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(23.11.11) 石原都知事がんばれ 震災がれき処理 石原都知事と森田知事の人間のスケールの違い

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 私は普段石原都知事の言動に好意的ではなく、特に新銀行東京の責任逃れは明らかに間違いだし、東京オリンピック開催招致運動も無理筋だと思っているが、今回の震災がれきの50万トン受け入れについては「さすが石原都知事だ」と感心した。

 現在岩手県と宮城県の震災がれきを実際に受け入れているのは東京都山形県の一部市町村で、他の県や市町村は特に放射能を含んだ瓦礫の搬入を恐れて二の足を踏んでいる。
しかし岩手県と宮城県だけでも2000万トンと言われる瓦礫をこの両県だけで処理するのはとても無理で、日本全体で協力して処理するほかに道がないのも確かだ。

 それに瓦礫といっても通常のどこにでもある瓦礫と、放射能に汚染された瓦礫は処理の方法がまったく異なるが、今回東京都が受け入れた瓦礫は通常の瓦礫である。
そのことを証明するためにも都は搬入前、搬入後、そして焼却後に放射線量を測定し、ホームページで公開している。

 石原都知事は「放射線量を測って何でもないものを持ってきているのだから問題はなく」「(自治体は)持ちつ持たれつで被災地を救うべきだ」と言ったがまったく正しい判断だ。
これに対し約2000通あまりの抗議電話とメールが都に来たと言うが、どうして抗議するのか私には分からない。

 石原都知事が「自分のことばかり考えている。日本人が駄目になった証拠だ」と言い放ったが、私も自分の利益だけを考えた住民エゴには辟易している。
放射能に汚染されていない震災がれきについては、もっと多くの自治体が協力をすべきなのに実際は多くの首長が腰の引けた対応をしている。
環境省の調査でも広域処理に賛成の自治体は、4月時点の10分の1まで激減しているという。
そうした中での石原氏の決断は「俺は日本人だ」という矜持を示したという意味でも非常に立派な態度だと評価していい。

 一方で私の住んでいる千葉県では千葉県内で発生した汚水処理場の汚泥問題が発生している。
いわゆる放射性物質が含まれている汚泥物資の焼却灰をどのように処理するかと言う問題だが、森田知事はこのことに関して住民に十分な説明をせず、千葉県下にある3つの最終処理場に埋め立てている。

 この3つの最終処理場とは君津富津銚子管理型最終処理場のことだが、管理型とは通常の処理場と異なって汚水が排出されないように底面と側面をビニールシートで覆い、出てきた汚水を処理できる措置をした処分場のことだ。
国の基準では1kg当たり放射性物質が8000ベクレル以下の場合は埋め立てをして良いとなっており、この3処理場に持ち込まれた汚泥物質の放射線量は3000~5000ベクレルであったらしい。

 こうした事実は銚子市の市議が議会で質問して判明したので、それまで森田知事はその事実を公表していなかった。
さっそく住民の間では持ち込み反対の署名運動がなされるようになって、私のところにも反対署名をしてほしい旨の要望書が来た。

 今回の処理についてはどう見ても住民に内緒でそっと処分してしまおうとしたとしか思われず、石原都知事のようなとした対応ではなく、森田知事の対応は姑息な逃げの対応といえる。
本来は森田知事が率先して、「8000ベクレル以下の汚泥であり、管理型最終処分場なので放射性物質が他に漏れることはなく、かつモニタリングを常時行うので問題ないと判断した」等の説明をすべきだが、そうしないところを見ると問題があるのだろうか。

 瓦礫処理や放射能に汚染された汚泥物質処理のような住民が懸念を持っている案件では首長が率先して説明しなければ一体誰が説明をするだろうか。
今回の処理方法については森田知事はただ逃げているだけだが、こうしたときに人間の本性がでてしまうものだ。
森田知事石原都知事の爪の垢をせんじて飲む必要がありそうだ。

 

 

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