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(24.12.18) 何が民主党を惨敗させたか? 鳩山総理と菅総理の大失政

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 第46回衆議院選挙
は大方の予測どおり自民党の圧勝に終り、民主党は惨敗と言うよりも凋落と言う状況になった。イメージは大阪城落城だ。
自民党と公明党をあわせた国会議員数は325名だから、法案を衆議院で再可決できる3分の2320名)を越えたことになる。
これで衆議院に優勢権のない国会同意人事日銀総裁等)以外で自民党はオールマイティーの力を得たことになる。

注)上記の日銀総裁の人事ではかつて福田政権が参議院民主党の反対で元大蔵官僚を総裁につけることに失敗している。

 今回の衆議院議員選挙はしらけきった選挙になってしまった。なにより小選挙区の得票率が前回より10%あまり下がって59.26%過去最低だったことがそれを示している。

 なぜ国民がこんなにしらけて民主党を見捨てたかというと、鳩山・菅と二代続いた民主党政権の失政のせいだ。
鳩山氏は普天間基地移設問題で、ありえない「国外か県外、最低でも県外と言う夢想を描いて自沈したが、鳩山氏が残した最大の汚点はアメリカとの関係を徹底的に悪化させたことにある。

 おかげでその後中国、韓国、ロシアから領土問題で押しまくられてしまったが、アメリカの核の後ろ盾のない日本は赤子の手をひねるようなものだとみなされたのがその原因だ。
中国との間では現在尖閣諸島をめぐり一触即発の状態になっており、これはすべて鳩山氏の愚かなパフォーマンスのせいだ。

注)しかし鳩山氏は日本が中国から脅されるようになった原因が自分にあることに気がついていない。

 菅氏の場合は東日本大震災の対応でヒステリーを起こし、福島第一原発の水素爆発を誘発した責任がある。
私は長い間システム担当をし、システムトラブルに遭遇したが、そうした場合の上司の一番の心得は、最も優秀でシステムを知悉している人に処理を任せ口出しをしないことにある。

 その人間が全力を尽くしてもなおトラブルが収束しない場合は他の誰がやっても収束しないのだから、上司がすることは辞任を覚悟で静かに見守って作業に余計なちゃちが入るのを防ぐことだけだ。
菅総理の行ったことはこの反対で福島第一原発の所長が全力でトラブル処理を行っているときに何回も呼び出して説明をさせ、かつ余計な指示をしまくっていた。
私は菅総理が余計な口出しさえしなければ福島第一原発の水素爆発は防げ、チェルノブイリに匹敵する放射能災害が発生することはなかったのではないかと思っている。
福島県の住民を苦しめている全責任は菅総理にある。

注)菅総理の誤った指導は以下のように総括されていた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/231229.html

 鳩山・菅総理に比べれば野田総理はるかに現実的で無難な総理だったが、消費税を上げ日米関係を修復したことは自民党政権とはなんら変りがなかった。これでは自民党野田派と揶揄されるのはいたし方がないところで、「なら民主党でなくて自民党でいいじゃないか」ということになる。

 民主党政権になって3年余り、すっかり民心は民主党から離れてしまい立ち直ることが不可能なほどの大敗北を民主党は喫した。
3年前ありえない幻想をマニフェストに記載して大勝したのだから、幻想であることが分かってしまえば見捨てられるのもいたし方がないところだ。

 今度は安倍政権になるが、安倍氏は安保・外交ではしっかりした定見を持っているものの、経済政策は相当危うい。
私は安倍氏がもくろむ日銀の隷属化と、建設国債の日銀引受はインフレ以外の何ももたらさないので反対だが、そのことが分かるまでには又3年程度の歳月が必要なのだろう。

注)安倍氏の経済政策に反対する理由は以下に記載しておいた。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-23a0.html

 

 

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