« (24.6.2) アメリカ人に生まれると歯の治療もできない  歯科医療の現状 | トップページ | (24.6.4) ネパールの政治的混乱 憲法が制定できない »

(24.6.3) 大学の同窓会 箱根にて

Dscf5652
(箱根 旧東海道の杉並木

 大学の同窓会が箱根の仙石原で行われた。
この場所はこの5月にちはら台走友会の合宿が行われた場所だから、何かとてもなじみの場所になってしまった。

 私が大学生だったのは今から45年も前のいわゆる大学紛争の真っ只中の頃で、第二次安保反対闘争が戦われていた時代である。
この頃はどこの大学も閉鎖が相次ぎ、私が行っていた大学もほぼ1年にわたって授業がなかった。

 その頃の仲間で仲が良かった7人2年に一回程度の割合で同窓会を開催している。
今回は幹事のO君が神奈川の平塚に住んでいるので箱根で開催することになった。

 初日は仙石原で湿生花園を見て、翌日は復元された箱根の関所を見、その後旧東海道の箱根八里の古道を箱根湯元駅まで歩いてみた。
私は始めて関所なるものを見たが、この関所は平成19年に復元されたもので、芦ノ湖の湖と山の間の非常に狭い場所に黒壁の建物が建っていた。

 映画などでは関所のシーンが良くあるのでなんとなくイメージはあったが、とても意外だったのはここの関所役人の数が少なかったことだ
資料では上席の役人は5名(これは小田原藩から派遣されていた)、足軽と呼ばれた小物が15名、それに女改めの女性が1名の計21名である。
その他にも飯炊き女等はいたはずだが、とても少ないことに驚いた。
こんなに人数が少ないと、無理やり多人数で押しかけて関所破りをすれば簡単に関所は破られてしまいそうだ・・・・」不思議な気がした。

Dscf5629
復元された箱根の関所

 個人的な関所破りはあったとしても集団による関所破りは江戸260年間にほとんど存在しなかったのだろうか。それほど江戸時代は平安な時代だったのだろうかと考え込んでしまった。
また大変興味のある関所の施設に遠見番所という物見やぐらが有ったことだ。
もっとも物見やぐらといっても、高台に築かれた監視所である。
ここから芦ノ湖をで関所破りをする人がいないか監視をしていたと言う。

 当時は芦ノ湖に舟を出すことは禁止されていたそうで、もし舟などがあれば監視の対象になったそうだが、昼間はともかく夜陰に乗じて舟を出されればとてもチェックはできそうもない。
また泳力さえあれば夜芦ノ湖を泳いで渡ることも可能だろう。
関所でのチェックは相応に厳しいものではあったろうが形式的なもので、いわゆる水練等の技術を持った隠密レベルであればやすやすと箱根の関所の検問を突破しただろうと言うのが関所を見た印象だった。

注)日本には多くの北朝鮮のスパイや中国からの不法侵入者がいるがいづれも夜陰にまぎれて舟で上陸している。水上の監視はとても難しい。

 この関所には当時の東海道が伸びていたのだが、今回はこの古道を散策することにした。
箱根は越えるのに8里32km)かかったが、今回は関所から湯元までの約3里12km)の距離を歩いてみた。
最も他のメンバーは途中の畑宿まで歩き、その後はバスに乗っていたが、私は湯元まで歩いた。

 古道は芦ノ湖周辺は杉並木の道であり、東海道が江戸幕府により整備されたときに植えられたものだと言う。それまでの道は山の尾根沿いの山道(平安道・鎌倉道)だったが、距離を短縮するために川沿いの道が新たに開設され、それが旧東海道になった。

 実を言うと古道を歩くのは私の趣味の一つだ。旧中仙道熊野古道萩往還道会津古道を過去歩いたり走ってみたが、その道幅の狭さにいつも驚いたものだ。
せいぜい3m程度で、これでは荷馬車が通ったらかろうじてすれ違うことができる程度だ。
軍事道路としては狭すぎると言うのが率直な印象で、こんな狭い道を延々と間延びをした軍団が進んでいたら、横合いから襲われたらまったく抵抗ができないだろう。

20120602_120314
(石畳の古道

 箱根の古道はとても急峻で萩往還道とよく似ていた。石畳は晴れて乾いているときはなんということはないが、雨が降ってぬれている場合は滑ってこんな厄介な道はない。今回は道は乾いていたので軽快に降りることができたので気持ちの良い散策になった。

 また私はこのところ体調に異変が出ており、腎臓が痛んでいたたのでおっかなびっくりの山歩きではあったが幸いにも体調に異変は出なかった。
やれやれ、この程度の身体への負荷は何でもなさそうだ・・・」実にほっとしたものだ。

なお、過去の同窓会の記事は以下参照
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/22111-run-553a.html

(別件)「おゆみ野四季の道」のカウンターを「新」に10000加算しました。





 

|

« (24.6.2) アメリカ人に生まれると歯の治療もできない  歯科医療の現状 | トップページ | (24.6.4) ネパールの政治的混乱 憲法が制定できない »

個人生活 同窓会」カテゴリの記事

コメント

同窓会愉しい旅でしたね。湿生花園はヒマラヤケシが咲いていましたでしょうか?体調少しずつ回復されている様子何よりですね

(山崎)いつも心配してくださってありがとうございます。

投稿: みさき | 2012年6月 7日 (木) 18時25分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« (24.6.2) アメリカ人に生まれると歯の治療もできない  歯科医療の現状 | トップページ | (24.6.4) ネパールの政治的混乱 憲法が制定できない »