくも生き残ったものだと自分でも感心するが、シナリオにも書いてある通りお婆ちゃん母方)の存在が私を助けたのだと思う。
このお婆ちゃんは私に「男の子はいつも強く生きなければ駄目だ」と諭した。
私はその意味を十分理解できなかったが「うん、お婆ちゃん、そうする」と答えたものだ。

 これは自叙伝だから今読んでも悲しくなる。
しかし世の中には私と同様のいじめにあい、そして自殺をする子供が絶えない。
私がそうした子供に言えるのは「強く生きるのだ!!!」としかいえないが、今いじめにあっている子がこのシナリオを読んで生き残ってくれたら幸いと思う。

ぼくが生きたとき」は以下に記載した方法で電子書籍で購入する事ができます。

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・ロドリゴ蝦夷地探訪記(山崎新書 NO3) 定価200円(北海道東部の過疎地帯を放浪したときの記録)
・ロドリゴネパール日誌(山崎新書 NO4) 定価200円(ネパールの明治時代を思わす山村での教育実習の記録)


なお出版の経緯については以下に詳述してあります。

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat53203102/index.html

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(25.3.13) NHK メルトダウン 原子炉冷却の死角 この報道は正しいか?

2414_013  

  東日本大震災
から2年が経過し、テレビや新聞はこの報道で一色になっている。
問題の所在は2年経過しても約32万人仮設住宅で暮らしていて災害難民になっていること、および福島原発事故に伴う除染作業が進んでいないことが大きな問題になっている。

 そうした中でNHKが放送した「メルトダウン 原子炉冷却の死角」はなぜ福島第一原発がメルトダウンに陥ったのかの科学的検証を行っていた。
このシリーズは今回で3回目で、番組では「メルトダウンが発生していた兆候が二回もあったのにもかかかわらず、第一原発の吉田所長をはじめとする災害対策本部の首脳陣はそれを見逃していた」というものだった。

 最初にメルトダウンを起こしたのは1号機だったが、この1号機には電源がすべて停止してもイソコンという非常用冷却装置が存在し、これは電源がなくても稼動し続ける装置だという。

 イソコンなどという言葉は始めて知ったが、それも当然でこの装置は稼動後40年近く一回も使用されていなかった。
そのため1・2号機制御室にいた技師たちもこれがどのように働くかまったく分かっていなかったという。

 電源そのものは地震で一旦停止後、非常用電源が立ち上がり、その1時間後に津波の襲来で完全に電源を喪失した。
1時間はモニターが稼動していたので原子炉内部の状況を把握できたが、完全電源喪失後はまったく手探りの状態になった。
番組では電源の完全喪失後も技師たちがライトをつけてモニターを確認していたが、実際は何も分からなかっただろう。
ただし番組では一時的にバッテリーが回復したとの説明になっていたがこの辺りの説明になると、何がなんだか分からなくなる

 1号機ではイソコンが稼動しているか否かが最大の確認事項だったが、災害対策本部の首脳は2号機メルトダウンのほうを心配していた。2号機はプルトニウム型で、もしメルトダウンが発生すると被害が甚大になると想定されていたからだ。

 結局1号機の確認は技師が建屋から蒸気が出ているか否かの目視で行うことにし、豚の鼻ここから蒸気が出る)からもやもやとした煙が出ている事を確認した。
この確認によって1号機イソコンが稼動しているとの判断が行われ、災害対策本部では一号機のメルトダウンはさけられると判断したという。

 NHKではアメリカにある原子力発電所のイソコン確認テストの模様を入手していたが、それによるとイソコンが稼動すると建屋全体が水蒸気で覆われ大音響が発生するのだそうだ。
かくして「日本ではこのイソコンの稼動確認テストを一回も実施したことがなく、もやもやの煙で稼動していると誤判断したことがメルトダウンの原因だ」とNHKは伝えていた。

 なぜアメリカではイソコンの確認テストを数年に1回行い、日本ではまったく行われなかったかの原因は、電源完全喪失の確率の問題ではないかと私は思っている。
アメリカでは常に電源喪失の可能性があるのでイソコンに頼っていたが、日本では完全電源喪失はありえないと想定していたのだろう。
結果的にはイソコンは稼動しておらず、翌日にメルトダウンが発生している。

注)テストはある確率の元で行われ、当然確率の高い事故を対象にテストが実施される。

 今回放映されたもう一つの兆候とは、3号機のメルトダウンに関する対応である。
こちらは原子炉に消防車から水を注入するという方法だったが、そのための配管を開けたり閉めたりして、水が原子炉に届くようにしなければならなかった(複雑な配管を原子炉への一本の注入管にする必要があった)。

 技師たちは懸命にその作業をしたのだが、実際400tの水を注入したのに実際は原子炉には45%割程度しか注入できず、55%は関係ない復水器に溜まっていたという
このため炉心が水面上に出てメルトダウンを発生した。

 なぜこの配管を間違えたかというと一度も消防給水のテストをしたことがなく、途中のポンプがどのように動くか把握していなかったからだという(消防給水の漏水が25%以下でないと炉心が空気に触れる計算だっ)。

 番組ではイソコンの稼動も消防給水も一度もテストをしていなかったため、いざというときにまったく機能しなかったと伝えていた。
したがって東京電力の責任は重いというのがこの番組の主張だったが、私はいささか東電に同情した。

 私は現役時代システムの責任者だったから分かるのだが、決定的なテストは実にしずらいものだ。たとえば稼働中にすべての電源を止めてイソコンの稼動を確認するテストをしたとして、本当にメルトダウンが発生したりしたら責任のとりようがない。
あんたなんて事をしたんだ。わざとメルトダウンを起こして日本中をパニックに落とす気か!!!!」
いえ、これはテストで本当はどうなるか確認したかったので・・・・
では何か、あんたはテストで世界最悪の事故をわざわざ起こしたのか、バカか!!」なんて事になるからだ。

 だからシステムであれ原子炉であれ、最悪のテストは実は実施されていない場合が多い。
その結果こうした事故が起こったときは現場力がすべて、現場の責任者に世界の運命を託するより仕方がなくなる。
その時菅総理のように傍からあれこれ要らない指示を出したりすると現場が混乱して現場力が発揮できなくなる。

 今回の事故でNHKは2度もメルトダウンの兆候が在ったにもかかわらず、現場力が発揮できなかったのは問題だといっているが、そうしたのはヒステリーを爆発させた菅総理だと私は思っているので、全面的にはNHKの主張を受け入れることができなかった。

なお、東日本大震災の記事は以下に纏めてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat43206851/index.html

 

 

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(25.3.12) 東京湾一周180kmを走ってきた。

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(同僚のしまちゃん

  久しぶりに東京湾一周180kmを走ってきた。
このコースはトランスアメリカ5000kmを走破した海宝さんがトランスアメリカの練習用に開拓したコースで、その後トランス蝦夷1100kmを開催している御園生さんが、2泊3日コースとして毎年実施している競技コースである。

