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(25.2.10) 最後の植民地帝国中国の挑戦 「火器管制用のレーダーだと、すべて日本のでっちあげだ!!」

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  当然のこととして中国は日本政府が発表した火器管制用レーダーの照射を否定し、通常の警戒監視用レーダーだと居直った。
中国が居直ることは想定済みだから、安倍首相はより詳細なデータを国際社会に発信してさらに中国を追い込むだろう。

注)自衛隊の担当部局では詳細なデータを公表すると日本の探知能力の手の内を見せてしまうので反対しているが、政治的には公表しないと中国の反撃に負けてしまう。

 中国という国はたとえ自分に非があっても絶対に認めない国だが、これは中国共産党という組織体から来るどうにもならない桎梏といえる。
共産党とは実にかわいそうな組織で「共産党の指導には一点の誤りもない」と強弁してきた手前、失敗を糊塗せざるえないからだ。

 個人であっても組織体であっても実際は失敗の連続で、失敗のたびに対応を修正することによって何とか社会で生き延びているのが現実だ。
今回の火器管制用レーザー照射はフリゲート艦の艦長レベルの判断で行った可能性が高く、当初中国外務省の報道官は「何も聞いていないので、しかるべき場所に問い合わすように」と質問から逃げていた。

 それが一変して「日本が虚偽の状況を撒き散らして中国のイメージに泥を塗り、中国脅威論を宣伝している」と居直り、レーダー照射は「通常の監視用のレーダーだった」といつもの隠蔽工作を始めた。
中国では都合が悪くなると隠蔽するのは高速鉄道の脱線車両をすぐに埋めて何食わぬ顔で運転再開したのを見ても分かる。

 実は警戒用レーダー火器管制用レーダーの違いは誰にでも分かる。
警戒用レーダーとはどの船舶にも設置されているくるくる360度回転しているレーダーで、レーザー光線が照射されてから一回転しないと再び照射されない(常時照射されることはな)。

注)私たちが通常レーダーといっているのはこの警戒用レーダー

 一方で火器管制用レーダーとは標的に標準をあわせなくてはならないから、標準にあえば標準からそれないように動かさない。これをロックオンというのだが、現在の戦争ではこのロックオンの精度が勝敗を決める。

注)アメリカ空軍の戦闘訓練では戦闘機同士のドック・ファイトで、どちらが先にロックオンするかで勝敗を決めている。

 このレーザーが固定されるか否かのほかに、もう一つ周波数の問題があって、火器管制用レーダーはできるだけ波が直線で進んでほしいので、高周波のレーザー光線が使用される。したがって警戒用レーザーより高周波の波が来ればロックオンされたことが分かる

 このあたりまでは素人でも分かる水準で、実際は海自の電子情報支援隊で約1週間かけて分析したので、海上自衛隊の幕僚が「100%自信を持っている」というのも当然だろう。

 このように誰にでも分かることさえ「日本のでっちあげ」と中国は強弁しているが、でっちあげは中国の専売特許であり、特に最大のでっちあげは「中国が最後の植民地国家」であることを隠蔽していることだろう。

 社会主義国家とは帝国主義国家だといったらレーニンもびっくりするだろうが、これは本当のことである。
ソビエトロシアは1990年の初めに崩壊し、それまで植民地だった東欧諸国ポーランド、チェコ、ルーマニア、ブルガリア、東ドイツ等)が独立し、さらに内なる植民地だったウクライナ、ベラルーシ、ラトビア、エストニア、リトアニア等の国家も独立したのでロシアの植民地支配は終った。

注)1960年代にアフリカやアジアの植民地が西欧諸国から解放され、1990年代に東欧と中央アジアの植民地がソビエトロシアから解放された。

 今21世紀のこの世界で残った植民地帝国中国だけでチベット、ウィグル、内蒙古を植民地にし、さらに信じられないことに南沙諸島西沙諸島、さらに尖閣諸島に植民地を広げようとしている。
中国共産党はこうした植民地を支配するために人民解放軍という私兵の軍備増強に余念がない

 中国は絶対に誤りを認めず、悪いのはすべて日本だという。今回のように証拠がそろっていても「捏造」と強弁して反省しない。
そして植民地拡大に狂奔して尖閣諸島を自国領にしようとしている。
社会主義国家とは帝国主義国家だということが、これほど明確に分かる事例はないが、21世紀にもなって植民地活動を行うとは実に歴史の汚点だ。

注)私はこのままで行くと日中の局地戦の可能性が高いと思っているが、それは以下の記事に記載しておいた。

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-60b5.html


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私は過去に書いてきたブログを纏めて本にする作業を始めました。月に2冊程度の割合で出版いたします。KindleのKDP(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)を利用していますので、電子書籍の端末を持っている方はアマゾンで購入できます(iPhoneやiPad・iPodでもソフトを入れれば見れます。またアンドロイド系のスマホやタブレットにもソフト対応していますがパソコンは不可)。
なお、蝦夷地探訪記等の値段が200円になりましたが、ボリュームが多いとキンドルの最低価格が上がるので、私の意図的な値上げではありません。


出版済み

・ロドリゴ巡礼日誌(山崎新書 NO1)  定価 200円(サンチャゴ巡礼フランス道の記事です)
・ロドリゴ 失敗記(
山崎新書 NO2)  定価 99円(若者が人生に失敗しないための指南書)
・ロドリゴ蝦夷地探訪記(
山崎新書 NO3) 定価200円(北海道東部の過疎地帯を放浪したときの記録)
・ロドリゴネパール日誌(
山崎新書 NO4) 定価200円(ネパールの明治時代を思わす山村での教育実習の記録)


なお出版の経緯については以下に詳述してあります。

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat53203102/index.html 

 

 

 

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コメント

こんにちは
先日は、初めての投稿でしたが、評価を頂きうれしいです。
昔から、自分の考えを他者に伝わるような言動ができないものですから。

「最後の植民地帝国中国の挑戦」にいつもながら山崎さんの鋭い筆鋒に胸の震えを覚えます。産経新聞を読むにはあたりません。
然しながら、領土拡大を国是(?)としている国は、イスラエルも同じではないですか。
占領地に自国民を住まわせる入植活動を進めて、問題の解決を複雑にしていきました。
「神が与えたもうた土地」を標榜しての自国の領土拡大は、中国流の「俺のものは俺のもの。お前のものも俺のもの」ということです。
カテゴリーにイスラエルについての論評がありませんが、イスラエルに対してはタブーなのでしょうか。
見落としがあれば教えてください。

(山崎)銀ちゃん、コメントありがとうございます。
銀ちゃんに指摘されて始めてイスラエルについて言及した記事がないのに気づきました。特別な意図はなく、興味の中心が東アジア周辺とアメリカとEU,それにロシアにあるためだと思います。
それに私は良くNHK特集に反応して記事を書くのですが、NHK特集には最近のイスラエル情勢に言及した番組がありません。数度にわたる中東戦争については何度も番組で放映されていますが、最近のイスラエルについてなぜか放映されません。そのため私自身が現在のイスラエルについて明確なイメージを描けていないのだと思います。
いつかイスラエルに関する記事も書いてみたいと思います。
ご指摘ありがとうございました。

投稿: 銀ちゃん | 2013年2月12日 (火) 10時44分

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