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(24.11.3) ちはら台走友会のオクトーバーラン 今年はウルトラランナー元年だ!!

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 時代が変わったと思った。今回のちはら台走友会オクトーバーランのことである。
毎年10月にメンバー全員による走りこみをおこない、最も距離を伸ばしたメンバーがその月のチャンピオンになる仕組みだ。
走友会内部のイベントだから従来は地味な大会だったが、昨年からイベントになると信じられないような力を発揮する若手のマツちゃんが入会してから様相が変ってきた。

 それまでは走りこみといってもハーフフルマラソンを目指した走りこみなので、どちらかというとスピード重視のイベントで、走ったといっても距離は月に300kmから400km程度が普通だった。
これ以上の距離を走ると身体に疲労が蓄積して本番の大会ではスピードがかえって出ない。

だがマツちゃんは本当に身体が丈夫で、スピードは出ないがいくらかけても平気な体力を持っている。こうした人はウルトラランナー向きなのだが、あまりに距離を稼ぐので周りの人がびっくりした。
仕方ない、それならウルトラランニングのトレーニングと割り切ろう
昨年は私が、そして今年は若手のしまちゃんが張り合って距離を伸ばした。

 しまちゃんは今年になってランニングにすっかり目覚めた走友会のウルトラランナーで、それまであった脂肪をすっかりそぎ落とし、今では瀬古選手の全盛時代を思わせるようなすっきりとした体型になっている。
このしまちゃんマツちゃんオクトーバーランのマッチレースを始めたので一体どこまで距離が伸びるか分からなくなってしまった。

 一方私は左ひざが常時痛んでいるのでとてもこのマッチレースには加われなかったが、女性のタカちゃんがおお張り切りで走るので、「せめてタカちゃんよりは距離を伸ばして3位にならないと昨年チャンピオンだった沽券にかかわると言う状況になってしまった。

 走友会はしまちゃん、マツちゃん、タカちゃん、そして私ウルトラランナーの戦いになって、かつてのスピード中心のトレーニングから持久力のトレーニングに変ってきた。

 一般にウルトラマラソンとは100km以上のマラソンを言い、最近は100kmを越える250km500km、そしてトランス蝦夷のように1100kmのレースも開催されている。
このウルトラマラソンはスピードは大してなくても持久力と意志力さえあれば完走できる競技で、思いのほか女性が強い

 通常100kmマラソンの制限時間は13時間だから、平均時速7.7kmで完走できる。この程度の速度なら大抵の人が出せるスピードだ。
さらに250km程度の競技になると、制限時間は2日48時間)が多いから、時速に直せば5.2kmで、歩くよりやや早いくらいのスピードだ。

 だが250km程度になって2日がかりの競技になると寝る人が出てくる。
しかし250kmの距離で完走をするコツは絶対に寝ないことで、身体を動かし続けることだ。
したがってウルトラランナーのトレーニングの一つに二日程度は絶対に寝ないと言うトレーニングが加わる。
ウルトラマラソンも奥が深いのだ。

 今年のちはら台走友会のオクトーバーランのチャンピオンはしまちゃん月間786km一日平均25kmだった。
マツちゃんも最後まで健闘したが777kmで残念ながら今年も2位に甘んじた。
私はと言えば567kmでかろうじてタカちゃんをかわして3位に滑り込んだ。
膝が痛いのに無理をして走ったせいもあって、今日(2日)もまだまともに歩けないくらい疲労した。

 しかし今年はちはら台走友会ウルトラランナー元年だ。
しまちゃんマツちゃんも、そしてタカちゃんも十分にウルトラランナーとしての走力と意志力を見せてくれた。
間違いなく100km程度のマラソンなら悠々と完走できるし、しまちゃんマツちゃん250㎞程度のマラソンにも挑戦できる。
私はと言えば「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」という心境になってきた。
時代が変ったのだ。

なおちはら台走友会の記事は以下に纏めてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat44088639/index.html

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