 今回それをちはら台走友会の行事として開催してみた。
一緒に走ってくれたのは走友会一番の練習量を誇るしまちゃんで、しまちゃんは40歳代のバリバリの現役のサラリーマンである。
そのため3日間の時間的余裕がないため一泊二日で走ることとした。
ちはら台を出発して東京湾を一周してちはら台に帰ってくるコースである。

注)私は十分時間があるが、現役のサラリーマンは時間を節約しないとこうした競技には出られない。

 金曜日の夕刻9時にスタートし、国道16号線を南下して、朝の8時ごろフェリー乗り場の金谷に着いた。
この日は夜半とても暖かく何か春のような陽気だったが、この種の競技は暑い日は駄目で冷たい風のない日が一番いい。
それと夜間走るためにはチカチカランプを身体に装備して走らないと、自転車や自動車に追突される。

 金谷からは対岸の久里浜までフェリーに乗って、そこから横浜まで駆けたのだが、横浜には夕刻の5時ごろ着いた。
その間19時間走り続けたことになるが、時速は6km程度だから何時までも走り続けることができる。

注)一般の人は19時間も走り続けるというと驚くが、人間はトレーニングと巡航速度さえ守ればいくらでも走ることは可能

 泊まりは横浜に在るSPAという温泉保養所で、ここは温泉に入りかつ仮眠をとることもできるので、こうした競技をする人間にとってはとても重宝だ。
翌日の朝2時に出発だから、都合9時間身体を休めることができた。
この日(日曜日)は走友会の長距離に興味を持っている女性ランナー2名が新木場から一緒にちはら台おゆみ野)までの約50kmを走ってくれることになっていた。
そのため朝9時までに新木場まで行き着かなければならない。

 レインボーブリッジを通る予定が、朝の10時でないと通らせてくれないことが分かり、あわてて代替コースを走り9時に間に合わせなければならなくなった。
しまちゃんは私よりはるかにスピードがあるため、ギヤチェンジをして走り出したので、私もついていかねばならず、足は水膨れになり膝に激痛が走った。

 実は今回の180kmは身体に無理を強いたのだ
昨年の10月頃から左足の膝の周りにピリとした痛みが走っている。
走りはじめが痛く、時間がたつにつれて痛みが消えていく。
スポーツドクターのKさんの話だと「靭帯が痛んでいるときの典型的な症状」だそうだ。

 走りながら靭帯が痛むと最悪なので、ドクターに鎮痛剤を処方してもらった。
またこれも昨年の10月から走れなくなったことが原因なのだが、走れない場合は自転車に乗ることにした。
しかしあまりに長時間乗っていたので、痔が出てしまった。
いわゆるイボ痔で。走ると飛び出してきて痛痒さは相当なものだ。
こちらは肛門科のT先生の所に行って取りあえずは浣腸のような薬で抑えてもらっている。
まあしかし、これはいづれ手術ですな

 膝痛とイボ時を抱えての競技参加だからかなりナーバスになり、また前日には頭が痛く下痢症状になったが、これはいつもの「いやいや病」だから無視した。
都合34時間かかったが、走れただけでも幸いだ。
まだ俺だって180km程度は走れるぞ」なんて自慢するために走ったようなものだが、男はミエで生きているのだからこうした限界競技をしてカツを入れることは必要だ。

注)ちはら台走友会の行事についは以下参照。
http://yamazakijirounew.cocolog-
nifty.com/blog/cat44088639/index.html


またちはら台走友会の公式ホームページは以下参照
http://chiharadaisoyukai.cocolog-nifty.com/blog/

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(25.3.11) ためしてガッテン 心臓肥大による頻尿は怖い!!

2010_013  

 今回のためしってガッテンは「おしっこが近いという話題」だったのですっかり自分のことかと思って身を乗り出した。
なにしろめったやたらとおしっこに行く。
昼間は体が起きているのでトイレに行くのはさして苦痛ではないが、夜の冬場はつらい。
体中が冷えてしまって「どうにかならにものか」といつも思う。

 だが私の場合は男性に多い前立腺が肥大したことに伴う頻尿のようで、本当の病気は前立腺肥大だから、頻尿そのものは特に病気とはいえない。
まあ、わずらわしいというところだ。

 しかし今回の頻尿は前立腺が肥大した頻尿ではなく、心臓が肥大したことに伴う頻尿だと聞いて驚いた。
昼間は人間は歩いたり立たり座っていたりしているが、基本頭が上で足が下になり、その結果足に水分が溜まっている
いわば足がむくんでいる状態だが、これが夜になると体が水平になるので一斉に足の水分が血管に吸収されて心臓に向かうのだそうだ。

注)ちょうどアフリカにあるバウバウの木(幹に水分を蓄えている)と同じなのには笑ってしまった。

 通常の人であれば心臓に向かう血流が少々増えても問題がないが、心臓肥大で心臓が弱っている人にとってはピンチだ。
血液量、分けてもその水分を外部に放出しろとのホルモン指令が心臓から出て、夜半になると頻尿状態(昼間は頻尿でないになってしまうのだそうだ。

 また心臓肥大でもなくても足がむくんでいる人は夜半血液量が増えるので、頻尿になりやすい。
こうした人は昼間足を天井に向かってあげて、ゴキブリが足をばたばたさせるような運動を1時間程度するのがよいという。
むくみが取れて昼間のうちに足に溜まった水分が尿として放出されるので夜半の頻尿から免れるという。

 私はトランス蝦夷と言った長距離走(2週間かけて北海道を襟裳岬と宗谷岬を往復する競技で距離は約1100km)をしている時に、枕を足の下に置いて足を上げて寝ていた。
そうすると気持ちがよかったからだが、これは足の水分を抜いてむくみを取ろうと無意識的にそうしていたことが分かった。

 そもそも足が水タンクだとは知らなかった。女性で何かとてつもなく足が太い人がいるが、確かにこんなところに水をためていても効果がないから、夜半の水抜きは必要だろう。

なお、ためしてガッテンは以下にまとめて入っております。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/nhk/index.html


 

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(25.3.10) 日本長寿社会の崩壊  沖縄から崩れ始めた

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 どうやら日本の長寿社会も限界が見えてきたようだ。
このたび発表された2010年の都道府県別平均寿命の調査で長らく長寿を誇った沖縄県が凋落したからだ(この調査は5年ごとに実施されている)。

 なぜ沖縄県の凋落が将来の日本の姿なのかというと、将来の日本の姿を先取りしたという証拠があるからだという。
2000年ごろまでは沖縄といえば長寿県で実際男性も女性も長寿日本一に輝いてきたが、男性は2000年を境に短命県となって今回は30位、女性は長野県、島根県に続いて今回3位になってしまった。

 理由は食生活の変化が寿命に影響しているという。
沖縄では1960年代にアメリカから大量の肉類が輸入されそれまでの野菜と穀物中心の食事が肉と油の食事に激変した。

 この60年代に成長期を迎えていた若者やその後生まれた者は食生活が欧米化し、それ以前の日本人とまったく違っている。
それから約50年たち、欧米化した若者が壮年に達すると循環器系の病気(心疾患や脳梗塞)が急激に増大し、65歳を境に若者は短命、老人は長命の県に様変わりしている

