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(25.1.5) 靖国神社放火犯に対する韓国のダブルスタンダード  中国にはこびて日本には難癖だ!! 

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(トシムネさん撮影 房総の海

 韓国の中国シフトはどうにかならないだろうか。なぜ韓国は中国の恫喝にこうやすやすと屈するのだろうか?
韓国が靖国神社の鳥居の放火犯人を日本に引き渡すことを拒否して、中国に送還することを決めたことだ。

 この犯人は38歳の中国人で2012年1月にソウルの日本大使館に火炎瓶を投げ8ヶ月の実刑に服していたが、裁判の過程で靖国神社への放火を認めていた。
このため日本政府は犯罪人引渡し条約に基づき8ヶ月の服役終了時点で身柄の引渡しを求めていた。

 この犯人は「祖母が従軍慰安婦だったが日本政府の対応に憤りを感じて、靖国神社への放火とソウル日本大使館への放火を行った」と供述していた。
そこで中国政府はこの容疑者は政治犯で犯罪人引渡し条約の例外で(政治犯の場合は引き渡さなくてよい)即刻中国にこの英雄を帰国させるべきだと主張していた。

 韓国の高等裁判所は「犯人を日本へ引き渡せば韓国の憲法理念や大多数の文明国の普遍的価値観を否定することになる」として引渡しを拒否し中国への送還を命じたが、韓国政府もこの決定に従うと言う。

注)従軍慰安婦問題がでっち上げであることについては以下の記事で詳述しておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-af68.html

 さてこのような韓国の裁判所と韓国政府の対応をどのように評価すべきだろうか。
まず言えるのは韓国の裁判所のひどいダブルスタンダードだ。
もし政治犯で無罪と言うのであれば韓国での8ヶ月の服役は何を意味するのだろうか。
この中国人は裁判で自分は政治犯だと主張したが、それにもかかわらず実刑判決を受けている。だからこの段階では単なる放火犯として裁いている。
ところが正式な犯罪人引渡し条約に基づき靖国神社の放火犯として日本政府が犯人の引き渡し要求をすると、一変して「政治犯だから引き渡せない」と言う。

 もし韓国での犯罪も無罪(中国で言う愛国無罪)であれば、日本に引き渡さない理由(とてもひどい理由だと思うが)一応首尾一貫している。
しかし国では犯罪者とみなしていた同日人物を今度は一転して、政治犯だから無罪で中国に帰国させるとは一体どういうことだろう。

 さらに韓国の高等裁判所の言う「大多数の文明国の普遍的価値観」とは一体何を言っているのだろうか。大多数ではなく中国と韓国北朝鮮も含まれる)の価値観で、中国が文明国でないのは世界の共通認識だ。
チベットウィグルの独立派を殺しまくり、文化大革命では裁判をせずに数千万人を殺害し、天安門事件では数万人と言われるデモに参加した学生を秘密裏に殺害している国が文明国なのだろうか。
大多数の文明国」とはブラックユーモアとしか思えない。

 だがなぜ韓国がこのようなダブルスタンダードを日本に対し平気でとるかと言えば、韓国(朝鮮)伝統の事大主義がそうさせているとしか思われない。
条約や文明国同士の常識ではなく、中国と言う強権国家におびえて中国にへつらう態度を事大主義と言うが、その復活だ。
思えばこの事大主義が日清戦争を引き起こした。

 日清戦争前までの朝鮮は李氏朝鮮と言ったが1392年から500年以上も継続した王朝だった。李氏朝鮮の王朝体制とは日本のような武士政権(封建制度という)ではなく両班ヤンパン)と言う貴族が国を治めていた中央集権国家だった。日本で言えば平安時代と酷似していると言えばイメージがわくだろう。

 この李氏朝鮮は中国から冊封さくほう)を受けてその王朝の正当性を担保されたのだが、冊封体勢とは中国に朝鮮王して認めてもらい、内政は自由だが外交関係はいちいち中国の許可がいる体制である

注)イメージがわかない人は日本とアメリカの関係と同じと言ったら分かるだろうか。日本は内政は自由だが外交についてはアメリカの戦略が優先されてその指示に従わなくてはならない。もし従がわなければいざと言うときに日米安保条約に基づくアメリカ軍の庇護を受けられない。

 李氏朝鮮は国防をすべて宗主国の清にあおぎ、自らは軍備を最小限にして中国の華夷秩序中国が最高で次が朝鮮、日本は3番目)のなかで小中華としてその位置に満足していた。

 今回韓国は国際条約を無視して中国の恫喝に屈して犯罪者を中国に引き渡そうとしている。
いつものように中国の言うことは聞くが東の日本のいうことなど聞かないという。
今韓国は「文明国に留まるか、中国と言う独裁国家の側に留まるか」の選択を迫られているのだが、中国に媚びるので日清戦争前と同様に中国と日本が衝突しそうになっている。

 韓国は何時までたっても昔の朝鮮から抜け出せないようだ。

なお日本と竹島や従軍慰安婦問題については以下に纏めてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat52363416/index.html

 

 

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