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(23.9.30) ためしてガッテン めまい・耳鳴り・不眠解消法 今回はガッテンできない

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 今回のためしてガッテンはめまい・耳鳴り・不眠解消法だったが、私には残念ながらガッテンがいかなかった。
番組ではある種のめまい・耳鳴り・不眠が長い間の片頭痛に原因があり、さらに片頭痛は脳の過敏状態に原因があるという。

 片頭痛そのものが脳の過敏状態であることは理解できるのだが、それがなぜめまいや耳鳴りや不眠になるかのメカニズムが番組では分からなかった。
どうやら頭痛学会でも定説になっているわけではなく、最近1年間の間に発見された新説であって、現象的にはいえても原因の解明のメカニズムまではいってないようだ。

注)長期間、脳を過敏状態にするとこうした症状になると言うのだが、番組ではそれがなぜめまい・耳鳴り・不眠になりたとえば肩こりや胃腸病等にならないかの説明がなかった。

 しかし現にめまい頭痛不眠に悩まされている人が従来は癲癇うつ病の薬であった抗てんかん剤抗うつ剤を投与するとひどいめまいや耳鳴りや不眠が大幅に解消されるのだと言う。

 東京女子医科大学の清水教授は、片頭痛を長く患った患者がこうしためまいや耳鳴りや不眠という不定愁訴を訴えるケースがあったことから、脳の中のセロトニンに注目し、これが減少することが片頭痛の原因で、それが結果的にめまいと等の症状に転化することを突き止めたと言う。

注)ただし抗てんかん剤や抗うつ剤でめまい等はなくなるのだが、隠れていた片頭痛が再発して(今まではめまいがひどかったので忘れていたが)その後頭が痛むのだそうだ。

 私が知っているセロトニンうつ病と関係し、このセロトニンが少なくなると何事に対しても消極的になるうつ状態になるもので、とくに高齢者に多い症状と言うものだ。
この番組ではセロトニンの減少で血管が広がり(このメカニズムの説明もなかった)、その結果血管の周りに痛み物質が出て頭痛を引きおこすと説明していた。

注)元々脳には痛みを感ずる神経がないから痛みそのものは血管の痛みである。

 私自身はほとんど片頭痛の経験がない。たった一度だけ30歳を少し過ぎたころに、やたらと細かいことを言う同僚がいてその人の話を聞くたびに頭痛が走ったことを覚えている。
幸いにその人とはその後一緒に仕事をすることがなくなって偏頭痛からは解放された。
今はひどい耳鳴りがしているが、これは真珠腫性中耳炎の影響で、片頭痛は関係していないと思っている。

 上記の清水教授とは別に頭痛学会平田教授が出演し、片頭痛が発生しているときは一般の消炎鎮痛剤ではだめで、トリプタンという頭痛薬を飲めば根本治療になり片頭痛が治癒すると説明していた。

 片頭痛はセロトニンが減少して起こる症状だから、トリプタンがその減少を抑える働きがあるのだろう。なお生理の時の頭痛も(脳のセロトニンが減少することが原因で)このトリプタンを飲むことによって防ぐことができると説明していた。

 それにしても今回のためしてガッテンがどうしてもガッテンできないのは、片頭痛のメカニズムセロトニンが不足すると血管が広がり頭が痛くなる)と片頭痛からめまい等に移って行くメカニズムが分からない点にある。

 対処療法的にはめまい等は抗うつ剤等を投与すれば直るが、めまいの原因だった片頭痛そのものはトリプタンという頭痛薬を飲まないと直らないということのようだ。
最も療法なんかは病気を直すことができればそれでいいのだから、別段メカニズムが分からないからその薬を使用しないというものではない。

 しかし、ためしてガッテンガッテンをすることが重要で、今回のような「理由は分からないがともかくそうなるんだ」と言う話ではとてもガッテンができたと言うことができない。
ためしてガッテンとしては消化不良の番組だった。


別件)台風15号のおゆみ野地区の樹木に対する影響を専門家の佐々木さんが調査してくれました。以下のURLをクリックすると確認できます。
http://yamazakijirou1.cocolog-nifty.com/mamoribito/2011/09/post-933b.html

 

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