注)65歳以上が野菜と穀物派、65歳以下は肉食派である。

 男性が2000年に、そして女性が2010年と10年のタイムラグで長寿県から滑り落ちたのは女性と男性のホルモン分泌の差だそうだ。
女性ホルモンは肥満、特に内臓肥満を抑制する効果があって男性のようにすぐには内臓に脂肪が溜まることがないのだという(更年期を迎えると急激に内臓脂肪が溜まる)。

 この内臓肥満型疾患欧米風の食事のもたらす結果だが、沖縄に遅れること約10年、高度成長期のなかで日本全体の食事も欧米化しており、今後沖縄と同様な循環器系の疾患が多発し始めるという。

 また一旦太った人はなぜやせられないのかは最近解明されて、脳の働きに原因があり、ちょうど麻薬依存症やアルコール中毒症やタバコ依存症とまったく同様の脂肪依存症に陥っているからだという。

 そのメカニズムは食事をすると脳内物質のドーパミンが放出されて、通常は食事中枢に働きかけてある限度が来ると満腹感が出る。
それで食事をストップするのだが、脂肪を取りすぎるとドーパミンが出すぎて興奮しやくなるため受け手側のD2受容体の数を減らして調整するのだそうだ。、
これが続くとD2受容体の数が常に少なくなるので大量のドーパミンを放出しないと食事の満足感が得られなくなり、無茶食いをすることになる。

 まったく麻薬中毒患者やアルコール依存症と同じで、ドンドンエスカレートして肥満は加速度的に拡大し、その結果循環器系の疾患で短命死してしまうという。

 対応策は日本古来の野菜と穀類中心の生活に戻るということで、幸いに私などはもう食欲はほとんどないので長命になる可能性が高いが、マクドナルドばかり食べている若者の未来は相当暗そうだ。

なお、日本の人口問題については以下に纏めてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat53575720/index.html

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(25.5.9) 中国の民主選挙の茶番 広東省ウカン村の実態

2010_003_2  

 ちょうど一年前に中国広東省ウカン村で信じられないような民主的な選挙が行われたのを記憶されているだろうか。
この村は人口12000名の日本で言えば町レベルの村だが、この村の共産党幹部が村の土地をディベロッパー(と言っても役員は共産党幹部)に勝手に売却し巨額の賄賂を得ていたことで住民の怒りが爆発した。

 国家警察の治安部隊が出て鎮圧しようとしたがTwitterなどでその事実が中国人民の知るところとなり、慌てた広東省の党指導部は村の幹部を更迭し、新たに村の役員を公正な選挙で選出することにした。
これは中国では驚天動地の対応で、従来の共産党の選挙はあらかじめ当選者が決められており、それを追認するセレモニーにすぎなかったからだ(反対票を投じたりするとすぐに本人が割り出され党からひどい締め付けを受けた)。

いやー、中国も民主的な国になったものだ」と私は感心したが、1年経ってみてそれが茶番劇だったとNHKがワールド・ウェーブ・トゥナイトで報じた(NHKの表現では何も変っていなかったと述べていた)。
新指導部が選出されれば農民一人当たり600万円程度の補償がされるということになっていたが、実際はなんら補償もされず、一方建設途中だった住宅地兼商業施設はそのまま放置されていた。
まったく何も変ってないのだ。

 原因は村の幹部には土地を収用したりする権限はまったくなく(賄賂をもらって同意する権限しかない)、市や上級幹部の許可がいるのだが、誰も許可をしてくれないからだそうだ。
中国は党と行政は一体化しており実際は権力のある個人)の意向で何でも決まるが、村の幹部は党員でなかったり、下級幹部だから何も権限がない。

 日本であれば権限は法律に明記されており、実務は行政が行うので少なくとも住民との話し合いの窓口は明確になっている。
だが中国では共産党がすべての権限を握っているので、共産党の上級幹部でなければ何も決定できない。

 中国に民主主義を求めるのはそもそも無理なのだ。民主主義の基本は分権で日本であれば政治と行政と司法は分離されているから、住民が行政に不満があれば司法の判断を仰ぐことができるし、選挙で政治に自分たちの意向を反映させることもできる。

 しかし中国のように共産党が国家をのっとり、行政を思いのままに操り、国営企業の利益を独り占めにし、司法は共産党の番人で、かつ警察と軍隊までもが共産党の私兵だとしたら人民の意向など反映するすべがない。
だから共産党幹部は思いのままに利益の収奪ができるし、Twitterでばれなければ人民に妥協などするインセンティブは働かない。

 なぜ共産党幹部の子弟がアメリカやヨーロッパに留学するかお分かりだろうか。
そこに銀行口座を作って中国でえた利益を送金して隠匿するためで、あの清廉潔白といわれた温家宝首相でさえ27億ドル約2500億円)の不正蓄財があるとニューヨーク・タイムズがすっぱ抜いた(これは温家宝首相が上海派の力を削ごうとしたことの上海派の意趣返し)。

 中国の共産党幹部は世界で最悪の資本家集団で、国家の利益を私するだけで生きているような人種だ。
中国人の約半分は農村に住んでいて極貧の生活をしており、都市で農民工として昔のクーリー並みの労働を強いられている。
中国人の半分は農奴といってよく、なぜそうなるかといえば共産党幹部が利益を独占して、その資金を(中国においておくと何時収奪されるか分からないので)海外にせっせと送金して一族の繁栄だけを目指しているからだ。

 今中国で開催されている全人代でも盛んに汚職の追放が叫ばれているが、汚職をしている張本人がいくら追放を叫んでもそれは茶番劇というものだ。

なお中国の社会問題については以下に纏めてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat48428075/index.html


 

 

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(25.3.8) KDPの山崎書店が倒産した 事業は難しい!!

2010_031  

 私が出版社を立ち上げてからほぼ1ヶ月がたった。軌道に乗っているとばかり思っていたがとんだ間違いだった。
たった一ヶ月で山崎書店が倒産してしまったからだ。
なんということだ、資本金ゼロで情熱だけの書店なのになぜ倒産するのだ!!!」信じられない。

 実はここ10日ほど前から私が利用しているKDP(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)がうまく機能しなくなった。
更新をかけてもうんともすんとも言わないのだ。
今までは表紙がなかったので娘に頼んで岩波書店並みの表紙を作って更新をかけたのだが、この手順で何かがKDPの販売要件に触れたらしい。

 以来レビュー中のままでどうにも動かなくなった。KDPに照会を入れたら恐ろしい回答が来た。
あなたが更新をかけようとしている内容についてすでに第3者が無料で本を出版している。だからあなたが出版をするにはその著作権者であることを証明しろ」というのだ。
KDPのIDを送れば証明になるというので送っているのだが、これはIDでないとつきかえされてしまった。
なんということだ、何がIDかわからないがKDPで出版することができなくなっている・・・・・・・・・・
頭を抱えて考え込んだ。

