(23.4.26) おゆみ野の森の植樹祭
この4月17日の日曜日、おゆみ野の森で植樹祭が行われた。植樹祭はこの森で行っている定期活動の一環として実施したものだが、せっかく人に集まってもらうのだから東日本大震災の被災者への義援金も募集することにした。
植樹祭をしようとしたのは、この「おゆみ野の森の活動」が、認められて「緑の都市賞」を受賞し、副賞として10万円の贈呈があったからである。
「せっかくの10万円だ。この森に不足している木を植えて、実り豊かな森にしたらどうだろうか」とみんなで相談した。
その結果柿ノ木を中心に実のなる木をこの森の入り口近くに植えることにした。この場所は笹が生い茂っていつも草刈をしていないとばさばさになってしまう場所で、そこを柿や栗のような果樹園に変えようと考えたのだ。
こうした活動にとても熱心なOさんがさっそく苗木と苗木の根元に引く防草シートを約40セット手配してくれた。
これを子供達に植えてもらうのが今回の活動のメインになる。
私の担当は草刈なので、前もって笹をできるだけ取り除いて植樹祭に備えておいた。
この日は50名から100名程度の参加者があったが、特に子供達が嬉々として苗木を植えるのには驚いた。
まず穴を掘るのだがもともと笹が生い茂っていた場所だから、タフな根があちこちにはびこっている。
子供にこの笹の根を掘らせるのはとても無理で大人がまず大きなシャベルで掘って、その後を子供に大小のシャベルで掘らせた。
私も5箇所程度穴を掘ってみたが、それだけでクタクタになってしまった。かつては疲れを知らない男とまで言われていたのに、今ではちょっとした穴を掘るだけで家に帰ったら寝込んでしまうほどだ。
しかし子供の前では弱音を見せられないので懸命に穴を掘った。
この日40本あまりの苗木はすべて植えることに成功し、後は適切に水遣りだけすればよいような状態になっている。
コンサルタントの佐々木さんが「毎週1回は水遣りをしよう」と声をかけたので小太郎姉さんや散歩おじさんが手を上げた(私は時間のあるときだけ行うと停止条件をつけている)。
今は苗木だがそのうちに柿木を始めとする実がなり、子供達が柿もぎに来てくれるだろう。私が生きているうちにぜひ実をならせてほしいものだ。
なお、義援金は約1万円が集まったので千葉市社会福祉協議会に届けておいた。
動画は以下のURLをクリックしてください。
http://www.youtube.com/watch?v=6S-k82pp-eQ
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