« (25.1.13) 結局は金本位制度に戻るのだろうか? 金価格の高騰と擬似金本位制度の出現 | トップページ | (25.1.15) NHK 北の英雄 アテルイ伝 エミシと呼ばれた人々 »

(25.1.14) 自費出版の時代 誰でも無料で電子書籍を販売できる!!

223  

 ついに待ちに待った時代が出現した。個人が自由に本を出版できる時代の出現だ。いままでも出版そのものは可能だったが何しろ費用がかかった。
たとえば自費出版をすると最低でも100万円程度はかかり、もちろん購入する人はほとんどいないから、自分ですべて買い取って知り合いに無料で進呈するのが普通だった。

 私の知り合いにもそうした人がいて「貴兄に進呈します」なんて記載して本を贈ってくるが、残念ながら数ページぺらぺらとめくって後は積んでおくだけになっている。
興味の範囲がまったく違っていたり、文章がまことに難解であったりして読むほうがすぐに疲れてしまうのが原因で、それが自費出版の実態だった。

 しかしここに来て状況が一変した。昨年末にアマゾンからキンドル・ファイアという電子書籍が発売されたのだが、使用してみてびっくりしたのは自費出版といっても作成費用は無料)の本がかなりあることだった。
今はハウツウ物が多く「キンドルで電子書籍を作る方法」と言うような本だが、これがキンドル・ストアという電子空間本屋で言えば本棚)に著名な作者と同じように並んで販売されていたことだ。

注)キンドル・ファイアHDを購入した経緯は以下に記載した。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-3630.html


 従来著名でない作者(通常はほとんどが著名でない)が本を出版してもまったく読まれなかったのは、そうした本を書店が店頭に置いてくれなかったことが一番大きい。
書店としては売れる本を売らなければ商売にならないから当然なのだが、これでは新人は有名な文学賞を受賞でもしない限り本の販売などできない。

 私は先日からこの自費出版ダイレクト・パブリッシングという)に挑戦し始めたが、正直言って困難を極めている。
自費出版のためのソフトはいくつかあって、たとえば青空文庫という著作権切れの本を電子書籍にしている団体が使用しているソフトなどが有名なのだが、このソフト環境を整えることが並大抵の苦労ではない。

 先日からうんうんうなってダウンロードしているがさっぱりだ。あまりの複雑さに耐えかねて今度はGoogleが提供しているGoogle Documentを使用する方法に変えた。
今はこのGoogle Documentを試行錯誤している段階で技術的理解を懸命に模索している。
まだ1~2週間程度は悩まなければソフト環境が整備できないし、それから実際に電子書籍を作るとしても相当の時間、試行錯誤を繰り返すことになるだろう。

注)前にも書いたが私はシステムマンだが技術は非常につたない。

 半年程度の長期戦を覚悟しているが、何しろ自分だけの努力で無料で本が出版できるのだからこんな嬉しいことはない。
一冊の値段は私のような無名の場合は100円最低100円以上という決まりがある)が多いが、これはそれならちょっと購入して読んでもいいと普通の人が考える値段に相当する。

 私は過去6年に渡ってブログを掲載してきたので記事そのものは十分にそろっているものの、体系だてて書いているわけではないので一度電子書籍という形で整理しておきたいと思っていた。
そうした手段が自己の努力だけでできる時代とはなんて幸せな時代だとつくづく思う。

注)電子書籍の出現で販売方式が変り書店と言う形式が危機に立たされてきたことは以下に記載した。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-18f2.html

|

« (25.1.13) 結局は金本位制度に戻るのだろうか? 金価格の高騰と擬似金本位制度の出現 | トップページ | (25.1.15) NHK 北の英雄 アテルイ伝 エミシと呼ばれた人々 »

システム スマートフォン・タブレット・テレビ」カテゴリの記事

コメント

山崎さんの書かれる文章は、どのような読者の視点からでも理解できるように工夫されており、また客観性があるため、すっと胸に落ちてゆくような爽快感があります。
更に素人にありがちな、生臭さとか人間臭みたいなものも適切に処理されています。
はっきりいってプロの文章としか思えません。
出版関係の人が軽く朱筆を入れれば完全な文章になる代物だと思います。
ただ、山崎さん自身が傑作だと思っている文章よりも、そうでない文章の方が読者として関心することは多いです。
山崎さんが海外渡航などに行っている折、過去の記事が掲載されているのを読んでいて其れを感じます。
変な例ですが、経済学者を例にとると、数学的なち密さのみを追求した人よりも、その時代時代の背景を織り込んだものの方に心ひかれるのに似ています。

(山崎)何時もコメントありがとうございます。とても有意義なサジェスチョンで心いたします。

投稿: 三太郎 | 2013年1月14日 (月) 14時32分

いつもありがとうございます。今年も宜しくお願い致します。
山崎さんの書かれた文章はいいな~と思っています。
三太郎様と同じです。

(山崎)あけましておめでとうございます。私の文章をほめていただいてとても嬉しく思います。

投稿: はには | 2013年1月15日 (火) 13時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« (25.1.13) 結局は金本位制度に戻るのだろうか? 金価格の高騰と擬似金本位制度の出現 | トップページ | (25.1.15) NHK 北の英雄 アテルイ伝 エミシと呼ばれた人々 »