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(24.9.23) 踏んだり蹴ったりの日本企業 今度は税関で締め付けられている

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 こういうのを踏んだり蹴ったりというのだろう。中国進出の日本企業を壊すだけ壊しておいて、こんどは日本企業の輸出入の妨害を始めた。
中国には主要な港の税関が11箇所あるのだが、そのうちの5箇所北京、上海、天津、青島、広州)で特に日本からの輸入品の全量検査を始めた。

 通常税関の検査はサンプル検査で特に信用できる企業が輸出入をしている場合はほとんどフリーパスに近い状態になる。
ところが先日の尖閣諸島問題でこじれると「江戸の敵は長崎」とばかり、意図的なサボタージュを税関が始めた。

 この全量検査をされるとやたらと時間がかかって生産計画に支障が出るばかりでなく、倉庫の保管料や船舶の停船料もかかり、日本の輸出入品のコストが増加し競争力が阻害される。
本来日本からの輸入や、中国の日本企業の輸出だけを狙った検査は違法でWTO違反なのだが、中国の税関はこれをそっと実施しているので事実の証明が難しい。
文句を言っても「国内法に基づき粛々と業務をこなしている」と涼しい顔で返答をするだけだ。

 日本のような国は特定の国を狙った業務妨害は絶対にしない公平な国だが、中国はその対極にある何でもありのヤクザ国家だ。
2年前中国漁船が日本の海上保安庁の船に体当たりした時も、中国は税関でのサボタージュ(全量検査)やレアアースの輸出禁止措置をとった。

 今回も尖閣諸島問題でこじれたのだが、前回よりさらに悪質で、パナソニックの工場やイオンや平和堂の店舗を破壊略奪し、その被害額は日本の損保会社の見積もりで数十億円から数百億円規模にのぼっている。
本来はこうした暴動を取り締まらなかった中国政府がこの責任を取るべきだが、日本企業が中国国内法にしたがって弁済を請求しても、「責任は日本政府にある」と言ってびた一文も出そうとしない。
中国には法はあってないようなものだから、泣くこと地頭には勝てない。

 一般に暴動や戦争の被害については損保会社も支払いに応じることがなく、「暴動特約」がある場合にのみ損保会社は損害賠償に応じる。
それとても中国官憲の被害確認作業が必要で、実際は中国官憲は知らぬ顔のハンベイだから被害額の特定もできない。

 被害を受けた工場や商店は踏んだり蹴ったりでこれでは何のために中国に進出したのか分からなくなってきた。
当初は中国人の賃金の安さに注目したのだが今ではタイより賃金は高騰して低賃金でなくなっている。
中国人の所得が向上したので今度は中国人相手の商売に切り替えたのだが、中国人はただ略奪をするだけで当局は意図的にこの略奪を黙認している。

 これならアフガニスタンパキスタンに進出したほうがましなくらいで、世界中を見渡してみても中国ほど無法と略奪が思いのままの国は珍しい。
それも日本の進出企業だけを狙った無法と略奪だから、当然日本政府は抗議を繰り返しているものの完全に足元を見られている。

 何しろ日本はアメリカと仲たがいして日米安保条約が空洞化しているため、日本一国ならいかようにも料理できると中国は安心しきっている。
核もミサイルもない日本など赤子の手をひねるようなものだ
最善の対応はアメリカにワビを入れて日米安保条約の再構築を図り、アメリカの核の傘の中にもう一度入ることだが、オスプレイの配備問題でもめているのが実情で、とても修復とまではいっていない。

 日本政府が何を言っても中国政府は日本企業に対する締め付けを強化するだけだから、ユニクロのように中国企業になりきって「尖閣諸島は中国の領土」と垂れ幕をだすか、あるいは中国から撤退するかしなければならないような状況になってきた。

 中国は政治リスクの高い国だ。何かと言うと尖閣諸島問題で「愛国無罪」の大合唱が始まり焼き討ちと略奪が行われる。
こうした国からはさっさと撤退することを私は勧めるが、もし留まると言うのならユニクロのように中国企業になり、それでも焼き討ちをされれば諦めるしか手はないのだろう。

なお尖閣諸島問題に関する記事は以下に纏めてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat51088450/index.html

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