 さらに先日KDPからさらに恐ろしいメールが届いた。
あなたは著作権があることを証明しなかったので出版を差し止めるという
以下の出版が差し止めされてしまった。

・ロドリゴ巡礼日誌(山崎新書 NO1)  定価 200円(サンチャゴ巡礼フランス道の記事です)
・ロドリゴ蝦夷地探訪記(山崎新書 NO3) 定価200円(北海道東部の過疎地帯を放浪したときの記録)
・ロドリゴネパール日誌(山崎新書 NO4) 定価200円(ネパールの明治時代を思わす山村での教育実習の記録)


 かろうじて販売されているのは「ロドリゴ 失敗記」だけになっている。
なにかアメリカによって急に銀行口座を凍結されているイラン人商人みたいになってきた。
これじゃ、倒産じゃないか、一体どうすればいいんだ

 事業を経営するのは実に大変だが、このような形で出版ができなくなるとは思いもしなかった。今盛んにKDPとメールのやり取りをしているが、「あなたは正当な著作権者であることを証明していない」の一点張りでどうにもならない。

 資本金ゼロ、費用ゼロの出版社でも倒産することがあるのだ。夜逃げはしないが何とも悲しくなるような状況だ。

注)まだ確証は得られていないが、私が出版している本はブログを纏めただけだから、たとえば「ロドリゴ巡礼日誌」と検索すると自分のブログの内容が出てくる。
KDPから言うと他の第三者がすでに無料で(ブログだから)出版しており、私には著作権がないのではないかという疑問になる。

そこで私に正当な著作権者であることを求めているのかも知れない。

現在一旦倒産した商店の再建作業を懸命に行っているので、再建が可能になったら再び報告したい。


つい最近までKDPではしゃいでいた記事は以下参照。読むとむなしい。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat53203102/index.html 

別件)カウンターの数字が間違っていましたので修正しました。

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(25.3.7) クローズアップ現代 転機の警察捜査 防犯カメラと通信傍受

191021_003  

 私はNHKクローズアップ現代の国谷キャスターはとても好きなのだが、先日の「転機の警察捜査」という番組には違和感を持った。
現在警察の検挙率は低下の一途をたどり、60年代に60%程度あった検挙率が今では約半分の31.7%に落ちている。

 原因は複合的なのだが、捜査の透明性が要求され取調室状況をビデオに残す等警察にとっては今までの脅し,すかしの手法で自白を強要する手段が取れなくなってきたのが大きい(番組では明白にそうは述べていない)。
捜査の透明性自体は冤罪を防ぐ意味で重要な方策と私は思っているが、それに代わる方法として今防犯カメラの映像が重視され始めた。

注)最近の事例ではなりましウイルスの容疑者を防犯カメラで追い詰めている

 国谷キャスターはこの防犯カメラによる捜査手法は個人のプライバシーを侵害するのではないかとの意見を述べ、明らかにこうした手法に否定的だった。
だが私はこのブログで何回も述べているように防犯カメラの設置とその捜査への利用については常に賛成である。

 このあたりでも隣接するちはら台ではかずさの道周辺に防犯カメラが設置されていて、一方おゆみ野では駅の周辺以外には設置されていない。
私の悩みは四季の道の照明灯やベンチ等が夜間に悪がき等によって破壊されていたことで、最近では四季の道の一部の夏の道で引ったくりが横行していた。

 一方ちはら台ではそうした事件が非常に少なく、特に防犯カメラが設置されている場所では皆無といっていい。
おゆみ野ちはら台並みに安全な町にしようと提案しているが、残念ながら大勢の意見になっていない。

 反対意見は国谷さんと同じでプライバシーの侵害だが、四季の道のような公共的な場所でプライバシーを主張することがどうかしている。
みんなの目があるところでは人は物を盗んだり、公共物を破壊したり、犬のウンチを放棄したり、また大人が小用をしたりはしないものだ。
当たり前のことだが公的場所には公的場所のマナーがあって、それを守っている限りなんら問題はなく、それに違反する人だけが問題になる。
犯罪者にプライバシーはない」が私の立場だ。

 アメリカやヨーロッパでは犯罪検挙率が日本より低いこともあって、防犯カメラだけでなくさらに電話の盗聴が警察によって行われている。
盗聴には裁判所の許可が必要で、許可が下りれば通信会社から特定の電話回線を引いて警察内部の一室で盗聴が行われていた。
記録はすべてコンピュータ管理がされていて特に麻薬犯の検挙に役立っていた(携帯電話の場合は場所を特定するとすぐにパトカーで出向いていって現行犯逮捕をしていた)。

 日本でも電話の盗聴が限定的には認められているが非常に運用が難しく一般的な捜査方法になっていない(通信会社に出向いていって立会いのもとに盗聴を行う等)。
今日本でこの電話の盗聴の本格的な導入を審議会で検討されている。
対象は麻薬を扱う広域暴力団振り込めサギ団で、こうした組織は上部組織のボスと下っ端が通信手段だけで結ばれているため、いくら下っ端を逮捕してもボスの逮捕に結びつかない

 そのため通信記録を傍受することで客観的な証拠を得ようとしているのだが、これについても国谷さんは憲法で保障されている通信の秘密が犯されるのではないかとの危惧を述べていた。
しかしもう一度言うが「犯罪者には通信の秘密は保障されない」ので、裁判所の許可を得て、警察がこうした麻薬犯やオレオレ詐欺師を検挙する手段として電話の盗聴をすることに私は賛成である。

 通常に暮らしている市民にとっては防犯カメラはまったく気になる存在でなく、通信の秘密については限定的に捜査手段とするのは当然だと私は思っている。

なおクローズアップ現代に関する記事は以下に纏めてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/nhk_2/index.html

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)。
なお、蝦夷地探訪記等の値段が200円になりましたが、ボリュームが多いとキンドルの最低価格が上がるので、私の意図的な値上げではありません。


出版済み

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(25.3.6) 文学入門 ダシール・ハメット マルタの鷲

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  私は普段探偵小説というものを読まない。かつて読んだたった一つの探偵小説は「シャーロックホームズの冒険」というものでコナン・ドリルの作品を中学生向きにアレンジしたものだった。

 この種の小説はとても映画化しやすいので少しでも有名な作品は映画で見ることができる。シャーロック・ホームズにしてもポアロにしても映画で見てしまうのでいちいち原作を読む気力がうせてしまう。

 だから今回ダシール・ハミットの「マルタの鷲」が読書会のテーマ本になったのには当惑した。
この小説は1930年に発売され、ハードボイルド小説の古典中の古典なのだが、この本を推薦したのは特異な本を推薦するA姉さんである。
A姉さんは落語家の本を推薦したり、ハードボイルドを推薦したり多才だ。

 筋書きはサンフランシスコに住む私立探偵サム・スペードの下に、「マルタの鷲」の捜索願が来たことに始まる。依頼者はこの鷲のことを秘匿していたが、スペードはこれが過去にマルタ騎士団が、宝石をちりばめた献上品として製作した事実を知る。時価数十億円とも数百億円とも言われる鷹だ。

注)アメリカやヨーロッパの小説ではしばしばこのマルタ騎士団が現れる。イスラム世界から宝石や金を強奪して勢力を伸ばしたからで(当時は正当な行為だった)、多額の資産を今でも隠し持っていると思われている。

