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(23.3.16) 東北関東大震災 パニック状態になってきた

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 ここ数日の千葉おゆみ野周辺の状況はパニック状態だ。私が食料買出しをしているジャスコ鎌取店では棚の半分が空っぽになってしまい、特にパン類やインスタント食品がすっかり消えてしまった。

 友達の情報では「朝一番に行くとパンも入手できる」とのことだが、大震災の前にあれほど溢れかえっていた商品が消え去ってしまう状況に驚いた。
四季の道ですれ違う主婦は買い物袋いっぱいに食料を運んでおり、「確かにこれではジャスコから商品がなくなるのは仕方ない」と思えるほどだ。

 さらにガソリンスタンドは自動車が長蛇の列を作って並んでおり、最初私は事故でもあって自動車が動けないのかと誤解した。
私はこのパニック状態を軽蔑し「少しおおげさじゃないか」と思っていたが、福島第一原発の第4号機の火災事故が発生したのをみてのんびりしていられなくなった。

 4号機は定期点検中の原子炉で大震災が起こっていたときは稼動していなかったのに、その原子炉で水素爆発に伴う火災が発生したと言う。
説明では使用済み核燃料の温度があがり水素を放出して酸素と結合し水素爆発を起こし、それが火災につながったという。
本当かい、休止中の原子炉はまったく問題ないと説明していたじゃないか・・・・
どうやら使用済み核燃料も冷却が必要で、冷却装置が壊れたため冷却できないようだ。次々に問題が発生し状況は悪化の一途だ。

こりゃ、まずいんじゃないか・・・・・もしかしたらチェルノブイリを想定した方がいいのではなかろうか・・・・・・・
気持ちがナーバスになってジャスコに飛び込んだ。もちろん主要な食料はとうになくなっており、あるのは菓子類やチョコレートだが、登山の時の食料調達を思い出して、約1週間は食いつなげる食料を確保した。

 品物を抱えて帰ってくると、かみさんがあきれて「こうした時人間の本性がでるのね」と言ったが、言われても無視した。
死ぬよりマシだ!!

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 福島原発は太平洋岸に設置されているので、上層の偏西風は西から東に流れており、基本的には放射能は太平洋側に拡散する。
しかし下層では暖かな日には南方からの風、寒い日は北方からの風が吹く。
いまはまだシベリアの高気圧が強い場合が多く海に向かって吹いているが、これが反対になったら事だ。

 放射能は一種の粒子で花粉と同じようなものだから、吸い込まないことと身体に付着させないことが大事だ。
ただし身体についても水で簡単に流し落とせるが、口から入り込んだ放射能は体内に蓄積し最も重大な被害をもたらす
だから家で静かに閉じこもって外気を入れなければ放射能被害は防ぐことができる。

もしもの時は1週間家に閉じこもって外出はしないようにしよう。そのうちに雨が降って大気中の放射能を押し流してくれるはずだ。食料も1週間は確保した」最悪を想定したリスク管理が済んだのでなんとなくほっとした。

 しかしこの原発事故と言うものは想定外が多すぎて次に何が起こってもおかしくないような状況だ。
昨日も書いたが日本人の原発に対する見方が劇的に変わりつつあり、私のような原発賛成派でも呆れ返るような事故の連続だ。
おそらく今回の事故が収束しても国民はすっかり原発に懲りて原発を容認しなくなるだろう。

 もちろん原発を許さなければ電力の約30%相当が失われて、国民生活も約3割がた収縮するのだが、「それでもいいから原発はやめろ」と国民が言うようになると思われる。

注)従来の原発反対派の最大の弱点は、「原発は反対だが生活水準は維持したい」というご都合主義だった。実際問題として電力の30%が原発で供給されていたのでとてもできない相談だったが、30%の生活水準の低下を容認するならば、確実に原発は廃棄できる。

 

 
 

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災害 東日本大震災」カテゴリの記事

コメント

食料品を買い込むのは間違っていないと思う。
なぜなら、これまでの政府の一連の対応のまずさと東京電力の情報の開示の少なさと遅さから、我々庶民が自己防衛するのは当然です。
ラジオなどでは買いだめをしないとか放送していますが、それはきれい事です。やはり老年者は自己防衛行動を起こすべきです。

私は先週の金曜日に地震が起きたてから、土曜日にガソリンスタンでガソリンを満タンにしてきました。いつもはガソリンメーターの半分にならないと給油をしないのですがいれました。
私は中部地方に住んでいるのですが、ショッピングモール(ユニー)に毎日夕方に行っています。

日曜日にはいつも買うContrex(1.5)リットルが売り切れ。その他の水も半分近くなかったですね。
月曜日、2リットルの水はなし。いつも買う日清のどん兵衛が半分もなかった。
火曜日、2リットルの水はなし。缶詰の棚が空に近い。
水曜日、買物をしている主婦の買物かごに洗剤とトイレットペーパーを入れている人が半分近くいましたね。私も洗剤とトイレットペーパーを買ってきました。すでに水、カップめん、米、乾パンなどを確保しています。あとないものと言えば寝袋ぐらいでしょうか。
災害地でない地域に住んでいる住民がこの状態ですから、関東地域の方があわてて買いだめするのがわかるような気がします。
もっとも、昨日(15日22:30頃)静岡の方でかなり強い地震があったのでその影響かもしれません。

投稿: Sadao | 2011年3月16日 (水) 21時25分

家にいると気分がふさぐので、毎日外に出ています。
おかげで毎日楽しいですよ。テレビもツイッターも見るのを大方やめました。
おとといは、ヤドリギ探して姉ケ崎の奥へ、昨日は打合せで千葉へでたついでに国分寺に行ってつばきの写真を撮りました。国分寺から家までのんびり歩いて帰りました。
畑や田んぼではおじいさんおばあさんが、いつも通り農作業を。
小学生はいつもどおり、そこらへんで遊び回ってました。

今日は、仕事で東京へ。一日中、花粉と放射能をたっぷり浴びて参りましたよ~
死ぬのが怖いとは、山崎さんまだまだ修行が足りませんぞな

投稿: ささき | 2011年3月16日 (水) 21時35分

原発に関してはもっと情報収集して欲しいです。twitterを通して小耳に挟んだものを再確認したものです。

日本、原子力発電不足分補う石油火力発電の余剰ある=IEA
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-20049520110315

ではなぜ計画停電なのかというと、鹿島などの「火力」発電所も一緒に被害を受け、停止しているためです。
また、若干コスト高ですが、日本の炭坑を再び開山し、最新の省排気高効率火力発電所に切り替える選択肢もあります。
ちなみに燃え殻は道路に再利用できます。

2003年にも福島第一でトラブルがあり、「東電の原発17基全部停止」になっても乗り切ったことを思い出したい。
この時は計画停電も行われなかったのです。
買いだめが発生するようになったのは、計画停電を行うようになってからのようですが、こうしてみると計画停電はパニックを煽るのが目的なのか、という指摘も肯けます。

買いだめしてしまったのは仕方ありませんが、買いだめしていない方は、外出自粛で経営が危ない飲食店で積極的に外食して経済支援しましょう。

投稿: 横田 | 2011年3月17日 (木) 01時27分

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