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(24.4.7) 鳩山元首相の愚かなパフォーマンス イランに行ってどうするの?

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 私はこの人がテレビ画面に登場すると思わず顔を背けてしまう。鳩山元首相のことである。
私が鳩山氏を嫌うのはこの人が日本の国益を最も損なった総理大臣であり、しかもそのことをまったく認識していないからだ。

 普天間基地移設問題での鳩山氏の対応はひどいものだった。
オバマ大統領には「トラスト・ミー」などと外交では絶対に言ってはいけない言葉を使いながらその約束を守らなかったし、沖縄県民に対しては「県外か国外、最低でも県外」と言いながらどこも引き受けてがないことが分かって政権を投げ出した。

 さらに「総理大臣を務めた人は国会議員を辞めるべきだ」と公言しながらまったく自身は辞める気配はないし、小沢氏のお先棒を担いで菅前総理の退陣を迫ったりしていた。
鳩山氏は外交面でも内政面でもまったくセンスがなく、ただ小沢氏のペットとしての役目しかない。
あまりのひどさにその後オバマ大統領からは鳩山氏は完全に無視され、そのとばっちりを受けて野田首相は党首会談を拒否されている(鳩山氏は食事の合間にちょっとだけ会話を交わす程度だったし、野田総理は訪米することもできない)。

 この鳩山氏が再び日本外交に混乱を引き起こそうとしている
この6日からイランを訪問しアフマディネジャド大統領IAEAの査察受け入れを進言するのだという。
これが野田内閣の特使として派遣されると言うならそれは一定の意義を持つが、今回の訪問は鳩山氏の一存だと言う。
アメリカでは外交関係を持たない国にしばしば元大統領のような公人と民間人との間のような人が特使として派遣され一定の外交成果を挙げている(カーター元大統領が北朝鮮に派遣されている)。

 しかし鳩山氏のイランの訪問は日本政府とはまったく関係ない
国会でこの問題が取り上げられ自民党の山本議員から「この人が行ってもろくなことにならない。玄葉外相は羽交い絞めにしてもとめるべきだ」と追求されていた。
玄葉外相も「私も訪問はやめるべきだと思っている」と答弁したので笑ってしまったが、なぜ鳩山氏はピエロの役割をこうも演じ続けるのだろうか。

 特にこの13日からはイラン核関連6カ国アメリカ・ロシア・中国・イギリス・フランス・ドイツ)との協議がトルコで開かれるのに、その直前に鳩山氏が単独でイランを訪問する意味が分からない。
日本は核関連6カ国の一員ではないからだ

 実は鳩山氏のイラン訪問は国際情勢とはまったく関係がない国内情勢からの判断である。
それも自身の判断ではなく小沢氏の野田内閣に対する揺さぶりであり、消費税増税路線に突き進んでいる野田内閣を外交面で失点を与え動きを取れなくするためである。

 小沢氏が自身の裁判で政治活動を十分行えないのと同じように、野田内閣の2元外交を世界に示して醜態をさらけ出させるのが目的だから、このピエロの鳩山氏ほど的確な人材はいない
鳩山氏自身は自分が何であるのかさっぱりわからない「ぼくちゃん」だから、嬉々としてイランに出かけた。
私は民主党の外交部門の最高顧問だ。私がイランに行って何が悪い。議員外交だ

 日本は鳩山氏を総理大臣に持ったことで世界に恥をさらけ出したが、今また恥の上塗りをしようとしている。
またピエロにすぎない鳩山氏のイラン訪問を止められなかった政府にも大いに責任があり、民主党政権の限界も示している。

なおイラン関連の記事は以下にまとめてあります
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/cat48441473/index.html

また鳩山政権の問題点に関する記事は以下に纏めてあります。

http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/cat42923318/index.html

 

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