(23.6.12) 青葉の森公園へのジョギングコースと歩く会
青葉の森公園はとても素敵な公園で、最近ここでリレーマラソンが開催されて私も所属しているちはら台走友会も出場している。
私の家から距離的には片道7km程度なのでほんの一走りと言った距離なのだが、あまり行く気がしなかったのは交通量の多い大網街道を走らなければならないからだ。
この近くの人はよく知っているが大網街道の歩道はほとんどないに等しい幅で、せいぜい50CM程度だ。しかも家屋の出入り口は段差になっているので走りづらいことこの上ない。
一方私の住んでいるおゆみ野周辺は四季の道やかずさの道といった、日本でも有数のJOGロードが整備されているので、「わざわざ青葉の森まで行くことはなかろう」と言う気持ちになってしまう。
ところが先日「里山を歩く会」に参加したのだが思わぬ素敵なルートで青葉の森に行ける事を教えてもらった。
この「里山を歩く会」はおゆみ野周辺に住んでいる60歳以上の健脚な人だけを対象にしたサークルで入会条件がとても厳しい。
「死んでも歩き続けることができる人」と言うのが入会条件で、この規約を作ったのはほとけ姉さんである。ほとけ姉さんは民生委員をしているのだが、その経験から「人間として最も大切なことは死ぬまで歩き続けること」だと悟ったらしい。
「山崎さん、人間は自分で歩けることが一番幸せで、人の手助けで生きるようになったらそれは不幸せなものよ」と教えてくれた。
メンバーは厳選されていて、四季の道の名物男の「散歩おじさん(この人は時間が有る限り四季の道を一日中歩いている)」や、世界中をクルージングして残された場所は里山だけだと思っている元パイロットの「パイロットおじさん」や、鎌取駅の北側の里山なら何でも知っている「エノキ姉さん」である。
私がこの会に入れたのはフランスで巡礼の旅をしたり、北海道で伊能忠敬の足跡をたどったり、熊野の奥駆けをしていたことが評価されてほとけ姉さんの目に止まったからだ。
「まあ、山崎さんなら歩けそうだから会にいれてあげるわ」
この会は広く知られているわけではないが、一部の散歩好きにはなんとしても会員になりたいような名誉有る会なので、私も感激して涙にむせった。
今回(9日)はここおゆみ野から調節池を源流とする支線みやこ川を下り、千葉東金道と京葉道路がぶつかる地点にある「都市緑化植物園」で今咲きそろっているバラを鑑賞し、さらに青葉の森まで行って森を一周し、内部の植物園を見て又同じ道を帰ってくコースだった。
案内してくれたのはこの里山なら何でも知っているケヤキ姉さんである。
私はこの支線みやこ川の両岸に整備されていたJOG道路はよく知っていたが、そこから都市緑化植物園を経由して青葉の森に行けるとは知らなかった。
「これはすばらしいJOGロードだ。行って青葉の森を走り、帰ってくれば20km程度の距離になりそうだ」すっかり気に入ってしまった。
ここおゆみ野周辺は本当に走るのには適した場所だ。高橋尚子選手が現役時代この周辺でトレーニングをしていたし、JOGロードとして四季の道やかずさの道を紹介していた。
私はそれ以外に昭和の森や長柄ダムに行く道や村田川の堤を走っていたが、今回青葉の森への道をJOGロードに加えることにした。
私のようにJOG好きには信じられないようなベストロケーションと言っていい。とても幸せな気持ちになってしまった。
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