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(24.9.7) ロドリゴ ネパール日誌 その5 「バザーとゲストハウス」


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(バザーで運動靴を売っているところ。一足200円程度で販売した

 5日目は昨日に引き続きこの学校での授業がございました。
ツキージ様は英語の歌を、そしてマリア様は昨日に引き続き盆踊りの指導をすることになっておりました。
ロドリゴはエコノミカの授業が終ってしまっていたので、ガイドのフッド君たちとスコーラのそばでバザーを開催していたのでございます。

 実は明徳学園の生徒が卒業とともに学園に置いていった運動靴が山のように残されており、その中でまだ十分すぎるほど新品の靴を洗って、ジャポンよりここディリチョール村まで運んできたのでございます。
これを販売して売上げをこの村のスコーラに寄付をする計画でした。

 村人は雨期はほとんど靴ははかずもっぱらゴムぞうりですが、乾期には運動靴がとても重宝するものの、ここの村人はアシックス製品のような丈夫で良品質の運動靴を入手できるのはこのバザーだけなのでございました。

注)雨期には運動靴は泥だらけになるのでゴムぞうりのようにすぐに水で洗える履物がよい。

 ネパールの方々は普段はとても物静かなのでございますが、一旦取引が始まると男も女もありったけの声を出して値段交渉が始まり、ジャポンに長らくすんでいたロドリゴにはまるで喧嘩をしているように見えたものでした。
100ルピーよ
馬鹿いうなこんな虫食い野菜は10ルピーだ
虫食いはあんたの衣類だろう
この王族の衣類が虫食いだと、あんたの目は節穴か」なんて感じで怒鳴りあうのでございます。
靴の値段は日本円で200円程度ですのでとても安いのですが、村人はそれをさらに値切ろうとぎりぎりの交渉をしかけてまいりました。

 実は私もジャポンより不要の衣類をかなり持ち込んで販売をしてみたのですが、村の女性に2着で200ルピー200円)と言ったのにまったく無視されて60ルピーしか払ってくれませんでした。
あんたにはこれで十分よ・・・・・」なんて感じで完全にロドリゴは迫力で負けてしまいました。

 ネパールではすべてが交渉で価格が決まり、一物多価という市場経済以前の状況にあります。特に外国人に対しては外国人価格と言うものが適用されるようです。
たとえばマリア様の例ですが、ある商品を50ルピーと言われたのを40ルピーで手に入れたと嬉しそうに話されておられました。
それをポーター頭のパドム君という青年が聞いて「ネパール人だったら10ルピーです」と言うものでマリア様はとてもがっくりされておられました。
信じられないことに外国人にはネパール人の5倍の値段を吹っかけているようでございました。

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管理人の赤ちゃんと子守の小学二年生の奥さんの弟

 ロドリゴはバザーの怒鳴りあいですっかり疲れてしまいゲストハウスで午後は休んでおりました。
ゲストハウスとは村の公民館のような建物で、3階建てでここにこのハウスの管理者の家族5人と、学校の英語の先生の家族3人、それと正体不明の1家族が住んでおりました。
クナーカ大主教様の話では、「ここは管理人以外はいなかったはずだが、いつの間にか住民が増えた」とのことでございます。

 ここの管理人は夫婦と子供二人、それと奥さんの弟の小学生が住んでおりました。
奥さんは二十歳とのことでしたが、どう見てもロドリゴには30歳を過ぎているように思えました。どうもネパールの女性は急激に年をとるようでございます。
また奥さんの弟は小学校の2年生ですがこの夫婦の1歳未満の子供の子守役で学校から帰ると常時赤ちゃんを背負ったり抱いておりました。
昔はジャポンでもよくあった子守でございます。

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管理人の奥さんと子供。二十歳と言うことだが・・・)

 忘れがたいのは友達のニワトリのことでございます。
この管理人の家族は4羽のニワトリを飼っていたのでございますが、一羽のニワトリをボスの雄鶏が見つけると常時羽をつついていじめており餌もまともに食べられないような状況でございました。
哀れと思ってロドリゴが持ってきた米を与えたところ、この哀れなニワトリはそれ以来私のそばを離れないのでございます。
雄鶏は常時餌を横取りしようとしましたので、その都度私が雄鶏を追っ払っておりました。

 思えばロドリゴがゲストハウスに滞在した数日だけがこの雌鳥にとって安息日だったようです。
ニワトリの社会にもイジメが存在し、今もいじめられているかと思うと心が痛むのでございます。

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ロドリゴのそばを離れなくなったいじめられっこのニワトリ。ロドリゴはネパール語の勉強をしている

 こうして布教の5日目が過ぎたのでございます。

なおロドリゴネパール日誌の1から4は以下のカテゴリーに入っております。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat50362744/index.html

 

 

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