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(24.3.3) コズミックフロント 冥王星そして最果て

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 私は日常宇宙のことについて考えることも興味を示すこともないのだが、たまたま見たNHKのコズミックフロントという番組に魅せられてしまった。
この番組はシリーズものになっていて、私が見たのは「太陽系の歩き方 冥王星 そして最果て」と言う番組である。

 しばらく前といっても2006年のことだが、天文学者の会議で「冥王星は惑星でない」と結論付けられた。
嘘だろう、何でだい????」
当時私はそう思ったがすぐにこの冥王星の惑星落ちの話は忘れてしまった。
だから、なぜ冥王星が惑星でなくなったかの理由は知らなかった

注)なお冥王星の英語名はプルートでこれは手塚治虫氏の漫画鉄腕アトムに出てくるロボットの名前にもなっている。

 今回番組を見て冥王星が非常に小さな天体であることを始めて知った。直径が2400kmと言うから北海道から沖縄あたりまでの距離だ。ほとんど小惑星の規模だ。
そしてなぜ冥王星が惑星でなくなったこの理由は、その前年に冥王星より大きな天体が発見されたからである。
なんということだ、冥王星より大きな天体がいくつもあり、同程度だったら無数ではないか・・・」天文学者が色めき立った。

 私はまったく知らなかったが太陽系の最果てにはこうした小さな小惑星や氷の塊が無数といっていいほど存在していると言う。
この無数の天体群をエッジワース・カイパーベルトというのだそうだ。
冥王星はこのカイパーベルトを形成している天体の中で比較的大きな小惑星に過ぎないことが分かって天文学者は惑星の定義を修正することにした。

 2006年の会議で決まった惑星の定義は以下のとおりだった。
① 太陽の周りを回っている。
② ほぼ球形をしている。
③ 軌道上に他の天体が存在しない。

 この中で冥王星はいわば土星のリングのように無数の小惑星や氷が帯状に回っている天体のひとつに過ぎないので(したがって③の条件に抵触する)、惑星の定義から外れるのだそうだ。
そうなのか、太陽系の最果ては実ににぎやかなんだ」納得した。

 通常はこうした小惑星や氷はエッジワース・カイパーベルトに沿って太陽の周りを回っているのだが、たまに軌道がそれて異なった軌道で太陽の周りを回りだすと彗星になるのだと言う。
そして彗星のあるものが地球にぶつかると大惨事が発生し、6500万年前の恐竜の絶滅がその例だと多くの学者が考えていると言う。
そうか、人類の歴史も恐竜のように何億年も続くかもしれないが最後は彗星の衝突で終わりを遂げるのか・・・・・・」宇宙のロマンを感じ感慨深かった。

 現在アメリカの探査機が冥王星に向かって飛行している。打ち上げは2006年で探査機が冥王星に接近するのは2015年と言うから後数年後だ。
いままではこうした知識がなく興味もなかったが急にこの探査機のことが気になり始めた。
がんばれ、おれに冥王星の姿を明確に見せてくれ」応援している。

 いままで分かっている冥王星の表面には窒素の雪が降り積もってそれが氷になっているのだそうだ。水が氷になるのは分かるが窒素も氷になるらしい。
そして望遠鏡で見ると明るい場所と暗い場所があるので、暗い場所は有機物の薄い膜ではないかと推定されている。

 こうして冥王星は惑星からエッジワース・カイパーベルトにある星屑になってしまったのだが、それには今まで冥王星を惑星と学んできた人が納まらなくなってデモを繰り返していた。
この動きにおされて天文学者は比較的大きな星屑を準惑星となずけて人々の気持ちを斟酌したのだが、太陽系の外側にそうした星屑が無数にあるとは本当に驚きだった。

 このシリーズを私は見過ごしてきたが再放送されるので、しばらく遠い宇宙の最果てに思いをはせることにした。

 

 

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NHK コズミックフロント」カテゴリの記事

コメント

私もかつて山崎さんと同じ感想を、NHKの天文番組を見ながら感じた口です。
そこで何とか系統的な知識を、しかも最小限の労力で身につけようと考え、友人に相談したところ、
NHK教育テレビの地学を半年間観れば、見栄口座くらいはできるレベルになる、と助言されました。
実際その通りで、天文はもちろん核融合や土壌形勢の知識を、
半年間、月4回しかも一回30分の講座で身につけることができました。

それまでの私は、地学とは地球内部の構造を学ぶだけの学問だと考えていましたが、
これほど広い範囲を網羅するものか、と自分の無知蒙昧を恥じました。

勉強好きの山崎さんの参考になればと思い、あえて書き込みました。

(山崎)いつも貴重な情報を教えてくださり感謝いたします。天文学は最も知らない学問のひとつですので、少しまじめに取り組むつもりです。

投稿: 三太郎 | 2012年3月 3日 (土) 06時56分

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