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(23.9.28) ニュートリノが光より早く飛んだって本当かい???

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 私のように普段まったく物理学に興味を示さないものでも、今回のCERN(欧州合同原子核研究機関)の発表には度肝を抜かれた。
なにしろ光より早い物質があって、それがニュートリノだという。

注)ニュートリノは素粒子の一種でどのような物質でも通過してしまうほど小さい。

 発表ではCERNから約730km離れたイタリアの研究所に向かって1万5000回にわたってニュートリノを発射しその速度を測ってみたところ、光より1億分の6秒早く到達したのだという。
最もこの結果にはCERNの研究者も驚いており、世界の研究機関にこの追試を依頼し再確認を求めている。
拙速に結論は出せない。事実の確認をしてほしい

本当かい、実験装置が狂ってるんじゃないかい」思わずそう思ってしまった。
なにしろアインシュタイン1905年に発表した特殊相対性理論では「質量のあるもので光より速い物質はない」となっていたからだ。
ニュートリノに質量があることは最近証明されたばかりだが、相対性理論の世界ではニュートリノが光より速いはずはないのだ。

注)なお光(光子)には質量がない。質量があれば重くなって光より遅くなるのだろう。

 それにスーパーカミオカンデ小柴博士ニュートリノを検出した時も、超新星爆発で出た光とニュートリノはほぼ同時刻に観測されたという。
もしニュートリノの方が光より1億分の6秒速いとすると、ニュートリノは光より1年前に到着しなければおかしいという。

ほれみたことか、アインシュタインを越えるなんて大それたことができるはずがない
私のようにアインシュタインのファンは相対性理論がかつてのニュートン物理学のように、ニュートリノによって乗り越えられてしまうのが我慢できない。
それに正直言うと私は物理学が苦手だ。この苦手の物理学の中でようやく相対性理論を受け入れられるようになったのに、さらにニュートリノの出現で時間の概念が変わってしまっては、私の頭がパニックになってしまう。

注)相対性理論の中で最もインパクトがあるのが時間の概念で、時間は光速に近づけば近づくほど遅くなり、光速と一致すると時間がゼロになると言う。確かに私達は光の速度でやってくる現象を認識しているのだがら、移動が光と同じになればすべてが止まってしまうのだろう。

 しかしSF作家SF漫画家は大喜びだ。
これでワープを実際に行うことができる理論的根拠ができ、タイムマシーンの出現が可能だと言う。
なにしろ光より早く移動するなら、ニュートリノの速度で前に進むことは光の世界からすると未来に行くことだし、反対に光の速度で進んでニュートリノの世界を見れば過去に行くことになる。未来にも過去にも自由に移動することができる。
SF作家が興奮するのも無理はない。

 しかし今最も必要なのはCERNの実験結果の追試で、これが確認できなければCERNの実験結果は実験器具等の不具合と言うことになる。
アインシュタインのファンの私としてはCERNの実験が間違っていることを望むばかりだ。

 日本でもさっそく追試に取り掛かっているそうで、反対にこのSERNの実験結果が本当だと言うことになったら、ニュートン物理学アインシュタイン物理学の他にSERN物理学ができてしまうことになる。
またこの年になって物理学を学びなおさなければならなくなるなんて気の重いことだ。

 

 

 

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コメント

面白いお話有り難うございます。ロマンあふれる話です。まったくの素人ですが、デタラメな話をさせてください。
 特殊相対性理論の「光」とは一つの理念型であって我々が知っている「光」ではないと考えるのです。光子はエネルギーを持っていることが分かっていますから、光子にはきっと質量があるはずです。そしてその質量はニュートリノより重いのです。アインシュタインは光以外に知りませんでしたから、光が一番速く、しかも質量がないと考えただけで現実の光が最も速い粒子あるいは波である必要はないのです。
 アインシュタインは宇宙には存在しない(と思いますが)質量のない波であり粒子である理念上のモノを「光」と呼んだのだと考えれば良いのです。そしてそのように考える方が相対論的であると思います。したがって宇宙で最も速い粒子を測定することは、結局それより速い粒子を証明してしまう結果に終わるけれども、ある一点に限りなく収束するはずで、その点が「光」の速さなのです。
 素人の空想ですが、いい年をしてデタラメの空想を論じるのは面白いですね。(笑)

投稿: 縄文人 | 2011年10月 5日 (水) 18時53分

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