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(23.7.19) 平成の女性は太陽だった  なでしこジャパン ワールド・カップ優勝

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 このような快挙があってよいものだろうか。私が生きているうちに女子ワールド・カップで世界NO1なろうとは思いもしなかった。
それも自他共に世界NO1と認められてきたアメリカの猛攻を防いで、最後はPK戦で勝利してしまうのだからなでしこジャパンの実力は本物だ。

 前半のアメリカの猛攻はすさまじかった。いつ点をとってもおかしくないような状態だったが、これをしのぎきり前半0-0で折り返したのが第一の勝因だ。
ここで離されていては勝利はおぼつかない。

 後半24分にアメリカの誇るストライカー、モーガンに決められたときは天を仰いだ。これで日本の敗北は確実だと思ったからだ。それ以上テレビを見続けることができなくなってテレビを消してしまったが、それでも恐る恐る15分後にテレビをつけて驚いた。
宮間が同点ゴールを決めて1-1になっていたからだ。
なでしこジャパン、やるじゃないか」再び興奮してテレビに釘付けになった。

 延長戦前半に再びアメリカのワンバックが得点を決めて先行されたときは、今度こそ日本は負けたと思ったものである。かつて日本男子のワールドカップの試合で相手に先行されてそれをひっくり返すような試合を見たことがなかったからだ。
なでしこジャパンを慰める言葉を一生懸命考えていたものだ。
よくここまでやった。ドイツに勝った試合など見事なものだった。アメリカは実力が飛びぬけているのだら、ここまで来たのが立派だ・・・・・・・・」

 そんなことを思っていたら、延長後半12分にが足でフリーキックのボールを押込み、同点ゴールしたのには驚きを通り越した。
このチームはなんと粘り強いチームなのだろうか、決して諦めることをしない・・・・
このなでしこジャパンの粘り強さは特筆に値し、これが第二の勝因だ。

 私は女性が特別に粘り強いのは知ってはいる。私の趣味は超長距離走で100km以上のレースによく参加するが、前半は男性が圧倒的に有利だが時間がたつにつれて女性が優位にたってくる。
100kmでは80km程度から男性は歩き出す人が多いのだが、女性は最初から最後までほぼ同じような速度で淡々と走っていき、最後の20kmで男性を軽々と追い抜かす。
そうは知っていたが、世界NO1になるほど粘り強いとは知らなかった

 最後のPK戦は実力と言うより精神力の闘いになる。キーパーとキッカーのどちらが精神力が強いかで勝敗が決まる。
アメリカの一番目のキッカーのボールをGK海堀が足先で防いだのが大きかった。
これで後続のアメリカのキッカーは動揺し3人連続で外してしまった。
海堀の精神力の強さが第三の勝因といえる。

 またこれは女子サッカー全体に言えるのだが、とても試合がフェアだ。男子サッカーでは相手のユニホームを持って引き倒すのが当たり前だったり、わざと後ろから足を引っ掛けたり、相手を挑発したりするのだが女子サッカーにはそうしたことがほとんどなかった。
こんなにフェアに戦うサッカーもあったんだ」感心してしまった。

 そして今回の快挙を見てしみじみと日本女性の優秀さを再認識した。
今年の新春対談で世界の識者が「日本経済は低迷しているが、日本には女性と言う無尽蔵の資源が残されている」と指摘していたが、それが本当だということを世界の舞台で証明してくれた。

 日本社会の基本的な過ちはこれほど優秀な女性にたいし、活躍の場を提供しなかったことだろう。特にビジネスの社会ではその傾向がひどく、私が過去いた会社でも管理職が集まる会議を開催すると出席者のほとんどが男性だった。
私も管理職にさせてもらっていたが、女性と実力で競争すれば私の地位は危なかったに違いない。

 このなでしこジャパンの快挙を機に、公務員や上場会社の管理職の半分は女性に割り当てる法改正をするのが日本再生の切り札になりそうだ。
菅総理が総理を辞める3条件にもう一つ追加して4条件にすればいい。
国債をやたらと発行して不要な道路やダムや飛行場を作るよりは、女性が日本を引っ張っていくのがもっとも効果的な日本再生のプログラムになる。

 日本は原始社会で女性が太陽だっただけでなく、平成の社会でも太陽になることはなでしこジャパンが証明してくれている。日本は天照大神の昔から女性でもつ国なのだ。


 

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