 表面を黒い塗料で覆われているのでその価値を誰も知らず、たまたま保管していたロシア人の将軍の家から盗賊の一団が盗み出し、いつもの仲間割れでそれがどの人の手に入手されていたか分からなくなってスペードに調査依頼が来たものだ。
何人もの殺人事件が発生し最後はこの鷹が偽者でみんなバカを見たという筋書きだ。

 今ではどこにでもあるハードボイルド調の探偵小説で主人公のスペードはただ腕っ節だけが強い女たらしで、特別魅力のあるキャラクターではない。
人物の心理描写などはまったく無視して事件が次々に起こり、人が殺され、スペードは窮地に陥っても機転で抜け出す。
絶対死なないところはダイ・ハード並みだし、雰囲気はシャーロック・ホームズだが難しいことは一切言わない。

 文体はいたって簡潔明瞭で中学生でも書そうな文章が続いている。
なるほどね、ハードボイルドの先駆者はこんな文体を使っていたのか・・・
今から見ると筋書きも単純だし探偵はただ強いだけだから何ともキャラクターが不足しているが、当時は衝撃的だったそうだ。

 探偵小説が推理小説からアクション物に変って行った草分け的作品だから、歴史的意味はあるが現在人から見るとトリックも陳腐で面白いとはいえない。だからこの小説の意味は先駆者としての意味であって面白がって読む小説ではない。

なお文学入門は以下にまとめてあります。 

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat43898465/index.html

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・ロドリゴ 失敗記(
山崎新書 NO2)  定価 99円(若者が人生に失敗しないための指南書)
・ロドリゴ蝦夷地探訪記(山崎新書 NO3) 定価200円(北海道東部の過疎地帯を放浪したときの記録)
・ロドリゴネパール日誌(山崎新書 NO4) 定価200円(ネパールの明治時代を思わす山村での教育実習の記録)


なお出版の経緯については以下に詳述してあります。

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat53203102/index.html

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(25.3.5) 世界から青空を駆逐しよう。中国共産党の陰謀 PM2.5の脅威

Dscf5056  

 一体どうしたらいいんだろうという状況になってきた。中国から飛来しているPM2.5の事である。環境庁は健康に被害が発生する目安として70マイクロシーベルトを越えた場合は外出を控えるようにと警告を出した。

 すでに1月23日に福岡市で104、唐津市で97の値を記録しているから健康危険ゾーンに入っている。
一方でPM2.5を撒き散らしている中国北京市では2月28日にこの値が500になり、6段階の基準で最悪のレベルに達している。

 北京の空から太陽が消えて久しいが、霧のロンドンならぬスモッグの北京になっている。病院には幼児や老人が喘息や気管支炎を訴えて殺到し、民間のNGOの発表では北京市を中心に6800名PM2.5の影響で死亡したという。

 あまりのひどさに石原環境大臣が中国に環境対策の支援を提案したが、まったく反応がない。
うるさい、わが中国人民はそん所そこいらの弱小民族と違って、大気汚染には強いのだ。黄砂にまみれて生きてきた中国人民の底力を見せてやる

 本音は中国指導部石油石炭業界の癒着や自動車業界との癒着があって、高品質のガソリンの精製をすると高コストになったり、中国の自動車会社育成のために排ガス規制を緩やかにしているためだ。
中国では共産党幹部と国家企業幹部は一体だから自らの首を絞めるようなことができず、人民の健康は二の次で利益の確保に狂奔している。

 日本では政治と司法と経済はそれぞれ分離しているから、住民が裁判を起こすこともできるし、政治が経済を取り締まることもできる。
だが中国は共産党一党独裁の国で、共産党幹部が政府と行政機関と国営企業と司法と警察と軍隊を握っている
すべてが共産党幹部のものだから都合の悪いことはすべて隠蔽できる。

 高速鉄道の脱線事故では40名あまりの乗客が死亡したがこの車両を土に埋めて隠そうとした。さすがにTwitterでばれて掘り起こしはしたが、今度はその脱線事故の原因追及を止めている。
そんなことをすれば世界最速の中国鉄道に傷がつく。人民40名程度の命と中国鉄道省の威信とどっちが大事だと思っているのだ!!」

 すべてを隠蔽するのが中国流だが、さすがに北京の空まで隠すわけには行かなくなった。PM2.5の濃度測定は当初アメリカ大使館が行い発表していたのだが、北京市はこれに噛み付いていた。
アメリカがPM2.5の数値を発表するから北京市のPM2.5濃度が増すのだ。数値発表さえなければ北京市の空に太陽が戻ってくる

 だがすべてを他人のせいにする中国当局にとってもPM2.5をアメリカ大使館のせいにするわけにはいかなかった。
先生なぜアメリカ大使館が数字を発表するたびに、北京市に濃霧が発生するのですか?」
CIAの陰謀だからだ
どうやってCIAは陰謀をたくらんでいるんですか
石油業界と石炭業界の大物を買収してわざとガソリンにPM2.5をばら撒いている
それなら石油業界と石炭業界の大物を逮捕して人民裁判にかけましょう
その大物とは習近平なのだ!!」

 中国の環境問題は限界に達している。空は消え下水には有害物質があふれ河川は泥の川になっている。
それでも環境問題を無視して経済成長を図ろうとする中国共産党はほとんど人類の敵といっていい。
日本はこの被害をひどく受けており、今でもPM2.5の濃度が70を越すことがあるのに、黄砂の季節になる黄砂と混じってよりひどくなる。
このような政体が21世紀に残っているとは、何度も言うが歴史の恥部といえる。

注)北京市の環境悪化問題については前にも以下の記事で述べておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-f699.html

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)。
なお、蝦夷地探訪記等の値段が200円になりましたが、ボリュームが多いとキンドルの最低価格が上がるので、私の意図的な値上げではありません。


出版済み

・ロドリゴ巡礼日誌(
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なお出版の経緯については以下に詳述してあります。

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(25.3.4) NHK特集 イスラムの覚醒 イランの宗教戦略

Dsc01344  

 一般的に日本人はイスラム教についての知識がほとんどない。私もシーア派とかスンニ派といわれても歴史的な知識がないため、だからどうしたのと言った対応しか出来ない。

 現在NHK特集で「激動するイスラム」をシリーズで取り上げており、今回の対象国はイランだった。
イスラム社会ではスンニ派が8割程度を占めて、一方シーア派は2割だが、ことイランについてだけ言えばシーア派が9割と言った圧倒的多数を占めている(なぜイランがシーア派国家になったかについては知らない)。

 この両派の対立は元々はムハンマド後継者争いの結果で、スンニ派はムハンマドにつぐ実力者を後継者とした一派で、一方シーア派ムハンマドの娘婿アリを後継者とした一派である。
実力者血筋かという争いだから、どうしても実力者のほうが優位に立ち(血筋を大事にすると無能な指導者でも血統がよいということで指導者になる)、実際イランを除いてどこもスンニ派が圧倒的多数を占め、シーア派は少数派として弾圧されてきた。

