« (24.1.19) プーチンになれないハンガリーのオルバン首相 EUの鼻つまみ者 | トップページ | (23.1.21) イタリア人と日本人 船を見捨てる船長と原発を見捨てない所長 Director of Primary defended and captain abandoned the cruise ship »

(24.1.20) ためしてガッテン 物忘れに効く薬 老人性てんかん症

23126_001 


 世の中には認知症と間違えられている記憶障害があるという。
50歳以上で発病することが多く、突然記憶障害が発生し、しかも記憶がまだら模様に抜けてしまい、短時間ボーとしていることがその特色だそうだ。

 私の場合は昔から年がら年中物忘れをし、人の名前など聞いて5分後には忘れてしまい全体的に記憶が不確かになってくるのだが、それとはまったく異なる記憶障害といえる。
この症状は老人性てんかん症と言って、50歳代から急激に増加し推定患者は約100万人と言うから半端な数ではない。

 記憶障害の原因が認知症でなく老人性てんかん症だとわかれば、劇的に症状を抑える薬が開発されていて約8割の人が通常の生活に戻れるのだそうだ。
だがそれにしても老人性てんかん症とは聞きなれない言葉だ。

 子供の頃にてんかん症状を起こす人はよくいて、私の友達にも一人いた。はじめはその子がてんかんもちだと知らなかったのだが、相撲をとって相手を投げたとたんに口から泡を出して痙攣発作を起こしたのにはびっくりした。
A君、死んじゃうの・・・・・・・・・」動転したものだ。
しかしA君は5分程度すると意識が戻って、自分が痙攣していたことも記憶になかったのには再度びっくりした。
私がてんかんを知った初めての経験である。

 一般にてんかんは子供の病気と思われている。
てんかんが発生するメカニズムは脳の神経細胞の中に興奮性細胞抑制性細胞があり、情報伝達物質をこの二つの細胞で制御しているのだが、てんかんとはこの制御がうまくいかなくなった病気だと言う。
いわば興奮だけが起こりそれを抑制できなくなった状態で、自動車で言えばアクセルだけあってブレーキがない車と言える。
番組では脳が興奮してショートすると言う表現を使用していたが、パニックになったと言うことだろう。

 もっとも普通の人でもクルーズ船が座礁して船から逃げ出さなければならなくなれば船長でさえ自分が船長であることを忘れるが、そうしたことが外的な要因ではなく内的な要因で起こっていると思えば、てんかんをイメージすることができる。

 しかしこのてんかんが老人になると再び発生するとは知らなかった。トリガーは脳梗塞脳腫瘍等で脳の一部に損傷があると血流がわるくなって、特に抑制性細胞の働きが悪くなるからだと言う。
なぜ抑制系だけに問題が発生して興奮系がそのままなのかはよくわからなかったが、興奮系だけになって脳がショートするのは子供と同じだ。

 ただし子供のてんかんとまったく異なるのは脳全体がショートするのではなく、その一部だけがショートするのが違うと言う。
老人性てんかん症は以下のような特色があるのだそうだ。

① 物忘れがよいときと悪いときで落差が大きい。
② 記憶はすべてなくなるのではなくまだらに抜ける。
③ 短時間意識が途切れる。
④ 無意識な意味のない動作を反復する。
⑤ 睡眠中に痙攣が起こる。

 番組に出ていた人はあるとき急に近所の家の名前や駅に行く道筋がわからなくなったと言っていた。
この老人性てんかん症には20種類ものよい薬が開発されていて、症状に応じて適切に処方すれば再びてんかん症状が起こることなく日常生活をおくれる言う。

 だが病院ではこの老人性てんかん症認知症を間違うことが多く、認知症の薬をいくら飲んでも症状が好転しないので、再度てんかん専門病院を尋ねてようやく病名が判明するらしい。

 今回私は私の物忘れに効く薬が開発されたのかと期待を持ってみたが、私の場合はどう考えても老人性てんかん症ではなさそうだ(どちらかと言うと認知症に近い)。
しかし世間では認知症と間違えられて治療を受けている人が多くいるはずだから、認知症の治療がはかばかしくなければ、一度てんかん専門病院で検査を受けるのは意味があることだろう。

なお過去のためしてガッテンの記事は以下に纏めてあります。
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/nhk/index.html

 

 

 
 

|

« (24.1.19) プーチンになれないハンガリーのオルバン首相 EUの鼻つまみ者 | トップページ | (23.1.21) イタリア人と日本人 船を見捨てる船長と原発を見捨てない所長 Director of Primary defended and captain abandoned the cruise ship »

NHK ためしてガッテン 認知症関連」カテゴリの記事

コメント

上記の③④以外がすべて当てはまります。

現在1日1回就寝前に半錠の薬をもらっていますが、精密な脳波の検査は10/16です。

何の病気かと悩んでましたが、間違いないと思います。すっきりしましたよ。ありがとうございました。

(山崎)お役に立てて何よりです。

投稿: じょじょ | 2013年10月10日 (木) 15時56分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« (24.1.19) プーチンになれないハンガリーのオルバン首相 EUの鼻つまみ者 | トップページ | (23.1.21) イタリア人と日本人 船を見捨てる船長と原発を見捨てない所長 Director of Primary defended and captain abandoned the cruise ship »