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(23.12.16) ためしてガッテン 「腸の不調を根治せよ」は面白い

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  今週のためしてガッテンは笑ってしまった。テーマは慢性の過敏性腸症候群で、年がら年中げりをしている人の病気である。
最初に登場した鈴木さんと言う方は電車に乗ると下痢をするらしく通勤途中のすべてのトイレの位置を把握しており、急に催してくるとトイレに飛び込んでいた。
これじゃ、会社に到着するまでが大変で、年がら年中遅刻をするのではなかろうか?」
同情してしまった。

 実は私も鈴木さんほどではないが急に下痢になることがある。私の場合は清掃活動をしている最中に起こることが多く、そうなると公園のトイレに飛び込んでいる。
一周約6kmの遊歩道には4箇所トイレがあり、トイレとトイレとの間は約1.5kmの距離で走ればなんていうことはないのだが、一旦催してくると走るわけには行かない。
そんなことをすると走った勢いでもれてしまう。

 早く歩くのも危ないので段々と歩く速度が遅くなって、このちょっとした距離が永遠の煉獄のように感じるものだ。
トイレについてことが済むと「ああ、しあわせ・・・・・・」なんて感じになるのだが、なぜ下痢になるのかの原因が分からなかった。

 一般的にはストレスが原因といわれているが、私の場合は会社を退職して5年も経ち別に上司がいるわけでもないのでなんとも不思議な気持ちになっていた。
今回のためしてガッテンでは下痢はストレスだけが原因でなく、小腸に腸内細菌が進出したことによって慢性的な下痢が起こる場合があると説明していた。
しかも慢性的な下痢の約4割がこの原因よるのだそうだ。

 私は腸内細菌は小腸にも大腸にも十二指腸にもいるものだと思っていたが、これは誤解で通常は大腸にしかいないのだそうだ。
小腸や十二指腸は免疫力が強く腸内細菌が入ってくるとすぐに殺してしまう。
そこで腸内細菌はもっぱら大腸に住んで、小腸が分解しなかったカスを食べていきており、その過程でメタンガスおならの原料)を精製しているのだという。

注)通常はこのメタンガスは血液に溶けて肺から口を経由して外に出されるので、年がら年中おならをするわけではない。

 ところが風をひいたり食あたりを契機に小腸の免疫力が弱まると、小腸に腸内細菌が進出して常駐してしまうのだという。しかし小腸にとってはこの腸内細菌は異物なので、小腸は盛んに蠕動運動をして(グルグルと鳴りながら腸内細菌を除去しようとして、ついでに食物をすべて大腸に送ってしまう。
これが腸内細菌による下痢のメカニズムだそうだ。
そうか、単にストレスがあると言うことではなく、小腸が腸内細菌に犯されているのか・・・・

 よく風邪薬を飲んで下痢が収まることがあるが、この場合は風邪薬の中に含まれている抗生物質が小腸内の腸内細菌を死滅させるからだそうで、ピロリ菌退治のメカニズムとまったく同じなのだそうだ。
ただし日本ではまだ腸内細菌を抗生物質で退治する処方は認められていないため、現時点での腸内細菌を死滅させる方法は兵糧攻めがよく、腹八文目にして、一日に1回は8時菅程度食事時間の間隔を空けると良いと説明されていた。
そうか、腸内細菌は兵糧攻めに弱いのか・・・・・」笑ってしまったが、本当はさっさと抗生物質で退治してもらいたいものだ。

注)近い将来日本でも腸内細菌を死滅させる抗生物質が認可されるという。

 なお腸内細菌が小腸に住み始めた人が胃酸を抑える薬や高血圧の治療薬や鎮痛剤を使用するとさらに病状が悪化するという
そのメカニズムはこうした薬は通常小腸で分解されるのだが、小腸が蠕動運動を繰り返して薬をさっさと大腸に送ってしまうため、分解されなかった薬が大腸に到着した場合に発生するからだそうだ。

 大腸はこの薬を異物毒のようなもの)とみなして大腸壁にコラーゲンを集めて防御体制をとり、食物も水も薬もすべてそのままお尻から外に出してしまおうとする。
このため小腸に腸内細菌がある人は薬を飲むたびに便意を催すのだという。この薬を原因とする下痢は約15%~20%だそうだ。

 そうなると下痢の原因はストレスが約40%、腸内細菌が小腸にすんでいることが40%、残り20%が薬物によるものだということが分かる。
さて私の場合は原因はなんなのだろうか。
清掃活動のとき「そういえば今日はトイレにまだ行っていなかったな」と思ったとたんに便意を催すことが多いのでたぶんにストレス性だが、もしかしたら小腸に腸内細菌が進出していて過敏になっているのかもしれない。

 それに食べすぎの後この症状が出ることが多いから、当面は腹八分目にして夜中になったら何も食べないようにすることが当面の対処になりそうだ。
今回のためしてガッテンを見て初めて腸内細菌の性格を知ったが、なかなか興味深く面白いものだった。

なおためしてガッテンのシリーズの記事は以下のカテゴリーに纏めてあります。http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/nhk/index.html
 

 

 

 

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