 このシーア派国家イランでイラン革命が発生したのは1979年だから今から34年前で、アメリカは中東の要としてこのイランのパーレービー国王体制を支えてきたが、あっさりとイランから追い出されてしまった。
そのときの映像は何回も見たが、アメリカ大使館が占拠されて外交官やCIAの職員が多数補足され、これを奪還しようとしたアメリカの特殊部隊のヘリが砂漠で接触して墜落したりして、何ともアメリカの威信が傷ついた事件だった。

 あれから30年以上もたちイスラム諸国にアラブの春が吹き荒れ、独裁国家が次々に崩壊したが、これを好機として利用することにしたのがイランである。
見よ、わがイランははるか34年前にアラブの春の先駆けを成功している。今チュニジア、エジプト、リビア、バーレーン等でわが国に追随してようやくアラブの春に覚醒した。わが国の対応が正しかった証で、イスラム諸国はイランを中心に団結してアメリカやユダヤを追い落とそう!!」
イランはさっそく国交を断絶していたエジプトモルシ大統領に「イスラム革命」への連帯を呼びかけた。
イスラムはイスラムだ、助け合おうではないか

 イランはイスラエルを標的にした核開発を継続しているため、アメリカ主導の経済制裁で経済的にはひどく追い詰められている。
実質的な貿易の窓口は隣国アラブ首長国連邦のドバイで、ここを中継基地として電子機器等の制裁対象機器を輸入していた。

 一種の抜け道なのだが、これにごうを煮やしたアメリカがさらなる追加経済制裁措置としてドバイ政府にイランと取引のある商社の銀行口座の凍結をもとめた。
イランと取引している商社との取引を継続する金融機関はアメリカの金融機関との取引が出来ない

注)アメリカとの金融機関との取引が出来ないということはドル取引が出来ないということで、世界の金融市場から締め出されることを意味する。

 ドバイには約7000社イラン系商社があり、ドバイ政府によって口座を凍結されイランとの取引が出来なくなってしまった。すでに600社が倒産したという。

 イランはこの経済制裁によって過去1年間に物価が2倍に上昇しているが、この程度で根を上げる国家ではない。
なにしろアメリカの経済制裁は34年も続いていており、それに耐え抜いてきたのだから意気軒高だ。
経済制裁が何だ、全世界のイスラム教徒は団結して、アメリカとユダヤを追い出そう。今やイスラムは覚醒した。誇りを取り戻せ

 中東からアフリカにかけてのイスラム国家はイランを除けばスンニ派が権力を握っている。スンニ派は実力者が支配者になる党派だから社会的に優位に立ちやすい。
一方イスラム社会で貧しく地位のない人々はシーア派となって、宗教心だけが旺盛な人々になっている。イランはイスラム社会のこの貧しき虐げられた人々に呼びかける。
覚醒せよ、イスラムの時代が今そこに始まった

 この動きにイスラム諸国の貧しい国が呼応し始めた。エジプトが典型的にそれで「石油はなくとも、人口が多くとも、わが国には偉大なる宗教心がある
宗教中心の時代を中世というが、今イスラム国家が中世に回帰し始めた。

 アメリカやEUや日本は経済成長の限界に突入し、仕方なしに紙幣を印刷してインフレを起こすことしかできない。
中国やインドやその他の新興国は環境を無視した経済発展のツケを支払わされ始め、北京の空が消えてしまった。そしてイスラム諸国は湾岸の石油産出国を除いて宗教だけの中世に突入している。

注)イスラム国家が中世に突入したことについてはチュニジアのイスラム革命を例示に詳述してある。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-58c7.html

なお、アラブの春については以下にまとめてつづられています
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat45123956/index.html

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なお出版の経緯については以下に詳述してあります。

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(25.3.3) BS歴史館 井伊直弼 鬼か改革者か  その2

20219_026

これは昨日記載した「その1」の続きです
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-12cf.html

 私が幕末の政治史を見ていて特に不思議に思うのは水戸藩の存在である。水戸藩御三家の一つだが明らかに尾張紀伊の格下で、そのため将軍を出すことができなかった。
しかし幕末の動乱に乗じて尊皇攘夷の急先鋒として頭角を現し、井伊直弼と対抗して一橋派を形成し、一時は直弼に完全に押さえ込まれ(安政の大獄)、その井伊直弼桜田門外で暗殺してやっと待望の将軍(徳川慶喜)を出すことができた。
だがそのときはすでに遅くたちまちのうちに長州薩摩によって水戸は駆逐されてしまっている。

 何か化学で言う触媒のような役目で、明治維新の触媒にはなったがそれ自身は歴史の闇に消えてしまった存在だ。
私の会社時代の同僚に水戸出身者がいたが、いつも「水戸の人間は血の気が多いのだ」と言っていた。
徳川斉昭にしても井伊直弼を殺害した水戸脱藩浪士にしても、水戸天狗党にしても何か教条的なところがあり、とても現実的な政治はできそうもない。

 一方井伊直弼は現実感覚に優れた政治家だったから、開国をしなければ外国から戦争を仕掛けられて日本は植民地になるとの認識を持っていた。
アヘン戦争によって清が敗北し、今またアロー号事件でイギリスに完膚なきまでに清が叩き潰されたことを幕閣は十分知っていたから、「次は日本だ」との認識は十分にあった。

 井伊直弼大老に就任したのは1858年で(それまでは彦根藩主として幕閣の一員だった)、その2ヵ月後日米修好通商条約に調印している。
13代将軍家定井伊直弼大老に抜擢したのは、継嗣問題と外交問題を直弼の手腕で解決させようとしたからだが、この時期の時代の動きはすさまじい。
ちょうどリーマン・ショック後の世界のような感じがする。

 この時期の出来事を日記風に書くと以下のようになる。

・6月19日 井伊直弼様日米修好通商条約にご調印
・6月20日 南紀派の徳川慶福様が14代世子(跡継ぎ)におきまりになる
・6月24日 水戸斉昭様ら御三家が不時登上(約束のない押しかけ)され直弼様を難詰
・7月5日  水戸斉昭様、不時登上のかどで謹慎おおせつかる
・7月6日  13代将軍家定様、突如病死(一橋派の毒殺の疑い在り)
・8月8日  水戸斉昭様の元に天皇よりの密勅が下される(世に戊午の密勅とわれ井伊直弼様を糾弾する内容)
・9月    安政の大獄が始まる


 どうだろうか、井伊直弼は就任して2ヶ月目に外交問題と継嗣問題を一気に片付けたが、これに不満を持った一橋派の徳川斉昭は御三家を動かして特に通商条約が天皇の勅許を得ていないことを攻め立てた
孝明天皇のご意思は、御三家・主要な大名の合議でなければ通商条約調印の勅許を出すことはまかりならぬと申されていたのに、独断専行した直弼の罪は重い

 実際孝明天皇は自分の意思が完全に無視されたことで怒りが頂点に達し退位をほのめかしていたが、8月8日に水戸斉昭に対して以下の密勅が出された(戊午の密勅)
通商条約調印は軽率の取り計らいであり、これからは一同合議評定して自体に対処せよ

