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(24.8.8) 似たもの同士のオリンピック。 ロシアと日本は銀メダルの量産国家

 

 ロシアと日本がそっくりだと言ったら何のことか分かるだろうか。
ロンドンオリンピックの金メダルの取り方である。11日目現在のメダルの獲得数は以下のとおりで、日本とロシアの類似性が際立っている。

      金    銀    銅    合計

ロシア  7    17   18     42
日本   2    12   14     28

 メダルの合計数だけなら中国64、アメリカ63、ロシア42、イギリス40、日本28の順で立派なものだが、なんとしても金メダルが少ない。
北朝鮮なんかはメダルが5個だが、うち金メダルが4個だ。

注)金メダル数 中国31、アメリカ29、英国18、韓国11、フランス8、ロシア7の順。

 かつてロシアはソビエトと称していた頃は世界最大のスポーツ大国で、しばしばアメリカの金メダルを凌駕し、今の中国と同様の立場だった。
それがソビエト崩壊後は普通のスポーツ国になったのは、それまで行っていた国家レベルのドーピングを止めたからである。
正確に言うとロシアの混乱の時期にドーピングを支える資金がなくなってしまった)。

 現在ロシアは本当の実力レベルで戦っているため、金メダルの数では韓国やフランスにも届かない。
なぜ栄光あるロシアのスポーツが韓国やフランスにも劣るのかプーチンが歯軋りをしている。

 日本も同じで期待されていた柔道松本選手を除いて総崩れになり、水泳はがんばったほうだが北島入江も金メダルが取れなかった。
放送を見ていると今一歩で金メダルという場面が多く、結果的に銀メダルの量産を行っている。

 なぜ今一歩なのだろうか。
今一歩で金メダルを逃すのにはそれなりの理由がありそうだ。

 その原因としてロシア人と日本人の性格がありそうで、そっくりなのはひどく諦めがいいことだ
どこでそれが分かるかというと自殺率の高さである。
ロシアを含め旧ソビエト諸国の人々の自殺率の高さは際立っているが、日本も負けていない。

注)韓国も自殺率が高いがこれは高学歴でないと結婚も就職もできず、非常なストレスのある競争社会という特殊事情があるから。
反対に言えば金メダルを量産できるのもこの厳しさによる。
自殺率の国際比較は以下参照
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2770.html

 ロシア人はウォッカを浴びるほど飲んで、「もう俺は生きる望みはない」なんていいながら自殺するのだが、日本人は死の美学の「潔さ」で自殺をする。
三島由紀夫の切腹もそうだが、旧日本軍の万歳突撃なんかはその典型で「○○時をもって本隊は全員突撃を敢行す」なんていいながら散っていった。

 今回柔道を見てつくづく思ったのは、「美学を追求して美しくなければ負けてもいいと心の底で思っている」のではないかと思われたことだ。
日本は美しい間合いを取っての一本柔道をしようとしたが、実際はほとんど通用しなかった。
間合いを取って差し手争いばかりしていると、すぐに指導の判定をされてしまうので、何でも良いから技をかけ続けなければならない。
外国人選手はどこかをつかめば技をかけていたが、日本選手は十分な組み手になるまで技をかけなかった(組み手が不十分だと一本取れない)。

 特に男子100kg級穴井選手はその典型で、金メダルが期待されたものの、二回戦で何もしないうちにチェコのクルバレフ選手に押さえ込まれてしまった。
とても冷静な差し手争いだったが、柔道は美学だけではオリンピックでは勝てないことを穴井選手が教えてくれた様なものだ。

 日本人もロシア人も諦めが早すぎてオリンピックではもうちょっとのところで金メダルに届かない。
特にドーピングをしていない国の選手は中国のようなドーピング国家の選手には手もなく牛耳られてしまう。
後は精神力でがんばるより手はないのだが、日本人もロシア人も韓国人のような強い精神力を持っていないので、いつまでたっても銀メダルの量産に終ってしまいそうだ。

なお、なぜ日本が金メダルを取れないかの記事は以下にも書いてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-ab06.html



 

 

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