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(23.3.4) クライストチャーチ大地震 日本の報道機関の意外な不評

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 ニュージーランドのクライストチャーチ2月22日に発生した直下型地震で日本人28名を含む約200名の行方不明者が出ている。
日本人のほとんどがクライストチャーチにある語学学校キングス・エジュケーションの学生で、この語学学校の有るCTVビルが跡形もなく崩壊したため、中に閉じ込められて犠牲になった。

 日本政府は早い段階から国際緊急援助隊66名を派遣し、このCTVビルに取り残された生存者の救出に全力を注いだが、地震発生後1週間以上たっても一名の生存者も発見できなかった。

 すでにニュージーランド当局も生存者の救出から遺体収容に方針を変更しており、日本の国際救助隊66名も帰還の途につき、代わって入ってきた第2陣の30名は、もっぱら遺体収容に当たるようだ。

 私は日本からこの地震のニュースを見ていて「日本の救助隊もよく努力しているのだな」と感心していたが、私のおゆみ野の森の友人Sさんが、私に意外な情報を教えてくれた。

 救助隊の活動は立派だが、それを報道する報道機関はごろつきのようなもので、ニュージーランドでいたく顰蹙を買っていると言うのだ。
うそだろう?????」と思ったのだが、Sさんによると、ニュージーランドの友人ガメさんTwitterで盛んに情報提供をしているという。

 ガメさんは昨年まで日本に暮らしていて、日本文学に詳しく日本語をほぼ日本人と同様に駆使できる人だという。
そのガメさんがクライストチャーチから日本語のTwitterでよこした情報では、警官に対する脅迫的態度で日本人記者が取材権限を剥奪されたのがその一例だという。

 日本からわざわざやってきたのに、街は非常事態宣言下で一般の人の立ち入りを禁止されているため報道関係者といえども崩壊現場に立ち入ることを禁止されたらしい。

 それでは映像も記事もかけないので警官に立ち入りを要請して押し問答になって警官の胸ぐらをつかみ暴力行為に及んで逮捕されたということらしい。
俺を誰だと思ってるんだ。日本の○○だぞ」と言う感じだったようだ。

 また遺族や救助関係者を含む全国民が2分間の黙祷をささげた時は、黙祷もせず映像を取りまくっていたのも顰蹙の一因になっているそうだ。
みんなが神聖な気持ちになっているときに、「おいそこどいて、泣いてる映像が撮れないじゃないか」なんてやってたらしい。

 そのほかにも許可なく病院に押しかけ突撃取材をした記者が逮捕されているという。
あれやこれやで日本人報道関係者の評判は地に落ち「これが日本人の国民性なのではないか」とニュージーランド人は思っているということだ。

 日本のジャーナリズムが日本では特権階級になっていて報道関係者といえば何でも許されるが、ここクライストチャーチのような19世紀を思わせる静かな町の住民には人の心を踏みにじるトンでもない行為に映っているようだ。

 確かに今回の地震では日本人の留学生28名が被害に巻き込まれたため、日本人が関係ない災害の時に比べてヒートアップしていることは分かる。
日本で待っている家族や関係者に、より正確な情報を提供しようとしてかなりヤバイ手段をとっていることも理解できる。

 しかしこの地震で被害があったのは日本人だけでなく語学学校には多くの中国人等もいたのだし、ニュージーランド人の被害も大きい。
報道機関の失態などは一般の報道機関が放映するはずはないが、今はTwitterで誰でも情報を入手できる時代なのだから、「最もひどいのは日本人」とは言われたくないものだ。

 以下にガメさんのTwitterのURLを記載しておきます。
http://twitter.com/#!/gamayauber

 

 

 

 

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コメント

gamayauberさんのtweetの中には、地震発生直後は音声通話をするな、メッセージサービスで連絡しろ、という放送が繰り返されたことも記されています。
http://twitter.com/gamayauber/status/40961228658589696
しかも、これは日本には紹介されてないのです。ドコモが一部機種・一部方向のみ解禁しているのみで、auやSBは手つかず。
総務省は去年だかの目標に、メッセージサービスの相互乗り入れ(解禁)をあげていたにもかかわらず、棚晒しです。
総務相の怠慢が明るみになるのを恐れてか、報道規制の対象に入れられているような印象もします。
私はこのtweetを引用し、SBの孫社長にMentionしておきました。

メッセージサービスの相互通信が解禁されると迷惑メッセージが入るのではないのか、という危惧は当たりません。
音声通話と同様な回線交換のため、発信者に通話料が課金され(ちなみにドコモは1送信100円!)、発信者情報の通知も行われるからです。具体的には、相手の番号が非通知なら受け取らない、という設定を契約者が任意に適用できるようにすれば良いのです。

投稿: 横田 | 2011年3月 5日 (土) 09時37分

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