 天皇は幕府でなく水戸藩に対して勅許をだして幕府を完全にコケにした(実際は遅れて幕府にも勅が渡された)。
これは孝明天皇の意思になっているが実際は尊攘派の公家と水戸藩の出来レースで、天皇の権威で井伊直弼を追い詰めようとした陰謀だったので、井伊直弼が切れてしまった。
このようなことを許すと幕府の土台が崩れる。斉昭め、引退させてやる!!」

 直弼は尊攘派の公家や武士をひっとらえてこの黒幕である徳川斉昭を追い詰めようとしたが、斉昭が画策したとの証拠を挙げることが出来なかった。
なんとしても斉昭様が画策したとの証拠をつかめ。斉昭様は引退、水戸藩は断絶させる。そのためには誰を処罰してもいい
この安政の大獄は井伊直弼が殺害された1860年の3月3日まで約1年半続いたのだが、その間に吉田松陰橋本左内と言った有能な人物も殺害されその数100名に及んだ。

 井伊直弼と水戸藩との激闘は直弼が「水戸藩に下された勅許を幕府に差し出すこと、もし差し出さない場合は水戸藩を断絶させる」と脅したことで頂点に達した。
水戸斉昭は致し方なく直弼に屈することにしたが、治まらないのは尊攘派の下級武士で、水戸藩を脱藩して井伊直弼の殺害計画に奔走することになる。

 実際安政の大獄が始まってから1年半後桜田門外で井伊直弼は暗殺されるのだが、このときをもって徳川幕藩体制の要であった譜代大名による幕政の体制は崩壊することになった。
そして幕府そのものが崩壊したのはその7年後だから、井伊直弼の死で徳川幕府の命脈が尽きたといっていい。

注)井伊直弼が大老として幕政を指導したのはたった2年だったが、この間に将軍継嗣問題と外交問題(開港)を決断し、反対派を大弾圧(安政の大獄)して、最後は桜妥門外で暗殺された。何ともすさまじいまでの豪腕政治家といえる。
時代が急激に流れるときにはこうした政治家が現れるようで、現在の日本(中国から戦争をしかれられ、一方でアメリカからTPPで市場の完全な開放を求められている)と状況が似ており、私には安倍首相が井伊直弼と同じ立場にあるように見える。

なお日本史の記事は以下にまとめて入っております。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat47308511/index.html


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(25.3.2) BS歴史館 井伊直弼 鬼か改革者か  その1

20219_024_2   

  私は高校時代まともに日本史を勉強しなかったので、特に幕末史などはあまりに入り組んでいて何がなんだか分からなかった。
今回のBS歴史館は大老井伊直弼(なおすけが取り上げられていたが、この時代の動きは実にめまぐるしいので事実を追うだけで息切れがした。そんな訳で2回に分けて記載することにする。

注)私の幕末のイメージは映画や小説によって形成されていて、新撰組や坂本竜馬についてはやたらと詳しいが井伊直弼についてはほとんど知らなかった。

 1860年3月3日大老井伊直弼水戸脱藩浪士18名(内1名は薩摩藩脱藩浪士の襲撃で殺害された日だが、なぜ水戸脱藩浪士なのかがさっぱりわからなかった。
水戸藩といえば御三家の一つで、水戸光圀なんかは最も人気のある殿様じゃないか。本来幕府を背負うべき立場の水戸藩がなぜ井伊直弼を襲撃したのだろう

注)大老とは独裁権のある老中で幕府が危機に遭遇したときに一時的に設置される。通常は老中会議の合議制。

 歴史の決着を見ると幕府を倒したのは長州と薩摩で、最初からこの両藩が討幕運動の先頭に立っていたと私は思っていた。
しかしそれは誤解で、井伊直弼が殺害される直前まではもっぱら幕府内部の対立が主流で外様大名の国政への参画は、南紀派一橋派の一方に加担するという形だった。

 南紀派とは幕府の閣僚譜代大名の井伊直弼等)を指し、なぜ南紀派といわれるかというと13代家定の後継者を紀州藩から迎えようとしていたからで、一方一橋派とは水戸藩主徳川斉昭を中心とした大名連合ここに外様大名が加担していた)で、跡継ぎを斉昭の息子一橋慶喜にしよとしていたからだ。
幕府内部のお家争いという側面が強く、水戸藩が外様大名の力を借りて将軍職に上り詰めようとしていた(水戸藩は御三家の中では格下で将軍になれないものと思われていた)。

注)幕府の閣僚とは実際に老中として役職を得ている譜代大名(安倍正弘等)と、役職にはついていないが溜まりの間にいる彦根藩(井伊直弼)、会津藩、高松藩の藩主を指す。
この老中と溜まりの間の譜代大名連合が実際の幕府を運営してきた。

 「どちらが将軍になってもいいじゃないか」と思うのは幕府の内実を知らないからで、南紀派は将軍は血筋で決めそれを幕閣大老、老中、若年寄等)が支えるのが家康公以来の祖法と考えており(だから守旧派ともいえる)、一方一橋派は能力者(この場合は一橋慶喜)が将軍になりそれを大名連合が支えるという構図を描いていた(革新派といえる)。

 現在的な感度では守旧派がけしからぬ存在で、革新派を応援したくなるがこの時代の主流の考え方は違う。
すべて祖法の通りというのが大事で、封建時代とは何も変らないことが最も大事な体制で、変革などというものは本来はあってはならないものと考えられていた。

 この南紀派と一橋派の対立は継嗣問題なのだが、問題が複雑なのがこの継嗣問題と外交問題がリンクしたからだ。
外交問題とは1853年にアメリカのペリーが日本にやってきて開港を迫っていて、開国か鎖国かが最大の外交問題になっていた。
幕閣は現在的なイメージでは内閣だから外交も現実的な対応をしようとする。
一方一橋派は徳川斉昭を中心としている政治から阻害されていた大名の集団だから、野党で精神論に傾く。
水戸藩主徳川斉昭の意見は過激で「外国と戦うことを決意して武家はもちろん百姓町人まで覚悟を決めなければならない」と主戦論を唱えていた。

注)現在のTPP交渉と同じで安倍政権は現実的な対応を取りたいが、政権から遠くにいる人は絶対反対と叫んでいるようなもの。

 時の老中首座安倍正弘は非常に不思議な人で、難局に立ち向かうためには旗本や御家人の中から特に優秀な人を抜擢したりしたが(勝海舟など)、一方で開国すべきか否かの意見書を大名等に提出するように依頼した。
広く意見を求めたのだからえらく民主的な老中だが、だがこれは信じられないような対応といえる。それまでは御三家をはじめ外様大名の幕政への口出しを一切禁じ、譜代大名だけが老中・若年寄として幕政を運営してきたスタイルが一気に崩れてしまった(幕府とは譜代大名が運営する政体)。

 意見書は700通あまり上申されたがほとんどが外国を打ち払えという主張の中で、  彦根藩主井伊直弼は「戦争はさけ、交易を行い、海外に進出して実力をつけその後攘夷を行うべきもの」という現実主義的対応の上申書を提出したので、これが安倍正弘の目に留まった。
彦根藩主の直弼は現実感覚の優れた藩主だ。いづれ幕閣に井伊直弼を推挙しよう

 この時代が特別に難しいのは急に朝廷の重要性が増して朝廷の同意がなければ国政を動かせなくなってきたことだが、元はといえば安倍正弘が広く意見書を求めたことに始まる(幕府が自分で開国か鎖国かを決められなくなって他の権威が必要になった)。

 アメリカのペリーは翌1854年に再び日本にやってきて通商条約の調印を迫ったため、致し方なく日米修好条約仲良くしましょうという条約)の締結までしたが、通商条約の締結は何とか拒絶している。
しかしこれで諦めるようなアメリカではなく翌翌年(1956年)にはハリスが来日して通商条約の締結を求めた。

 このとき幕閣(この時の老中首座は堀田正睦)信じられないような手段に出た。孝明天皇の勅許を得て通商条約を承認させようとしたのだ
これはうるさ型の徳川斉昭や他の大名を黙らせる手段として勅許を利用しようとしたのだが、孝明天皇はこの幕府の要求を差し戻した。
国家の重大事につき御三家以下諸大名で再度衆議したうえでもう一度言上せよ」勅許を得ることができなかったのだ。
それまで天皇の存在を屁とも思っていなかった幕閣にとってこれは晴天の霹靂だった。

 書いていても複雑すぎて「何がなんだかさっぱり分からん」という状況なので井伊直弼の幕政については明日記載する。

なお日本史については以下にまとめて記載してあります。
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(25.3.1) 韓国は国家的窃盗団か? 観音寺の仏像窃盗事件

20223_005  

 「韓国は窃盗団国家である」と言ったら一般的には悪口だがこれは本当の話である。国際法上も二国間の条約上もまた韓国や日本の国内法に照らしても韓国は紛れもなく窃盗団国家だ。

 昨年10月に対馬の神社仏閣から韓国人窃盗団により仏像2体大蔵経が盗まれ、犯人が韓国に逃亡したところを、(日本警察の依頼で)韓国の官憲が逮捕した。
ここまではいたって常識的な対応で、盗難品はすぐさま日本に返還されるものと思ったらまったく違っていた。

 「仏像の内一体は14世紀倭寇によって韓国から盗まれたものと思われるので、日本に返還する必要はなく日本がこの仏像を正当に取得したこと証明しない限り韓国に留めおくように」と大田地裁が仮処分の決定をしたからだ。

注)このときの経緯は以下の記事で詳述してある。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-9f8b.html

 信じられるだろうか、日本から窃盗団が盗んだ仏像(これは立件されている)を、韓国地裁がイチャモンをつけて国家的に奪ってしまおうと言うのだ。
裁判所はいかなる法的な根拠もなく決定を下し、それを根拠に韓国政府が日本に「歴史認識」を迫って強奪をすると言う筋書きだ。
窃盗団と地裁と国家が手を組んで日本から価値ある仏像をぬすんでいる。

 「歴史認識」はもちろん法律用語ではない。
また韓国でも法的には窃盗犯が盗んだものは所有者に返還することになっており、さらに日韓文化財輸出入禁止条約では韓国に不法に持ち込まれた文化財は日本に返還する義務がある。

 だが大田地裁は日本に「14世紀に正当に持ち込んだことを証明しろ」と難癖をつけた。
それなら同時に韓国の浮石寺ここで作られたことになっている)に「略奪されたことを証明しろ」と言うべきなのだが、証明責任は一方的に日本に押し付けている。
どうせ14世紀のことなど誰も証明できないのだから難癖をつけて韓国のものにしよう」と言うことだ。

 韓国の裁判所が如何ににひどいところかはいくつも例示がある。
韓国の憲法裁判所は昭和40年の日韓基本条約を無視して「元慰安婦の賠償請求権をめぐって政府が具体的措置をとらないのは憲法違反だ」との判決を出したが、これは政府とのできレースで、条約上はまったく請求権が喪失しているので裁判と言う形式で日本に圧力をかけたものだ。

注)なお日本軍に慰安婦がいたのは事実だがこれは韓国人(ただし当時は日本人)とか日本人とかの区別なく貧しい子女が慰安婦になっていたので、軍が特に徴用したわけでない。
このことについては以下のブログに詳述しておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-af68.html


 さらに裁判所は中国人の靖国神社放火犯この人は韓国にある日本大使館に火炎瓶を投げ込んで8ヶ月間の服役をしていた)を日韓の犯罪人引渡し条約を無視して中国に身柄を引き渡した。
おばあちゃんが従軍慰安婦だったということで政治犯で無罪というのだが、なら8ヶ月間の服役はなんだったのかと聞きたいものだ(日本大使館の放火も政治犯だから無罪ではないのか?)。
このときも韓国政府は裁判所の決定という形で放火犯を日本に引き渡さなかった。

注)この経緯については以下に詳述してある。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-55ec.html

 仏像といい、従軍慰安婦問題といい、中国人の放火犯の扱いといいすべて法律や条約を無視している。
今回の韓国による仏像の窃盗は北朝鮮の日本人拉致に匹敵する暴挙といえる。
韓国は窃盗団を組織して日本から仏像を奪い、次は裁判所と手を組んで返還を阻止させ、最後は政府が「歴史認識」を持ち出して仏像を奪ってしまおうとしている。
日本からは何でもいいから盗んで来い。後は歴史認識で強奪だ。裁判所も政府もバックアップするぞ

 これが近代的国家といえるだろうか。明らかに国を挙げた窃盗団だというのが正しい歴史認識で、世界にもまれな泥棒国家だ。私が韓国を窃盗団国家と言った意味を理解してもらえるだろう。

注)韓国と日本の関係、特に従軍慰安婦と竹島問題は以下に纏めてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat52363416/index.html


PR記事

 私は過去に書いてきたブログを纏めて本にする作業を始めました。月に2冊程度の割合で出版いたします。KindleのKDP(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)を利用していますので、電子書籍の端末を持っている方はアマゾンで購入できます(iPhoneやiPad・iPodでもソフトを入れれば見れます。またアンドロイド系のスマホやタブレットにもソフト対応していますがパソコンは不可)。
なお、蝦夷地探訪記等の値段が200円になりましたが、ボリュームが多いとキンドルの最低価格が上がるので、私の意図的な値上げではありません。


出版済み

・ロドリゴ巡礼日誌(
山崎新書 NO1)  定価 200円(サンチャゴ巡礼フランス道の記事です)
・ロドリゴ 失敗記(
山崎新書 NO2)  定価 99円(若者が人生に失敗しないための指南書)
・ロドリゴ蝦夷地探訪記(
山崎新書 NO3) 定価200円(北海道東部の過疎地帯を放浪したときの記録)
・ロドリゴネパール日誌(
山崎新書 NO4) 定価200円(ネパールの明治時代を思わす山村での教育実習の記録)

なお出版の経緯については以下に詳述してあります。

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat53203102/index.html

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